社会人向け教養サービス 『テンミニッツ・アカデミー』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
髪の毛の触り方で人の心理がわかるってホント?
自覚しているものも、そうでないものも、人には癖というものがあります。癖は心のあらわれともいわれています。
髪の毛を触るのも癖の一つ。だれでも無意識に触っていたなんてことがあるはず。しかしこれ、結構奥深いのです。触り方の違いによって、人の心理がわかるということをご存じでしょうか。今回は髪と人の心理について、調べていきたいと思います。
どこまで自覚してやっているのか、ということさえ、見た目にはわからないのですから、行動がそのまま相手の心である、というふうに考えるべきではありません。とはいえ、心は体にあらわれるもの。そういった「傾向にある」というくらいに考えておけば、ちょっとした相手の仕草から気遣うことができるかもしれません。また、自分にあてはめてみて、心の整理をするきっかけになるのではないでしょうか。
髪の毛を触るのも癖の一つ。だれでも無意識に触っていたなんてことがあるはず。しかしこれ、結構奥深いのです。触り方の違いによって、人の心理がわかるということをご存じでしょうか。今回は髪と人の心理について、調べていきたいと思います。
髪を整えて緊張を解く
髪が気になって触る人は多いと思います。一つは、人から綺麗に見られたい、よく思われたいという願望から、髪を触るというもので、これはとてもわかりやすいのですが、実はこの仕草、緊張しているから出てしまうのだといいます。親しみやすいものを触ることで心を落ち着けているのでしょうか。また、伏し目がちに髪を整えるのは、誰かに好意を示しているのだとか。気になるあの子がそうかどうか、チェックしてみてはいかがでしょう。髪をかき上げて魅力全開
よく、髪をかき上げる仕草をドラマなどで目にしませんか。ナルシシズムを感じることもありますが、男女問わず、かっこよく見えるしぐさだと思います。髪は他人を惹きつけるということを無意識のうちに理解している人は、自分の魅力をアピールするために髪をかきあげることがあります。これを意識的にやっている人はいないように思いますので、DNAに組み込まれた自然の仕草といえるかもしれません。そう思うと、ちょっとどきっとしませんか。頻繁に髪を触るのはかまってほしいから?
ちょこちょこと頻繁に髪を触るのは、上述の「髪をかき上げる」のネガティブな仕草といってもいいかもしれません。「愛してほしい」「かまってほしい」という気持ちのあらわれで、精神的に不安定だったり愛情を感じられなかったりすると癖として出るのだそうです。触ることで精神安定に繋がっているというのは興味深いですね。毛先をくるくる
女性に多い、毛先をくるくるする仕草。これは退屈しているときに指を遊ばせているようです。結構わかりやすい動作なので、これをすることで相手に「退屈だ」と知らせてしまうことにもなりますね。そのつもりがないのにくるくるさせてしまう癖のある人は、誤解されないように注意してください。ストレスが髪を引っ張らせる
髪を引っ張ってしまう人もいるようですが、それはストレスのあらわれです。いらいらしたときにぎゅっと引っ張るのも同じ。ひどくなると髪の毛を引っ張りぬいてしまう「抜毛症」にもつながります。これは自傷行為の一つだといいます。早いうちにストレスを取り除く手立てを考えましょう。どこまで自覚しているか、見た目にはわからない
ここまで挙げてきましたが、これらはすべて当たっているとは限りません。どういう触り方をしたからといって、「嘘をついている」とか「不安定な子だ」とか決めつけてしまうのはよくありません。どこまで自覚してやっているのか、ということさえ、見た目にはわからないのですから、行動がそのまま相手の心である、というふうに考えるべきではありません。とはいえ、心は体にあらわれるもの。そういった「傾向にある」というくらいに考えておけば、ちょっとした相手の仕草から気遣うことができるかもしれません。また、自分にあてはめてみて、心の整理をするきっかけになるのではないでしょうか。
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
物知りもいいけど知的な教養人も“あり”だと思います。
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,600本以上。
『テンミニッツ・アカデミー』 で人気の教養講義をご紹介します。
「宇宙の階層構造」誕生の謎に迫るのが宇宙物理学のテーマ
「宇宙の創生」の仕組みと宇宙物理学の歴史(1)宇宙の階層構造
宇宙とは何かを考えるうえで中国の古典である『荘子』・『淮南子(えなんじ)』に由来する「宇宙」という言葉が意味から考えてみたい。続いて、地球から始まり、太陽系、天の川銀河(銀河系)、局所銀河群、超銀河団、そして大...
収録日:2020/08/25
追加日:2020/12/13
日本は素晴らしい歴史史料の宝庫…よい史料の見つけ方とは
歴史の探り方、活かし方(1)歴史小説と史料探索の基本
「歴史を探索していく」とは、どういうことなのだろうか。また、「歴史を活かしていく」とはどういうことなのだろうか。歴史作家の中村彰彦氏に、歴史を探り、活かしていく方法論を、具体的に教えてもらう本講義。第一話は、歴...
収録日:2025/04/26
追加日:2025/11/14
なぜ伝わらない?理解の壁の正体を今井むつみ先生に学ぶ
編集部ラジオ2025(27)なぜ何回説明しても伝わらない?
「何回説明しても伝わらない」「こちらの意図とまったく違うように理解されてしまった」……。そんなことは、日常茶飯事です。しかしだからといって、相手を責めるのは大間違いでは? いやむしろ、わが身を振り返って考えないと...
収録日:2025/10/17
追加日:2025/11/13
脳内の量子的効果――ペンローズ=ハメロフ仮説とは
エネルギーと医学から考える空海が拓く未来(2)量子論と空海密教の本質
「ワット・ビット連携」の概念がある。これは神経と血管の関係にも似ており、両者が密接に関係するところから、それをもとに人間の本質について考察していくことになる。また、中村天風の思想から着想を得て、人間の心には霊性...
収録日:2025/03/03
追加日:2025/11/13
偉大だったアメリカを全否定…世界が驚いたトランプの言動
内側から見たアメリカと日本(2)アメリカの大転換とトランプの誤解
アメリカの大転換はトランプ政権以前に起こっていた。1980~1990年代、情報機器と金融手法の発達、それに伴う法問題の煩雑化により、アメリカは「ラストベルト化」に向かう変貌を果たしていた。そこにトランプの誤解の背景があ...
収録日:2025/09/02
追加日:2025/11/11


