社会人向け教養サービス 『テンミニッツTV』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
『おもしろすぎる 山図鑑』を手に「山歩」を堪能しよう
スマートフォンやタブレットが普及し、SNSが日常生活に深く根ざすなど、私たちの生活はかつてないほどデジタル化しています。それとともに、子どもたちの遊び場もますます屋内に限られるようになってきました。たとえ親が子どもを公園で遊ばせようと外へ連れ出しても、ベンチに座り込み、携帯ゲームに夢中になっている光景はもはや珍しいものではありません。
このような時代だからこそ、自然の中で遊ぶことの重要性が見直されてきています。信州大学の平野吉直教授が行った研究によると、自然と触れ合う経験を豊かに持つ青少年ほど、何か新しいことに直面した時に自分で調べる好奇心や、さまざまな人と一緒に活動できる協調性、他人の立場で物事を考えられる共感力など、「生きる力」を身につけているといいます。自然に触れ合うことは子どもの発達によい影響を与えるのです。
そこで今回ご紹介するのは、『おもしろすぎる 山図鑑』(YAMAP・ひげ隊長著、主婦の友社)。登山アプリYAMAPとその専属アウトドアガイド「ひげ隊長」が山の魅力を紹介する本で、こどもが自然に興味を持つようになる要素がつまった一冊です。
その中でも、登山アプリ「YAMAP」の登場は大きな影響をもたらしました。YAMAPは、電波の届かないオフライン状態でも現在地を確認できる日本最大の登山アプリです。このアプリでは、最新のルートや全国各地の登山情報が網羅されており、安全で楽しい登山をサポートしてくれます。また、登山の記録を作成し、公開することで、登山好きなユーザー同士で交流することもできます。
そんなYAMAPの専属アウトドアガイドを務めるのが本書の著者である「ひげ隊長」です。ひげ隊長は登山の楽しさやアウトドア活動の魅力を伝えるため、鹿児島県を拠点にしながら「ひげチャンネル」というYouTubeチャンネルで情報を発信しています。美しい自然の映像や、個性的なひげ隊長にクスッと笑ってしまうような動画が満載なので、興味がある方はぜひYouTubeでチェックしてみてください。
内容は、山や登山に関する自然科学的な基礎知識から、思わず「へえー」と言ってしまうような面白い雑学まで幅広く紹介されています。
たとえば、山の高さを「合目」と呼ぶことがありますよね。山のふもとから頂上までの道のりを10区間に区切って、下から1合目、2合目…と呼び、頂上が10合目です。なぜこのように「合目」を使うのでしょうか。
正確な由来は不明ですが、一説によるとお米の単位「合」から来ているのではないかと言われています。「道に迷わないよう米を道にまきながら進み、1合分をまいた地点を1合目と呼んだ」「富士山が米を盛った形に似ているので合を使った」などの説があるそうです。おもしろいですね。
また、「もし、山でクマにあったら」どうしますか。その対処法も○×クイズ形式で教えてくれます。以下のなかで正しい対処法はどれでしょうか。
1:大声を出す
2:目を合わせたままゆっくり後退
3:死んだふりをする
4:ダッシュで逃げる
5:食べものを自分の近くに置いておく
6:鈴やスプレーを使う
答えはぜひ本書で確認してください。
「山歩」に興味を持った人には、本書の付録「全国のおすすめ山歩コース20選」がとても便利です。これは、初心者でも気軽に挑戦できるよう、日本全国から選ばれた山歩に適したコースが紹介されているものです。それぞれの山ごとに距離、所要時間、コースの難易度が示されています。さらに、掲載されているQRコードからアクセスすることで、YAMAPのサイト上でコースの詳細情報、ルートマップ、チェックポイント、そして他のユーザーの投稿した写真や活動記録を確認することもできます。
ということで、『おもしろすぎる 山図鑑』には山や自然の魅力が満載です。お子さんがいる方にはぜひ一緒に読まれることをおすすめします。また、都会の喧騒から離れてリフレッシュしたい方にとっても、よいきっかけとなることでしょう。本書を手に、実際の山へと足を運んでみてはいかがでしょうか。きっと自然の美しさ、おもしろさを実感できるはずです。
このような時代だからこそ、自然の中で遊ぶことの重要性が見直されてきています。信州大学の平野吉直教授が行った研究によると、自然と触れ合う経験を豊かに持つ青少年ほど、何か新しいことに直面した時に自分で調べる好奇心や、さまざまな人と一緒に活動できる協調性、他人の立場で物事を考えられる共感力など、「生きる力」を身につけているといいます。自然に触れ合うことは子どもの発達によい影響を与えるのです。
