予約殺到!高級キャンプ「グランピング」って!?
2015年夏、注目度が急上昇したレジャー「グランピング」。glamorous、campingを組み合わせた造語で、簡単に言ってしまえばとっても贅沢なキャンプのことだ。
キャンプに慣れている人間だったらいざ知らず、初心者にはテントを立てるのも一苦労だし、バーベキューをするために器具や食材を準備するのも大変。後片付けだって面倒くさいし、快適な夜を過ごすつもりが蒸し暑さや寒さ、虫が気になってろくに眠れない…そんなリスクもあってキャンプから足が遠ざかるという人も少なくないはずだ。
そうした不満をすべて解消してくれるのがこの「グランピング」だ。自然を楽しめるキャンプでありながら、施設は高級ホテル並み。一例を挙げれば昼間は森の中でたっぷり遊び、夕食のバーベキューは施設が食材を用意してくれるから楽チンだ。大自然を眺めながらゆったり入浴し、夜は冷暖房完備の部屋でぐっすり眠る。まさにグラマラスでラグジュアリーな体験をすることができる。
各施設の工夫を凝らしたサービス競争も見どころ。
三重県志摩市磯部町の「伊勢志摩エバーグレイズ」は天蓋付きのベッドやカヌーが楽しめて、東京都江東区豊洲の「ワイルドマジック」はアメリカから直輸入した雰囲気たっぷりのラグジュアリートレーラーに宿泊できる。
神奈川県三浦郡葉山町に期間限定オープンした「グランピング葉山」はサーフボードに立ってパドルで漕ぐ「SUP」やヨガなどのアクティビティーが体験でき、山梨県南都留郡富士河口湖町の「星のや富士」(10月30日オープン予定)では専属シェフが腕によりをかけた料理を振る舞ってくれる。
ただしお値段も高級ホテル並みとなる。
「伊勢志摩エバーグレイズ」は1人1泊35,800円から、「ワイルドマジック」は19,500円から、「グランピング葉山」は35,000円から、「星のや富士」は45,000円から。
それでも手軽にアウトドアを楽しみたい、お金を払ってでも贅沢なサービスを受けたいという需要は高く、夏休みが終わり9月に入っても大人気で、「伊勢志摩エバーグレイズ」は10月末まで予約がいっぱいのようだ。
手間がかかってこそのキャンプだ!という層から見ればある意味「邪道」と見られることもあるグランピングだが、アウトドアを敬遠していた客層を取り込んで新しい市場を作り出したとも言える。
まだ日本ではグランピングと銘打った施設はあまり多くないものの、イギリスのサイト「go glamping」には世界中のグランピング施設がずらり。ヨーロッパ、特にイギリスを中心に400か所近く掲載されており、写真を見ているだけでもワクワクしてくる。
これから紅葉が楽しめる秋の行楽シーズン。ワンランク上のキャンプも選択肢に入れてみてはどうだろうか。
キャンプに慣れている人間だったらいざ知らず、初心者にはテントを立てるのも一苦労だし、バーベキューをするために器具や食材を準備するのも大変。後片付けだって面倒くさいし、快適な夜を過ごすつもりが蒸し暑さや寒さ、虫が気になってろくに眠れない…そんなリスクもあってキャンプから足が遠ざかるという人も少なくないはずだ。
そうした不満をすべて解消してくれるのがこの「グランピング」だ。自然を楽しめるキャンプでありながら、施設は高級ホテル並み。一例を挙げれば昼間は森の中でたっぷり遊び、夕食のバーベキューは施設が食材を用意してくれるから楽チンだ。大自然を眺めながらゆったり入浴し、夜は冷暖房完備の部屋でぐっすり眠る。まさにグラマラスでラグジュアリーな体験をすることができる。
各施設の工夫を凝らしたサービス競争も見どころ。
三重県志摩市磯部町の「伊勢志摩エバーグレイズ」は天蓋付きのベッドやカヌーが楽しめて、東京都江東区豊洲の「ワイルドマジック」はアメリカから直輸入した雰囲気たっぷりのラグジュアリートレーラーに宿泊できる。
神奈川県三浦郡葉山町に期間限定オープンした「グランピング葉山」はサーフボードに立ってパドルで漕ぐ「SUP」やヨガなどのアクティビティーが体験でき、山梨県南都留郡富士河口湖町の「星のや富士」(10月30日オープン予定)では専属シェフが腕によりをかけた料理を振る舞ってくれる。
ただしお値段も高級ホテル並みとなる。
「伊勢志摩エバーグレイズ」は1人1泊35,800円から、「ワイルドマジック」は19,500円から、「グランピング葉山」は35,000円から、「星のや富士」は45,000円から。
それでも手軽にアウトドアを楽しみたい、お金を払ってでも贅沢なサービスを受けたいという需要は高く、夏休みが終わり9月に入っても大人気で、「伊勢志摩エバーグレイズ」は10月末まで予約がいっぱいのようだ。
手間がかかってこそのキャンプだ!という層から見ればある意味「邪道」と見られることもあるグランピングだが、アウトドアを敬遠していた客層を取り込んで新しい市場を作り出したとも言える。
まだ日本ではグランピングと銘打った施設はあまり多くないものの、イギリスのサイト「go glamping」には世界中のグランピング施設がずらり。ヨーロッパ、特にイギリスを中心に400か所近く掲載されており、写真を見ているだけでもワクワクしてくる。
これから紅葉が楽しめる秋の行楽シーズン。ワンランク上のキャンプも選択肢に入れてみてはどうだろうか。