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DATE/ 2016.11.26

年齢・地方・職種別で見る、働く女性の年収事情

※2018年10月更新

 女性の平均年収、気になりませんか。転職・求人情報サイトの「DODA」が、独自の調査を行っています。国税庁などの公式発表と比較しながら、働く女性の年収事情を見てみましょう。

正社員女性の平均年収は494万円!

 まず、働く女性の平均年収として、国税庁が発表したのは287万円(2017年調査、2018年発表)という数字でした。国税庁の調査においては、正規、非正規が平均されているので、それぞれを見てみると、正規 494 万円、非正規 175 万円でした。「DODA」の発表では、380万円(2017年調査)となっています。その差は114万円ありますが、これは調査対象の違いになります。同社の調査では、自社のDODAエージェントサービスに登録した正社員20歳~59歳までを対象としたもの。さらに、転職も視野に入れていることから、今より待遇のよい転職先が見つかれば動ける、身軽な人が多いと考えられます。
 以下、年齢別・都道府県別データについても、比べてみます。

正社員女性の年収は、続ければ、ちゃんと上がっていた?

 まず気になるのが年齢別データ。転職も視野に入れた正社員の実情について、「DODA」のデータを参照してみましょう。

20代:319万円
30代:386万円
40代:423万円
50代:445万円

 加齢によって一見順調に上昇しているようですが、実は喜んでばかりもいられません。前年調査との比較を見ると、20代が-5万円、30代で-4万円、40代で-2万円、50代では-16万円と、全体的に下降傾向にあるようです。

都道府県別では、どうでしょう?

 DODAでは、都道府県別の女性年収データも統計しています。47都道府県の上と下の様子を比較してみましょう。

1位:東京都:389万円
2位:神奈川県:360万円
3位:千葉県:344万円

45位:鹿児島県:304万円
45位:大分県:303万円
46位:新潟県、沖縄県:301万円

 地域格差は予想通りですが、前年比で全国的にも目減りしていることが分かります。

女性が最も稼げるキャリアは何?

 同社のデータでは、職種をいくつかに分けて分析しています。それによる女性の平均年収の動向はどうでしょうか。

1位:専門職/コンサル・専門事務所・監査法人:536万円
2位:企画/管理系:439万円
3位:技術系(IT/通信):401万円
4位:技術系(電気/電子/機械):392万円
5位:営業系:379万円
6位:技術系(メディカル/化学/食品):363万円
7位:技術系(建築/土木):358万円
8位:金融系専門職:354万円
9位:クリエイティブ系:314万円
10位:販売/サービス系:295万円

 より詳しい職種に絞ったベスト3を拝見。

1位:金融系専門職/投資銀行業務:672万円、差額183万円
2位:金融系専門職/運用業務:600万円、差額237万円
3位:専門職/戦略・経営コンサルタント:588万円、差額134万円

 右側の差額は、同社の男女別平均年収との比較です。どこまでいっても女性の年収事情は、男性との格差に悩まされるようです。

<参考サイト>
・DODA:女性の平均年収ランキング 2017
https://doda.jp/woman/guide/heikin/
・国税庁:民間給与実態統計調査結果
https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2017/pdf/001.pdf
(10MTV編集部)

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