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人気の「中古車」ランキング
新車の納期が大幅に遅延しています。半導体不足やコロナ禍により部品調達に支障が出ていることが原因です。こうなると目が向くのは中古車。こうして中古車市場も値上がりしているようですが、では現在はどういった車種が人気なのでしょうか。
【カーセンサー】
1位 ホンダN-BOX
2位 日産 セレナ
3位 トヨタ プリウス
4位 ダイハツ タント
5位 トヨタ ヴォクシー
【グーネット】
1位 トヨタ プリウス
2位 トヨタ アルファード
3位 トヨタ ハイエースバン
4位 スズキ ジムニー
5位 ダイハツ タント
【ガリバー】
1位 日産 セレナ
2位 トヨタ ヴォクシー
3位 ダイハツ タント
4位 トヨタ アルファード
5位 トヨタ プリウス
大手中古車販売店3社のランキング全てでトップ5入りしているのは、「プリウス(トヨタ)」と「タント(ダイハツ)」の2車種です。「セレナ(日産)」はガリバーで1位、カーセンサーで2位。「アルファード(トヨタ)」はグーネットで2位、ガリバーで4位となっています。あとは「ヴォクシー」がガリバーで2位、カーセンサーで5位です。このあたりが、どこの中古車販売店でも特に上位の顔ぶれといったところです。
プリウスは新車としてもこれまでかなり高い人気があることから、中古市場でも流通量が多い部類です。省エネ性能や長寿命といった点でもちろん需要はかなり高いようですが、その分、供給も多くなっているので価格が高騰するということにもなっていないようです。中古車としてもたいへん魅力的な車だといえるでしょう。
これまでにもかなり人気だったことから、中古車としての流通量も多いです。タントは確かに軽ワゴンの火付け役でしたが、最近では他社からも個性的な車種が出揃ってきました。こうしたことから新車市場ではやや劣勢になりつつあります。この流れを受けて中古車市場でもやや価格が下がってきたことが、逆に中古車市場で人気となっている一因かもしれません。
つまり、現在は中古車市場に車が回ってきにくい状況も発生しているようです。このように需要はあるのに生産が追いつかないという悪循環が、中古車の在庫の価格をさらに上げる要因ともなっているようです。新車が滞りなく生産されるようになるまでは、もしかしたら今の状況がもう少し継続するのかもしれません。
人気ランキングトップ5
中古車販売店には大きい会社がいくつもありますが、ここでは次の3社に絞って売れている車種を見てみましょう。以下は左からカーセンサー、グーネット、ガリバーの大手中古車販売店のランキングです。調査時点はカーセンサーとグーネットが2022年10月1日から2022年10月31日の情報、ガリバーの情報は2022年10月27日に更新されたものとなっています。【カーセンサー】
1位 ホンダN-BOX
2位 日産 セレナ
3位 トヨタ プリウス
4位 ダイハツ タント
5位 トヨタ ヴォクシー
【グーネット】
1位 トヨタ プリウス
2位 トヨタ アルファード
3位 トヨタ ハイエースバン
4位 スズキ ジムニー
5位 ダイハツ タント
【ガリバー】
1位 日産 セレナ
2位 トヨタ ヴォクシー
3位 ダイハツ タント
4位 トヨタ アルファード
5位 トヨタ プリウス
大手中古車販売店3社のランキング全てでトップ5入りしているのは、「プリウス(トヨタ)」と「タント(ダイハツ)」の2車種です。「セレナ(日産)」はガリバーで1位、カーセンサーで2位。「アルファード(トヨタ)」はグーネットで2位、ガリバーで4位となっています。あとは「ヴォクシー」がガリバーで2位、カーセンサーで5位です。このあたりが、どこの中古車販売店でも特に上位の顔ぶれといったところです。
中古のプリウスが売れる理由
やはり総じて人気があるのはハイブリッドカーの草分け、プリウス(トヨタ)です。これまでにも新車で国内販売台数上位に位置してきた車です。ガソリンが高騰している現在、求められているのは燃費性能と言えるかもしれません。やや古い型であっても30km/L程度の低燃費です。またプリウスの駆動式バッテリーの寿命は走行距離15万kmから20万kmが目安との話もあります。一般的なガソリン車は10万km程度が限界とされることからするとかなり長命です。プリウスは新車としてもこれまでかなり高い人気があることから、中古市場でも流通量が多い部類です。省エネ性能や長寿命といった点でもちろん需要はかなり高いようですが、その分、供給も多くなっているので価格が高騰するということにもなっていないようです。中古車としてもたいへん魅力的な車だといえるでしょう。
