モーツァルト、ベートーベンからマーラーまでクラシックの歴史をピアノを弾きながら解説します。 ピアノでたどる西洋音楽史(全11話) 再生時間: 1:46:16 収録日:2019/09/04 追加日:2019/11/01
ピアノの歴史は江戸時代に始まった ピアノでたどる西洋音楽史(1)ヴィヴァルディとバッハ 西洋音楽史を、ピアノ演奏を交えながら解説いただく画期的な試み。しかし実際にピアノが楽器として確立したのは案外新しい。第1回では、なじみ深いヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲「四季」について、ピアノの音で再現しながらの解... 再生時間:11:05 追加日:2019/11/01 交響曲の父でありオーケストラの父でもあったハイドン ピアノでたどる西洋音楽史(2)ハイドンとオーケストラ ヴィヴァルディやバッハのバロック時代を経て、18世紀の半ばから音楽は「古典派」の時代を迎える。交響曲の父ハイドンにより、オーケストラの基本的な編成や楽曲の形式が定められていく。初期オーケストラのかたちはどんなものだった... 再生時間:07:35 追加日:2019/11/01 交響曲より「オペラ」を重視したモーツァルト ピアノでたどる西洋音楽史(3)モーツァルトとオペラ 交響曲の父ハイドンが尊敬してやまなかったのは、親子ほど年下の天才モーツァルトだった。宮廷への「就活」に失敗したモーツァルトは金を生む卵としてオペラやピアノ協奏曲の楽譜を大切にし、交響曲は軽視したという。一体どういうわ... 再生時間:12:05 追加日:2019/11/08 きれいなメロディをパッと思いついてしまう天才 ピアノでたどる西洋音楽史(4)モーツァルトの天才性とは? 5歳で作曲デビュー、天才児の名をほしいままにしたモーツァルトは、音楽によって人を楽しませることを最大使命とした。オペラや交響曲に惜しみなく注ぎ込まれたメロディライン。「こんな発想はなかなかできない」というようなことを、... 再生時間:08:40 追加日:2019/11/15 音楽家を「職人」から「芸術家」に劇的に変えた楽聖 ピアノでたどる西洋音楽史(5)「芸術家」ベートーヴェンの凄さ 楽聖ベートーヴェンの存在は、フランス革命を抜きには語れない。また、音楽を娯楽から芸術の地位に高め、音楽家を職人から芸術家へ、歌中心だった楽曲を器楽中心に発展させるなど、音楽史上に数々の革命的変化をもたらしたのも彼の功... 再生時間:10:49 追加日:2019/11/22 「運命」交響曲と「田園」交響曲が拓いた世界 ピアノでたどる西洋音楽史(6)ベートーヴェンの作曲技法 ベートーヴェンの交響曲の中で最も有名なのは第5番「運命」だろう。この曲の素晴らしさは「ジャジャジャジャーン」にこだわり抜いたベートーヴェンの作曲術にあるという。そして、その対極の双子と呼ばれる第6番「田園交響曲」がまた... 再生時間:08:48 追加日:2019/11/29 自由・平等・博愛の理想を歌う「第九」の秘密と仕組み ピアノでたどる西洋音楽史(7)現代に生きる「第九」 日本では年末の風物詩になって久しいベートーヴェン第九だが、そのメッセージは「自由・平等・博愛」というフランス革命の理想そのものだ。ベルリンの壁崩壊直後の演奏会では東西の演奏者が同じ舞台に上がり、「世界はひとつ」を実演... 再生時間:11:15 追加日:2019/12/06 パクリ上等で、ベートーヴェンの絶対音楽の継承者に ピアノでたどる西洋音楽史(8)絶対音楽とブラームス 音楽に一大革命を起こしたベートーヴェンの後、ロマン派の作曲家たちは、どのように作曲と向き合っていったのだろうか。今回は、「ドイツ三大B」とも呼ばれ、ベートーヴェンの「絶対音楽」を忠実に継承しようとしたブラームスの場合を... 再生時間:08:35 追加日:2019/12/13 ベルリオーズとワーグナー:メロディーに人物や物語を象徴させる大革命 ピアノでたどる西洋音楽史(9)いかに音楽で物語を描くか ベートーヴェンを継いだロマン派のうち、田園交響曲の感情表現を重視した一派は「標題音楽」の流れを生む。ベルリオーズの「幻想交響曲」からワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」への変化は、音楽家の何を表していたのだろうか。(... 再生時間:12:04 追加日:2019/12/20 交響詩:「音楽+詩」で伝わる劇的なメッセージ ピアノでたどる西洋音楽史(10)リストと交響詩 ピアノの魔術師として有名なリストも、ベートーヴェンを継ぐロマン派の一員だった。彼は「交響詩」という形式を発明し、メッセージのこもった音楽が国境を越えてより広く伝わることを願った。その成果はスメタナの「モルダウ」に明ら... 再生時間:07:20 追加日:2019/12/27 ドビュッシーとマーラー:音楽の多様化と爛熟 ピアノでたどる西洋音楽史(11)19世紀後半から20世紀へ ベートーヴェンの影響も絶大だったが、ワーグナーの影響力もそれに引けを取らない濃厚さがあった。最終回はドビュッシーやマーラーなど、19世紀後半から20世紀にかけて新しい流れをつくっていった音楽家の業績を追う。(全11話中第11... 再生時間:08:00 追加日:2020/01/03
