崇高と松下幸之助
この講義シリーズは第2話まで
登録不要で無料視聴できます!
第1話へ
▶ この講義を再生
この講義の続きはもちろん、
6,000本以上の動画を好きなだけ見られる。
スキマ時間に“一流の教養”が身につく
まずは72時間¥0で体験
(会員の方に広告は表示されません)
中国が人類的な経済破錠の引き金になる
崇高と松下幸之助(6)経済破綻とこれからの日本
ほとんど褒められたことがなかった執行先生では褒められることが多くなってきている。それは、時代が追いつきつつあると同時に世界が破綻へと向かっていることの証でもある。また、日本は緩やかに鎖国をしていくべきだと執行先生は主張するが、なぜなのか。世界と日本を比較しながら、これからの日本人のあるべき姿に迫る。(全8話中第6話)
※インタビュアー:神藏孝之(公益財団法人松下政経塾 副理事長)
時間:9分10秒
収録日:2019年2月6日
追加日:2019年4月20日
カテゴリー:
≪全文≫

●経済破錠による滅亡


執行 僕は人から褒められたことはほとんどないです。年をとってからかえって、褒められることが増えました。僕が褒められるというのは時代が駄目になったということです。もともと武士道が好きです。武士道が好きということは大体、時代が合っていないのです。それを親父も許さないといっていたくらいなのですからね。

―― でも時代がようやく執行社長に追いついてきたのですね。

執行 追いついたというか時代が勝手に自分から下がったのでしょう。

―― そういう意味では、もう哲学も宗教も死に、本格的に乱世に入っていきます。

執行 乱世に入るし、間違いなく一つの文明が滅びます。また、滅びなければ、今度はただでは済みません。早く滅びたほうがいいです。全員が死ぬということではありません。人類がもっていた一つの魂が一回ご破算になります。多分、経済破錠と一緒にです。経済破錠は、僕は当然中国から始まると思います。

 僕は今の経済は全部が嘘だと思っています。中国は必ずあと何十年か後に開き直ります。

―― 結局、太平天国の乱みたいなことが起こるのですね。

執行 中国人というのはもともとそうなのです。もともと一回全部捨ててやり直しというか、英米が作った「経済構造」も彼らの血にはないですからね。簡単に言えば紙幣を乱発して、経済をめちゃくちゃにして、最後にみんなが例えば「借金を返せ」といえば、「うるさい、じゃ戦争をするか」となります。水爆を持っているので、みんな泣き寝入りするしかありません。

 アメリカも全部嘘なので、僕はアメリカがやるのかなと思っていましたが、アメリカではなく、やっぱり中国ですね。アメリカはもう少し表面のカッコをつけると思いますので。

 混乱の極みの中国の大衆は、歴史的には怖いです。ある種の迫力があります。欲望のためなら死んでもいい、というバイタリティを感じます。まさに中国史はやっぱり面白いですね。

―― 欲望のためなら死んでもいい、確かにそうですね。だから孔子がいて孟子、老子が必要だったわけですね。

執行 だから偉人がたくさん出たのです。ついこの間まで中国人はみなそうでした。死んでもいいのだから、ある種、勇敢であり、止めることは誰にもできないのです。

 中国の方がアメリカより強いような気がします。アメリカのほうが格好をつけているから、格好つけてい...

スキマ時間でも、ながら学びでも
第一人者による講義を1話10分でお届け
さっそく始めてみる
(会員の方に広告は表示されません)

人気の講義ランキングTOP10
高齢者のフレイル・認知症とその予防対策(1)老年病科と高齢者の疾患・病態の特徴
頻尿、低栄養、転倒、誤嚥、フレイル…増える老年症候群と高齢者の疾患・病態の特徴
小川純人
「満洲」から考える日本とアジア(7)シベリア出兵と張作霖爆殺事件
軍閥割拠の中国は魑魅魍魎の世界…列強やコミンテルンの思惑も絡む中で翻弄される日本と張作霖爆殺事件の謎
宮脇淳子
編集部ラジオ2026(34)『オデュッセイア』の秘密と愉しみ
【10min解説】大ヒット映画『オデュッセイア』がもっと楽しくなる神話講義
テンミニッツ・アカデミー編集部
『オデュッセイア』で読み解く神話の秘密(1)物語の構造を読み解くおもしろさ
『オデュッセイア』の面白さの秘密を神話の構造から読み解く…なぜ波乱万丈の神話が人間の創作の源泉になったか
松村一男
仏教とキリスト教が照らし出す日本の宗教(2)教義の宗教と覚りの宗教
キリスト教は教義の宗教、仏教は覚りの宗教…仏教はなぜ普遍宗教か
橋爪大三郎
習近平中国の真実…米中関係・台湾問題(5)恐るべき台湾への「浸透」
浸透工作…台湾でスパイ裁判が約70件、それも氷山の一角
垂秀夫
禅とは何か~禅と仏教の心(1)アメリカの禅と日本の禅
「禅とは何か」藤田一照師が禅と仏教の心を説く…自発性を重んじる
藤田一照
ピアノでたどる西洋音楽史(1)ヴィヴァルディとバッハ
クラシック音楽の歴史をピアノ演奏で辿る~ヴィヴァルディ四季
野本由紀夫
中国春秋戦国時代と始皇帝(序)映画『キングダム』の中国史監修
中国古代史の真実と『キングダム』…史実がわかれば物語はもっと面白い
鶴間和幸
日本の財政の真実を検証する(3)金利上昇の深刻な影響
金利が上昇した未来を10年スパンで見てみると…何が起きるか?
宮本弘曉