中古のタントが売れる理由
次はタント(ダイハツ)。大人気の軽ワゴン(軽スーパーハイトワゴン)です。ガソリン車ですが、新車でもながらく人気を維持してきた車です。タントはスーパーハイトワゴンと言われる居住空間の広い軽ワゴンのパイオニアです。またこの広い室内空間との出入りを自由にするために、車の側面が大きく開くピラーレススライドドアを採用しています。このことでベビーカーや自転車なども積み込むことが可能。小さい子供を連れた移動や、スポーツにキャンプにどんなときでも気軽に要望に応えてくれる車です。これまでにもかなり人気だったことから、中古車としての流通量も多いです。タントは確かに軽ワゴンの火付け役でしたが、最近では他社からも個性的な車種が出揃ってきました。こうしたことから新車市場ではやや劣勢になりつつあります。この流れを受けて中古車市場でもやや価格が下がってきたことが、逆に中古車市場で人気となっている一因かもしれません。
中古に回る車の数が減っている
ここまで特に人気の2車種を見ましたが、他の人気車種を見ても中古車で選ばれるのは、やはり「実用的で低コスト」の車と言えるでしょう。昨今、新型コロナに端を発する新車の生産不足に呼応して、車の需要は中古車市場に波及してきました。ただし新車の販売台数が減少してきたことによって、従来であれば買い替えで中古車市場にくるはずの車が、乗り続けられています。つまり、現在は中古車市場に車が回ってきにくい状況も発生しているようです。このように需要はあるのに生産が追いつかないという悪循環が、中古車の在庫の価格をさらに上げる要因ともなっているようです。新車が滞りなく生産されるようになるまでは、もしかしたら今の状況がもう少し継続するのかもしれません。
<参考サイト>
中古車市場統計レポート 2022年1月【車選びドットコム】|symphony車選びドットコム
https://www.kurumaerabi.co.jp/useful-details/1244/
人気車種・モデルランキング|カーセンサー
https://www.carsensor.net/ranking/index.html
人気中古車ランキング (1位~20位)|グーネット中古車
https://www.goo-net.com/ranking/
ボディタイプ別人気ランキング 総合|Gulliver
https://221616.com/search/
プリウスの中古車を選ぶならこれ!おすすめモデルや相場を解説|SEVEN’S MAGAZINE
https://www.carseven.co.jp/magazine/news/1512/
中古車の値上がりが加速中?その理由と中古車価格の見通しについて解説!|GOOD SPEED
https://www.goodspeed.ne.jp/recommend/171451/
中古車市場統計レポート 2022年1月【車選びドットコム】|symphony車選びドットコム
https://www.kurumaerabi.co.jp/useful-details/1244/
人気車種・モデルランキング|カーセンサー
https://www.carsensor.net/ranking/index.html
人気中古車ランキング (1位~20位)|グーネット中古車
https://www.goo-net.com/ranking/
ボディタイプ別人気ランキング 総合|Gulliver
https://221616.com/search/
プリウスの中古車を選ぶならこれ!おすすめモデルや相場を解説|SEVEN’S MAGAZINE
https://www.carseven.co.jp/magazine/news/1512/
中古車の値上がりが加速中?その理由と中古車価格の見通しについて解説!|GOOD SPEED
https://www.goodspeed.ne.jp/recommend/171451/
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