10MTVオピニオン|有識者による1話10分のオンライン講義
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キリスト教

キリスト教
 キリスト教は、ナザレのイエスを救済者キリストと信じ、イエスの行動と教えを中心に神の愛と罪の赦しを説く一神教。教義自体は第二神殿時代のユダヤ教にルーツを持ち、旧約・新約両聖書に基づいて個人と社会の再生を促す。1世紀のパレスチナで発生し、4世紀末にはローマ帝国の国教となって、主に西方世界に広まった。  現在は世界各国に多くの信徒を持ち、仏教イスラム教とともに三大宗教の一つである。東方正教会、ローマ・カトリック教会、プロテスタント諸教会などに大別される。ユダヤ教、キリスト教イスラム教は、預言者アブラハムを祖とすることから「アブラハムの宗教」とも呼ばれる。イエスの誕生年を紀元とする西暦が、非キリスト教国でも普及して事実上グローバル・スタンダードとされているように、キリスト教を尺度とした見方は根深いものがある。  「10MTVオピニオン」では、上智大学神学部教授でカトリック司祭の竹内修一氏が「キリスト教とは何か」の連続講義で、イエスとは誰か、神の国はどこにあるのかなどを解説。また、古代ローマ史を専門とする早稲田大学国際教養学部特任教授の本村凌二氏は、ローマ帝国における初期キリスト教の成立と拡大についてレクチャーしている。

ローマ帝国で鮮明になっていった絶対的な皇帝の権力

四分治制時代のローマ史(3)絶対的な君主としての皇帝へ
ローマにおいて、これまで皇帝の権力の源泉はあくまでも元老院にあった。しかし、この時代にはローマの拡大とともに皇帝の権力は絶対君主制的になっていった。ただし、ディオクレティアヌスはキリスト教を迫害し...
収録日:2019/02/26
追加日:2019/09/21
本村凌二
東京大学名誉教授

「世界哲学」の可能性を日本から追求していく

西洋文明の起源から見るグローバル化(6)「世界哲学」
西洋文明の起源をたどりつつ世界のグローバル化を考えてきたが、現代の位置付けを探るには、ここにいたる全プロセスを俯瞰する必要がある。また、ギリシア・ローマの古典を現代にどう生かすかについても検討が必...
収録日:2019/05/29
追加日:2019/08/01
納富信留
東京大学大学院人文社会系研究科教授

古典を学び、教養ある人間を目指すことがヨーロッパの理想

西洋文明の起源から見るグローバル化(1)グローバル化
世界のグローバル化は、文化的にはヨーロッパが拡大して、人類全体に拡大する流れといえる。では、当のヨーロッパとは何を指すのか。それは地理的名称というより文化的な概念であり、「ギリシア・ローマの古典+...
収録日:2019/05/29
追加日:2019/08/01
納富信留
東京大学大学院人文社会系研究科教授

キリスト教は社会的な不安を背景に普及してきた

教養としての世界史とローマ史(4)一神教としてのキリスト教
一神教であるキリスト教の登場と普及は、世界史における重要な転換点である。キリスト教はなぜ普及したのか、そしてなぜローマにおいてキリスト教は迫害されたのであろうか。その理由が、一神教の特徴とローマの...
収録日:2018/11/28
追加日:2019/07/27
本村凌二
東京大学名誉教授

「負い目」と「克己心」こそが「良きもの」をつくる

人間的魅力とは何か(8)すべてを「自分のせい」にせよ
マイケル・ヤングの『メリトクラシー』という本を読んで、なぜビクトリア朝が素晴らしかったのかがわかった。あの時代は、皆が「負い目」を持っていたというのだ。たしかに、「負い目」を持って、なおかつすべて...
収録日:2019/04/05
追加日:2019/07/12

リンネが全人種を「ホモ・サピエンス」と言ったのは画期的

人類学と「人種差別」(1)キリスト教世界観と人類学
人類学が「人種」というものをどう定義し、扱ってきたかという経緯を解説するシリーズレクチャー。人類学の背景にはキリスト教世界観があるため、生物は神の下、「自然の梯子」の序列の中に置かれ、さまざまな人...
収録日:2019/03/04
追加日:2019/06/25
長谷川眞理子
総合研究大学院大学長

キリスト教と他の一神教との決定的な違いとは?

宗教で読み解く世界(1)キリスト教の世界
橋爪大三郎氏が世界の宗教について解説するシリーズレクチャー。第1回目はキリスト教について。キリスト教はユダヤ教やイスラム教と同じく一神教だが、他の一神教と決定的に異なる考え方を持つ。橋爪氏はその違い...
収録日:2019/01/21
追加日:2019/05/18
橋爪大三郎
社会学者

松下幸之助が求めたものは「崇高さ」

崇高と松下幸之助(3)崇高さと人間とは何か
松下幸之助が求めたものは「崇高さ」であり、「崇高さ」の一番分かりやすい例は原始キリスト教だと執行先生は指摘する。原始キリスト教は、「自分の命よりも大切なものがある」という考え方が根本にある。では、...
収録日:2019/02/06
追加日:2019/04/11

