社会人向け教養サービス 『テンミニッツ・アカデミー』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
男女でこんなに違う!「褒め方」の違い
「ヘアスタイルやメイクを変えたのに、気づいてもくれないし、褒めてもくれない」「家事をがんばっていても、当然のことのように無関心」。女性の方からそんな男性パートナーへの不満をよく聞きますが、逆に女性ユーザーのみなさんは、ご自分のパートナーを褒めていますか? 男性が「褒めてほしい」と口にすることはめったにないこと。男性を褒めるなら、どんな褒め方がいいのでしょうか。
人を喜ばせたいなら、自分がされて嬉しいことを相手にしてあげればいいと言いますが、「褒める」ことは、簡単そうに思えて、案外技術がいるもの。なぜなら、男性と女性では褒められて嬉しいと感じるポイントが違うからです。
たとえば、髪型を変えたときにも、男女間では効果的な褒め方が違います。
・女性が喜ぶ褒め言葉
「パーマかけたんだ、すごく似合っているね」
「ショートも素敵だね。私も切ろうかな」
女性は新しい髪型が失敗していないか、似合っているか、褒められて納得したいという気持ちがあります。また、変化に気づいてもらえたり、共感してもらうこと、それ自体を新しい髪型への「褒め」として受け取ります
・男性が喜ぶ褒め言葉
「その髪型”かっこいい”ですね。おしゃれだなあ」
「短髪にして、男前度が上がりましたね」
男性は、髪型を変えたことよりも、それによって“かっこいい”という結果や、おしゃれへの評価を得られることのほうが嬉しいそうです。髪型への褒め言葉を、自分自身への“かっこいい” という褒め言葉に変換するのです。
この褒め方を男女逆にして当てはめてみると、褒めの効果が薄れる気がしませんか? 女性は髪型が可愛いと言われても、「可愛いのは髪型だけ?」と物足りなく感じるかもしれません。一方の男性は、「似合う」と言われても、褒められていることにさえ気づかない可能性も。
女性を褒めるなら、細部に「反応」すること。男性を褒めるなら、「本人自身」を褒める言葉を使うこと。これが、とても効果的だといえます。
たとえば「コツコツと頑張ってくれて、助かるよ」と仕事を褒められて嬉しいのは、女性です。反応としての褒めが嬉しい女性には、「いつも見ているよ」という姿勢が大切で、継続的にケアしている、気に掛けている、といった態度を示すことで、スムースなコミュニケーションが保たれます。
一方、男性は、そんな普段の勤務態度や姿勢を褒められても、喜びを感じる人は少ないそうです。それよりも、「お前のおかげで契約が取れたよ」とか、「きみのアイディアがなかったら、このプロジェクトは成功しなかった」といった、結果を出したときに評価の言葉をかけてあげることが有効。自信に繋がる褒め方が、やる気をアップさせます。
女性は過程を、男性は結果を大事にするといいますが、褒める時もそれを意識すると仕事へのモチベーションが上がるかもしれませんね。
いずれにしろ、「褒める」ことで良好な関係を築けるのは間違いないのですが、だからといって四六時中褒めるのもなかなか難しいもの。ポイントは、女性に対しては定期的に、男性は「ここぞ」と言う時に。そんな褒めるタイミングも、意識してみてはいかがでしょうか。
人を喜ばせたいなら、自分がされて嬉しいことを相手にしてあげればいいと言いますが、「褒める」ことは、簡単そうに思えて、案外技術がいるもの。なぜなら、男性と女性では褒められて嬉しいと感じるポイントが違うからです。
髪型なら、女性には「似合う」、男性には「かっこいい」
男性が、女性の髪型やメイクの変化をあまり褒めないのは、自分がそのようなことを褒められても、それほど嬉しいとは思わないため、気づかないといいます。だからといって、褒められたら男性だって嬉しいもの。たとえば、髪型を変えたときにも、男女間では効果的な褒め方が違います。
・女性が喜ぶ褒め言葉
「パーマかけたんだ、すごく似合っているね」
「ショートも素敵だね。私も切ろうかな」
女性は新しい髪型が失敗していないか、似合っているか、褒められて納得したいという気持ちがあります。また、変化に気づいてもらえたり、共感してもらうこと、それ自体を新しい髪型への「褒め」として受け取ります
・男性が喜ぶ褒め言葉
「その髪型”かっこいい”ですね。おしゃれだなあ」
「短髪にして、男前度が上がりましたね」
男性は、髪型を変えたことよりも、それによって“かっこいい”という結果や、おしゃれへの評価を得られることのほうが嬉しいそうです。髪型への褒め言葉を、自分自身への“かっこいい” という褒め言葉に変換するのです。
