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DATE/ 2019.09.11

「カッコいい」50代男性の特徴とは?

 「イケメン」と呼ぶには年を取っていても、所謂「イケオジ」と言われるカッコいい50代男性もいます。還暦や定年も見えて来る年齢ですが、50代男性が主人公となるドラマ等も多く製作され、若い男性には出せない渋さや円熟味などに夢中になる女性も多いよう。しかし、50代で「かっこいい」と周りに言わせる男性は、そう多いわけではありません。太ってしまったり、くたびれてしまったり、かっこよさをキープするのはなかなか大変なはず。

 そこで今回は、カッコいいと思われている50代男性の特徴をアンケートし分析。内面、外見、どんな50代男性がカッコいいのかを調査しました。

まずは「カッコいいと思う50代の男性俳優」でイメトレ

 2019年現在、50代の人は1959~1969年生まれにあたります。まずはその年代で、皆さんが「カッコいい」というイメージを持っている俳優さんをアンケートしてみたところ、上位5人は以下の結果になりました。

中村トオルさん、豊川悦司さん、阿部寛さん、渡辺謙さん、佐藤浩市さん

 どなたも若い時から男前ですが、その頃のカッコ良さを大きく崩すことなく、さらには若い時には出せなかった風格や渋味が加わっているのがポイントです。年齢を経て新しい分野やイメージチェンジで成功して演技や活躍の場を広げた方もいますし、枯れた色気や貫禄など年を取ることでしか出せない落ち着きや余裕を持ち味としている方も。外見だけでは一般50代男性になかなかこのレベルを求めるのは難しいですが、いい年の取り方を参考に意識してみるのも良いのでは?

あなたの周りの「カッコいい50代男性」の特徴は?

 芸能人を参考にするのは難しい、という方には、今回のアンケートから多く集まったイケてる50代男性の特徴を5つご紹介。男性から見ても女性から見ても「カッコいい」と思うポイントが分かるように、男女両方の声をピックアップしました。

1)知識や経験を活かせる人
・相談をするといつも必ずヒントをくれる上司。経験値が高く抽き出しが多いので、どんな時も答えにつまることなくアドバイスをくれ、カッコいいなと思う。(35歳・男性)
・転勤や出張で日本中を飛び回っていた父は、その経験を活かして50代で旅行会社を立ち上げた。土地への知識量もさることながら、何でも自分の血や肉にするところがカッコいいなと思っている。(27歳・女性)

2)好奇心を失っていない
・いつも同じ居酒屋、みたいな退屈なオジサンが多い中「新しくできたあそこに行ってみよう」とか「国産ワインを飲めるお店知らない?」と、新規開拓を厭わない元上司。面倒くさがらない姿勢もカッコいいです。(38歳・女性)
・分からないことや知らないことがあると躊躇わず「教えて」と聞いて来る先輩。教えたつもりがいつの間にか自分より詳しくなっていたりして尊敬。(40歳・男性)

3)責任感があり、懐が深い
・「俺が責任取るから思うようにやれ」と言ってくれる上司。決して梯子を外さないし信頼している。いつか自分もそんなことを言えるカッコいい50代になりたい。(34歳・男性)
・仲間内で四六時中トラブルを起こす女性がいて皆に嫌われていますが、そんな女性を見捨てずなだめてコントロールし、グループを円満にしてくれる年上の男友達。(44歳・女性)

4)似合うファッションを知っている
・ゴルフの時「いかにもゴルフブランドのコーディネートをそのまま着ています」ではなく、さりげなく手袋やキャップ、ベルトなどに小技が光るオリジナリティのある人。(33歳・女性)
・特別目立つファッションという訳でもないけれど、スーツやコート、靴など、上質なものをさらりと身に付けている役員。高級なものを普通に着こなせるオジサンはカッコいい。(45歳・男性)

5)姿勢が良く、筋肉を感じさせる体型
・50代でも、背筋が伸びていて筋肉質な男性は、若々しく見えるだけでなく自信もあるように見えてカッコいい。(29歳・女性)
・ガリガリで白髪だらけな一見貧相な上司ですが、姿勢だけはいいので疲れて見えない。長年剣道をやっているようで、歩く姿がカッコいいんですよね。(36歳・男性)

 いかがでしたか?中身で言えば、港区オジサンのようにチャラチャラはしていないけれど、好奇心や未来への興味を持ち続ける姿勢が大切なのかもしれません。また外見で言えば、単にオシャレだということよりも、自分を分かっていて体型や健康を律する気持ちがあるかどうかという点が「カッコいい」のポイントのようです。

 そして、やはり50代男性と一番多く接する場は職場やビジネスの場でもありますから、「こんな50代になりたい」と尊敬されるような部下への接し方や仕事への責任感が、50代男性の「カッコいい」を生む主戦場なのではないでしょうか。
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
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テンミニッツTV編集部
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