社会人向け教養サービス 『テンミニッツ・アカデミー』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
ナイスミドルとオジサンの境界線とは?
男性のなかには「あの子もオバサンになったなあ」とか「40歳過ぎたら女子会とは言えないよ」と、中年にさしかかった女性たちを容赦なくオバサン扱いする人もいます。しかし、それは40過ぎの男性だって同じこと。女性も男性を評して「あの人すっかりオジサンになったね」などと話題にすることもしばしばあるのです。
以前に「オバサンと大人女子の境界線」を紹介したことがありますが、今回はその男性版「オジサンとナイスミドルの境界線」と題して調査。20~40代の女性たちの意見を参考に、ナイスミドルであるためのポイントをお伝えしていきます。
・スーツの型が古く、大きめサイズ
・スーツではなく、ジャケットとパンツの上下別々のコーデが好き
・スーツの上にウールのコートではなく、ダウンやジャンパーを着る
・ビジネスバッグにショルダーを付けて使っている
・歩きやすいソフトな合皮のビジネスシューズを履く
・ワイシャツの下の肌着が透けている
・夏は半袖シャツにスーツのパンツで出勤
多くの女性は男性のスーツ姿が大好き。その分、チェックは厳しく、許せない着こなしをしていると、オジサン認定されがち。集まった声をまとめると、それは電車の中で見る典型的な中年サラリーマン像という悲しい現実が。今どきの若い男性の着こなし方や小物の選び方を観察して、少し取り入れてみるのもいいかもしれませんね。
<ボディ、身だしなみ篇>
・ベルトの上にお腹が乗っかっている。そのベルトにブランドロゴ
・加齢臭のケアをしていないので匂い、清潔感がない
・普段着がいつもゴルフウェア風
・パパスやキャプテンサンタなど、若い頃からのお気に入りブランドを着る
・薄毛なのを気にしてはいるが、かっこいいハゲになれない
・マフラーは巻くのではなく、松方弘樹さん風に首にかける
・おしゃれに興味がない
・後ろ姿が疲れている、姿勢が悪い
単に中年太りや薄毛だからオジサンなのではなく、おしゃれに興味があるか、匂いや清潔感など身だしなみに気を遣っているか、その辺りがナイスミドルとの差が生まれる部分。また、女性は自分がブランド好きでも、男性が派手なブランド物を身につけるのが嫌い。さりげなくいい物をまとう、それがナイスミドルのやり方です。
<会話篇>
・「俺が若かった頃は…」が口癖。武勇伝を語りがち
・「お前はこうだからダメなんだ」と決めつけて上から話す
・どこのお偉いさんと知り合い、昔からの友達、など人脈自慢が多い
・大勢で飲んでいても、仕事や会社の話しかできない
・仕事のグチを肴に飲むのが好き
・自分の知らない話だと興味がない、または否定的になる
・個人的にではなく、人前で部下を叱ったり、なじったりする
未来を語ることが多い若者にくらべ、オジサンは過去の栄光や、今への不満が話題になりがち。未来や夢を失うと、どうしても現実を知り、そして過去に逃避したくなるのかもしれません。新しいことを始めたり、興味のあることを極めたり、気持ちが若いかどうかを女性は見ています。
<習慣、生活篇>
・派手な女性、できる女性を嫌う
・このご時世に下ネタを平気で言う
・そばをすする音や、飲物を飲んだ後に「あぁ」と出す声が大きい
・おしゃれな店が苦手で、常連になれる店ばかり行く
・普段はやさしくても、タクシーの運転手や店員への態度は横柄
・酒に飲まれやすく、舌が回らなくなるまで飲む
・道路にツバや痰を吐く
・「結婚しないのか」「子どもはいないのか」と、デリケートなことを善意のつもりで女性に聞く
これくらいなら許されるだろうという小さいセクハラやパワハラをするオジサン、いますよね。そういうオジサンはたいてい保守的で、性別や年齢、立場の違いに敏感。対してナイスミドルは、誰に対しても同じように振る舞え、マナーがある人、という女性の意見が多く集まりました。
ナイスミドルといわれる人たちは、総じて気持ちが若く、柔軟な考え方ができる男性。一方、オジサン認定されてしまう人とは、「かっこよくありたい」「まだまだ成長したい、挑戦したい」という気持ちを諦めてしまった人、という印象を受けました。
ただ、オジサンのなかでも、忙しく仕事をこなし、守るべき家庭を持ち、自分のことどころではない、というオジサンたちは、ある意味「かっこいい」生き様といえるのかもしれませんね。
以前に「オバサンと大人女子の境界線」を紹介したことがありますが、今回はその男性版「オジサンとナイスミドルの境界線」と題して調査。20~40代の女性たちの意見を参考に、ナイスミドルであるためのポイントをお伝えしていきます。
これをやったらオジサン認定!ナイスミドルとの境界線は?
