社会人向け教養サービス 『テンミニッツTV』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
牛久大仏から巨大な埴輪まで!一度は行ってみたい関東地方の「巨大仏」&「巨大観音」
テレビではいま、お坊さん、お寺の内情をテーマにしたバラエティ番組が放送されており、さらには、お坊さんが主人公というドラマも登場した。にわかに、仏教が脚光を浴びている格好だ。
だからというわけでもないが、週末のレジャーとして、「巨大仏」「巨大観音」巡りをぜひオススメしたい。何よりまず、その圧倒的な大きさが単純に面白い(というのは失礼か?)ので、「お寺巡りに行くほど、仏教に興味や信仰心はわかない」という方でも、かなりの満足感が得られるはずだ。
また、その多くは郊外にあるため、ちょっとした旅気分も味わえる。とにかく大きく、大仏の中に入って上まで昇ることもできるので、大仏と同じように市街を見下ろすこともできるのだ。
今回は、10MTV編集部スタッフが訪れたことのある関東地方の「巨大仏」「巨大観音」の中から、いくつかご紹介したい。
以上、関東地方の巨大仏をメインにオススメをセレクトしてみた。全国には、他にも注目すべき巨大仏がたくさんある。興味のある方は一度訪れてみてはいかがだろう。
だからというわけでもないが、週末のレジャーとして、「巨大仏」「巨大観音」巡りをぜひオススメしたい。何よりまず、その圧倒的な大きさが単純に面白い(というのは失礼か?)ので、「お寺巡りに行くほど、仏教に興味や信仰心はわかない」という方でも、かなりの満足感が得られるはずだ。
また、その多くは郊外にあるため、ちょっとした旅気分も味わえる。とにかく大きく、大仏の中に入って上まで昇ることもできるので、大仏と同じように市街を見下ろすこともできるのだ。
今回は、10MTV編集部スタッフが訪れたことのある関東地方の「巨大仏」「巨大観音」の中から、いくつかご紹介したい。
牛久大仏
まずは、絶対にこのリストから外すことができない「牛久大仏」から。茨城県牛久市にある、正式名称「牛久阿弥陀大佛」。1992年完成。常磐自動車道から圏央道を千葉方向に走っていると、途中で丘の陰からその姿がいきなり出てきて、初めて見た人は必ずビックリする。世界最大の青銅製仏像で高さは120メートル。まずはエレベーターで地上85mメートルの展望台まで上がり、そこからさまざまな空間を巡って降りてくるという観覧スタイル。展望台からは、天気のいい日には東京スカイツリーも見える。高崎観音
群馬県高崎市にある、正式名称「高崎白衣大観音」。真っ白なお姿で、高さは41.8メートル。1936年建立。関越自動車道を走っていても見えるという大きさだ(ドライバーの人は危ないから探さないように!)。JR高崎駅からはバスで約20分。もちろんこちらも中を昇って、観音様の肩の高さまで行ける。階段の数は、146段。関東平野を一望でき、景色は最高だ。東京湾観音
千葉県富津市にあり、こちらも高崎観音同様、真っ白なお姿をした観音様で、高さは56メートル。1961年建立。名前の通り、まさに東京湾に面した標高120メートルの山に建てられており、観音様の胎内を上がると、目の前には絶景が広がる。らせん階段で計324段。富士山も見ることが可能だ。近くには漁港もあるので、観音様に参った後に、おいしい魚料理などに舌鼓を打つというのがオススメのルート。また、マザー牧場も近い。大谷平和観音
栃木県宇都宮市にある、1948年に総手掘り(!)で壁面に掘られた観音様。高さは26.93m。なかに入る形にはなっていないが、階段で観音様の背中側に昇ることができる。こちらとぜひセットで、近くにある大谷資料館にも行ってみてほしい。帝国ホテルの建材などにも使われた大谷石の採掘場跡地が地下30mメートルに広がっていて、とても幻想的。現在ではコンサートや結婚式が行われたり、映画やミュージックビデオの撮影に使われたりしている。番外編1 ダイダラボウ像
こちらは大仏でも観音様でもないが、ご紹介。茨城県水戸市にある大串貝塚ふれあい公園にある巨大像。ダイダラボウは伝説の巨人。高さは15メートルで、なかは上まで昇ることが可能。常磐自動車道から北関東自動車道を大洗方向に走っていると、水戸大洗インターチェンジ手前で右側に、白いダイダラボウの背中が見えて、ギョッとする。またダイダラボウ像のすぐそばに、中学校の校舎とグラウンドが広がっておりシュール。番外編2 巨大埴輪「はに丸タワー」
