スティーブ・ジョブズの成功哲学
この講義シリーズは第2話まで
登録不要で無料視聴できます!
第1話へ
▶ この講義を再生
この講義の続きはもちろん、
5,000本以上の動画を好きなだけ見られる。
スキマ時間に“一流の教養”が身につく
まずは72時間¥0で体験
(会員の方に広告は表示されません)
ジョブズが考える「永遠に続く会社」、大事なのは価値観
スティーブ・ジョブズの成功哲学(4)永遠に続く会社のつくり方
桑原晃弥(経済・経営ジャーナリスト)
スティーブ・ジョブズが目指したのは、社会に影響を与え、後世に続く会社を作り上げることだった。目先の利益に惑わされず、明確な理念を掲げ、それを共有した社員とともにより良い製品の開発のために絶えず努力を続けたことが、アップルを成功に導いたのである。(全9話中第4話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
時間:13分58秒
収録日:2022年3月15日
追加日:2022年5月14日
≪全文≫

●すごい製品をつくることが会社の役目である


―― ここまで、ジョブズの生涯について見てきました。そこでは会社が永遠に続くというメッセージがありました。次に見るのが、「スティーブ・ジョブズに学ぶ 永遠に続く会社のつくり方」です。以下、ジョブズの語録を追っていきます。

 1番目の語録は、「僕は、いつまでも続く会社をつくることに情熱を燃やしてきた。すごい製品をつくりたいと社員が猛烈にがんばる会社を。それ以外はすべて副次的だ。もちろん利益を上げるのもすごいことだよ。利益があればこそ、すごい製品をつくっていられるのだから。でも原動力は製品であって利益じゃない」という言葉です。

桑原 そうです。この「すごい製品をつくる」というのが、やはりジョブズにとっては全てだったのだと思います。

―― それが喜びなのでしょうか。

桑原 そうです。子どもの頃、ラジオなどいろいろなものをつくれるヒースキットという子ども用の玩具がありましたが、アメリカのGAFAの経営者は皆、子どもの頃それで遊んでいます。「この宇宙にあるものだったら僕は何でもつくれる」という言い方をしているのですが、そういうものをつくりながら、ジョブズはいつもそう思っていました。ものをつくることがとにかく大好きなのです。

 ただし、つくるときに、ジョブズの場合はそこにエンジニア的な発想ではない独特の美意識があります。その美意識がやはりすごく影響していて、単に売れるとか、儲かることよりも、世の中を変えられるぐらい美しいもの、すごいものをつくりたいという思いがまず一番にあって、それをやるのが会社なのだということがジョブズの原点だと思っています。

―― これは日本の会社の製品にもどうしてもあることですが、機能をつけて喜ぶところも無きにしも非ず、です。ジョブズの場合はそうではないのですね。

桑原 そうですね。ジョブズがずっとやっていたのが、まず模倣を嫌うことです。よそと同じものはまず絶対につくりません。それから、とにかく値段が高い、あるいは安いという問題ではないということです。どちらかというとアップルは高いほうになると思います。すごいものをつくるためにまずその二つがあり、それをつくる会社とは何だろうと考えたのだと思います。

―― そこが永遠に続く会社の1つの肝になってくるという...

スキマ時間でも、ながら学びでも
第一人者による講義を1話10分でお届け
さっそく始めてみる
(会員の方に広告は表示されません)
「経営ビジネス」でまず見るべき講義シリーズ
チームパフォーマンスを高める心理的安全性(1)心理的安全性が注目される理由
なぜ今「心理的安全性」なのか、注目を集める背景に迫る
青島未佳
「発想力」の技法を学ぶ(1)発見と探究(前編)
“なぜ”を繰り返せ!『発想力の全技法』に学ぶ原因探究法
三谷宏治
経験学習を促すリーダーシップ(1)経験学習の基本
成長を促す「3つの経験」とは?経験学習の基本を学ぶ
松尾睦
野獣の経営、家畜の経営(1)経営センスが育つ土壌
ファーストリテイリングで経営者が育つ理由
楠木建
組織心理学~若者とのコミュニケーション(1)「Z世代」の特徴と接し方
Z世代は傷つきやすい!?…昔の世代との相違点、共通点とは
山浦一保
イーロン・マスクの成功哲学(1)マスクが「世界一」になるまで
イーロン・マスクは何がすごい?生い立ちと経歴
桑原晃弥

人気の講義ランキングTOP10
核DNAからさぐる日本のルーツ(1)人類の起源と広がり
核DNAデータで日本人のルーツを探る…アフリカから日本まで来た行程と時期は?
斎藤成也
「満洲」から考える日本とアジア(5)ロシアのシベリア征服と日清日露戦争
「満洲利権」はなぜ日本の手に渡ったか?…ロシアの極東征服、そして朝鮮の混乱が日本を日清・日露戦争へ
宮脇淳子
『オデュッセイア』で読み解く神話の秘密(1)物語の構造を読み解くおもしろさ
『オデュッセイア』の面白さの秘密を神話の構造から読み解く…なぜ波乱万丈の神話が人間の創作の源泉になったか
松村一男
編集部ラジオ2026(33)鎌田東二先生の法華経講義解説-2
【10min名作探訪】大丈夫だよと励ましてくれる『法華経』…鎌田東二先生の講義
テンミニッツ・アカデミー編集部
仏教とキリスト教が照らし出す日本の宗教(1)神とは何か、そして天皇とは?
日本と世界の「神と信仰」の違いは?…そして天皇の大切な役割
橋爪大三郎
アメリカの理念と本質(1)西洋文明の行き着いた先と三つの建国
アメリカの理念と本質とは?…まず「三つの建国」から原点に迫る
中西輝政
何回説明しても伝わらない問題と認知科学(1)「スキーマ」問題と認知の仕組み
なぜ「何回説明しても伝わらない」のか?鍵は認知の仕組み
今井むつみ
資本主義の再定義…哲学で考える(1)アダム・スミスの「市場と感情」
資本主義を哲学する…まずアダム・スミスの見えざる手と道徳感情論
中島隆博
モンゴル帝国の世界史(1)日本の世界史教育の大問題
なぜ日本の「世界史」はいびつなのか…東洋史と西洋史の違い
宮脇淳子
「ホメロス叙事詩」を読むために(7)オデュッセウスの冒険
ホメロスの『オデュッセイア』が描く苦難と誘惑の冒険譚
納富信留