<ビジネスファッション篇>・スーツの型が古く、大きめサイズ
・スーツではなく、ジャケットとパンツの上下別々のコーデが好き
・スーツの上にウールのコートではなく、ダウンやジャンパーを着る
・ビジネスバッグにショルダーを付けて使っている
・歩きやすいソフトな合皮のビジネスシューズを履く
・ワイシャツの下の肌着が透けている
・夏は半袖シャツにスーツのパンツで出勤
多くの女性は男性のスーツ姿が大好き。その分、チェックは厳しく、許せない着こなしをしていると、オジサン認定されがち。集まった声をまとめると、それは電車の中で見る典型的な中年サラリーマン像という悲しい現実が。今どきの若い男性の着こなし方や小物の選び方を観察して、少し取り入れてみるのもいいかもしれませんね。
<ボディ、身だしなみ篇>
・ベルトの上にお腹が乗っかっている。そのベルトにブランドロゴ
・加齢臭のケアをしていないので匂い、清潔感がない
・普段着がいつもゴルフウェア風
・パパスやキャプテンサンタなど、若い頃からのお気に入りブランドを着る
・薄毛なのを気にしてはいるが、かっこいいハゲになれない
・マフラーは巻くのではなく、松方弘樹さん風に首にかける
・おしゃれに興味がない
・後ろ姿が疲れている、姿勢が悪い
単に中年太りや薄毛だからオジサンなのではなく、おしゃれに興味があるか、匂いや清潔感など身だしなみに気を遣っているか、その辺りがナイスミドルとの差が生まれる部分。また、女性は自分がブランド好きでも、男性が派手なブランド物を身につけるのが嫌い。さりげなくいい物をまとう、それがナイスミドルのやり方です。
<会話篇>
・「俺が若かった頃は…」が口癖。武勇伝を語りがち
・「お前はこうだからダメなんだ」と決めつけて上から話す
・どこのお偉いさんと知り合い、昔からの友達、など人脈自慢が多い
・大勢で飲んでいても、仕事や会社の話しかできない
・仕事のグチを肴に飲むのが好き
・自分の知らない話だと興味がない、または否定的になる
・個人的にではなく、人前で部下を叱ったり、なじったりする
未来を語ることが多い若者にくらべ、オジサンは過去の栄光や、今への不満が話題になりがち。未来や夢を失うと、どうしても現実を知り、そして過去に逃避したくなるのかもしれません。新しいことを始めたり、興味のあることを極めたり、気持ちが若いかどうかを女性は見ています。
<習慣、生活篇>
・派手な女性、できる女性を嫌う
・このご時世に下ネタを平気で言う
・そばをすする音や、飲物を飲んだ後に「あぁ」と出す声が大きい
・おしゃれな店が苦手で、常連になれる店ばかり行く
・普段はやさしくても、タクシーの運転手や店員への態度は横柄
・酒に飲まれやすく、舌が回らなくなるまで飲む
・道路にツバや痰を吐く
・「結婚しないのか」「子どもはいないのか」と、デリケートなことを善意のつもりで女性に聞く
これくらいなら許されるだろうという小さいセクハラやパワハラをするオジサン、いますよね。そういうオジサンはたいてい保守的で、性別や年齢、立場の違いに敏感。対してナイスミドルは、誰に対しても同じように振る舞え、マナーがある人、という女性の意見が多く集まりました。
自分の「かっこよさ」を、諦めていませんか?
いかがでしたか?ナイスミドルといわれる人たちは、総じて気持ちが若く、柔軟な考え方ができる男性。一方、オジサン認定されてしまう人とは、「かっこよくありたい」「まだまだ成長したい、挑戦したい」という気持ちを諦めてしまった人、という印象を受けました。
ただ、オジサンのなかでも、忙しく仕事をこなし、守るべき家庭を持ち、自分のことどころではない、というオジサンたちは、ある意味「かっこいい」生き様といえるのかもしれませんね。
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
雑学から一段上の「大人の教養」はいかがですか?
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,500本以上。
『テンミニッツ・アカデミー』 で人気の教養講義をご紹介します。
ヒトは共同保育の動物――生物学からみた子育ての基礎知識
ヒトは共同保育~生物学から考える子育て(1)動物の配偶と子育てシステム
「ヒトは共同保育の動物だ」――核家族化が進み、子育ては両親あるいは母親が行うものだという認識が広がった現代社会で長谷川氏が提言するのは、ヒトという動物本来の子育て方法である「共同保育」について生物学的見地から見直...
収録日:2025/03/17
追加日:2025/08/31
日本の弾道ミサイル開発禁止!?米ソとは異なる宇宙開拓の道
未来を知るための宇宙開発の歴史(7)米ソとは異なる日本の宇宙開発
日本は第二次大戦後に軍事飛行等の技術開発が止められていたため、宇宙開発において米ソとは全く違う道を歩むことになる。日本の宇宙開発はどのように技術を培い、発展していったのか。その独自の宇宙開拓の過程を解説する。(...
収録日:2024/11/14
追加日:2025/09/02
天平期の天然痘で国民の3割が死亡?…大仏と崩れる律令制
「集権と分権」から考える日本の核心(3)中央集権と六国史の時代の終焉
現代流にいうと地政学的な危機感が日本を中央集権国家にしたわけだが、疫学的な危機によって、それは早い終焉を迎えた。一説によると、天平期の天然痘大流行で3割もの人口が減少したことも影響している。防人も班田収授も成り行...
収録日:2025/06/14
追加日:2025/09/01
世界は数学と音楽でできている…歴史が物語る密接な関係
数学と音楽の不思議な関係(1)だれもがみんな数学者で音楽家
数学も音楽も生きていることそのもの。そこに正解はなく、だれもがみんな数学者で音楽家である。これが中島さち子氏の持論だが、この考え方には古代ギリシア以来、西洋で発達したリベラルアーツが投影されている。この信念に基...
収録日:2025/04/16
追加日:2025/08/28
発がんリスク、心身の不調…シフトワークの悪影響に迫る
睡眠から考える健康リスクと社会的時差ボケ(5)シフトワークと健康問題
社会的時差ボケの発生には、働き方も大きな影響をもっている。特にシフトワークによって不規則な生活リズムを強いられる業種ではその回避が難しい。今回は、発がんリスク、メンタルヘルスの不調など、シフトワークが抱える睡眠...
収録日:2025/01/17
追加日:2025/08/30