文在寅大統領はいったいどのような人物なのか
悪化する日韓関係(5)文在寅の台頭と国際政治経済
文在寅氏は、戦後韓国で一定の存在感を常に示してきた反日容共派の急先鋒で、彼の経歴や政治家としての実績が現在の強硬な政策に反映されていると、島田晴雄氏は指摘する。文在寅という歴史的に見ても非常に強硬な指導者を頂く...
収録日:2019/09/09
追加日:2019/10/30
文在寅大統領の誕生と韓国が抱える多くの課題
2017年韓国大統領選挙の見方と韓国の課題
政治学者で慶應義塾大学大学院教授の曽根泰教氏が2017年5月に行われた韓国大統領選を読み解く。曽根氏は日韓の間にはいくつかの見方の違いがあることを指摘し、日本の視点だけでは見えてこない韓国の政治、経済、社会の実情を分...
収録日:2017/05/11
追加日:2017/05/28
歴史を政治外交の武器にしようとする手法へどう対応すべきか
日本近現代史と歴史認識~日中韓の葛藤(3)歴史を見る視点の違い
日中歴史共同研究に参加した山内昌之氏は、南京事件の死者数に関する日中の見方の食い違いを取り上げ、歴史認識というランプの当て方で歴史の見方が変わってしまうこと、またそうした見方を政治外交の手段としてしまうことに苦...
収録日:2019/08/22
追加日:2020/02/16
国家のリーダーが肝に銘ずるべき鉄則には3つの次元がある
危機下のリーダーシップ、その要諦とは(3)変化に応じたリーダーシップ
「自国ファースト」でない主権独立国家などはあり得ない。日本もその例外ではないが、日本には日本の自国ファーストとグローバル・イシューのバランスの取り方があるはずで、それはアメリカの戦略とは異なるものだ。重要なのは...
収録日:2020/07/17
追加日:2020/09/07
巧みな外交手腕を発揮する北朝鮮の思惑とは
北朝鮮の脅威と日本の国益(7)日韓関係と北朝鮮の外交
日韓関係が悪化しているなか、韓国では文政権に対して国内保守系メディアからの批判もあり、今後の動き次第では状況が変わる可能性もある。他方、北朝鮮は韓国に対して外交的駆け引きを行い、国内で失いかけている求心力を取り...
収録日:2019/08/21
追加日:2019/11/03
中国の経済的躍進のなか、日韓関係をどう考えていくべきか
国際秩序の変容~危機の予兆(5)ナショナリズムと日韓関係
世界の分断を克服する手立てとして、ナショナリズムは有効だろうか。韓国の場合、日本に強硬な立場を取ることで、国内の支持率上昇に成功してきた。しかし、中国の台頭を考えれば、日韓はナショナリズムでつぶしあわず、大局的...
収録日:2019/09/03
追加日:2019/12/16
GSOMIAの突然の破棄が日韓関係にもたらした影響
悪化する日韓関係(4)GSOMIA破棄の衝撃と戦後の日韓関係
悪化する日韓関係は、安全保障分野にまで影響を与え始めた。安全保障上の要地である東アジアにおいて、日韓の協力体制が果たす役割は小さくなかったが、GSOMIA破棄によって協力体制の前途に暗雲が垂れ込め始めた。アメリカの仲...
収録日:2019/09/09
追加日:2019/10/23
都議会選挙の結果を理解するための3つの観点
2017年東京都議会選挙の結果と国政への影響
2017年7月2日に行われた東京都議会選挙の結果、都民ファーストの会が圧勝し、自民党が大幅に議席を減らした。選挙期間中には小池百合子知事の二元代表制に批判がなされたが、政治学者で慶應義塾大学大学院教授の曽根泰教氏によ...
収録日:2017/07/03
追加日:2017/07/07
日本の景気は中長期的に見るとかなり危険な状況
2018年激動の世界と日本(1)激変する世界を展望する
2018年はアメリカ、ヨーロッパ、そして東アジアで、大激動の年になるだろうと、公立大学法人首都大学東京理事長・島田晴雄氏は予測する。ドナルド・トランプ大統領の政策、ブレグジットを含めたヨーロッパの状況、中国の台頭と...
収録日:2018/01/16
追加日:2018/04/21
トランプ政権に2期目はありえるのか?
2018年激動の世界と日本(6)トランプ政権の今後
公立大学法人首都大学東京理事長・島田晴雄氏が、トランプ政権2期目はありえるのか、見通しを語る。民主党に新戦略がない今、トランプ大統領はロシアゲートを切り抜ければ、大統領2期目も現実味を帯びてくるだろう。しかし2期目...
収録日:2018/01/16
追加日:2018/04/21
北朝鮮の核ミサイルが実装段階に入るのは時間の問題
2018年激動の世界と日本(12)北朝鮮の核問題
2017年11月、北朝鮮は火星15型弾道ミサイルを発射した。アメリカの東海岸全域を射程に収めるミサイルだ。核ミサイルが実装段階に入るのはもはや時間の問題である。公立大学法人首都大学東京理事長・島田晴雄が、北朝鮮の核ミサ...
収録日:2018/01/16
追加日:2018/04/22
アメリカの北朝鮮攻撃の可能性は?
2018年激動の世界と日本(13)北朝鮮有事の可能性
北朝鮮は核ミサイル開発を進めてきたが、その背景にはアメリカの北朝鮮政策の誤りがあった。公立大学法人首都大学東京理事長・島田晴雄氏が、アメリカの北朝鮮外交を振り返り、アメリカの北朝鮮攻撃の可能性について解説する。...
