社会人向け教養サービス 『テンミニッツ・アカデミー』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
記憶力と集中力が上がる!?15分でできる「おてがる瞑想」のススメ
日々の生活の中で抱えるストレスや体の不調は誰にでもあるもの。とはいえ年末も近づき、一年の疲れが出ているが、もうひと踏ん張りしないといけない時期でもあるこの頃。
「なんだかアタマがスッキリしない」「若い頃にはすぐに疲れが取れたのに最近は回復するのに時間がかかる」「夜、ぐっすりと眠れない」「仕事や家族の心配ごとが気になって気持ちが休まらない」「肩こりや腰痛がひどい」……なんて感じながらもメンテの手段を見つけられずに過ごしている人も多いのでは。
昔から「健全な精神に健全な体が宿る」と言われるように、精神と肉体の関係が密接なことはご存知のとおり。だからといって今更コンディションを整えるためにジムに行って体を鍛えたり、家で筋トレするなんて疲れそうだし、運動が苦手だし、体づくりをする時間があれば寝たい……という人にオススメするのが「おてがる瞑想」。「健全な精神が健全な体を作る」と考える説もあるので、逆から攻めてみようというわけだ。
ただ実際に始めてはみたものの、理念や呼吸法、姿勢などをアタマで理解しようとすると難解に感じられてつまずいてしまった人がいるかもしれない。そこで本格的な瞑想方法は置いておき、難しいことはヌキにした「アタマを空っぽにして自分と向き合う時間を作る」ことだけを意識した「おてがる瞑想」をやってみてはどうだろう。やり方はごく簡単。
1:一人になれる静かな場所に座り、あぐらを組む
2:体の力を抜いて背筋を伸ばし、目を閉じる
3:ゆっくりと深く呼吸をする
4:呼吸に集中する
これを15分繰り返す。雑念はなるべく排除するように心がけて。
実際にやってみると、「自分の時間を作ることの大切さ」に気づかされる。続けるうちにアタマの中がスッキリするようになった。前日の失敗や不安も今日に引きずらなくなる(ように意識する)ので、心とアタマが整理されてくるのだ。
また、この「おてがる瞑想」の時間に自分のコンディションを確認できるので、多少うまくいかないことがあっても「今日の自分はイマイチだからだ」と無駄にイライラすることも減った。
朝の起床後の実践がオススメだが、就寝前でもいいだろう。ぜひご自分の生活リズムの中でやりやすい時間に、やりやすい方法でアレンジを加えながら、「自分にご褒美を」ぐらいの気持ちでリラックスして試してみては。
「なんだかアタマがスッキリしない」「若い頃にはすぐに疲れが取れたのに最近は回復するのに時間がかかる」「夜、ぐっすりと眠れない」「仕事や家族の心配ごとが気になって気持ちが休まらない」「肩こりや腰痛がひどい」……なんて感じながらもメンテの手段を見つけられずに過ごしている人も多いのでは。
昔から「健全な精神に健全な体が宿る」と言われるように、精神と肉体の関係が密接なことはご存知のとおり。だからといって今更コンディションを整えるためにジムに行って体を鍛えたり、家で筋トレするなんて疲れそうだし、運動が苦手だし、体づくりをする時間があれば寝たい……という人にオススメするのが「おてがる瞑想」。「健全な精神が健全な体を作る」と考える説もあるので、逆から攻めてみようというわけだ。
たった15分の「おてがる瞑想」
瞑想には「記憶力と集中力が上がる」「幸福感が高まる」「ポジティブな思考になる」などの効果があるため仕事にも役立つということで、パワフルなビジネスマンの中にも瞑想を実践している人は多いらしい。ただ実際に始めてはみたものの、理念や呼吸法、姿勢などをアタマで理解しようとすると難解に感じられてつまずいてしまった人がいるかもしれない。そこで本格的な瞑想方法は置いておき、難しいことはヌキにした「アタマを空っぽにして自分と向き合う時間を作る」ことだけを意識した「おてがる瞑想」をやってみてはどうだろう。やり方はごく簡単。
1:一人になれる静かな場所に座り、あぐらを組む
