10MTVオピニオン|有識者による1話10分のオンライン講義
ログイン 会員登録

関連するタグ

鎌倉時代

鎌倉時代
 「鎌倉時代」は、日本史の時代区分の一つ。かつては源頼朝が平氏政権を倒し、征夷大将軍となった1192(建久3)年が始まりとされていた。現在では守護・地頭を設置した1185(文治1)年から、北条高時が滅びる1333(元弘3=正慶2)年までの約150年間の武家政権時代を指す説が主流。鎌倉幕府の成立当時は幕府と朝廷が対立・拮抗していたが、承久の乱(1221年)以後は武家が公家を圧倒する。承久の乱は源氏の正流が3代で絶えたのに乗じて、後鳥羽上皇らが朝権回復をはかり失敗したもの。以後、幕府は全国に地頭を設け、北条氏の執権政治が確立、武家法『御成敗式目』が制定される。生産力の増加と貨幣経済の伸長が都市のほか荘園にも市場を発達させた。1274年と1281年の2度にわたるクビライ・カン軍による「元寇(文永・弘安の役)」は暴風雨等に阻まれ、日本軍の勝利に終わる。この余波として、鎌倉後期には神国思想が盛んになっていく。 「10MTVオピニオン」では、歴史学者で東京大学名誉教授の山内昌之氏が鎌倉武家政権の歴史を語る『吾妻鏡』をシリーズでレクチャー。東大寺長老の北河原公敬氏は「東大寺建立に込められた思い」として、平氏に焼かれた東大寺が鎌倉時代に復興された大事業と歌舞伎で有名な「勧進帳」の関係を語る。また、刀匠松田次泰氏らにとって鎌倉時代の日本刀は圧倒的な理想像として、今日も追求されている。

天皇家や朝廷の衰微が元号制定に大きな影響を与えた

元号とはなにか(3)鎌倉・室町・戦国時代の元号
新しい元号への注目が集まる中、歴史的遺産と呼べる元号本来の意味合いや変遷について、日本人は案外知ることが少ない。平安貴族の定めた元号の風習は、武家支配の世の中をどのように生き延びたのか。シリーズ第3...
収録日:2018/09/13
追加日:2018/11/25
山本博文
東京大学史料編纂所教授

刀匠になるには5年間の修行が必要

刀匠・松田次泰に聞く―私の刀工修行(1)刀鍛冶を志す
40年間刀鍛冶として本物の刀づくりを追求してきた刀匠・松田次泰氏だが、そもそもなぜ刀鍛冶になったのか。若い頃を振り返りながら、刀づくりへの想いとその苦労、そして若者たちへ日本の伝統工芸を伝承していく...
収録日:2017/03/22
追加日:2017/12/09

鎌倉時代の日本刀が圧倒的価値を持つのはなぜか?

刀匠・松田次泰に聞く―日本文化と日本刀(2)名刀に挑む
刀匠・松田次泰氏が、奥深い日本刀の世界を語る。そこには、日本刀ならではの美術品的価値や、鎌倉時代の刀を目標にしてそこに挑んできた苦労など、刀匠だからこそ尽きない想いがある。(全14話中第2話)
収録日:2017/03/22
追加日:2017/12/07

東大寺は「勧進帳」でも話題!復興に力を尽くした源頼朝

東大寺建立に込められた思い(5)「一枝の草」を持て
聖武天皇が東大寺の建立で呼び掛けたのは、心からの誠意を持ってそこに参加せよということだった。そうであれば、たとえ微々たる力しか提供できなくても構わない。ここに、東大寺建立の大きな意義があったと、東...
収録日:2016/03/08
追加日:2016/12/24
北河原公敬
東大寺長老

「吾妻鏡」に書かれた「源頼朝の死」をめぐる謎

吾妻鏡(4)事実と虚構のはざまから
「いざ鎌倉」で知られる謡曲『鉢木』の佐野源左衛門と、水戸黄門の諸国漫遊はルーツを同じくした? 理想化された「武家の世界」伝承が、事実と虚構のはざまを一人歩きするにいたるプロセスを、山内昌之氏が追い...
収録日:2014/02/26
追加日:2014/04/24
山内昌之
東京大学名誉教授

「吾妻鏡」が徳川家康に与えた影響とは?

吾妻鏡(3)徳川家康への影響と効果
『吾妻鏡』は、後世にいろいろな効果を及ぼしていく。第一に数えられるのは徳川家康への影響だ。将軍頼朝を補佐した「御門葉」は、徳川では「御三家」に姿を変え、官職では「二人制」の知恵が引き継がれる。シリ...
収録日:2014/02/26
追加日:2014/04/24
山内昌之
東京大学名誉教授

「吾妻鏡」は鎌倉幕府の正史ではない

吾妻鏡(2)その執筆の意図を探る
『吾妻鏡』は鎌倉幕府の正史ではなく、編年体で書かれた将軍年代記であり、「源氏に厳しく北条に甘い」という特徴を持つ。そこに込められた書き手の意図と、必然とも言える『吾妻鏡』終止符の意味を解き明かす。...
収録日:2014/02/26
追加日:2014/04/17
山内昌之
東京大学名誉教授

吾妻鏡―中世を掌握した鎌倉武家政権の一大年代記

吾妻鏡(1)魅力と謎に満ちた書物
鎌倉時代の武家政権の歴史を扱った書として知られる『吾妻鏡』。実は現代の政治家にこそ読んでほしいと、山内昌之氏がその魅力と謎に迫る。シリーズ「日本の歴史書に学ぶ」第一弾。(1/4)
収録日:2014/02/26
追加日:2014/04/17
山内昌之
東京大学名誉教授