社会人向け教養サービス 『テンミニッツTV』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
腰痛対策、ベッドの硬さはどっちがいい?
寝具選びって意外と難しいものです。毎日の健康を維持してくれる寝具は、大事な大事な生活の友。みなさんは寝具を選ぶ時、どんなことが気になりますか。よく話題にあがるのが腰痛です。腰痛を防ぐためにはどんな寝具を選べばいいのか。腰痛対策のための寝具選びを解説いたします。
柔らかすぎると、そのぶん重さが全体に分散されないため、部分的な負担が大きくなるのです。姿勢も安定しません。柔らかさというやさしいイメージとは逆に、それがすぎると腰にはあまり良くないと言えそうです。
それなら硬いほうがいいのでしょうか。ときおり、昔ながらのせんべい布団が健康にいいと話す方もいます。たしかに、せんべい布団に慣れている方はあの薄さや硬さが気持ちよくて落ち着くのかもしれません。とはいえ、みんながみんなそうとは限りません。ましてや腰への影響を考えるとあまりオススメはできません。
結論をいえば、柔らかすぎても硬すぎても腰には負担がかかるということです。
腰痛対策という面のみからいえば、腰への負担がかかる布団よりもベッドのほうがいいかもしれません。ただし、部屋の広さや生活スタイル、好みもあると思うので、どちらがいいとは一概には言えないでしょう。
最近はマットレス型の寝具が増えています。ベッド用も布団用もあるので、ベッドか布団かであまり悩む必要はないとも言えます。
じつは腰痛対策のポイントは、寝ている時の姿勢です。同じ姿勢を長時間続けることが腰痛の原因になります。なぜなら、負担が一箇所に集中するからです。言い換えれば、負担を分散することこそがとても大切なポイントになるのです。
マットレスには大きく「高反発」と「低反発」の2種類あります。これも悩んでしまいますね。でも、このときも大事なことは、負担を分散すること。フィット感には個人差もあるので、あまり種類にとらわれないようにしましょう。
もうひとつ、選ぶコツとしてあまりケチらないこともポイントです。できるだけ、質の高いマットレスを選ぶこと。腰痛はもちろん、健康や体調にも大きな影響があるからです。
昔ながらのせんべい布団がいい?
なんとなく硬いよりも柔らかいほうが腰にやさしいイメージがあります。ふわふわした布団は幸せな夢に誘ってくれそうです。でも、実際に使ってみると、柔らかさが睡眠を妨げる場合もあることがわかります。柔らかすぎると、そのぶん重さが全体に分散されないため、部分的な負担が大きくなるのです。姿勢も安定しません。柔らかさというやさしいイメージとは逆に、それがすぎると腰にはあまり良くないと言えそうです。
それなら硬いほうがいいのでしょうか。ときおり、昔ながらのせんべい布団が健康にいいと話す方もいます。たしかに、せんべい布団に慣れている方はあの薄さや硬さが気持ちよくて落ち着くのかもしれません。とはいえ、みんながみんなそうとは限りません。ましてや腰への影響を考えるとあまりオススメはできません。
結論をいえば、柔らかすぎても硬すぎても腰には負担がかかるということです。
ベッドがいいか、布団がいいか
では次に考えたいのが、ベッドがいいのか、布団がいいのかという問題です。腰痛とはあまり関係ありませんが、布団はたたむことができるので、部屋のスペースをフレキシブルに活用できるメリットがあります。他方、ベッドは布団をたたむ手間がいりません。腰痛と関わる点からいえば、布団の場合、たたんだり干したりする時に腰に負担がかかります。腰痛対策という面のみからいえば、腰への負担がかかる布団よりもベッドのほうがいいかもしれません。ただし、部屋の広さや生活スタイル、好みもあると思うので、どちらがいいとは一概には言えないでしょう。
最近はマットレス型の寝具が増えています。ベッド用も布団用もあるので、ベッドか布団かであまり悩む必要はないとも言えます。
マットレスは負担の分散がポイント
ということで、これから選ぶとすれば、適度な硬さのマットレスがいいということになります。と、言われても実際に選ぶとなるとやっぱり迷ってしまうものです。なぜ適度な硬さが大事なのか、それをお伝えすれば、もうすこし選びやすくなるのではないでしょうか。じつは腰痛対策のポイントは、寝ている時の姿勢です。同じ姿勢を長時間続けることが腰痛の原因になります。なぜなら、負担が一箇所に集中するからです。言い換えれば、負担を分散することこそがとても大切なポイントになるのです。
マットレスには大きく「高反発」と「低反発」の2種類あります。これも悩んでしまいますね。でも、このときも大事なことは、負担を分散すること。フィット感には個人差もあるので、あまり種類にとらわれないようにしましょう。
もうひとつ、選ぶコツとしてあまりケチらないこともポイントです。できるだけ、質の高いマットレスを選ぶこと。腰痛はもちろん、健康や体調にも大きな影響があるからです。
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
雑学から一段上の「大人の教養」はいかがですか?
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,500本以上。
『テンミニッツTV』 で人気の教養講義をご紹介します。
縄文文化と弥生文化を分ける「4つの文化説」に迫る
弥生人の実態~研究結果が明かす生活と文化(2)「4つの文化説」で考える弥生文化
縄文文化や弥生文化の区分は日本全体で一枚岩ではない。特に沖縄と北海道といった独自の文化を築いた地域はその区分には当てはまらず、また本州も地域ごとに異なる区分を持つ可能性がある。今回はこれまでの3つの文化説に対して...
収録日:2024/07/29
追加日:2025/03/26
日本の働き方の大問題~第2の人生を明るくする方策は
編集部ラジオ2025(4)「壁」ばかりの労働市場をどうする?
日本では、2040年に働き手不足が1100万人になるといわれています。しかしその一方で、定年後の「労働市場」は、まことにお寒い限りです。
2025年4月の高年齢者雇用安定法改正で、企業には『雇用を希望する65歳までの労働...
2025年4月の高年齢者雇用安定法改正で、企業には『雇用を希望する65歳までの労働...
収録日:2025/02/05
追加日:2025/03/26
悪循環を壊すラストチャンス、攻めの経営への4つの兆候
グローバル環境の変化と日本の課題(4)攻めの経営に向けた構造変化
我慢の経営から攻めの経営へ――この30年間で染み付いた日本企業の我慢の経営体質。これからのグローバル経済に対応するためには、攻めの経営に転じる必要がある。その呼び水となる兆候はすでに出てきている。今起きつつある日本...
収録日:2025/01/17
追加日:2025/03/25
「実質所得低迷」の構造的要因と「緊縮財政」の歴史的悲劇
お金の回し方…日本の死蔵マネー活用法(5)円安と実質所得低迷の構造的要因
日本国内でのお金の回りが芳しくない一方、海外への資金流出が強まっている。そこに日本経済の構造的課題と円安の要因が見え隠れする。今回はそれらを掘り下げるとともに、過去の緊縮財政が引き起こした悲劇も振り返りながらイ...
収録日:2024/12/04
追加日:2025/03/22
目標達成シートに注目!大谷翔平選手成功の鍵は考える習慣
大谷翔平の育て方・育ち方(4)高校時代の師の教えと目標達成シート
「球場の一番高いマウンドに立つ人間は、みんなが一番嫌がる仕事をしなさい」――これは花巻東高校時代に佐々木洋監督からいわれた言葉だが、野球のことだけでなく、こうした人間性に関わる教えの数々がその後の大谷翔平選手を作...
収録日:2024/11/28
追加日:2025/03/24