2:体の力を抜いて背筋を伸ばし、目を閉じる
3:ゆっくりと深く呼吸をする
4:呼吸に集中する
これを15分繰り返す。雑念はなるべく排除するように心がけて。
実際にやってみると、「自分の時間を作ることの大切さ」に気づかされる。続けるうちにアタマの中がスッキリするようになった。前日の失敗や不安も今日に引きずらなくなる(ように意識する)ので、心とアタマが整理されてくるのだ。
また、この「おてがる瞑想」の時間に自分のコンディションを確認できるので、多少うまくいかないことがあっても「今日の自分はイマイチだからだ」と無駄にイライラすることも減った。
朝の起床後の実践がオススメだが、就寝前でもいいだろう。ぜひご自分の生活リズムの中でやりやすい時間に、やりやすい方法でアレンジを加えながら、「自分にご褒美を」ぐらいの気持ちでリラックスして試してみては。
<参考文献>
『始めよう。瞑想 15分でできるココロとアタマのストレッチ』(宝彩有菜著 光文社知恵の森文庫)
『成功と幸せを手に入れる瞑想力』(宮本辰彦著 アスペクト)
『始めよう。瞑想 15分でできるココロとアタマのストレッチ』(宝彩有菜著 光文社知恵の森文庫)
『成功と幸せを手に入れる瞑想力』(宮本辰彦著 アスペクト)
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
物知りもいいけど知的な教養人も“あり”だと思います。
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,600本以上。
『テンミニッツ・アカデミー』 で人気の教養講義をご紹介します。
なぜ「何回説明しても伝わらない」のか?鍵は認知の仕組み
何回説明しても伝わらない問題と認知科学(1)「スキーマ」問題と認知の仕組み
なぜ「何回説明しても伝わらない」という現象は起こるのか。対人コミュニケーションにおいて誰もが経験する理解や認識の行き違いだが、私たちは同じ言語を使っているのになぜすれ違うのか。この謎について、ベストセラー『「何...
収録日:2025/05/12
追加日:2025/11/02
「白人vsユダヤ人」という未解決問題とトランプ政権の行方
戦争と暗殺~米国内戦の予兆と構造転換(3)未解決のユダヤ問題
保守的な軍国化によって、内戦への機運が高まっているアメリカだが、MAGAと極左という対立図式は表面的なものにすぎない。その根本に横たわっているのは白人とユダヤ人という人種の対立であり、それはカーク暗殺事件によって露...
収録日:2025/09/24
追加日:2025/11/06
「境地は裏切らない」とは?禅の体験から見えてきたもの
徳と仏教の人生論(6)物事の本質を見極めるために
10年の修行で自我を手放し宇宙と一体化する境地に達すると、自分中心からホリスティックな視点に変わり、物事の表と裏の共通点が見えてきて、その本質がつかめるという田口氏。人生は常に新たな命題を解き明かし続ける旅である...
収録日:2025/05/21
追加日:2025/11/08
なぜ算数が苦手な子どもが多いのか?学力喪失の真相に迫る
学力喪失の危機~言語習得と理解の本質(1)数が理解できない子どもたち
たかが「1」、されど「1」――今、数の意味が理解できない子どもがたくさんいるという。そもそも私たちは、「1」という概念を、いつ、どのように理解していったのか。あらためて考え出すと不思議な、言葉という抽象概念の習得プロ...
収録日:2025/05/12
追加日:2025/10/06
40代前半に訪れる「中年の危機」、鍵は「人生の成長戦略」
人生100年時代の「ライフシフト概論」(3)キャリアの危機〈下〉
40代前半で訪れる「中年の危機」を脱するためには、会社中心の人生から「未来は自分で作る」という自分を中心とした人生への意識転換が必要だ。そのためのカギは、「Will・Can・Create」の3つから自分の「人生の成長戦略」を考...
収録日:2022/06/15
追加日:2022/09/24


