10MTVオピニオン|有識者による1話10分のオンライン講義
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武家

武家
武家とは日本における軍事関連の官職の家系、家柄の総称。朝廷に仕える貴族や官吏の総称である公家と対で使われることも多い。平安末期、武家として初めて平清盛が太政大臣となり、以降、優秀な統率力を持つ武家の棟梁が組織的、政治的に台頭。源頼朝の鎌倉幕府以来、徳川将軍家による江戸幕府まで日本の中枢は武家政権が担うこととなった。御成敗式目、武家諸法度等に代表される武家法に則り、封建制に基づく治世を整えていったが、とりわけ豊臣秀吉の天下統一後、権力の頂点に座し幕藩体制を敷いた徳川幕府は、265年間に及ぶ圧倒的統治で天下泰平を実現し、後世「パックス・エドガワーナ」とまで称された。この武家社会が最も重んじた倫理・価値基準の根本を成すものが「武士道」であり、日本独自の思想体系を形成、日本文化に多大なる影響を与え今日に至っている。「10MTVオピニオン」では、武家の示すリーダーシップに学ぶ講義を多数収録。老荘思想研究者・田口佳史氏が西郷隆盛を論じ、歴史学者・山内昌之氏は『吾妻鏡』『神皇正統記』等の古典を題材に武家社会、政治の真髄を考察している。一方で、武家体制批判とも言われる『孟子』を読み解いた吉田松陰の思想を取り扱った東京大学東洋文化研究所副所長・中島隆博氏の講義も興味深い。

王者の学問はどうあるべきかを示した徳川家康

家康が築いたTOKYO(3)現代に通じる家康の教訓
徳川家康の残した言葉は、「堪忍」や「辛抱」ばかりではない。多くの武家が書き残した彼の言動は教養に富み、特に警句や機知に富む寸言ではナポレオンにも引けを取らないと、歴史学者・山内昌之氏は保証する。現...
収録日:2018/04/03
追加日:2018/05/17
山内昌之
東京大学名誉教授/歴史学者/武蔵野大学国際総合研究所特任教授

明治の新政府が首都を江戸改め東京にした理由

家康が築いたTOKYO(2)江戸に首都を置いた理由
今上天皇は2019(平成31)年4月30日に退位されることになったが、翌2020年は家康の江戸入府430年に当たる。この機会に、江戸(東京)が首都としてふさわしかった理由とともに、家康が備えていた世界史的なリーダ...
収録日:2018/04/03
追加日:2018/05/16
山内昌之
東京大学名誉教授/歴史学者/武蔵野大学国際総合研究所特任教授

中世に終止符を打った徳川家康の政策

家康が築いたTOKYO(1)日本の近代化とリーダーシップ
歴史学者・山内昌之氏が、現代の今も影響を与えている徳川家康の都市構想、政治力学的発想による政策や外交戦略について解説するシリーズレクチャー。江戸は家康の入府から1世紀ほどで世界屈指の行政都市、消費都...
収録日:2018/04/03
追加日:2018/05/15
山内昌之
東京大学名誉教授/歴史学者/武蔵野大学国際総合研究所特任教授

幕末当時の内憂外患という大問題を解決

西郷南洲のリーダーシップ(1)薩長同盟と江戸城無血開城
儒家思想のリーダーシップにかなう人間は、日本史上で五人居る。その一人が西郷南洲(隆盛)だ。内憂外患を退けつつ近代国家建設を目指すという難題に直面した明治維新において、西郷が果たした薩長同盟と江戸城...
収録日:2015/02/27
追加日:2015/08/31
田口佳史
老荘思想研究者

吉田松陰が導入した孟子の民本思想

吉田松陰の思想(下)松陰の思想の中核(1)『講孟余話』の挑戦
吉田松陰にとって、武家支配の正統性を危うくする危険思想だとされてきた『孟子』を読むことは、大きな思想的挑戦だった。『孟子』に通底する民本思想が、松陰の平等主義的な思想と響き合い、武家支配体制の批判...
収録日:2015/02/26
追加日:2015/07/30
中島隆博
東京大学東洋文化研究所 教授

天皇の系譜が直系で続かなかった理由とは?

