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100歳以上が最も多いのは?都道府県ランキング
日本人の平均寿命は、女性87.32歳、男性81.25歳となり、最高を更新しています(2018年発表時点)。健康意識が高まっていることから、今後も伸びると想定されているようです。また、厚生労働省の発表によると、令和元年(2019年)9月1日現在、住民基本台帳に基づく100歳以上の高齢者の総数は71,274人(厚労省9月18日訂正後)、また100歳以上の高齢者のうち女性は約88%となっています。49年連続で上昇しており、はじめて7万人を突破したとのこと。ちなみに最高齢は福岡市の116歳女性です。
厚生労働省は「百歳を迎える高齢者の長寿を祝い、多年にわたり社会の発展に寄与してきたことに感謝するとともに、広く国民が高齢者福祉についての関心と理解を深めることを目的として、「百歳高齢者表彰」を贈呈しています。今年の対象者は37,005人(対象:今年度中に百歳に到達し、又は到達する見込みの方で、毎年9月15日の「老人の日」にご存命の方)となっています。では、令和元年度(2019年度)に「百歳になった人の多い」地域はどのあたりなのでしょうか。ここで少しデータを見てみましょう。
1位:東京/3053
2位:神奈川/2008
3位:大阪/1928
4位:北海道/1699
5位:福岡/1567
6位:兵庫/1554
7位:愛知/1458
8位:埼玉/1393
9位:千葉/1379
10位:静岡/1119
11位:広島/1102
12位:新潟/977
13位:長野/919
14位:熊本/874
15位:京都/853
16位:鹿児島/809
17位:茨城/745
18位:岡山/716
19位:群馬/637
20位:福島/636
21位:山口/605
22位:宮城/594
23位:愛媛/575
24位:岐阜/572
25位:長崎/546
26位:三重/506
27位:栃木/497
28位:沖縄/478
29位:宮崎/472
30位:大分/458
31位:岩手/453
32位:石川/427
33位:山形/420
34位:島根/417
35位:高知/402
36位:富山/392
37位:香川/383
38位:奈良/382
39位:滋賀/372
40位:和歌山/353
41位:山梨/352
42位:秋田/352
43位:福井/321
44位:青森/320
45位:佐賀/308
46位:鳥取/264
47位:徳島/260
1位は東京、2位神奈川、3位大阪となりました。大都市圏が上位にくる結果となっています。
1位:島根県/105.15
2位:高知県/101.42
3位:鹿児島県/100.87
4位:鳥取県/97.50
5位:山梨県/88.74
6位:山口県/87.74
7位:熊本県/87.02
8位:香川県/87.01
9位:長野県/83.86
10位:長崎県/83.37
※全国平均/56.37
最下位:埼玉/33.74
1位:鹿児島市/191
2位:長崎市/164
3位:松山市/162
4位:長野市/144
5位:富山市/139
同5位:福山市/139
7位:高知市/135
8位:宮崎市/132
9位:倉敷市/131
10位:下関市/128
もちろん、こういった超高齢化の背景には、医療の進歩や介護への意識の向上などさまざまな要素が絡んでいます。多くの人間がより長く生きられる社会は、やはり私たちの理想の一つの形ではあるはずです。しかし、同時に少子化が進んでいる現在、医療、介護、年金の仕組みをどのように再構築していくのか、大きな課題も浮き彫りになったとも言えるでしょう。
厚生労働省は「百歳を迎える高齢者の長寿を祝い、多年にわたり社会の発展に寄与してきたことに感謝するとともに、広く国民が高齢者福祉についての関心と理解を深めることを目的として、「百歳高齢者表彰」を贈呈しています。今年の対象者は37,005人(対象:今年度中に百歳に到達し、又は到達する見込みの方で、毎年9月15日の「老人の日」にご存命の方)となっています。では、令和元年度(2019年度)に「百歳になった人の多い」地域はどのあたりなのでしょうか。ここで少しデータを見てみましょう。
「百歳高齢者表彰」贈呈者数ランキング
以下、「百歳高齢者表彰」贈呈者数ランキングです。右の数値は贈呈者数。1位:東京/3053
2位:神奈川/2008
3位:大阪/1928
4位:北海道/1699
5位:福岡/1567
6位:兵庫/1554
7位:愛知/1458
8位:埼玉/1393
9位:千葉/1379
10位:静岡/1119
11位:広島/1102
12位:新潟/977
13位:長野/919
14位:熊本/874
15位:京都/853
16位:鹿児島/809
17位:茨城/745
18位:岡山/716
19位:群馬/637
20位:福島/636
21位:山口/605
22位:宮城/594
23位:愛媛/575
24位:岐阜/572
25位:長崎/546
26位:三重/506
27位:栃木/497
28位:沖縄/478