ダ・ヴィンチ、ラファエッロ、ミケランジェロ。技法が大発展したルネサンス美術を絵解き解説。 ルネサンス美術の見方(全8話) 再生時間: 1:34:36 収録日:2019/09/06 追加日:2019/10/31
ルネサンスはどうやって始まった?…美術の時代背景 ルネサンス美術の見方(1)ルネサンス美術とは何か ルネサンス美術とはいったい何なのか。これを考えるためには、なぜその時代に古代ギリシャ、ローマの文化が復活しなければならなかったのかを考える必要がある。その鍵は、ルネサンス以前のイタリアの分裂した都市国家の状態や、十字... 再生時間:10:39 追加日:2019/10/31 マザッチョ…遠近法を生み出したルネサンス絵画の創始者 ルネサンス美術の見方(2)マザッチョと遠近法の世界 ルネサンスが始まったのは、経済的に豊かな町を作っていったフィレンツェであった。そこに登場したのが、「ルネサンス絵画の創始者」といわれるマザッチョだった。彼は古代ギリシャ・ローマに範を取りながら、それまでになかった「遠... 再生時間:12:20 追加日:2019/10/31 油絵を完成させたヤン・ファン・エイクの驚くべき技法 ルネサンス美術の見方(3)ヤン・ファン・エイクの油彩技法 北方を拠点としたヤン・ファン・エイクは、油彩技法を完成させたルネサンス期の人物として名高い。外交官としての顔をも持ちつつ、作品の細部にさまざまな卓越した技巧をこらし、美術史上で最重要とも評される作品『ヘントの祭壇画』... 再生時間:11:23 追加日:2019/11/07 「最初の近代人」レオナルド・ダ・ヴィンチの『受胎告知』 ルネサンス美術の見方(4)レオナルド・ダ・ヴィンチ~前編~ 2019年は、レオナルド・ダ・ヴィンチの没後500年に当たるが、彼の功績はいまだに解読し尽くされていない。しかし、彼の重要性は、彼が「最初の近代人」であるという点にある。美を追求するだけでなく、観察に従った描写を目指す、科学... 再生時間:12:46 追加日:2019/11/13 解剖学でタブーに挑戦したレオナルド・ダ・ヴィンチ ルネサンス美術の見方(5)レオナルド・ダ・ヴィンチ~後編~ レオナルド・ダ・ヴィンチは、さまざまな実験を行ったことでも知られる。それにより、事実を突き止めるとともに、新たな発明につなげていった。また、解剖学にも関心を抱き、立体的な身体の理解に努めたり、教会のタブーに抵触しかね... 再生時間:11:32 追加日:2019/11/13 ラファエッロが「ルネサンスの完成者」と呼ばれる理由 ルネサンス美術の見方(6)ルネサンスの完成者ラファエッロ ラファエッロは、「ルネサンスの完成者」であるとされる。彼はそう見なされるにふさわしく、同時代のさまざまな技法を取り入れながら自身の作品に生かし、古代ギリシャ・ローマを忠実に再現することを試みた。これにより、神に比肩す... 再生時間:12:48 追加日:2019/11/20 ルネサンスを終わらせたマニエリスム様式…ミケランジェロ ルネサンス美術の見方(7)ミケランジェロとルネサンスの終焉 ミケランジェロの作風は、明らかにアンチ・ルネサンスの様相を呈していた。そこから「マニエリスム」という新しい様式を創り出し、それがルネサンスを終わらせるに至った。その特徴は、螺旋状に構築された彫刻に見て取れる。(全8話中... 再生時間:12:03 追加日:2019/11/27 カンヴァスと油彩画の組み合わせを定着させたティツィアーノ ルネサンス美術の見方(8)ヴェネツィア派の巨匠ティツィアーノ フィレンツェと北方に次いで、ヴェネツィアはルネサンス第3極として位置付けられる。特に最大の巨匠であるティツィアーノは、共和国の筆頭画家として活躍した。海運国家の特性が対象や技法に現れており、特にカンヴァスと油彩画の組み... 再生時間:11:05 追加日:2019/12/04
日本美術と西洋画や中国画と違いは。どのような特色があるのか。実際に絵を見ながら解説する。 日本美術論~境界の不在、枠の存在(全6話) 再生時間: 50:50 収録日:2017/08/02 追加日:2018/02/08
