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作家・浅見帆帆子氏が「直感を信じる」理由
2016年6月、イギリスのEU離脱のニュースが世界を揺り動かしました。高度成長期の時代のようにとにかく働けば安定した将来が手に入れるなんていう幻想はいずこ。かつては将来を約束してくれた保障の代名詞だった「高学歴」や「大企業への就職」も、いまでは人生の通過点でしかありません。独身、ライフワークバランス、子どもを生まない自由など、個人の生き方も多種多様。価値観もさまざまな時代において、自分の存在価値やアイデンティティについて悩み、焦り、混沌とした時代をどう生きていくべきか。だれもが少なからず感じていることでしょう。
インターネットのおかげであらゆる情報に触れられるようになり、その分振り回されることもあるでしょう。気分転換に始めたSNSでは、自分と周囲の状況を比較して疲れてしまう人もいるそう。また、過度なSNSへの依存が問題になってきており、いまではSNS断捨離の必要性が提唱されるようになっています。でもそれは単に情報の多さや時代のせいと言えるのでしょうか。
そんななか、芯を持ってブレずに美しく生きている人はいます。
A.「自分の直感です」
2001年の初著書以来、累計400万部のベストセラーを続出している作家でエッセイストの10MTV講師・浅見帆帆子氏。彼女の答えはとても明快で、強くブレない生き方をしている人の一人といえるでしょう。
浅見氏の本で特徴的なのは「自分の好きやワクワクを大事にする」など、シンプルでわかりやすい言葉で語りかけてきた点。その言葉は、仕事や結婚など多くの女性が抱える共通の悩み、迷いをフッと軽くしてくれる魔法のように受け入れられ、多くの読者に支持されてきました。
あなたにとって本当にどちらがいいか、どちらがモヤモヤしないか、どちらがワクワクするかだけで選んでいけば、その寄せ集めがその人の幸せの形になりますよね。日々の中で、選ぶ全てのことがそうだと思います
『本音のままに』というのが、迷ったときの全ての指針なのです。そうすると、その答えはいつも自分の中にあって、社会がどんなに変わってもブレることはないので、ものすごく幸せ感が生まれると思います
ジャッジが必要な場面で迷ったら、選択するのは『快』を感じるほうだと浅見氏はいうのです。それは社会通念や世間体に頼った判断ではなく、「自分の心に判断を委ねる」ということ。もし自分が出した答えの先に何かトラブルが起きたとしても、それは目標達成に必要な障害だと前向きに捉えます。そうすれば、人や何かのせいにしたりして後悔することがなくなり、それが最終的によい結果に通じる道になると唱えているのです。
「忘れてしまいましょう。解決なんてしなくていいんです」
過去の嫌な思いは『快』か『不快』のどちらかというと『不快』だから。この潔さが、浅見氏が多くの人に支持される理由のひとつではないでしょうか。
インターネットのおかげであらゆる情報に触れられるようになり、その分振り回されることもあるでしょう。気分転換に始めたSNSでは、自分と周囲の状況を比較して疲れてしまう人もいるそう。また、過度なSNSへの依存が問題になってきており、いまではSNS断捨離の必要性が提唱されるようになっています。でもそれは単に情報の多さや時代のせいと言えるのでしょうか。
そんななか、芯を持ってブレずに美しく生きている人はいます。
自分の直感を信じればブレずに強く生きられる
Q.「こんな時代に何を頼って生きればいいのでしょうか?」A.「自分の直感です」
2001年の初著書以来、累計400万部のベストセラーを続出している作家でエッセイストの10MTV講師・浅見帆帆子氏。彼女の答えはとても明快で、強くブレない生き方をしている人の一人といえるでしょう。
浅見氏の本で特徴的なのは「自分の好きやワクワクを大事にする」など、シンプルでわかりやすい言葉で語りかけてきた点。その言葉は、仕事や結婚など多くの女性が抱える共通の悩み、迷いをフッと軽くしてくれる魔法のように受け入れられ、多くの読者に支持されてきました。
迷ったら『快』と感じるほうを選べばいい
浅見氏は10MTVオピニオンの中で、「感じる力」を育てることが大切だと語っています。そして、こう続けます。あなたにとって本当にどちらがいいか、どちらがモヤモヤしないか、どちらがワクワクするかだけで選んでいけば、その寄せ集めがその人の幸せの形になりますよね。日々の中で、選ぶ全てのことがそうだと思います
『本音のままに』というのが、迷ったときの全ての指針なのです。そうすると、その答えはいつも自分の中にあって、社会がどんなに変わってもブレることはないので、ものすごく幸せ感が生まれると思います
ジャッジが必要な場面で迷ったら、選択するのは『快』を感じるほうだと浅見氏はいうのです。それは社会通念や世間体に頼った判断ではなく、「自分の心に判断を委ねる」ということ。もし自分が出した答えの先に何かトラブルが起きたとしても、それは目標達成に必要な障害だと前向きに捉えます。そうすれば、人や何かのせいにしたりして後悔することがなくなり、それが最終的によい結果に通じる道になると唱えているのです。
「忘れる」ことも大事
興味深いのは「忘れる」ことも大事だと言及していること。ワクワク楽しむことでプラスなことを引き寄せられるとしたら、その逆も然り。例えば、過去に起きた苦しいことや嫌なことは思い出すたびにその体験を繰り返すことになります。それはマイナスなエネルギーを引き寄せることになるので、浅見氏はこう考えます。「忘れてしまいましょう。解決なんてしなくていいんです」
過去の嫌な思いは『快』か『不快』のどちらかというと『不快』だから。この潔さが、浅見氏が多くの人に支持される理由のひとつではないでしょうか。
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