収録日:2018/01/16
追加日:2018/04/22
日本の財政は、敗戦のときよりも悪化している
逆境の克服とリーダーの胆力(3)中国の台頭と財政危機
日本を取り巻く困難な状況は2つあると、公益財団法人松下政経塾副理事長・イマジニア株式会社代表取締役会長兼CEOの神藏孝之氏は指摘する。まずは中国が日本のGDPの約3倍という超大国になりつつあるということだ。朝鮮半島の混...
収録日:2018/01/19
追加日:2018/06/12
米中の狭間で日本はいかに進むべきか
米中関係を見抜く(4)日本は世界史の実験場になる
中国の「永遠の隣国」である日本は、米中のせめぎ合いの中で、一定の自立性を確保しながら、新たな理想を掲げることで、自らの生きる道を確保していくべきであろう。日本が自立性を保つためには、国力の再生が必要である。それ...
収録日:2019/06/28
追加日:2019/09/04
急速に悪化する日韓関係を打開する方法はあるのか
悪化する日韓関係(1)日韓関係をめぐる3つの問題
ここ数年、日韓関係は悪化の一途をたどっている。積極的な文化交流などによって関係改善に努めてきた両国の間に、今何が起こっているのか。相互に複雑に絡み合ういくつかの争点に関して、島田晴雄氏が明快に解説する。初回の講...
収録日:2019/09/09
追加日:2019/10/16
元徴用工に対する個人補償問題の背景と現状
悪化する日韓関係(2)よみがえる徴用工補償問題
前回提示された3つの問題のうち、今回は徴用工補償問題を取り上げる。この問題に関しては、1965年の日韓基本条約で一応の解決を見ている。しかし、韓国司法は2010年代に入って徴用工個人の請求権を認める判決を出し始め、韓国政...
収録日:2019/09/09
追加日:2019/10/16
輸出規制強化と緩和の間で揺れ動く日韓経済関係
悪化する日韓関係(3)徴用工補償問題から輸出規制へ
徴用工補償問題が過熱していく中で、日本政府は輸出規制の強化という経済的な報復措置を取り、日韓関係は新たな局面を迎えた。両国政府ともに相手の外交上の非礼を非難するという、泥沼化の様相を呈している。WTOやアメリカなど...
収録日:2019/09/09
追加日:2019/10/23
態度を硬化させる韓国政府に対して日本の取るべき対応
悪化する日韓関係(6)日韓関係の今後
日本はこれからどのように韓国と向き合っていくべきなのだろうか。シリーズではこれまで、急激に悪化する日韓関係の背景と、その詳しい経過について解説してきたが、それを受けて最終話である今回は、日韓両政府の立場や姿勢か...
収録日:2019/09/09
追加日:2019/10/30
今起こっている国際秩序の変容は「危機の20年」の再来か
国際秩序の変容~危機の予兆(1)「危機の20年」の再来か
今、国際秩序は変容の時代に入っている。第二次世界大戦の反省から、戦後「復讐のサイクル」をつくらないための国際的な信頼関係と和解が築き上げられてきた。しかし2010年代に入ってから、以前の信頼関係を切り崩す戦略を取る...
収録日:2019/09/03
追加日:2019/11/18
台湾が新型コロナ問題で示した「自由で民主的な体制の対応力」
世界の新型コロナ対応を俯瞰する(2)アジア諸国の対応
過去に類を見ないウイルスの蔓延に対して、アジア諸国、特に台湾がうまく対応して抑え込みを進めることができたのはどうしてなのか。それにはITインフラの整備状況や隣国との関係、政治体制の違いなどが関係している。(全6話中...
収録日:2020/04/09
追加日:2020/05/16
世界中がコロナ不況で苦しむ中、台湾がプラスになる理由
コロナ禍で揺れる世界経済の行方(7)アジアの課題
新型コロナ対応において「優等生」と目される国はアジアに多い。その例として、韓国、シンガポール、台湾などが講じた手法を日本も含めて振り返ってみよう。アジア諸国のこれからの課題は、第二波への備えということになりそう...
収録日:2020/06/15
追加日:2020/07/14
世界最悪の感染拡大が進むアメリカの状況を確認する
コロナパンデミックと闘う世界と今後の課題(3)経済活動再開と第二波
コロナウイルス対策としての活動制限が各国の経済に与えた打撃は深刻だったため、各国政府は感染拡大が落ち着いてくると迅速に経済活動の再開に尽力した。しかし、その結果再度コロナウイルスの感染拡大が広まりつつあり、感染...
収録日:2020/07/16
追加日:2020/08/28
デジタル庁新設と2050年脱炭素化――菅政権の構造改革に迫る
2021年激変する世界と日本の針路(9)安倍政権から菅政権へ、その政策と課題
デジタル庁新設、グリーン成長戦略、RCEP参加など積極的に政策を進める菅政権だが、発足当初高かった支持率はコロナ禍での対応の迷走と混乱で急落。はたして回復の糸口はどこにあるのか。また、日本には米中対立の狭間で大事な...
収録日:2021/02/02
追加日:2021/03/20
習近平外交、あやまてり…中国はあまりにも踏み込みすぎた
激動のインド太平洋・米中の思惑を読む(2)QUAD首脳会合が示したものは何か
日米首脳会談の後に行われたQUAD首脳会合。ここでカギとなったのは「インドをいかに引き込むか」であった。それは、今後の対中国戦略を見据えるうえで非常に重要であったと中西輝政氏は言う。その成果はどうだったのか。そして...
収録日:2022/05/30
追加日:2022/07/08