社会人向け教養サービス 『テンミニッツ・アカデミー』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
開封率100%!最強の営業ツールは〇〇だった!
年末は忘年会やら大掃除やら、やらなければいけないことがたくさんありますが、年賀状もその一つ。「やらなければいけない」と面倒なことのように書いてしまいましたが、実は大きなメリットがあるのです。
それを踏まえると、営業ツールとして非常に有効です。100%売り込みの内容にすると引かれてしまう可能性が高いので、その加減に気を付ける必要はありますが、売り込みたい品物やサービスを年始のあいさつに付け加えるのは効果的ではないでしょうか。名刺交換したお客様や仕事上の関係者にアピールするチャンスともいえます。
「俺は営業じゃないから関係ないな」なんてことはありません。社内の上司や先輩にだって有効です。先ほど書いたように、年賀状はかなりの確率で目を通す媒体。日ごろ面と向かって話すことがない相手に自分を売り込むいい機会です。仕事のやる気をアピールするも良し、それとなく媚びを売るも良し。その人だけにしたためたと思わせる文言にすることも大事です。「なんだ、みんなと同じ内容を送っているだけか」と思われたらプラスにならないですからね。手書きで一言あるだけでも印象は変わるものです。
・「同僚が皆部長に年賀状を出していたのに、私だけ出さなかったので年明けに嫌味を言われた」(40代、流通)
・「『お客様に年賀状を出さないなんてありえない!』と上司に叱責された。異動一年目で勝手がわからなくて…」(30代、出版)
これらはほんの一例ですが、一枚あたり数分、金額にして52円を惜しんだがゆえに仕事に響くこともあるわけです。個人情報の取り扱いが厳重になっている今、送りたい相手の住所がわからないこともあるかとは思いますが、SNSのアカウントやメールアドレスがわかれば送れるサービスもあります。
年末の面倒な作業も、こうして考えたら書きたい、あるいは書かなきゃという気持ちになってきませんか。最近ご無沙汰だった人に出してみるのも良いですね。
当然の開封率100%!実はこれってスゴイ
まず年賀状の特徴は、とりあえずは目を通す媒体だということ。「そんなこと当たり前じゃないか」と思われるかもしれませんが、読みもせずに捨てられてしまうチラシやダイレクトメールがあることを考えれば、読んでもらえることのハードルは意外に高いとわかってもらえるのではないかと思います。それを踏まえると、営業ツールとして非常に有効です。100%売り込みの内容にすると引かれてしまう可能性が高いので、その加減に気を付ける必要はありますが、売り込みたい品物やサービスを年始のあいさつに付け加えるのは効果的ではないでしょうか。名刺交換したお客様や仕事上の関係者にアピールするチャンスともいえます。
「俺は営業じゃないから関係ないな」なんてことはありません。社内の上司や先輩にだって有効です。先ほど書いたように、年賀状はかなりの確率で目を通す媒体。日ごろ面と向かって話すことがない相手に自分を売り込むいい機会です。仕事のやる気をアピールするも良し、それとなく媚びを売るも良し。その人だけにしたためたと思わせる文言にすることも大事です。「なんだ、みんなと同じ内容を送っているだけか」と思われたらプラスにならないですからね。手書きで一言あるだけでも印象は変わるものです。
出さないことでリスクも 上司から叱責…
逆に年賀状を出さないリスクも考えてみましょう。・「同僚が皆部長に年賀状を出していたのに、私だけ出さなかったので年明けに嫌味を言われた」(40代、流通)
・「『お客様に年賀状を出さないなんてありえない!』と上司に叱責された。異動一年目で勝手がわからなくて…」(30代、出版)
これらはほんの一例ですが、一枚あたり数分、金額にして52円を惜しんだがゆえに仕事に響くこともあるわけです。個人情報の取り扱いが厳重になっている今、送りたい相手の住所がわからないこともあるかとは思いますが、SNSのアカウントやメールアドレスがわかれば送れるサービスもあります。
年末の面倒な作業も、こうして考えたら書きたい、あるいは書かなきゃという気持ちになってきませんか。最近ご無沙汰だった人に出してみるのも良いですね。
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
物知りもいいけど知的な教養人も“あり”だと思います。
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,600本以上。
『テンミニッツ・アカデミー』 で人気の教養講義をご紹介します。
逆境に対峙する哲学カフェ…西洋哲学×東洋哲学で問う矛盾
逆境に対峙する哲学(1)日常性が「破れ」て思考が始まる
「逆境とは何に逆らうことなのか」「人はそもそも逆境でしか思考しないのではないか」――哲学者鼎談のテーマは「逆境に対峙する哲学」だったが、冒頭からまさに根源的な問いが続いていく。ヨーロッパ近世、ヨーロッパ現代、日本...
収録日:2025/07/24
追加日:2025/12/19
豊臣兄弟の謎…明らかになった秀吉政権での秀長の役割
豊臣兄弟~秀吉と秀長の実像に迫る(1)史実としての豊臣兄弟と秀長の役割
豊臣と羽柴…二つの名前で語られる秀吉と秀長だが、その違いは何なのか。また、これまで秀長には秀吉の「補佐役」というイメージがあったが、史実ではどうなのか。実はこれまで伝えられてきた羽柴(豊臣)兄弟のエピソードにはか...
収録日:2025/10/20
追加日:2025/12/18
古き良きヨーロッパのキリスト教社会が克明にわかる名著
渡部昇一の「わが体験的キリスト教論」(1)古き良きキリスト教社会
渡部昇一氏には、若き頃に留学したドイツでの体験を記した『ドイツ留学記(上・下)』(講談社現代新書)という名著がある。1955年(昭和30年)から3年間、ドイツに留学した渡部昇一氏が、その留学で身近に接したヨーロッパ文明...
収録日:2021/08/06
追加日:2021/10/23
重要思考とは?「一瞬で大切なことを伝える技術」を学ぶ
「重要思考」で考え、伝え、聴き、議論する(1)「重要思考」のエッセンス
「重要思考」で考え、伝え、聴き、そして会話・議論する――三谷宏治氏が著書『一瞬で大切なことを伝える技術』の中で提唱した「重要思考」は、大事な論理思考の一つである。近年、「ロジカルシンキング」の重要性が叫ばれるよう...
収録日:2023/10/06
追加日:2024/01/24
「キリスト教は知らない」ではアメリカ市民はつとまらない
「アメリカの教会」でわかる米国の本質(1)アメリカはそもそも分断社会
アメリカが日本の運命を左右する国であることは、安全保障を考えても、経済を考えても、否定する人は少ないだろう。だが、そのような国であるにもかかわらず、日本人は、本当に「アメリカ」のことを理解できているだろうか。日...
収録日:2022/11/04
追加日:2023/01/06