こちらもダイダラボウと同じく、茨城県水戸市にある、なんと巨大な埴輪。「くれふしの里古墳公園」内にあり、高さは17.3メートル。こちらも上まで昇ることができる。なんとも言えない埴輪の表情といでたちが心に残る。同公園には前方後円墳など、計16の古墳がある。以上、関東地方の巨大仏をメインにオススメをセレクトしてみた。全国には、他にも注目すべき巨大仏がたくさんある。興味のある方は一度訪れてみてはいかがだろう。
<参考サイト>
・牛久大仏
http://daibutu.net/index.html
・高野山真言宗 高崎白衣大観音 慈眼院
http://takasakikannon.or.jp/
・東京湾観音
http://www.t-kannon.jp/
・栃木県地域情報サイト「とちぎなび」:大谷公園
http://www.tochigi-navi.net/09201005.html
・大谷資料館
http://www.oya909.co.jp/access/
・牛久大仏
http://daibutu.net/index.html
・高野山真言宗 高崎白衣大観音 慈眼院
http://takasakikannon.or.jp/
・東京湾観音
http://www.t-kannon.jp/
・栃木県地域情報サイト「とちぎなび」:大谷公園
http://www.tochigi-navi.net/09201005.html
・大谷資料館
http://www.oya909.co.jp/access/
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
より深い大人の教養が身に付く 『テンミニッツTV』 をオススメします。
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,300本以上。
『テンミニッツTV』 で人気の教養講義をご紹介します。
経営をひと言で?…松下幸之助曰く「2つじゃいけないか」
東洋の叡智に学ぶ経営の真髄(1)経営とは何かをひと言で?
東洋思想を研究する中で、50年間追求してきた命題の解を得たと田口佳史氏は言う。また、その命題を得るきっかけとなったのは松下幸之助との出会いだった。果たしてその命題とは何か、生涯の研究となる東洋思想とどのように結び...
収録日:2024/09/19
追加日:2024/11/21
次の時代は絶対にアメリカだ…私費で渡米した原敬の真骨頂
今求められるリーダー像とは(3)原敬と松下幸之助…成功の要点
猛獣型リーダーの典型として、ジェネラリスト原敬を忘れてはならない。ジャーナリスト、官僚、実業家、政治家として、いずれも目覚ましい実績を上げた彼の人生は「賊軍」出身というレッテルから始まった。世界を見る目を養い、...
収録日:2024/09/26
追加日:2024/11/20
冷戦終焉から30年、激変する世界の行方を追う
ポスト冷戦の終焉と日本政治(1)「偽りの和解」と「対テロ戦争」の時代
これから世界は激動の時代を迎える。その見通しを持ったのは冷戦終焉がしきりに叫ばれていた時だ――中西輝政氏はこう話す。多くの人びとが冷戦終焉後の世界に期待を寄せる中、アメリカやヨーロッパ諸国、またロシアや同じく共産...
収録日:2023/05/24
追加日:2023/06/27
遊女の実像…「苦界と公界」江戸時代の吉原遊郭の二面性
『江戸名所図会』で歩く東京~吉原(1)「苦界」とは異なる江戸時代の吉原
『江戸名所図会』を手がかりに江戸時代の人々の暮らしぶりをひもとく本シリーズ。今回は、遊郭として名高い吉原を取り上げる。遊女の過酷さがクローズアップされがちな吉原だが、江戸時代の吉原には違う一面もあったようだ。政...
収録日:2024/06/05
追加日:2024/11/18
国の借金は誰が払う?人口減少による社会保障負担増の問題
教養としての「人口減少問題と社会保障」(4)増え続ける社会保障負担
人口減少が社会にどのような影響を与えるのか。それは政府支出、特に社会保障給付費の増加という形で現れる。ではどれくらい増えているのか。日本の一般会計の収支の推移、社会保障費の推移、一生のうちに人間一人がどれほど行...
収録日:2024/07/13
追加日:2024/11/19