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歴史

2017.09.25
東郷平八郎は、世界三大提督の一人に数えられるほど偉大なる軍人として名を馳せた人物ですが、日露戦争では連合艦隊司令官長として指揮をとりました。その時、東郷のとった作戦が、現代のビジネスや人生のさまざまな…
2017.09.22
「本離れ」と言われながらも、書店では相変わらず読書法の本が平積みにされています。その多くが、本の「読み方」として、いかにたくさん読むか、速く読むか、効率よく読むかという点に重きを置いたものです。 一方…
2017.09.05
「仏像」といえば東大寺は奈良の大仏(廬舎那仏金銅像)を思い浮かべる方も多いと思いますが、聖武天皇(701~756年)の発願で造られたこの仏さまは、天皇の力、その財力によって造られたわけではありません。…
2017.08.29
●徳川永続の境目は3代目にあり 「売り家と唐様で書く三代目」。初代が苦労して財を築いても、3代目で家も売らなければならないほど落ちぶれて、「売り家」と書いた字は金にまかせて身につけたしゃれた唐様の書体…
2017.08.26
●「遺書文学」の最高峰『留魂録』 歴史上の人物の遺書、最期の言葉というのは、その人生が凝縮されているようで、興味がつきません。特に日本には「辞世」というある種の文学的な形式があり、その一生の振り返り方…
2017.08.20
吉田松陰と乃木希典。幕末、明治を語るに欠かせない2人の重要人物の共通点は何か、お分かりですか? 実は2人とも、玉木文之進に教育を受けているのです。文之進は松陰の叔父で、私塾・松下村塾を立ち上げた人物で…
2017.08.08
その技術力の高さ、そして「安全神話」を生むほどの確固たる安全性を世界に誇る新幹線、そして、日本の高速鉄道。その源には、明治時代に鉄道建設に生涯をかけた井上勝の存在があります。時に、その風貌から親しみを…
2017.08.02
「昭和維新と明治維新には似ている点と違う点がある」と、上智大学名誉教授の故・渡部昇一氏は語っています。かたや徳川家を中心とした武家支配から天皇親政へと政治・経済・社会の大変革をもたらし、近代化と西洋化…
2017.07.30
古代ローマの人々は「自由と寛容」を重んじた、と東大名誉教授で早稲田大学国際教養学部特任教授の本村凌二氏は言います。共和政から帝政へ向かい、広大な地域を支配した民族にはふさわしくない肩書きでしょうか。本…
2017.07.12
キリスト教は「愛の宗教」、聖書は「いのちの書」であると言われます。聖書の記述は、現代の日本人が日常の意識のままで読んでも、なかなか腑に落ちることはなく、「読もう!」と意気込んでも、尻すぼみになることが…
2017.07.06
仕事でもプライベートでも、非常に重大な意思決定を迫られた経験をお持ちの方も多いでしょう。意思決定プロセスにおいて欠かせない要因とは?状況分析はどのように行っていくのが適切か?シビアな意思決定について、…
2017.07.03
「古代ローマ史を学ぶ意義は?」と問われたときに、「世界史のなかでも、特にローマ史に絞る意味は?」と問い返したくなる方は、多いのではないでしょうか。歴史を学ぶこと自体については、ドイツの鉄血宰相ビスマル…
2017.06.30
中国・唐代に書かれた『貞観政要』は、名君の誉れ高い皇帝・太宗(李世民)の言行録。遣唐使が日本に持ち帰って以来、「長期政権の基本について書かれている書」として読み継がれてきました。この書の中で、最も有名…
2017.06.24
2017年4月17日に亡くなられた渡部昇一氏は、専門の英語学はもとより、歴史論や社会評論で有名な論客です。1970年代半ばに記された『知的生活の方法』はベストセラーを超えて、40年後の現在も読み継がれ…
2017.06.15
法隆寺管長・大野玄妙氏は、「法隆寺は聖徳太子と共にある」と語ります。金堂の釈迦像や夢殿の観音像は太子をモデルにしているなど、知れば知るほど太子が建てたという意味以上に、法隆寺と太子は深いつながりがある…
2017.06.09
7世紀に創建された法隆寺の西院伽藍は、現存する世界最古の木造建築物群として、古代寺院の姿を今に伝えてくれます。1993年、姫路城とともに日本で最初に世界遺産に登録された寺院には、いくつもの謎があること…
2017.06.06
「薩長同盟」を結び、日本の近代への道を切り拓いた薩摩藩と長州藩。セットで語られることも多い薩長ですが、片や開国しつつ幕政改革推進を主張、片やあくまでも攘夷を旨とする急進的反幕派が藩を動かします。この水…
2017.05.31
古代四大文明について、歴史や地理の授業では「雨量が多く、年に数回、川が氾濫することで肥沃な土壌が生まれる。そうした土地に古代四大文明が生まれた」、このように習った人も多いのではないでしょうか。しかし、…
2017.05.28
1200年に及ぶローマ史のなかで、私たち日本人にもなじみ深い名前といえば、カエサル(英語読みではジュリアス・シーザー)をおいてないのではないでしょうか。「賽は投げられた」「来た、見た、勝った」「ブルー…
【読書】2017.05.10
●約3年で1460冊もの書物を読破した 吉田松陰と言えば、松下村塾を開いて多くの志士を育てたことや、ペリーの黒船に乗り込もうとしたエピソードで有名ですが、あまり知られていない事実に、彼が大変な「読書家…