スマートウエルネスみつけの実現へ
この講義シリーズは第2話まで
登録不要無料視聴できます!
▶ 第1話を無料視聴する
閉じる
この講義の続きはもちろん、
5,000本以上の動画を好きなだけ見られる。
スキマ時間に“一流の教養”が身につく
まずは72時間¥0で体験
データに見るスマートウェルネス事業の成果
スマートウエルネスみつけの実現へ(5)地域活性化モデル
久住時男(元・見附市長)
2014年(平成26年)、見附市による横断的な「地域活性化モデルケース」が提案されたが、それはその後のコンパクトシティ構想のベースとなった。ポイントはどこにあるのか。新潟県見附市市長の久住時男氏が、市が率先して進めている住宅開発やスポーツ施策などとともに解説する。(全5話中第5話)
時間:9分26秒
収録日:2018年7月4日
追加日:2018年12月26日
≪全文≫

●健幸に関する条例と計画


 こちらは、歩いて暮らせる都市実現のための「健幸に関する条例」についてです。歩くことを将来的にも継続しようということで、条例もつくったということです。

 この下のスライドが、2014年(平成26年)に国の施策である地方創生が進められる以前に策定された、見附市による横断的な「地域活性化モデルケース」です。これは、先ほどお話しした人口減少や少子高齢化を乗り越えるようなまちづくりについて見附市が国へ行った提案で、これにより、見附市はモデル都市として認定されました。この左下の図が、認定審査を受けた際に私が説明に使ったものです。現在では黄色部分である既存市街化区域に人が住んでいます。今後、人口が3割減る状況を考え、ここの人口を青い居住ゾーンに数十年かけて誘導をしていくことが計画されています。

 また、緑で示されている地域コミュニティゾーンとは集落です。この部分もある程度集約し、人口密度を移動させ、相互を公共交通でつなげていくことを考えています。そして、2つあるまちの中心市街地に加えて駅周辺も中心市街地として形成し、それぞれに施設を集約して、それぞれを公共交通のコミュニティバスでつなごうとしています。このように、都市全体の設計を提案したのです。

 こうした提案の中に、総合的な住み替えや地域包括ケアシステムも、この都市設計の中に組み込みました。このような地域活性化モデルケースが、その後のコンパクトシティ構想のベースになりました。


●成果は介護認定率と死亡原因のデータから現れている


 こうした都市設計を含めたスマートウエルネス施策について、市民に説明するためのデータをいくつかご紹介します。1つ目は、介護認定率が低いというものです。

 次のデータは、見附市における死亡原因です。がんなど、さまざまなものがありますが、2013年(平成25年)から減っています。その中で1つだけ増えている項目があります。それは老衰です。疾患で亡くなる人が減った代わりに、「ピンピンコロリ」になる人が多いということです。

 こうした試みと市民の皆さんの活躍が評価さ...

スキマ時間でも、ながら学びでも
第一人者による講義を1話10分でお届け
さっそく始めてみる
「政治と経済」でまず見るべき講義シリーズ
財政問題の本質を考える(1)「国の借金」の歴史と内訳
いつから日本は慢性的な借金依存の財政体質になったのか
岡本薫明
こどもと学ぶ戦争と平和(1)私たちに必要な想像力と戦争体験
なぜ戦争が起こるのだろう…大切なのは想像力と生の声
小原雅博
本当によくわかる経済学史(1)経済学史の概観
経済学史の基礎知識…大きな流れをいかに理解すべきか
柿埜真吾
過激化した米国~MAGA内戦と民主党の逆襲(1)米国の過激化とそのプロセス
トランプ政権と過激化した米国…MAGA内戦、DSAの台頭
東秀敏
外交とは何か~不戦不敗の要諦を問う(1)著書『外交とは何か』に込めた思い
外交とは何か…いかに軍事・内政と連動し国益を最大化するか
小原雅博
会計検査から見えてくる日本政治の実態(1)コロナ禍の会計検査
アベノマスク、ワクチン調達の決算は?驚きの会計検査結果
田中弥生

人気の講義ランキングTOP10
インフレの行方…歴史から将来を予測する(1)インフレの具体像を探る
270年の物価の歴史に学べ…急激な物価上昇期の特徴と教訓
養田功一郎
高市政権の進むべき道…可能性と課題(1)高市首相の特長と政治リスク
歴史的圧勝で仕事人・高市首相にのしかかるリスク要因
島田晴雄
平和の追求~哲学者たちの構想(7)いかに平和を実現するか
国際機関やEUは、あまり欲張らないほうがいいのでは?
川出良枝
ソニー流「人的資本経営と新規事業」成功論(1)人を真に活かす人事評価とは
ソニー流の「人材論」「新規ビジネス論」を具体的に語ろう
水野道訓
AI時代と人間の再定義(1)AIは思考するのか
AIでは「思考の三位一体」が成立しない…考えるとは?
中島隆博
危機のデモクラシー…公共哲学から考える(6)政治と経済をつなぐ公共哲学
どのような経済レジームを選ぶか…倫理資本主義の可能性
齋藤純一
いま夏目漱石の前期三部作を読む(8)『門』の世界観と日本の近代化
伊藤博文暗殺…日本近代化で本当にいいことがあったのか
與那覇潤
「江戸のメディア王」蔦屋重三郎の生涯(8)大首絵の成功と蔦重の最期
謎の絵師・東洲斎写楽を「役者絵」で起用した蔦重の思惑
堀口茉純
『タテ社会の人間関係』と文明論(8)タテ社会の構造改革を議論する
ヒントは幕末期の処士横議!?…タテ社会の構造改革に向けて
與那覇潤
エネルギーと医学から考える空海が拓く未来(4)全てをつなぐ密教の世界観
密教の世界観は全宇宙を分割せずに「つないでいく」
鎌田東二