松岡修造の心の師が喝!日本人は平和ボケしている
松岡修造氏をはじめ多くの人材を育ててきた日本BE研究所の所長:行徳哲男氏は、「日本人は平和ボケしている」と厳しいコメントを残している。
行徳氏は、約30年前、当時中学1年生の息子を強く育てるために、なんと韓国と北朝鮮の国境38度線に息子を連れて行ったという。
そこは戦場と呼ばれている所であったため、保険は効かず、万が一命に関わることがあっても一切異議申し立てをしない、という厳しい条件で許可が下りた。
地雷が眠る道を進みたどり着いた「帰らざる橋」は、1976年に米兵が殺害されたポプラ事件があったことでも有名な場所だ。
ここで休憩のため入った兵舎で、行徳氏は1枚の掛け軸を見る。
天下雖安 忘戦必危
(天下安らけきといえども、戦うを忘るるは必ず危機に至る)これを見た行徳氏は、戦いを忘れた日本人は危機にあると感じ、その後、若者たちを連れて、平和とは何かを考え向き合うために、世界中でおこった様々な悲惨な戦場に出かけていった。
カンボジアでは、ポルポト政権が数千人を大量虐殺したキリングフィールドに実に60人もの日本の若者をつれていき、平和とは何かに向かいあわせ考えさせたという。
「生きることは、もともと戦いなのです」と語る行徳氏の言葉は、今日本中の人気を集めている松岡修造氏の熱さの源になっているのかもしれない。