どうなるアメリカ大統領選…多極化時代の潮流を読む
グローバル・サウスは世界をどう変えるか(7)世界システムの変容と多極化
第2次世界大戦後、圧倒的な経済力でアメリカ中心の国際秩序が形成された。しかし、変動相場制移行や冷戦終結などでパクス・アメリカーナが終焉すると、その後はグローバリゼーションが世界を覆っていった。そして近年、グローバ...
収録日:2024/02/14
追加日:2024/05/15
プーチンを増長させた責任は日本にも…世界激変の行方は?
ポスト冷戦の終焉と日本政治(3)ウクライナ戦争後の「多極化の世界」
「世界激変の行方」ということで、ポスト冷戦の第3期に2014年のクリミア侵略、そして2022年からのウクライナ戦争へとつながるほどプーチンを増長させた要因・責任は西側諸国だけでなく、日本にもあったと中西輝政氏は言う。なぜ...
収録日:2023/05/24
追加日:2023/07/11
海洋アジアと大陸アジアの対立へ、地政学的舞台が移動
米中戦略的競争時代のアジアと日本(1)多極化する世界と富の分布の変化
冷戦以後の急速なグローバル化により、国際社会のパワーバランスも変化しつつある。中国の台頭や、アジアの中規模国の急速な成長により、先進国と新興国の割合も変化しており、地政学的舞台はすでに欧州からアジアへと移行して...
収録日:2021/11/24
追加日:2022/02/09
世界が多極化していく中、日本の国益をどう守っていくか
北朝鮮の脅威と日本の国益(9)多極化の時代へ
日本の国益を考えた際、短期的にはアメリカの北朝鮮に対する出方が、長期的には、その結果としての在韓米軍の撤退が、日本の安全保障にとって大問題になる可能性がある。いずれにせよ今後は多極化の時代に入っていく中で、より...
収録日:2019/08/21
追加日:2019/11/17
日本が必要なのは「軽武装・経済優先主義」からの大転換
グローバル・サウスは世界をどう変えるか(8)日本の新しい平和戦略
日本は戦後70年以上、日米安保の下で経済活動だけに注力してきた。そして1人当たりのGDPではアメリカと肩を並べるほどに急成長したものの、この「軽武装・経済優先主義」の代償として国民の安全保障への意識低下を招いた。だが...
収録日:2024/02/14
追加日:2024/05/22
「Gゼロ」時代で日本はどのように行動すべきか?
「積極的平和主義」とは何か(5)「Gゼロ」時代と日本の安保意識
世界は多極化と混迷化の「Gゼロ」時代を迎えた。不安定な世界情勢の中、日本はどのように行動すべきなのか。オバマ政権の対応が及ぼす世界への影響を手すりに、日本が採るべき道を考える。(島田塾第115回勉強会 島田晴雄...
収録日:2014/07/08
追加日:2014/10/12
「人間天皇」を否定した三島由紀夫の思想が問うものとは
天皇のあり方と近代日本(4)三島由紀夫VS東大全共闘
世界中で価値観の分断が進み、社会が大きく割れている。ここで想起されるのが、1969年の「三島由紀夫vs東大全共闘」の両極に割れた討論会である。この討論会で、東大全共闘は天皇を罵り嘲笑する一方、三島由紀夫は「この天皇は...
収録日:2021/11/02
追加日:2022/01/06
中国の強大化、台湾問題…緊迫した国際秩序と日本の立場
ポスト冷戦の終焉と日本政治(4)中国の強大化による世界秩序の激変
世界の様相がここまで激変した要因の一つは、「中国の強大化」である。中国がここ数年で見せた国内の弾圧や対外膨張に、アメリカ、ヨーロッパを含め、多くの国が懸念を示している。冷戦終焉後、消滅したと思われていたイデオロ...
収録日:2023/05/24
追加日:2023/07/18
ISが挑戦しているのはサイクス・ピコ秘密協定の無効化
第一次世界大戦から100年にあたって(1)20世紀の病根と21世紀の進路
「2014年は後世、国際政治と世界史の転換点として記憶されるかもしれない」と山内昌之氏は言う。第一次世界大戦から100年。ようやく世界で一番むごかった戦争の痕跡が、中東でもウクライナでもそして日本でも、何か新し...
収録日:2014/11/05
追加日:2014/12/28
「2014年は国際政治と世界史の転換点」
「イスラム国(ISIL)」日本人殺害事件に際して~転換期に出現した「異次元の危機」
「イスラム国(ISIL)」の出現を「異次元の危機」と呼ぶ歴史学者・山内昌之氏は、このテロ集団の危機について、最も早くから警鐘を鳴らしてきた識者の一人だ。その危惧は日本人拉致殺害事件として表面化してしまい、日本と...
