社会人向け教養サービス 『テンミニッツTV』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
断れない人が断れる人になるにはどうすべき?
あなたは、頼まれたことを断ることができますか。
事情やシチュエーションにもよりますが、イヤであったりムリなことについて、ご自身の意思を相手に伝えることはとても重要です。
今回は、場を優先するという日本にありがちなブラック企業や有給休暇消化の問題にも通じる、「断り」について考えてみましょう。
人にどう見られているのか、どう見られたいかという視点から考えてみるとわかりやすいでしょう。つまり、「断らない人」とは、優しくて思いやりがあるという評価と、お人好しである、人に利用されやすいバカな人という評価の二面性が大きく影響しているようです。
人からの評価を気にせずに、思いやりを持ってポジティブに断らない性格であれば、ストレスをためることなく、個人の器量の中でマネジメントできるので問題は少ないでしょう。ただ、コミュニティにおいては、こうした人への依存傾向が強くなることが憂慮されます。
問題なのは、嫌われたくないであるとか、いい人と見られたいというような、人の評価を気にするあまり、イヤな気持ちを隠してネガティブに断れない性格である場合です。能力が見合わないことを引き受けて、苦しい立場に追い込まれることが少なくありません。個人のストレスとあわせて、コミュニティ自体のストレスも増大して、双方にとって破壊的な危機となることが懸念されます。
ここのところ増大している何でも利己的に「断れる人」と同様に、人からよく見られたい、嫌われたくないという理由で「断れない人」も利己的であるということができそうです。
自分をよく見せたい、人に嫌われたくないといった、自分の評価に閉じこもる性格はなかなか変えることは難しいかもしれません。そこで、考えていただきたいのが、一時の評価より持続する評価、未来への可能性です。視野と広く、考え方の深度を深めることで、断り/受け入れの判断は適切なものとなるでしょう。
事情やシチュエーションにもよりますが、イヤであったりムリなことについて、ご自身の意思を相手に伝えることはとても重要です。
今回は、場を優先するという日本にありがちなブラック企業や有給休暇消化の問題にも通じる、「断り」について考えてみましょう。
社会と断れない人
学校や職場、地域コミュニティなど、社会に置いて人はそれぞれの役割を分担します。学級委員、PTAの役員、マンションなどの理事など、だれもが引き受けたくない役割を決めなければならないときに、当てにされるのが「断れない人」です。状況に起因する場合もありますが、「断れない人」にはどんな特徴があるのでしょうか。断れない性格や状況
人がイヤがることを進んで引き受けるのか、イヤイヤながら引き受けるのでは大きく違います。ポジティブに引き受けるのか、ネガティブに引き受けるのかは性格の違いとみることができそうです。人にどう見られているのか、どう見られたいかという視点から考えてみるとわかりやすいでしょう。つまり、「断らない人」とは、優しくて思いやりがあるという評価と、お人好しである、人に利用されやすいバカな人という評価の二面性が大きく影響しているようです。
人からの評価を気にせずに、思いやりを持ってポジティブに断らない性格であれば、ストレスをためることなく、個人の器量の中でマネジメントできるので問題は少ないでしょう。ただ、コミュニティにおいては、こうした人への依存傾向が強くなることが憂慮されます。
問題なのは、嫌われたくないであるとか、いい人と見られたいというような、人の評価を気にするあまり、イヤな気持ちを隠してネガティブに断れない性格である場合です。能力が見合わないことを引き受けて、苦しい立場に追い込まれることが少なくありません。個人のストレスとあわせて、コミュニティ自体のストレスも増大して、双方にとって破壊的な危機となることが懸念されます。
ここのところ増大している何でも利己的に「断れる人」と同様に、人からよく見られたい、嫌われたくないという理由で「断れない人」も利己的であるということができそうです。
断れるようになるためには
断るという行為は、ネガティブ的なイメージに感じられることが多いですが、それは視野の問題です。個人の小さな評価以上に優先すべきは未来の可能性です。断ることで肯定的な未来を築けることは少なくありません。自分をよく見せたい、人に嫌われたくないといった、自分の評価に閉じこもる性格はなかなか変えることは難しいかもしれません。そこで、考えていただきたいのが、一時の評価より持続する評価、未来への可能性です。視野と広く、考え方の深度を深めることで、断り/受け入れの判断は適切なものとなるでしょう。
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
雑学から一段上の「大人の教養」はいかがですか?
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,500本以上。
『テンミニッツTV』 で人気の教養講義をご紹介します。
花粉、炭素、酸素同位体…重複分析で分かる弥生時代の環境
弥生人の実態~研究結果が明かす生活と文化(3)弥生時代の環境と気候
古代の気候を推測するために、研究者はさまざまな方法を駆使してきた。海水面の位置をもとにした「弥生の小海退」説をはじめ、花粉や炭素濃度などから行う分析法には難点もある。その難点を克服した方法によって見えてきた弥生...
収録日:2024/07/29
追加日:2025/04/02
分断進む世界でつなげていく力――ジェトロ「3つの役割」
グローバル環境の変化と日本の課題(5)ジェトロが取り組む企業支援
グローバル経済の中で日本企業がプレゼンスを高めていくための支援を、ジェトロ(日本貿易振興機構)は積極的に行っている。「攻めの経営」の機運が出始めた今、その好循環を促進していくための取り組みの数々を紹介する。(全6...
収録日:2025/01/17
追加日:2025/04/01
なぜやる気が出ないのか…『それから』の主人公の謎に迫る
いま夏目漱石の前期三部作を読む(5)『それから』の謎と偶然の明治維新
前期三部作の2作目『それから』は、裕福な家に生まれ東大を卒業しながらも無気力に生きる主人公の長井代助を描いたものである。代助は友人の妻である三千代への思いを語るが、それが明かされるのは物語の終盤である。そこが『そ...
収録日:2024/12/02
追加日:2025/03/30
きっかけはイチロー、右肩上がりの成長曲線で二刀流完成へ
大谷翔平の育て方・育ち方(5)栗山監督の言葉と二刀流への挑戦
高校を卒業した大谷翔平選手には、選手としての可能性を評価してくれた人、そのための方策を本気で考えてくれた人がいた。それは、ロサンゼルス・ドジャースの日本担当スカウト小島圭市氏と、元日本ハムファイターズ監督で前WBC...
収録日:2024/11/28
追加日:2025/03/31
このように投資にお金を回せば、社会課題も解決できる
お金の回し方…日本の死蔵マネー活用法(6)日本の課題解決にお金を回す
国内でいかにお金を生み、循環させるべきか。既存の大量資金を社会課題解決に向けて循環させるための方策はあるのか。日本の財政・金融政策を振り返りつつ、産業育成や教育投資、助け合う金融の再構築を通した、バランスの取れ...
収録日:2024/12/04
追加日:2025/03/29