テンミニッツ・アカデミー|有識者による1話10分のオンライン講義
会員登録 テンミニッツ・アカデミーとは
社会人向け教養サービス 『テンミニッツ・アカデミー』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
DATE/ 2021.06.09

男性が彼女と別れて後悔する瞬間とは

 彼女と別れた後に、「あの時別れるんじゃなかった…」と後悔した経験のある男性は少なからずいるはず。女性よりも、終わった恋や思い出を美化する傾向が高いと言われる男性の場合、彼女の方から別れを告げられたケースだけではなく、自分から別れを切り出したり振ったりしたにも関わらず、後悔や未練の言葉を口にする人が多い印象もあります。そんな男性たちが、彼女と別れて本当に後悔する瞬間はどんな時なのでしょうか。

別れなければ良かった…男性が後悔するのはこんな時

 「彼女と別れて後悔した瞬間」を20~40代の男性25人にアンケート。別れた彼女を恋しく思ってしまうタイミングや、未練が芽生えてしまう瞬間などを、男性の皆さんの経験を踏まえて回答してもらいました。

【出会いがなく、次の彼女が出来ない時】
 「彼女なんてすぐ出来るだろうと思っていたが、いい出会いは少なく人恋しさを感じた時に後悔の念が」というように、別れたものの新しい出会いが少なくなかなか彼女や好きな女性ができない時、嫌でも元カノを思い出して後悔してしまうという男性が多数。寂しさに弱いのは男性も女性も同じですね。

【独りで過ごす退屈な休日が増えた時】
 「最初はひとりの気楽な週末を満喫していたが、彼女がいないとメリハリがなく退屈で死にそうになった時」と答えてくれた方もいましたが、のんびりしたい休日も一人だとただのダラダラとした1日で終わってしまう虚しさに、元カノとの別れを後悔したという男性も多くいました。

【新しい彼女に不満で、比べてしまう時】
 新しい彼女に「なんかしっくりこない」「のめり込めない」と物足りなさや違和感を感じ、「元カノはこんなことをしてくれたのに…」と比べてしまうという男性も多め。そんな時は余計に別れた彼女が美化され、何で別れてしまったんだろう、彼女を超える人はもういないのでは?と後悔するようです。

【嬉しいことや悲しいことがあった時】
 良いことも悪いことも真っ先に話していた彼女と別れた人は、もうそれを伝えることが出来ないと悟ったタイミングで別れを後悔しているよう。「すごく辛い時に親身になってくれたり、一緒に喜んでくれた彼女は喪失感が強い」と話してくれた男性もいて、元カノの存在を恋しく感じてしまうと言います。

【別れた彼女が、幸せそうなのを見た時】
 意外と多かったのがこちら。「別れてから輝きを増したのを感じた時」「自分よりスペックの高い彼氏が出来て幸せそうなのを見た時」「自分と一緒にいた時よりも公私共に充実している様子を噂で聞いた時」など、今現在への嫉妬や「勿体なかった」というような感情が後悔を生むようです。

【彼女と別れて生活が乱れたと感じた時】
 「きれい好きでいつも掃除をしてくれていたので、別れてから部屋は荒れ放題。尽くしてくれてたな、と今頃後悔」、「会えばいつも彼女がご飯を作ってくれていたのに今は常に一人コンビニ飯。侘しさと共に未練が」と、生活の荒みを実感した時も彼女のありがた味を理解し後悔するタイミング。

別れたのを後悔するほど「いい女」と思いたい!?