神皇正統記(3)政治の成功に必要なこと
政治には何が必要か。そして、政治の成功に必要な要素とは何か。『神皇正統記』全編を貫く北畠親房の志や、王朝交替思想にも触れながら、彼が本書において密かに語ろうとしたこととは何かに迫る。シリーズ「日本...
収録日:2014/03/27
追加日:2014/10/06
山内昌之
東京大学名誉教授/歴史学者/武蔵野大学国際総合研究所特任教授

「神皇正統記」の三つの重要な要素

神皇正統記(2)正直・慈悲・決断
『神皇正統記』の歴史観・世界観を支えるのは「正直・慈悲・決断」の三要素である。この三つに照らした本書における北条泰時への評価や、承久の乱に対する解釈に触れつつ、建武の新政の挫折の原因について、北畠...
収録日:2014/03/27
追加日:2014/08/28
山内昌之
東京大学名誉教授/歴史学者/武蔵野大学国際総合研究所特任教授

「神皇正統記」は日本人のアイデンティティを問う書物

神皇正統記(1)日本国とは何か
中世の代表的な史論書として、後世の日本人の歴史観にも大きな影響を与えたと言われる『神皇正統記』。作者の北畠親房や本書の特徴、執筆の背景等について、山内昌之氏が解説する。シリーズ「日本の歴史書に学ぶ...
収録日:2014/03/27
追加日:2014/08/21
山内昌之
東京大学名誉教授/歴史学者/武蔵野大学国際総合研究所特任教授

ギリシア語を学ばなくてもホメロスが読める素晴らしさ

読書とは何か(4)現代の日本語で気軽に「古典」を読む
休日には、平素の考えを見直し、深め、反省して次に生かしたいと考える人が多いだろう。そのための手段こそ「古典」だと山内昌之氏は言う。古典に接して開かれる世界の広さと豊かさ、その全てを自国語で読める喜...
収録日:2014/04/23
追加日:2014/08/01
山内昌之
東京大学名誉教授/歴史学者/武蔵野大学国際総合研究所特任教授

「吾妻鏡」に書かれた「源頼朝の死」をめぐる謎

吾妻鏡(4)事実と虚構のはざまから
「いざ鎌倉」で知られる謡曲『鉢木』の佐野源左衛門と、水戸黄門の諸国漫遊はルーツを同じくした? 理想化された「武家の世界」伝承が、事実と虚構のはざまを一人歩きするにいたるプロセスを、山内昌之氏が追い...
収録日:2014/02/26
追加日:2014/04/24
山内昌之
東京大学名誉教授/歴史学者/武蔵野大学国際総合研究所特任教授

「吾妻鏡」は鎌倉幕府の正史ではない

吾妻鏡(2)その執筆の意図を探る
『吾妻鏡』は鎌倉幕府の正史ではなく、編年体で書かれた将軍年代記であり、「源氏に厳しく北条に甘い」という特徴を持つ。そこに込められた書き手の意図と、必然とも言える『吾妻鏡』終止符の意味を解き明かす。...
収録日:2014/02/26
追加日:2014/04/17
山内昌之
東京大学名誉教授/歴史学者/武蔵野大学国際総合研究所特任教授

吾妻鏡―中世を掌握した鎌倉武家政権の一大年代記

吾妻鏡(1)魅力と謎に満ちた書物
鎌倉時代の武家政権の歴史を扱った書として知られる『吾妻鏡』。実は現代の政治家にこそ読んでほしいと、山内昌之氏がその魅力と謎に迫る。シリーズ「日本の歴史書に学ぶ」第一弾。(1/4)
収録日:2014/02/26
追加日:2014/04/17
山内昌之
東京大学名誉教授/歴史学者/武蔵野大学国際総合研究所特任教授