ロシア革命を共和政的に行うことは可能だったのか
独裁の世界史~ソ連編(2)レーニンのリーダーシップ
革命は社会正義実現のために行われるが、その達成には幾多の困難が伴う。ロシア革命の場合は、「世界同時革命か、一国社会主義か」が岐路となったが、そうした中、レーニンはリーダーとしてあり方をどう考えてい...
収録日:2020/01/30
追加日:2021/02/19
二度の敗戦で見過ごされてきたドイツの「帝国性」への警告
独裁の世界史~ビスマルク編(3)終わらないドイツ「帝国」
歴史に"if"を持ち込むのはタブーだが、ドイツに共和政が根づいていたら、二度の世界大戦は避け得たかもしれない、と考えずにはいられない。一方で、敗戦を機にドイツの持つ「帝国性」が見過ごされてきたことも無...
収録日:2020/01/10
追加日:2021/02/05
共和政の意味を江戸幕府とローマ元老院の違いから理解する
独裁の世界史~未来への提言編(3)共和政とは何か
独裁、共和政、民主政と並べたとき、日本人にとって理解しづらいのは共和政である。共和政は寡頭政や貴族政に近く、独裁に対して、ある種集団で政治を運営する形が欧米人の考えに基づく共和政だと本村氏は言う。...
収録日:2020/08/07
追加日:2020/11/13
ローマ帝国で鮮明になっていった絶対的な皇帝の権力
四分治制時代のローマ史~ローマ史講座XI(3)絶対的な君主としての皇帝へ
ローマにおいて、これまで皇帝の権力の源泉はあくまでも元老院にあった。しかし、この時代にはローマの拡大とともに皇帝の権力は絶対君主制的になっていった。ただし、ディオクレティアヌスはキリスト教を迫害し...
収録日:2019/02/26
追加日:2019/09/21
ローマの皇帝に必要だと言われた2つの資質は?
五賢帝時代~ローマ史講座Ⅷ(2)暴君の経験を経てネルウァ登場
五賢帝時代はどのように始まったのか。東京大学名誉教授の本村凌二氏が、カリグラ、ネロ、ドミティアヌスという五賢帝時代前の暴君の経験を経てネルウァが登場するまでを、グラビタスとレビタスという2つの皇帝の...
収録日:2018/02/08
追加日:2018/05/13
救国の英雄にも独裁を許さなかったローマの共和制
五賢帝時代~ローマ史講座Ⅷ(1)暴君と共和制の長い伝統
東京大学名誉教授の本村凌二氏が、五賢帝時代について語るシリーズレクチャー。第1話の今回は、その前史としてカエサル登場までの500年にわたる共和制の長い伝統について語られる。カルミス、スキピオ、スッラカ...
収録日:2018/02/08
追加日:2018/05/12
アウグストゥスの称号を得たオクタウィアヌスは政治的天才
ユリウス・クラウディウス朝~ローマ史講座Ⅵ(1)初代の悩み
早稲田大学国際教養学部特任教授の本村凌二氏が、ローマ帝国初期ユリウス・クラウディウス家の5人の皇帝を中心に古代ローマ史を解説。カエサル暗殺後、アントニウスとの対立を制したオクタウィアヌスは、アウグス...
収録日:2017/08/07
追加日:2017/09/10
カエサル死後のアントニウスとオクタウィアヌスの対立
ローマ帝国への道~ローマ史講座Ⅲ(7)アントニウスとオクタウィアヌス
早稲田大学国際教養学部特任教授・本村凌二氏が、ローマがいかにして帝国形成にいたったのか、その経緯を解説するシリーズ最終話。カエサルというカリスマ的指導者亡き後、同じカエサル派のアントニウスとオクタ...
収録日:2016/12/16
追加日:2017/04/26
カエサルはなぜ暗殺されたのか?
ローマ帝国への道~ローマ史講座Ⅲ(6)「ブルータス、お前もか」
早稲田大学国際教養学部特任教授・本村凌二氏によるローマ帝国に関する連続講義第6話。今回は、多くの人間的魅力、カリスマ性をもったカエサルが、なぜ反対勢力から危険視され、暗殺されるに至ったのかという点を...
収録日:2016/12/16
追加日:2017/04/19
ローマ共和制の「独裁者を許さない」原則とは?
ローマ帝国への道~ローマ史講座Ⅲ(4)共和制500年の第一原則
早稲田大学国際教養学部特任教授・本村凌二氏によるローマ帝国形成への経緯をたどる連続講義。共和制国家として500年の伝統を持つローマが、その第一原則として徹底的にこだわったのは「独裁者を許さない」という...
収録日:2016/12/16
追加日:2017/04/05