そこで今回ご紹介するのは、『おもしろすぎる 山図鑑』(YAMAP・ひげ隊長著、主婦の友社)。登山アプリYAMAPとその専属アウトドアガイド「ひげ隊長」が山の魅力を紹介する本で、こどもが自然に興味を持つようになる要素がつまった一冊です。
YAMAPとひげ隊長が伝える山の魅力
「山ガール」という言葉が流行した2010年頃はまさに登山ブームの最中でしたが、その後、コロナ禍で登山人口は減少していきました。しかし2023年、新型コロナウイルスの感染症分類が5類へと変更されたこともあり、最近、登山客が再び増加し始めています。SNSで見る美しい山の写真や、登山体験談の共有が増えたことも、登山への関心を高める一因となっています。InstagramやYouTubeでの登山コンテンツの人気が高まっており、これが登山を始めるきっかけとなっている人も多いようです。その中でも、登山アプリ「YAMAP」の登場は大きな影響をもたらしました。YAMAPは、電波の届かないオフライン状態でも現在地を確認できる日本最大の登山アプリです。このアプリでは、最新のルートや全国各地の登山情報が網羅されており、安全で楽しい登山をサポートしてくれます。また、登山の記録を作成し、公開することで、登山好きなユーザー同士で交流することもできます。
そんなYAMAPの専属アウトドアガイドを務めるのが本書の著者である「ひげ隊長」です。ひげ隊長は登山の楽しさやアウトドア活動の魅力を伝えるため、鹿児島県を拠点にしながら「ひげチャンネル」というYouTubeチャンネルで情報を発信しています。美しい自然の映像や、個性的なひげ隊長にクスッと笑ってしまうような動画が満載なので、興味がある方はぜひYouTubeでチェックしてみてください。
「富士山5合目」の「合目」ってなに?
本書は親子で一緒に楽しめる工夫でいっぱいです。全編フルカラーで、アプリユーザーから寄せられたキレイな写真が満載。イラストも豊富で、眺めているだけでワクワクしてくる、まさに“おもしろすぎる”山の図鑑です。内容は、山や登山に関する自然科学的な基礎知識から、思わず「へえー」と言ってしまうような面白い雑学まで幅広く紹介されています。
たとえば、山の高さを「合目」と呼ぶことがありますよね。山のふもとから頂上までの道のりを10区間に区切って、下から1合目、2合目…と呼び、頂上が10合目です。なぜこのように「合目」を使うのでしょうか。
正確な由来は不明ですが、一説によるとお米の単位「合」から来ているのではないかと言われています。「道に迷わないよう米を道にまきながら進み、1合分をまいた地点を1合目と呼んだ」「富士山が米を盛った形に似ているので合を使った」などの説があるそうです。おもしろいですね。
正しい知識で安全な登山ライフを
山には魅力がいっぱいですが、危険があることも忘れてはいけません。本書では登山の注意点についてもしっかりと紹介されています。たとえば、「山登りの持ちもの全部見せます」というページでは、基本の服装からパッキングのコツ、ひげ隊長オススメの必須アイテムが紹介されています。登山の前にはしっかりと準備することが大切なのです。また、「もし、山でクマにあったら」どうしますか。その対処法も○×クイズ形式で教えてくれます。以下のなかで正しい対処法はどれでしょうか。
1:大声を出す
2:目を合わせたままゆっくり後退
3:死んだふりをする
4:ダッシュで逃げる
5:食べものを自分の近くに置いておく
6:鈴やスプレーを使う
答えはぜひ本書で確認してください。
気軽にはじめる「山歩(さんぽ)」のススメ
中には登山にハードルの高さを感じている人もいるかもしれません。そんな人に、まずは「山歩(さんぽ)」から始めてみようと本書は提案しています。「山歩」とは、山や自然の中を気持ちよく歩く、登山よりも気軽な山歩きのことです。しっかりとした装備も不要で、草木のにおいや土を踏む感触など、自然を全身で味わってみるのです。「山歩」に興味を持った人には、本書の付録「全国のおすすめ山歩コース20選」がとても便利です。これは、初心者でも気軽に挑戦できるよう、日本全国から選ばれた山歩に適したコースが紹介されているものです。それぞれの山ごとに距離、所要時間、コースの難易度が示されています。さらに、掲載されているQRコードからアクセスすることで、YAMAPのサイト上でコースの詳細情報、ルートマップ、チェックポイント、そして他のユーザーの投稿した写真や活動記録を確認することもできます。
ということで、『おもしろすぎる 山図鑑』には山や自然の魅力が満載です。お子さんがいる方にはぜひ一緒に読まれることをおすすめします。また、都会の喧騒から離れてリフレッシュしたい方にとっても、よいきっかけとなることでしょう。本書を手に、実際の山へと足を運んでみてはいかがでしょうか。きっと自然の美しさ、おもしろさを実感できるはずです。