この褒め方を男女逆にして当てはめてみると、褒めの効果が薄れる気がしませんか? 女性は髪型が可愛いと言われても、「可愛いのは髪型だけ?」と物足りなく感じるかもしれません。一方の男性は、「似合う」と言われても、褒められていることにさえ気づかない可能性も。
女性を褒めるなら、細部に「反応」すること。男性を褒めるなら、「本人自身」を褒める言葉を使うこと。これが、とても効果的だといえます。
職場でも、褒めるタイミングにも、男女差がある
パートナー間だけでなく、職場で部下や後輩を褒めるときにも、男女差を意識すると褒め上手になります。たとえば「コツコツと頑張ってくれて、助かるよ」と仕事を褒められて嬉しいのは、女性です。反応としての褒めが嬉しい女性には、「いつも見ているよ」という姿勢が大切で、継続的にケアしている、気に掛けている、といった態度を示すことで、スムースなコミュニケーションが保たれます。
一方、男性は、そんな普段の勤務態度や姿勢を褒められても、喜びを感じる人は少ないそうです。それよりも、「お前のおかげで契約が取れたよ」とか、「きみのアイディアがなかったら、このプロジェクトは成功しなかった」といった、結果を出したときに評価の言葉をかけてあげることが有効。自信に繋がる褒め方が、やる気をアップさせます。
女性は過程を、男性は結果を大事にするといいますが、褒める時もそれを意識すると仕事へのモチベーションが上がるかもしれませんね。
いずれにしろ、「褒める」ことで良好な関係を築けるのは間違いないのですが、だからといって四六時中褒めるのもなかなか難しいもの。ポイントは、女性に対しては定期的に、男性は「ここぞ」と言う時に。そんな褒めるタイミングも、意識してみてはいかがでしょうか。
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
“社会人学習”できていますか? 『テンミニッツTV』 なら手軽に始められます。
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,600本以上。
『テンミニッツ・アカデミー』 で人気の教養講義をご紹介します。
日本でも中国でもない…ラストベルトをつくった張本人は?
内側から見たアメリカと日本(1)ラストベルトをつくったのは誰か
アメリカは一体どうなってしまったのか。今後どうなるのか。重要な同盟国として緊密な関係を結んできた日本にとって、避けては通れない問題である。このシリーズ講義では、ほぼ1世紀にわたるアメリカ近現代史の中で大きな結節点...
収録日:2025/09/02
追加日:2025/11/10
知ってるつもり、過大評価…バイアス解決の鍵は「謙虚さ」
何回説明しても伝わらない問題と認知科学(3)認知バイアスとの正しい向き合い方
人間がこの世界を生きていく上で、バイアスは避けられない。しかし、そこに居直って自分を過大評価してしまうと、それは傲慢になる。よって、どんな仕事においてももっとも大切なことは「謙虚さ」だと言う今井氏。ただそれは、...
収録日:2025/05/12
追加日:2025/11/16
近代医学はもはや賞味期限…日本が担うべき新しい医療へ
エネルギーと医学から考える空海が拓く未来(3)医療の大転換と日本の可能性
ますます進む高齢化社会において医療を根本的に転換する必要があると言う長谷川氏。高齢者を支援する医療はもちろん、悪い箇所を見つけて除去・修理する近代医学から統合医療への転換が求められる中、今後世界の医学をリードす...
収録日:2025/03/03
追加日:2025/11/19
AIは「暗黙知・常識に基づく高度な判断」が不得意
AIとデジタル時代の経営論(6)暗黙知と判断力
一橋大学大学院国際企業戦略研究科研究科長・教授の一條和生氏によれば、AIが不得手なのは、暗黙知・常識に基づく高度な判断である。人間の役割はこうした暗黙知を捨てず、個々の状況での判断力を磨いていくことだ。暗黙知を支...
収録日:2017/07/24
追加日:2017/10/30
「宇宙の階層構造」誕生の謎に迫るのが宇宙物理学のテーマ
「宇宙の創生」の仕組みと宇宙物理学の歴史(1)宇宙の階層構造
宇宙とは何かを考えるうえで中国の古典である『荘子』・『淮南子(えなんじ)』に由来する「宇宙」という言葉が意味から考えてみたい。続いて、地球から始まり、太陽系、天の川銀河(銀河系)、局所銀河群、超銀河団、そして大...
収録日:2020/08/25
追加日:2020/12/13


