イスラム教には民主主義や憲法といった考え方がない
宗教で読み解く「世界の文明」(3)一神教とイスラム教
一神教とは何か。もっとも理解しやすいのはイスラム教である。イスラム教の聖典であるコーランには、ムハンマドが啓示した神の言葉が書いてある。これにより、人々が従うべき法が示されることになる。(2019年11...
収録日:2019/11/12
追加日:2020/05/10
日本人の価値観は何によって形成されているのか
哲学から考える日本の課題~正しさとは何か(8)質疑応答編1:宗教と道徳
日本は宗教性が薄いと思われがちだが、実際には戦前から日本における重要な要素として、宗教は位置付けられてきた。それを含め、「日本人の価値観が何によって形成されているのか」というのは大きな問いである。...
収録日:2019/10/26
追加日:2020/03/30
一神教のキリスト教が広まった理由…迫害から公認への歴史
教養としての世界史とローマ史~ローマ史講座・講演編(4)一神教としてのキリスト教
一神教であるキリスト教の登場と普及は、世界史における重要な転換点である。キリスト教はなぜ普及したのか、そしてなぜローマにおいてキリスト教は迫害されたのであろうか。その理由が、一神教の特徴とローマの...
収録日:2018/11/28
追加日:2019/07/27
「神々のささやく世界」では神々の声が行動を決める
教養としての世界史とローマ史~ローマ史講座・講演編(2)神々のささやく世界
世界史を調理する1つ目の切り口は、「多神教と一神教」という問題である。また、多神教を理解する際に重要なことは、3,000年以上前の世界が、「神々のささやく世界」であったということである。「神々のささやく...
収録日:2018/11/28
追加日:2019/07/20
ヒンドゥー教と密接不可分なカースト制の特徴と問題点とは
宗教で読み解く世界(3)ヒンドゥー教とカースト制
インド最大の特徴はヒンドゥー教と密接不可分な関係のカースト制にある。支配階級、被支配階級を明確に区別し、社会の基本単位としてジャーティという多数の職業集団を規定している。この一見閉鎖的なカースト制...
収録日:2019/01/21
追加日:2019/06/02
なぜ日本人は信仰心が薄いのにモラルが高いのか
ローマ史に学ぶ戦略思考~ローマ史講座Ⅳ(8)質疑応答
欧米人からすると意外なのは、日本人のモラルの高さだ。早稲田大学国際教養学部特任教授・本村凌二氏によれば、その一つの解答が、新渡戸稲造の『武士道』である。誠実で実直な日本人は、陰謀や罠よりも正攻法で...
収録日:2016/09/30
追加日:2017/06/12
「父祖の遺風」と「武士道」-ローマと日本の伝統に学ぶ
古代ローマ人に学ぶ~ローマ史講座Ⅱ(3)ローマと日本に相通じる精神
東京大学名誉教授・本村凌二氏によるローマ帝国とローマ人の特性に関する連続講義。前回に引き続き、ローマをローマたらしめた「父祖の遺風」について考える。「父祖の遺風」の本質的な部分にフォーカスすると、...
収録日:2016/10/20
追加日:2017/01/27
川は急流、水は澄み切る―日本のリーダーの条件「清明心」
東洋思想を考える~東洋と西洋の融合と日本(2)日本の地理的特性と知的遺産
日本には地理的特性が二つあると語る老荘思想研究者・田口佳史氏。その特性は非常に特異なもので、そこから、世界のどこにもない、日本特有の精神性、文化が生まれている。そして、今も学べる知的遺産もある。そ...
収録日:2014/10/29
追加日:2015/07/09