29位:宮崎/472
30位:大分/458
31位:岩手/453
32位:石川/427
33位:山形/420
34位:島根/417
35位:高知/402
36位:富山/392
37位:香川/383
38位:奈良/382
39位:滋賀/372
40位:和歌山/353
41位:山梨/352
42位:秋田/352
43位:福井/321
44位:青森/320
45位:佐賀/308
46位:鳥取/264
47位:徳島/260
1位は東京、2位神奈川、3位大阪となりました。大都市圏が上位にくる結果となっています。
人高10万人あたりでの1位は高知県
続いて、「人口10万人あたり」の100歳以上の人数トップ10は以下の通り(厚労省9月18日訂正後)。四国、九州、山陰地方が上位に来ています。こちらのほうがよりその地域の特性がわかりやすいデータかもしれません。1位:島根県/105.15
2位:高知県/101.42
3位:鹿児島県/100.87
4位:鳥取県/97.50
5位:山梨県/88.74
6位:山口県/87.74
7位:熊本県/87.02
8位:香川県/87.01
9位:長野県/83.86
10位:長崎県/83.37
※全国平均/56.37
最下位:埼玉/33.74
中核都市で最も多いのは鹿児島市
中核都市でのランキングを見てみましょう。数値は人数です。九州、中国、四国が比較的多いようです。1位:鹿児島市/191
2位:長崎市/164
3位:松山市/162
4位:長野市/144
5位:富山市/139
同5位:福山市/139
7位:高知市/135
8位:宮崎市/132
9位:倉敷市/131
10位:下関市/128
超高齢化社会にどのように向き合うか
ここまで結果を見ると、100歳以上の高齢者は、総じて、比較的九州や中国、四国などの西日本に多いという印象をもちます。これが何を意味しているのか、またその理由といったところはもう少し詳細な検証が必要でしょう。ただ西日本でも九州や中国、四国といった地域は、比較的温暖な地方であると言うことはできます。平均寿命は平成元年(1989年)と比べると5歳以上伸びています。もちろん、こういった超高齢化の背景には、医療の進歩や介護への意識の向上などさまざまな要素が絡んでいます。多くの人間がより長く生きられる社会は、やはり私たちの理想の一つの形ではあるはずです。しかし、同時に少子化が進んでいる現在、医療、介護、年金の仕組みをどのように再構築していくのか、大きな課題も浮き彫りになったとも言えるでしょう。
<参考サイト>
・百歳高齢者表彰の対象者は37,005人|厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/content/12304250/000547374.pdf
・厚労省、100歳以上高齢者数を訂正|JIJI.com
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019091801128&g=soc
・百歳の高齢者へのお祝い状及び記念品の贈呈について|厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000177628_00003.html
・100歳以上、もっとも多いのは…都道府県別ランキング|読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190913-OYT1T50135/
・100歳以上7万人超え、49年連続増 トップは高知県|日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49771220T10C19A9CR0000/
・百歳高齢者表彰の対象者は37,005人|厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/content/12304250/000547374.pdf
・厚労省、100歳以上高齢者数を訂正|JIJI.com
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019091801128&g=soc
・百歳の高齢者へのお祝い状及び記念品の贈呈について|厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000177628_00003.html
・100歳以上、もっとも多いのは…都道府県別ランキング|読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190913-OYT1T50135/
・100歳以上7万人超え、49年連続増 トップは高知県|日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49771220T10C19A9CR0000/
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