収録日:2015/02/03
追加日:2015/02/14
中東・ロシアの混乱は「サイクス・ピコ秘密協定」に起因
第一次世界大戦100年と日本(1)ポスト冷戦の終焉
日本人には印象の薄い第一次世界大戦だが、実は「20世紀の病根のほとんど全てが第一次世界戦に由来する」といわれるほど、歴史的に重要な転換点だった。一体その時、世界はどう変わったのか。そしてそれは今にどう影響してい...
収録日:2015/04/15
追加日:2015/05/21
米国の安全保障上の懸念材料は中国ではない
ワシントン発、安全保障の未来像(1)ロシア脅威論
元海上自衛隊佐世保地方総監・吉田正紀氏は、ワシントンで過ごす中で、アメリカの脅威認識が日本にいた時のそれと大きく食い違っていると言う。現在のアメリカにとって、最も気になる存在は、中国ではなく、ロシアである。安全...
収録日:2015/11/11
追加日:2015/12/17
中国の海洋進出を「覇権に対する挑戦」と受け止める米国
ワシントン発、安全保障の未来像(3)東アジア情勢
元海上自衛隊佐世保地方総監・吉田正紀氏が、アメリカが抱く東アジアの認識を解説する。アメリカにとって北朝鮮は、核保有だけでなく、その拡散が新たな懸念事項となっている。そして、年々増額される国防費を背景に、中国が展...
収録日:2015/11/11
追加日:2015/12/24
戦争、独裁、マイノリティを題材に人権保護の活動を行う
ヒューマン・ライツ・ウォッチ(1)活動の3つの柱
「人権保護の世界では、日本の力、特に日本政府や日本企業の力が求められている」と、国際人権NGO「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」日本代表の土井香苗氏は話す。なぜ日本の力が必要なのか。土井氏が日本と世界の人権保護の...
収録日:2016/03/03
追加日:2016/06/09
ロシア・トルコ・イランの同盟関係は長続きしない
中東の新たな地政学的変動(5)新三国同盟の壊れやすさ
歴史学者・山内昌之氏がシリアを中心とした中東の新たな地政学的変動について解説するシリーズ最終話。現在、ロシアとトルコの接近、およびイランを含めた新三国同盟ともいえる協力関係の下、シリア情勢はかりそめの収まりを見...
収録日:2017/03/01
追加日:2017/04/07
明治維新以来といわれる「2020年の教育改革」の目的とは
教育改革で何が変わるのか~2020年改革の解説(1)高大接続改革の背景と目的
2020年から実施されていく教育改革の意義はどこにあるのか。ポイントとなるのは、今後の社会の仕組みが予想困難な「知識基盤社会」に転換していくということである。そうした新しい状況下では、学力観そのものを見直し、高校・...
収録日:2019/10/28
追加日:2019/11/29
世界が大変化する激動の2020年、日本はどう対応すべきか
2020世界の政治経済と日本(1)世界の混迷の中心はトランプ
2020年現在、トランプ大統領率いるアメリカが孤立主義を取り、中国との間に経済紛争を起こしている一方、EUではイギリスが離脱するBREXITが実現するなど、世界情勢は混迷の一途をたどっている。こうした状況の中で日本はどのよ...
収録日:2020/01/23
追加日:2020/04/06
日清戦争後の三国干渉以来、日本に難しい選択を迫る米中対立
歴史から見た中国と世界の関係(9)米中対立の行方~3つのシナリオ~
今後の米中対立は3つのシナリオが考えられる。1つ目はアメリカの勝利。2つ目は中国が世界大国になる。3つ目は米中とも疲弊して、多極世界が生まれる。日本にとってどれが望ましいかを考え、優先順位や戦略目標を決めることが重...
収録日:2020/08/21
追加日:2020/10/26
大統領候補不在の民主党、バイデン政権の苦悩は続く
「激動と激変の世界」の読み方2022(2)バイデン政権の今後と中国の躍進
アメリカは2022年に中間選挙を控える中、バイデン政権は止まらないインフレに加え、次々と可決される投票制限法に苦しんでいる。一方、中国は今も経済成長を続けており、アメリカを抜いて世界一の経済大国になると確実視されて...
収録日:2022/01/18
追加日:2022/03/22
55年体制も裏でつながる一元論…即興には共通の土俵が必要
伊福部昭で語る日本・西洋・近代(8)分断と対立を超える知恵
戦後、日本には歌舞伎的二元論、あるいは演劇的二元論といって、例えば表では55年体制とか、進歩派と保守派の対立とか、労使の対立などがあるけれども、裏でつながっている、根底では同じ日本のイメージのようなものが共有され...
収録日:2023/09/28
追加日:2023/12/30
躍進する「グローバル・サウス」77カ国が世界に与える影響
グローバル・サウスは世界をどう変えるか(1)グローバル・サウスの影響力
世界の政治・経済をリードしてきたG7を中心とする先進諸国の影響力は徐々に薄れつつある。それに対して、BRICSを筆頭にして「グローバル・サウス」と呼ばれる新興国・途上国の台頭が目覚ましい。現在、国連によるとグローバル・...
収録日:2024/02/14
追加日:2024/04/03