<参考文献>
『おもしろすぎる 山図鑑』(YAMAP著・ひげ隊長著、主婦の友社)
https://books.shufunotomo.co.jp/book/b10045063.html
<参考サイト>
YAMAP / ヤマップ(登山地図アプリ)ツイッター(現 X)
https://twitter.com/yamap_inc
ひげチャンネル(YAMAP)
https://www.youtube.com/playlist?list=PL0yTTQICNPPu2FSh8HyEcf8yejBf63fZe
「自然体験活動の成果と意義」(平野吉直)
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo5/gijiroku/__icsFiles/afieldfile/2014/05/27/1265683_001.pdf
『おもしろすぎる 山図鑑』(YAMAP著・ひげ隊長著、主婦の友社)
https://books.shufunotomo.co.jp/book/b10045063.html
<参考サイト>
YAMAP / ヤマップ(登山地図アプリ)ツイッター(現 X)
https://twitter.com/yamap_inc
ひげチャンネル(YAMAP)
https://www.youtube.com/playlist?list=PL0yTTQICNPPu2FSh8HyEcf8yejBf63fZe
「自然体験活動の成果と意義」(平野吉直)
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo5/gijiroku/__icsFiles/afieldfile/2014/05/27/1265683_001.pdf
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
自分を豊かにする“教養の自己投資”始めてみませんか?
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,500本以上。
『テンミニッツTV』 で人気の教養講義をご紹介します。
花粉、炭素、酸素同位体…重複分析で分かる弥生時代の環境
弥生人の実態~研究結果が明かす生活と文化(3)弥生時代の環境と気候
古代の気候を推測するために、研究者はさまざまな方法を駆使してきた。海水面の位置をもとにした「弥生の小海退」説をはじめ、花粉や炭素濃度などから行う分析法には難点もある。その難点を克服した方法によって見えてきた弥生...
収録日:2024/07/29
追加日:2025/04/02
分断進む世界でつなげていく力――ジェトロ「3つの役割」
グローバル環境の変化と日本の課題(5)ジェトロが取り組む企業支援
グローバル経済の中で日本企業がプレゼンスを高めていくための支援を、ジェトロ(日本貿易振興機構)は積極的に行っている。「攻めの経営」の機運が出始めた今、その好循環を促進していくための取り組みの数々を紹介する。(全6...
収録日:2025/01/17
追加日:2025/04/01
なぜやる気が出ないのか…『それから』の主人公の謎に迫る
いま夏目漱石の前期三部作を読む(5)『それから』の謎と偶然の明治維新
前期三部作の2作目『それから』は、裕福な家に生まれ東大を卒業しながらも無気力に生きる主人公の長井代助を描いたものである。代助は友人の妻である三千代への思いを語るが、それが明かされるのは物語の終盤である。そこが『そ...
収録日:2024/12/02
追加日:2025/03/30
きっかけはイチロー、右肩上がりの成長曲線で二刀流完成へ
大谷翔平の育て方・育ち方(5)栗山監督の言葉と二刀流への挑戦
高校を卒業した大谷翔平選手には、選手としての可能性を評価してくれた人、そのための方策を本気で考えてくれた人がいた。それは、ロサンゼルス・ドジャースの日本担当スカウト小島圭市氏と、元日本ハムファイターズ監督で前WBC...
収録日:2024/11/28
追加日:2025/03/31
このように投資にお金を回せば、社会課題も解決できる
お金の回し方…日本の死蔵マネー活用法(6)日本の課題解決にお金を回す
国内でいかにお金を生み、循環させるべきか。既存の大量資金を社会課題解決に向けて循環させるための方策はあるのか。日本の財政・金融政策を振り返りつつ、産業育成や教育投資、助け合う金融の再構築を通した、バランスの取れ...
収録日:2024/12/04
追加日:2025/03/29