社会人向け教養サービス 『テンミニッツ・アカデミー』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
味噌汁を毎日飲んでいる人は〇〇になりにくい?
皆さん、味噌汁、飲んでいますか。最近は特に若い世代の米食離れが進んでいるそうで、ご飯を食べなかったらもちろん味噌汁は飲まないですよね。
でも、じつはこの味噌汁にはすごい健康効果があることをご存知でしょうか。きっとそのパワーを知ったら、飲まずにはいられなくなるはずです。
その後、さらに研究が進み、味噌汁を毎日飲んでいる人は消化器官系の疾患にかかりにくく、胃がんや食道がんにかかる割合が違うこともわかりました。
1日3杯以上味噌汁を飲む人たちは、1日に味噌汁を1杯未満しか飲まない人と比べて、乳がんの発生率が0.6倍となり、40パーセントも減少しているとのこと。これにはびっくりですよね。
サプリを摂取する人も多いようですが、味噌汁を毎日飲めばサプリを摂る必要はありません。また、大豆成分には老化を抑える効果があるため、アンチエイジングにも役立ちます。
実は昭和30年代は味噌汁による塩分摂取が問題になったことがありました。しかし、それ以降は減塩が進み、今の味噌汁は1日3杯飲んでも影響はないそうで、小泉氏は「味噌汁は、免疫力を高め、消化器官系の疾患も抑えるので、どんどん飲むといいです」と語っています。
これまで味噌汁を毎日飲む習慣のなかった方、小泉氏のお墨付きもいただきましたし、効果抜群の味噌汁を、ぜひ1日1杯から始めてみてください。
でも、じつはこの味噌汁にはすごい健康効果があることをご存知でしょうか。きっとそのパワーを知ったら、飲まずにはいられなくなるはずです。
味噌汁を毎日飲んでいる人はがんになりにくい
農学博士で食文化評論者、東京農業大学名誉教授でもある小泉武夫氏によると、「毎日味噌汁を飲んでいる人はがんになりにくい」ということがすでに国立がん研究センターの故・平山雄氏の免疫学の研究で発見されているそうです。その後、さらに研究が進み、味噌汁を毎日飲んでいる人は消化器官系の疾患にかかりにくく、胃がんや食道がんにかかる割合が違うこともわかりました。
味噌汁を多く飲むほど乳がんにかかりにくい
また、1990年から10年にわたって、いろいろな生活習慣と、がん・脳卒中・心筋梗塞などの病気との関係を明らかにし、日本人の生活習慣病予防に役立てるための研究をおこなってきた国立がん研究センターのチームの報告で味噌汁を多く飲むほど乳がんにかかりにくいということもわかっています。1日3杯以上味噌汁を飲む人たちは、1日に味噌汁を1杯未満しか飲まない人と比べて、乳がんの発生率が0.6倍となり、40パーセントも減少しているとのこと。これにはびっくりですよね。
大豆成分はアンチエイジングにも役立つ
そもそも味噌は大豆からできていますが、味噌のタンパク質は麹菌のタンパク質分解酵素のはたらきでアミノ酸になります。アミノ酸は、ご存じの方も多いと思いますが、持久力のアップや疲労軽減、そして美容にも効果があり、化粧品やヘアケア用品によく使われています。サプリを摂取する人も多いようですが、味噌汁を毎日飲めばサプリを摂る必要はありません。また、大豆成分には老化を抑える効果があるため、アンチエイジングにも役立ちます。
減塩が進み、1日3杯飲んでも影響はない
そんなにパワーのある味噌汁、飲まない手はありませんね。ただ、気になるのは塩分についてでしょう。実は昭和30年代は味噌汁による塩分摂取が問題になったことがありました。しかし、それ以降は減塩が進み、今の味噌汁は1日3杯飲んでも影響はないそうで、小泉氏は「味噌汁は、免疫力を高め、消化器官系の疾患も抑えるので、どんどん飲むといいです」と語っています。
これまで味噌汁を毎日飲む習慣のなかった方、小泉氏のお墨付きもいただきましたし、効果抜群の味噌汁を、ぜひ1日1杯から始めてみてください。
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
「学ぶことが楽しい」方には 『テンミニッツTV』 がオススメです。
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,600本以上。
『テンミニッツ・アカデミー』 で人気の教養講義をご紹介します。
なぜ空海が現代社会に重要か――新しい社会の創造のために
エネルギーと医学から考える空海が拓く未来(1)サイバー・フィジカル融合と心身一如
現代社会にとって空海の思想がいかに重要か。AIが仕事の仕組みを変え、超高齢社会が医療の仕組みを変え、高度化する情報・通信ネットワークが生活の仕組みを変えたが、それらによって急激な変化を遂げた現代社会に将来不安が増...
収録日:2025/03/03
追加日:2025/11/12
デカルトが注目した心と体の条件づけのメカニズム
デカルトの感情論に学ぶ(1)愛に現れる身体のメカニズム
初めて会った人なのになぜか好意を抱いてしまうことがある。だが、なぜそうした衝動が生じるのかは疑問である。デカルトが友人シャニュに宛てた「愛についての書簡」から話を起こし、愛をめぐる精神と身体の関係について論じる...
収録日:2018/09/27
追加日:2019/03/31
偉大だったアメリカを全否定…世界が驚いたトランプの言動
内側から見たアメリカと日本(2)アメリカの大転換とトランプの誤解
アメリカの大転換はトランプ政権以前に起こっていた。1980~1990年代、情報機器と金融手法の発達、それに伴う法問題の煩雑化により、アメリカは「ラストベルト化」に向かう変貌を果たしていた。そこにトランプの誤解の背景があ...
収録日:2025/09/02
追加日:2025/11/11
『100万回死んだねこ』って…!?記憶の限界とバイアスの役割
何回説明しても伝わらない問題と認知科学(2)バイアスの正体と情報の抑制
「バイアスがかかる」と聞くと、つい「ないほうが望ましい」という印象を抱いてしまうが、実は人間が生きていく上でバイアスは必要不可欠な存在である。それを今井氏は「マイワールドバイアス」と呼んでいるが、いったいどうい...
収録日:2025/05/12
追加日:2025/11/09
「白人vsユダヤ人」という未解決問題とトランプ政権の行方
戦争と暗殺~米国内戦の予兆と構造転換(3)未解決のユダヤ問題
保守的な軍国化によって、内戦への機運が高まっているアメリカだが、MAGAと極左という対立図式は表面的なものにすぎない。その根本に横たわっているのは白人とユダヤ人という人種の対立であり、それはカーク暗殺事件によって露...
収録日:2025/09/24
追加日:2025/11/06