日本美術の特徴を示す矛盾した2つの要素とは? 日本美術論~境界の不在、枠の存在(1)具象と抽象の共存 東京大学大学院人文社会系研究科教授の佐藤康宏氏が、日本美術の特質について、美術史の知識を補足しながら解説する。ヨーロッパや中国では、具象的なものと抽象的なものが区別される傾向にあるが、日本美術にはそうした区別は存在し... 再生時間:09:56 追加日:2018/02/08 仏像における「具象」と「抽象」の共存 日本美術論~境界の不在、枠の存在(2)仏像彫刻 東京大学大学院人文社会系研究科教授の佐藤康宏氏が、仏像に見られる、具象と抽象の共存について解説する。神護寺薬師如来立像には、現実らしい造形と抽象的な表現が混在している。特に、薬師如来立像は唐の表現様式の影響圏内にあり... 再生時間:06:45 追加日:2018/02/09 尾形光琳「紅白梅図屏風」…具象と抽象の共存と官能的な美 日本美術論~境界の不在、枠の存在(3)光琳「紅白梅図」 東京大学大学院人文社会系研究科教授の佐藤康宏氏が、日本の絵画に見られる具象と抽象の共存について解説する。「日月山水図」や尾形光琳の「紅白梅図」は、具象的な自然描写と同時に、抽象的な文様や金銀箔による装飾技法を用いるこ... 再生時間:11:28 追加日:2018/02/10 日本美術を特徴づける「枠」の存在とは? 日本美術論~境界の不在、枠の存在(4)枠の存在への意識 東京大学大学院人文社会系研究科教授の佐藤康宏氏が、日本美術を特徴づける枠の存在について解説する。伝統的なヨーロッパや中国の絵画では、画面の枠の中に描くべき対象の全体が収められてきたのに対し、日本の絵画では、絵の中の空... 再生時間:07:42 追加日:2018/02/11 俵屋宗達「風神雷神図」に見る枠を超えた表現 日本美術論~境界の不在、枠の存在(5)宗達と歌麿の枠 東京大学大学院人文社会系研究科教授の佐藤康宏氏が、俵屋宗達「風神雷神図」と喜多川歌麿「北国五色墨 てっぽう」を例として、日本美術を特徴付ける枠への意識を解説する。宗達が南宋絵画の対角線構図を発展させるだけでなく、枠を超... 再生時間:08:44 追加日:2018/02/12 日本美術の魅力は矛盾が共存する柔軟性と構成意識の高さ 日本美術論~境界の不在、枠の存在(6)矛盾の共存 東京大学大学院人文社会系研究科教授の佐藤康宏氏が、現代の漫画にまで通じる、画面の枠への意識を解説し、境界の不在と枠の存在という2つの日本美術の特徴について総括するシリーズ最終回。西欧と中国という偉大な教師の生徒であり続... 再生時間:06:15 追加日:2018/02/13
実は百人一首は謎めいている。在原業平、和泉式部、藤原定家らを取りあげつつ、読み解きます。 百人一首の和歌(全5話) 再生時間: 1:10:07 収録日:2018/04/02 追加日:2018/06/16
『百人一首』の歌が選ばれた理由とは?今も残る3つの謎 百人一首の和歌(1)謎の多い『百人一首』 漫画「ちはやふる」の影響で、若い世代にもブームを続ける『百人一首』。日本人なら誰もが知っている古典の代表作品だが、「実は謎がたくさん隠されている」という説もある。奥深い『百人一首』の和歌について、日本文学研究者で東京... 再生時間:08:58 追加日:2018/06/16 在原業平の一首が背負う「物語」とは? 百人一首の和歌(2)在原業平 いくつもの謎を抱える日本古典の代表『百人一首』を、日本文学研究者で東京大学大学院人文社会系研究科教授の渡部泰明氏に案内いただくシリーズレクチャー。第2回からは個別の歌人と選ばれた作品の謎に迫っていく。今回は、美男の貴公... 再生時間:14:28 追加日:2018/06/18 和泉式部の『百人一首』の歌は最も情熱的 百人一首の和歌(3)和泉式部 東京大学大学院人文社会系研究科教授の渡部泰明氏が百人一首の和歌について解説するシリーズレクチャー。第3回では、日本史上最大級の女性歌人ともいえる和泉式部の歌を取り上げる。渡部氏は、百人一首に選ばれた情熱的な一首に従来の... 再生時間:14:45 追加日:2018/06/23 百人一首の皇嘉門院別当の歌は奇跡的なまでに技巧的 百人一首の和歌(4)皇嘉門院別当 東京大学大学院人文社会系研究科教授の渡部泰明氏による百人一首に関するシリーズレクチャー。今回取り上げる皇嘉門院別当は在原業平、和泉式部と比して知名度は圧倒的に劣る。また、歌人としても当代随一の実力派というほどではない... 再生時間:11:52 追加日:2018/06/25 藤原定家が生涯の一首として取り上げた理由 百人一首の和歌(5) 藤原定家 東京大学大学院人文社会系研究科教授の渡部泰明氏による百人一首に関するシリーズレクチャー。最終話では百人一首の選者とされる藤原定家が自身の歌として選んだ一首を取り上げる。定家自選というだけあって、その歌は多くの示唆に富... 再生時間:20:04 追加日:2018/06/30