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GHQによる占領下の中、行われた間接統治の実態

戦後復興~“奇跡”の真実(3)間接統治の実態

島田晴雄
公立大学法人首都大学東京理事長/10MTVオピニオン副座長
情報・テキスト
連合国軍最高司令官総司令部が入った第一生命館
1945年9月、GHQが設立され、日本はその占領下に置かれることとなった。この時、日本史で唯一ともいえる異民族による支配を経験するわけだが、そこで取られたのは間接統治という形だった。東久邇宮内閣の総辞職を受けて幣原喜重郎内閣が始まる占領下の日本では、いったいどのようなことが起こっていたのか。(2019年7月23日開催島田塾会長講演「戦後復興:“奇跡”の真実」より、第3話)
時間:06:36
収録日:2019/07/23
追加日:2019/08/20
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≪全文≫
※以下、本文は講演資料に基づいた形になっております。動画と合わせてご利用ください。

●占領

ー占領、日本史で唯一の異民族による支配の経験、屈辱と悲惨な経験
ーマッカーサー厚木飛行場、コーンパイプ、
“思えば、メルボルンから遠い道のり・・”
M。成績トップ、超エリート意識。WP校長。最年少参謀総長など歴任。
少将としてフィリピン軍顧問時代、アイゼンハウアー少佐を副官に)
Mを溺愛する母メアリーピンク(ピンキー)。
WP近くのホテルに陣取ってMを教育。
GHQ(SCAP)の設立、横浜→東京、日の丸小旗で迎え、従順な対応
・日比谷第一生命ビルに本部
GHQ占領行政の中核、民政部、
Courtney Whitney:民政局長
ー間接統治の実態は?
・間接統治?議会立法も政府決定もすべてGHQ(民政局)の許可必要
・人権指令のショック
・東久邇宮内閣の山崎内相発言
9.29. Mと天皇の並んだ写真が新聞掲載。政府は畏れ多いと発禁処分。
山崎内相は外国人記者との会見で、治安維持法、特高の廃止を否定。
・これに対しGHQは直ちに反応。
10.4. 人権指令発出。人権指令を受けて政府は治安維持法はじめ15法律と関連法令の
廃止、特別高等警察の解体を命令。内務省、警察関係首脳、都道府県特高課全員
約5000名罷免、解雇。
政府には強い衝撃。人権指令が政府に事前連絡なしに公表されたこと。
間接統治下でも直接軍制的事態が起こりうる。
・東久邇宮内閣の総辞職
10.5. 東久邇宮内閣は山崎内相の罷免をMの内閣不信任案と捉え総辞職。
・幣原喜重郎内閣
・幣原喜重郎に組閣の大命 “最後のご奉公”
・幣原、練達の外交官、ワシントン軍縮会議などで活躍。
M “Can he speak English?”  GHQの幣原への視線は冷ややか。
・ 1945.10.11午後、幣原首相、就任挨拶のためMを訪問。
・この時、Mは占領下日本に「五大改革」指令
・このうち婦人参政権は午前中の閣議で決定と伝えると、M「万事その調子で」満悦
ー言論統制
・占領軍はこれからはDemocracyとFreedom of Speechを保障すると喧伝して進駐。
GHQは「自由の指令」と称して戦前の思想・言論規制法規の廃止命令。
しかし実態はプレスコード・ラジオコードなどで事前検閲を強化。占領軍批判はじめ
総合的な言論統制。
・江藤淳『閉ざされた言語空間』、占領軍がFreedom of Speechと喧伝しながら、実は
強力な言論統制で日本人の思想改造を進めた事実を米国の資料館等の調査で解明。
ポツダム宣言の軍糾弾から日本罪悪論に占領期以降の日本世論を誘導したことを解明。
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