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原敬

原敬
原敬(1856~1921)は、盛岡出身の政治家。政治家としてのキャリアは外務次官、衆議院議員、逓信大臣、内務大臣、司法大臣、立憲政友会第3代総裁、および第19代内閣総理大臣(1918~1921)。政党政治を確立したほか、高等教育の充実、鉄道網や通信手段の整備・拡による地方の振興、選挙資格の拡大、外交方針の変更など、国内外に対して政治的手腕をふるったが、1921年東京駅にて右翼の一青年に暗殺される。「平民宰相」「暗殺」、この2点で語られることの多い原敬だが、「10MTVオピニオン」では、自由民主党衆議院議員・齊藤健氏(農林水産副大臣)が、「まれに見るスーパージェネラリスト」とその超絶指導者ぶりを高く評価している。齊藤氏は、原敬が官僚・実業家・政治家としていずれも頂点を極めた存在であることに着目。特にビジネスの面では、古河工業の副社長、北浜銀行の頭取、大阪毎日新聞の社長などを務め、その先見の明、的確な大局観は政治家になってからの政策にいかんなく発揮されている。齊藤氏は、原が軍部の独走を抑え、アメリカとは協調路線、中国とは対等なビジネス関係を保ち、日本の転落を防ごうとしていたことに言及。原敬を通して、「優秀な人間が徹底した努力をすることによって、世の中は動く」ことを強く語っている。

リベラルアーツを武器として、いかに知識を知恵に変えるか

米国史から日本が学ぶべきもの(5)人間力と知恵
大国アメリカを本当に理解するためには、アメリカの持つ多様な側面に目を向けなければいけない。そこでポイントになるのは人脈の構築であり、そのために重要なのは人間力と知恵である。アクセサリーとしての学問...
収録日:2021/05/21
追加日:2021/07/03
神藏孝之
公益財団法人松下幸之助記念志財団 理事

中国を新たな標的としたアメリカ帝国主義時代の始まり

米国史から日本が学ぶべきもの(3)産業革命と帝国主義の始まり
南北戦争後のアメリカは、移民労働力を基盤に世界有数の工業国へと変貌する。この飛躍的な発展を可能にしたのは、アメリカ大陸の東部と西部を結ぶ大陸横断鉄道の開通であった。19世紀以降のアメリカは帝国主義段...
収録日:2021/05/21
追加日:2021/07/03
神藏孝之
公益財団法人松下幸之助記念志財団 理事

アメリカの全体像をつかむ上で理解すべき「いくつもの顔」

米国史から日本が学ぶべきもの(1)アメリカ社会の複雑性
1960年の「日米安保条約」の締結により、アメリカは日本で唯一の同盟国となった。しかし、われわれは本当にアメリカを理解しているといえるのか。戦前日本の3人の知米家と当時のアメリカ大統領の特徴から、アメリ...
収録日:2021/05/21
追加日:2021/07/03
神藏孝之
公益財団法人松下幸之助記念志財団 理事

ハーディングと原敬を失ったのは日米にとって大きな損失

ハーディングとトランプ~100年前の米大統領選を読む(6)日米にとっての不運
ハーディングは、第一次世界大戦後の世界における最大の脅威を、日本とイギリスだと見なしていた。日本はこの転換を理解できずに、アメリカと疎遠になっていく。原敬は、ハーディングと似たような経歴を持ち、ア...
収録日:2020/06/11
追加日:2020/09/24
東秀敏
米国安全保障企画研究員

昔は人材を「みんなでちゃんと」育てようとする社会だった

教育論~歴史の中のエリートたち(3)個人の力量と社会の土壌
 齋藤健氏の教育論の最終回は、原敬と山縣有朋に始まり、幕末の志士を経て徳川家康とアウグストゥスへ。歴史を知り、自分の頭で考えれば、対話はここまで広がる! 尽きることのないプロセスの中にこそ、明日の...
収録日:2014/02/18
追加日:2014/06/05
齋藤健
衆議院議員

「公のために自分を殺すような精神構造」が指導者の条件

教育論~歴史の中のエリートたち(1)「武士道のエトス」と「ノーブレス・オブリージュ」
 「指導者を育む方法を持たない国家は衰弱する」と語る齋藤健氏。明治維新以降の日本のエリートたちに触れながら、現代の政治家や指導者が喪失したものや、良質な指導者を育むための教育論を熱く展開する。(全...
収録日:2014/02/18
追加日:2014/05/15
齋藤健
衆議院議員

「官僚・実業家・政治家」三拍子そろった超絶指導者・原敬

ジェネラリストの巨星・原敬
「歴史は必然の流れ」とするヘーゲルやマルクスに異を唱え、「優秀な人間が徹底的な努力をすれば世の中は動く」と主張する齋藤健氏。『転落の歴史に何を見るか』の著者で、原敬を徹底的に研究し心酔する氏が、原...
収録日:2014/02/24
追加日:2014/02/24
齋藤健
衆議院議員