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日本人が飛行機で最も嫌う「迷惑行為」は?
総合旅行サイト「エクスペディア・ジャパン」は、飛行機内でのマナーやフライト中の意識についてアンケートを実施。その結果から、世界と違う日本人特有の考え方が浮かび上がってきたといいます。
<座席は「通路側派」と回答した国ランキング>
1位:日本(53%)
2位:シンガポール(47%)
3位:アメリカ(40%)
4位:香港(39%)
5位:韓国(38%)
6位:フランス(27%)
7位:スペイン(26%)
8位:ブラジル(19%)
9位:メキシコ(18%)
10位:インド(14%)
エクスペディア・ジャパンでは、日本人が「通路側」を好むのは「寝ている人を起こすことが世界一苦手」だからではないか、と分析しています。その根拠として、同アンケート内で「機内の窓側や真ん中の席に座っている際、どのように通路に出るか」という質問に対し、「寝ている人を起こして動いてもらう」と回答した日本人は24%で、世界最下位だったからだそう。
日本人は世界一「通路側の席が好き」で、世界一「寝ている人を起こすのが嫌い」なのです。
確かに年を重ねるとトイレは近くなりやすく、そのたびに席を立つのは気が引けるもの。窓側の席と比べると通路側の席のほうがその点、ストレスが少ないといえるでしょう。
「声をかけるのが苦手」「恥ずかしい」という日本人の内気な気質もさることながら、機内トラブルを耳にすることが多くなった昨今の事情から「相手を刺激したくない」という気持ちも大いに含まれていそうです。
<機内で迷惑行為をしている乗客がいたときの行動(日本人)>
1位:フライトアテンダントに報告する(54%)
2位:何も言わずに我慢する(39%)
3位:直接注意する(5%)
<機内での迷惑行為に対して「何も言わずに我慢する」人の割合>
1位:日本(39%)
2位:フランス(34%)
3位:シンガポール(28%)
4位:スペイン(23%)
5位:ブラジル(22%)
6位:アメリカ(22%)
7位:香港(22%)
8位:メキシコ(21%)
9位:韓国(18%)
10位:インド(11%)
<機内で迷惑だと思う人ランキング(日本人)>
1位:前の席を蹴ったり、つかんだりする人(50%)
2位:香水や体臭が臭い人(44%)
3位:子どもを放置する親(39%)
また、日本人はフライト中に「寝て過ごす」、さらに「靴下を履いたまま、靴を脱いで過ごす」人の割合が一番高いという結果も出ています(前者は日本人全体の77%、後者は日本人全体の44%)。このことから考えると、「寝ている最中に、靴を履いた足で蹴られる」ことが、余計に迷惑行為への不快感を高めているではないでしょうか。
とはいえ、我慢し続けてストレスを抱えてしまい、飛行機を降りるころにはグッタリしてコンディションがガタ落ち……という事態はできるだけ避けたいものです。長時間のフライトを気持ち良く過ごすためにも、自分なりのトラブル回避方法や、ストレスを溜めない方法を準備しておきましょう。
世界で一番「通路側」の席を好む日本人
エクスペディア・ジャパンが実施した「フライトに関する意識の国際比較調査」によると、機内の座席の「窓側」「真ん中」「通路側」のうち、「通路側」を選んだ日本人は全体の53%。日本人の半数以上が「通路側」を選んでおり、これは他国と比べてももっとも高い割合だったそうです。<座席は「通路側派」と回答した国ランキング>
1位:日本(53%)
2位:シンガポール(47%)
3位:アメリカ(40%)
4位:香港(39%)
5位:韓国(38%)
6位:フランス(27%)
7位:スペイン(26%)
8位:ブラジル(19%)
9位:メキシコ(18%)
10位:インド(14%)
エクスペディア・ジャパンでは、日本人が「通路側」を好むのは「寝ている人を起こすことが世界一苦手」だからではないか、と分析しています。その根拠として、同アンケート内で「機内の窓側や真ん中の席に座っている際、どのように通路に出るか」という質問に対し、「寝ている人を起こして動いてもらう」と回答した日本人は24%で、世界最下位だったからだそう。
日本人は世界一「通路側の席が好き」で、世界一「寝ている人を起こすのが嫌い」なのです。
年齢が高い人ほど「通路側」の席が好き