 今回上記のアンケートをお願いした25人の男性の中で、複数の後悔した瞬間を回答してくれた方が約80%の20人いました。それだけ男性は、恋愛に後悔したり過去を引きずるのが「普通」とも言えますが、全ての恋愛に未練や後悔をしているかと言えばそうでもないよう。シチュエーションやタイミングだけではなく、別れたことを後悔させるのはその彼女に以下のような特徴や共通点があるのがわかりました。

・会話やコミュニケーションが多かった女性
・自分の良い時も悪い時も一緒に居てくれた女性
・家庭的で尽くしてくれた優しい女性
・別れを引きずらないポジティブな女性

 たとえば、現在は妻子のいるそれなりに成功した芸人さんなどが、下積み時代の思い出とともに当時の彼女の話を懐かしそうに話すのをよく聞きます。お金も仕事もない時に支えてくれ、愚痴を聞いたり励ましてくれたり、工夫しながら楽しい日々を送った彼女というのは忘れられない存在なのでしょう。「後悔」という言葉は使わなくても、そこには少し未練のような部分もあるように感じます。

 しかし、別れる時に修羅場となったり、別れて彼女が不幸になったのであれば、思い出は封印され「別れなければ良かった」という後悔も生まれないはず。男性にとって付き合った女性は「勲章」と言う人もいますが、別れなければ良かったと思うほどいい女、と思えることが、男性の後悔であり勲章なのかもしれませんね。
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
より深い大人の教養が身に付く 『テンミニッツTV』 をオススメします。
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,500本以上。 『テンミニッツ・アカデミー』 で人気の教養講義をご紹介します。
1

「学びの危機」こそが現代社会と次世代への大きな危機

「学びの危機」こそが現代社会と次世代への大きな危機

「アカデメイア」から考える学びの意義(1)学びを巡る3つの危機

混迷を極める現代社会にあって、「学び」の意義はどこにあるのだろうか。次世代にどのような望みをわれわれが与えることができるのか。社会全体の運営を、いかに正しい知識と方針で進めていけるのか。一人ひとりの人生において...
収録日:2025/06/19
追加日:2025/08/13
納富信留
東京大学大学院人文社会系研究科教授
2

同盟国よもっと働け…急激に進んでいる「負担のシフト」

同盟国よもっと働け…急激に進んでいる「負担のシフト」

トランプ政権と「一寸先は闇」の国際秩序(3)これからの世界と底線思考の重要性

トランプ大統領は同盟国の役割を軽視し、むしろ「もっと使うべき手段だ」と考えているようである。そのようななかで、ヨーロッパ諸国も大きく軍事費を増やし、「負担のシフト」ともいうべき事態が起きている。そのなかでアジア...
収録日:2025/06/23
追加日:2025/08/21
佐橋亮
東京大学東洋文化研究所教授
3

健康経営×DEIの効用――経営理念が充実すると業績がよくなる

健康経営×DEIの効用――経営理念が充実すると業績がよくなる

DEIの重要性と企業経営(3)健康経営でDEIを推進する

どのようにすればDEIを実現していけるのか。一つのヒントとなるのが「健康経営」である。はたして健康経営を目指している企業にとって、DEIの視点を取り入れることが企業利益につながるのか。また、従業員のウェルビーイングと...
収録日:2025/05/22
追加日:2025/08/22
山本勲
慶應義塾大学商学部教授
4

不安な定年後を人生の「黄金の15年」に変えるポイント

不安な定年後を人生の「黄金の15年」に変えるポイント

定年後の人生を設計する(1)定年後の不安と「黄金の15年」

「人生100年時代」といわれている現代において、定年後の人生に不安を抱く人は少なくないだろう。雇用延長で定年を延ばす人は多いが、その後の生活上の中心になるものを探しておくことが重要になってくる。時間的にも精神的にも...
収録日:2021/08/25
追加日:2021/09/28
楠木新
人事・キャリアコンサルタント
5

奇跡の史実…硫黄島の戦いと「ルーズベルトに与ふる書」

奇跡の史実…硫黄島の戦いと「ルーズベルトに与ふる書」

大統領に告ぐ…硫黄島からの手紙の真実(1)ルーズベルトに与ふる書

第二次世界大戦での日米の激闘の象徴ともいえる硫黄島。その戦いの中で生まれた奇跡のような物語があった。玉砕を前に、日本海軍の司令官・市丸利之助が米国大統領への手紙「ルーズベルトに与ふる書」を書き、ハワイ生まれの日...
収録日:2025/07/09
追加日:2025/08/01
門田隆将
作家 ジャーナリスト