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日露戦争

日露戦争
日露戦争とは、1904年~1905年、ロシアと日本が衝突した帝国主義戦争。ロシアにはシベリア鉄道の敷設などで満州・朝鮮等アジアへの勢力拡大を図り、国内の政治体制への不満を払拭しようとする目論見があった。対する日本は日英同盟によりイギリスの支援を得、ロシアとの全面対決に臨んだ。ロシア側はフランス、ドイツが支援したため、日露戦争は日本がヨーロッパ諸国と戦った最初の戦争ということになる。1905年、日本軍はバルチック艦隊を撃破。既に第一次ロシア革命が起きていたロシアは戦争継続が困難な状況に陥っており、日本も戦争の長期化を望んでいなかったため、9月にポーツマス講和条約を締結。一年半強に及ぶ日露戦争は日本の実質的な勝利で幕を閉じた。以降、日本は資源に乏しい国の必然として、また、明治維新以来の西洋の帝国主義・植民地主義に対抗しようという気風にも押され、大陸進出の道をとり、二度の世界大戦へ歩を進めていく。「10MTVオピニオン」では、『本当のことがわかる昭和史』の著書、上智大学名誉教授・渡部昇一氏がシリーズ講話を提供。日露戦争時とその後で一変した「戦争の近代化」に触れ、すべての面においてこの世界潮流に遅れた日本が太平洋戦争へと向かっていくその経緯と背景について解説している。

第一次世界大戦とそれまでの戦争の違い…日本の試練と焦燥

戦前日本の「未完のファシズム」と現代(5)戦争形態の転換
工業力と科学力に限界を感じ始めた日本の転機になったのは、日露戦争から第一次世界大戦にかけて戦争形態が大きく変化したことである。工業力に加え、経済力も強い国が軍隊の強い国だというのが、新しい常識とな...
収録日:2020/02/26
追加日:2020/07/14
片山杜秀
慶應義塾大学法学部教授

ウズベキスタン通貨「スム」の交換レートの不透明性

ウズベキスタン訪問に学ぶ(3)通貨、貿易、対日感情
肌で感じた現地経済の実態は、どこかモヤモヤした不透明性を持っていた。あってないがごとき公定為替レート。語られない本音。外国企業にとっての数々のリスクと魅力を多面的にレポートし、ウズベキスタンの政治...
収録日:2015/08/20
追加日:2015/10/05
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

交渉にはヤクザなガッツが必要…ハリマン協定と小村寿太郎

本当のことがわかる昭和史《6》人種差別を打破せんと日本人は奮い立った(6)ハリマン提案を蹴った「深みのなさ」
アメリカの鉄道王エドワード・ハリマンは、日露戦争後、南満洲鉄道の共同経営を日本側に申し入れ、桂首相と仮協定を結んだ。だが、小村寿太郎はこれに反対し、協定を解消させている。あのとき南満洲鉄道を共同経...
収録日:2015/02/02
追加日:2015/09/14
渡部昇一
上智大学名誉教授

第一次大戦の教訓として本気で取り組むべきだった問題

本当のことがわかる昭和史《2》軍縮ブームとエネルギー革命の時代「明治の精神」の死(19)「石炭の煙」で日露戦争に勝ったが
石炭から石油へというエネルギー革命の問題は、軍艦が重油を燃料とするという大きな変化をもたらした。そして、そのことに対して、日本の陸軍も海軍も、もっと危機感を抱くべきだった。上智大学名誉教授・渡部昇...
収録日:2014/12/15
追加日:2015/08/20
渡部昇一
上智大学名誉教授

日露戦争までとまるで違う? 日本軍を驚かせた戦争の近代化

本当のことがわかる昭和史《2》軍縮ブームとエネルギー革命の時代「明治の精神」の死(17)四個師団廃止と軍の近代化を進めた日本
第一次世界大戦で一気に近代化された戦争のことを日本人は知らなかった。ヨーロッパの戦場では、戦車のみならず毒ガスや火炎放射器、飛行機が登場し、それまでとは戦争そのものが一変していたのだ。上智大学名誉...
収録日:2014/12/15
追加日:2015/08/20
渡部昇一
上智大学名誉教授