いっぽう、年代別で見ると「通路側」を選んだ人の割合は18~34歳で41%、35~49歳で49%、50 歳以上で61%と、年齢が高まるほど「通路側」を好む傾向に。その理由は定かではありませんが、飛行機や新幹線で「通路側」の席を好む人の意見をWEBサイト等で調べてみると「トイレが近いため、通路側のほうが席を立ちやすい」といった意見が目立ちました。確かに年を重ねるとトイレは近くなりやすく、そのたびに席を立つのは気が引けるもの。窓側の席と比べると通路側の席のほうがその点、ストレスが少ないといえるでしょう。
世界で一番「迷惑行為を我慢」する日本人
また同社のフライトのマナーに関するアンケートで、機内で迷惑行為があった場合の対応として、「直接注意する」日本人はわずか5%にとどまりました。日本人の9割は「フライトアテンダントに報告する(54%)」か「何も言わずに我慢する(39%)」と回答しています。また、「何も言わずに我慢する」人は、世界で最も高い割合だったということです。「声をかけるのが苦手」「恥ずかしい」という日本人の内気な気質もさることながら、機内トラブルを耳にすることが多くなった昨今の事情から「相手を刺激したくない」という気持ちも大いに含まれていそうです。
<機内で迷惑行為をしている乗客がいたときの行動(日本人)>
1位:フライトアテンダントに報告する(54%)
2位:何も言わずに我慢する(39%)
3位:直接注意する(5%)
<機内での迷惑行為に対して「何も言わずに我慢する」人の割合>
1位:日本(39%)
2位:フランス(34%)
3位:シンガポール(28%)
4位:スペイン(23%)
5位:ブラジル(22%)
6位:アメリカ(22%)
7位:香港(22%)
8位:メキシコ(21%)
9位:韓国(18%)
10位:インド(11%)
日本人は飛行機で「前の席を蹴られる」のが一番嫌い
同じく同社のアンケートの調査によると、日本人が嫌う迷惑行為で最も多かったのが「前の席を蹴ったり、つかんだりする」人という回答でした。映画館でもたびたび注意喚起される、迷惑行為の定番ですね。<機内で迷惑だと思う人ランキング(日本人)>
1位:前の席を蹴ったり、つかんだりする人(50%)
2位:香水や体臭が臭い人(44%)
3位:子どもを放置する親(39%)
また、日本人はフライト中に「寝て過ごす」、さらに「靴下を履いたまま、靴を脱いで過ごす」人の割合が一番高いという結果も出ています(前者は日本人全体の77%、後者は日本人全体の44%)。このことから考えると、「寝ている最中に、靴を履いた足で蹴られる」ことが、余計に迷惑行為への不快感を高めているではないでしょうか。
長時間のフライトは、ストレスを溜めないことが肝心
通路側の席を好んだり、迷惑行為に対して我慢するのは、日本人が「自分より人を優先する精神」や「奥ゆかしさ」があるからだといえなくもないでしょう。とはいえ、我慢し続けてストレスを抱えてしまい、飛行機を降りるころにはグッタリしてコンディションがガタ落ち……という事態はできるだけ避けたいものです。長時間のフライトを気持ち良く過ごすためにも、自分なりのトラブル回避方法や、ストレスを溜めない方法を準備しておきましょう。
<参考サイト>
・We Love Expedia:日本人は世界一「通路側」の席が好き!理由は「寝ている人を起こす」ことが世界一苦手だから!?
https://welove.expedia.co.jp/press/34960/
・We Love Expedia:日本人は世界一、機内での迷惑行為を「我慢」 機内で迷惑だと思う人第1位は「前の席を蹴ったり、つかんだりする人」
https://welove.expedia.co.jp/press/35227/
・We Love Expedia:日本人は世界一「通路側」の席が好き!理由は「寝ている人を起こす」ことが世界一苦手だから!?
https://welove.expedia.co.jp/press/34960/
・We Love Expedia:日本人は世界一、機内での迷惑行為を「我慢」 機内で迷惑だと思う人第1位は「前の席を蹴ったり、つかんだりする人」
https://welove.expedia.co.jp/press/35227/
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