「議会と民主主義」課題と処方箋
この講義シリーズは第2話まで
登録不要無料視聴できます!
第1話へ
▶ この講義を再生
この講義の続きはもちろん、
5,000本以上の動画を好きなだけ見られる。
スキマ時間に“一流の教養”が身につく
まずは72時間¥0で体験
(会員の方に広告は表示されません)
ドメイン投票をはじめ若者の政治参加を促進する3つの方策
「議会と民主主義」課題と処方箋(7)政治環境を整備し若い政治家を育てる
若者は政治に関心がないといわれる中で、一部の政治系サークルでは若い男女の参加者が増加しているという。また、若者の政治参加を促進するための方策として、ドメイン投票、世代別選挙区制、余命投票制などが提案されており、さらには政党による若手候補者の積極的な登用や特定枠の活用も検討されている。今回は若者の政治意識についてさらに掘り下げ、若い政治家を育てるための政治環境の整備について議論する。(全8話中第7話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
時間:10分36秒
収録日:2024年6月7日
追加日:2024年12月1日
カテゴリー:
≪全文≫

●政治への関心を高めている若者たちの現実


―― また、先ほどの早稲田の政治サークルの話に戻ってしまうのですけれど、数は増えているのですか。要するにそこに入ろうと思う人が、年々減っているのか、増えているのか、というところはどうですか。

島田 最近は特に増えていますね。

―― 増えているのですか。

島田 100人を超えていますから、むしろ私も怖いなと思っているほどです。ある意味で、そこが増えるというのはいいことですけれど、やはり皆さんが社会課題に問題意識を持っていて、政治に関心がある・ないということでは、政治に関心がないというのは必ずしも悪いことではありません。なぜならば、それだけ生活が安定していて、そういう政治に対して不満とか疑問を持たなくてもいいような暮らしができているから、関心がないのだという人もいると思います。

 ということは、裏を返すと、今、私がいたようなところに100人以上入ってきているということは、それだけ皆さんが問題(意識)を持っていて、これを変えなければいけない、そのためには政治が必要だと思っているということが、その人数が増えているということにつながっているとすると、それは必ずしもいいのかどうかということはあります。ただ、人数としては特にここ5年でものすごく増えているということです。

―― 日野先生は、まさに学生さんを日々ご覧になっている中で、そのあたりの学生さんの関心の持ち方について、どのようにお感じになっていますか。

日野 私のいる学部は政治経済学部なので、そこは多少のバイアスはあるかもしれないのですが、関心のある学生がやはり多く集まっているところだと思います。なので、まったく関心がないわけではないですけれど、その問題意識であるとか考えていることが、本当に政治の世界で自分が出て変えようだとか、(そのことにつながっているかというと)そこの断絶は多少あるのかなと思います。

 なので、政治の世界というものがまったくの別世界ではなく、それは自分の世界であるし、今の世界ではなくても、自分がキャリアを積んでいくときに、どこかで接点があって、自分が「実際に出てみよう」とか「関わってみよう」と思う世界かもしれない。その思いを持ちながら、政治を見てほしいという思いはあります。

 (ただ、)ずっと別世界であるということは必然ではないですし、全員が全員、...

スキマ時間でも、ながら学びでも
第一人者による講義を1話10分でお届け
さっそく始めてみる
(会員の方に広告は表示されません)
「政治と経済」でまず見るべき講義シリーズ
半導体から見る明日の世界(1)世界的な半導体不足と日本の可能性
なぜ世界の半導体不足は起きた?台湾TSMCと日本復活への鍵
島田晴雄
独立と在野を支える中間団体(1)「中間団体」とは何か
国家の中で個人が楽しく生きるために、なぜ「中間団体」が重要か
片山杜秀
岸信介と日本の戦前・戦後(1)毀誉褒貶相半ばする政治家
「昭和の妖怪」岸信介の知られざる実像を検証する
井上正也
地政学入門 ヨーロッパ編(1)地図で読むヨーロッパ
ヨーロッパとは?地図で読み解く地政学と国際政治の関係
小原雅博
アメリカの理念と本質(1)西洋文明の行き着いた先と三つの建国
アメリカの理念と本質とは?…まず「三つの建国」から原点に迫る
中西輝政
内側から見たアメリカと日本(1)ラストベルトをつくったのは誰か
トランプの誤謬…米国製造業を壊した犯人は米国の経営者
島田晴雄

人気の講義ランキングTOP10
仏教とキリスト教が照らし出す日本の宗教(4)日本人の仏教と先祖崇拝
実は日本人は「仏教」も「先祖崇拝」も真面目に考えなかった?
橋爪大三郎
日本の財政の真実を検証する(2)なぜ財政危機は起きていないか
なぜ財政危機は起きていないのか…国債の金利のトリックを読み解く
宮本弘曉
編集部ラジオ2026(30)AI時代の企業と道徳
【10minで考える】CPO(最高哲学責任者)…AI時代に必須の哲学とは
テンミニッツ・アカデミー編集部
小澤開作と満洲事変・日中戦争(1)少年時代の苦労と五族協和の夢
満洲で「五族協和」に命を懸けた小澤征爾の父・小澤開作
小澤俊夫
教養としての「ユダヤ人の歴史とユダヤ教」(1)ユダヤ人とは誰のことか
ユダヤ人とは?なぜ差別?お金持ち?…『ユダヤ人の歴史』に学ぶ
鶴見太郎
不便益システムデザインの魅力と可能性(2)不便がもたらす4つの益
写ルンです、おやつ300円まで…不便がもたらす益の数々
川上浩司
AI時代にリベラルアーツがなぜ必要か(1)AIに置き換わる仕事と人間がやる仕事
AI時代にリベラルアーツがなぜ必要か…人間がやるべきこととは?
橋爪大三郎
もののあはれと日本の道徳・倫理(1)もののあはれへの共感と倫理
本居宣長が考えた「もののあはれ」と倫理の基礎
板東洋介
人生100年時代の「ライフシフト概論」(1)人生100年時代のインパクト
80歳まで現役でいるために大切なこと…人生100年時代の発想法
徳岡晃一郎
徳川将軍と江戸幕府~井伊直弼編(1)桜田門外の変と井伊直弼の人物像
「桜田門外の変」の謎…井伊直弼の警護に問題はなかったのか
山内昌之