命よりも大切な掟のために自分の命を捧げることが文明

崇高と松下幸之助(2)文明と原始キリスト教
人類は今の文明の崩壊を迎えようとしている。松下幸之助はこのことをPHP理念の中で予言していた。では、なぜ崩壊してしまうのか。また、そもそも文明を創った正体とは何であったのか。ギリシャの哲学者であるソロ...
収録日:2019/02/06
追加日:2019/04/08

カエサルにも匹敵するディオクレティアヌスの優れた資質

軍人皇帝時代のローマ史(6)ディオクレティアヌスの評価
ローマ皇帝といえば誰もがカエサルを思い浮かべる。しかし、その業績や時代背景、政敵への処し方を考えると、もっと優れた人物がいたのではないか。最終回では、ディオクレティアヌスの優れた資質について、また...
収録日:2018/08/29
追加日:2019/02/07
本村凌二
東京大学名誉教授

デカルト「我思うゆえに我あり」が意味すること

西洋哲学史の10人(5)デカルト「我思うゆえに我あり」
近世の哲学者デカルトは、教会の権威が動揺していった同時代の状況の中で、疑いの余地がない確実なものとは何かを問題にし、その結果「我思うゆえに我あり」というフレーズに帰着する。専修大学文学部教授の貫成...
収録日:2018/02/09
追加日:2018/05/25
貫成人
専修大学文学部教授

宗教的な哲学を確立したアウグスティヌス

西洋哲学史の10人(4)アウグスティヌス キリスト教の基礎
無味乾燥になりがちな宗教や哲学を、中世の哲学者であるアウグスティヌスは人間味のある文体と赤裸々な心情から論じた。現代キリスト教における教義を確立する中で彼が見いだしたのは、「人間はいかに救われるか...
収録日:2018/02/09
追加日:2018/05/18
貫成人
専修大学文学部教授

「暴君ネロ」の始まりは元老院貴族への弾圧

ユリウス・クラウディウス家のローマ皇帝(4)ネロ(中)
ネロが暴君になっていく道筋は、元老院から始まったと早稲田大学国際教養学部特任教授の本村凌二氏は言う。派手な振る舞いによる財政のマイナスを貴族の追放や処刑による財産没収で補ったからである。しかし、も...
収録日:2017/08/07
追加日:2017/09/21
本村凌二
東京大学名誉教授

司教アンブロシウスの気概がキリスト教の追い風になった

ローマ史に学ぶ戦略思考(7)キリスト教確立への影響
早稲田大学国際教養学部特任教授・本村凌二氏は、ローマ史のあり方が、その後のキリスト教の拡大にも大きく影響したという。本村氏が重要人物として挙げるのが、生粋のローマ人である司教アンブロシウスだ。彼は...
収録日:2016/09/30
追加日:2017/06/11
本村凌二
東京大学名誉教授

新約聖書の三つの愛「エロス・フィリア・アガペー」

キリスト教とは何か(6)聖書とはどんな書物なのか
エロス、フィリア、アガペー。これはどれも、キリスト教で「愛」を示す言葉だ。上智大学神学部教授・竹内修一氏によれば、この意味の違う愛をめぐっては、イエスと弟子の間ですらもすれ違いがあった。しかし師イ...
収録日:2016/12/26
追加日:2017/04/04
竹内修一
上智大学神学部教授

愛は赦しであり、赦しは平和であり、平和とは沈黙である

キリスト教とは何か(5)「赦す」とはどういうことか
愛とは何か。それは「赦し」である。しかし上智大学神学部教授・竹内修一氏は、この「赦し」は「水に流す」ことではないと強調する。さらに愛とは、「平和」であり「沈黙」であるとも言われる。キリスト教の愛は...
収録日:2016/12/26
追加日:2017/03/28
竹内修一
上智大学神学部教授

キリスト教では、神への愛と隣人愛は等しいものである

キリスト教とは何か(4)「隣人愛」とはどういうことか
「隣人愛」は、キリスト教を知る上での重要なキーワードだ。これについて、イエスは何と言っているか。上智大学神学部教授・竹内修一氏はここで、イエスとファリサイ派律法学者の問答を紹介する。エリート学者の...
収録日:2016/12/26
追加日:2017/03/21
竹内修一
上智大学神学部教授

キリスト教の「愛」は具体的な行為で示される

キリスト教とは何か(3)キリスト教の愛とはどんなものか
上智大学神学部教授・竹内修一氏は、キリスト教でいう「愛」とは決して抽象的なものではなく、具体的な行為で示されるものだという。その典型は、「最後の晩餐」でイエスが弟子たちの「足を洗う」ことだ。それは...
収録日:2016/12/26
追加日:2017/03/14
竹内修一
上智大学神学部教授

イエスの言葉「神の国」はどこにあるのか?

キリスト教とは何か(2)「神の国」はどこにあるのか
イエスが伝道を始めた最初の言葉は、「神の国は近づいた」だった。では神の国とはどこにあるのか。この問いは重要だ。上智大学神学部教授・竹内修一氏によれば、神の国とは私たちが想定するような「あの世」では...
収録日:2016/12/26
追加日:2017/03/07
竹内修一
上智大学神学部教授

「イエス・キリスト」と呼ぶことは、最も短い信仰告白だ

キリスト教とは何か(1)「イエス」とは一体誰なのか
キリスト教とは何か。「文明の衝突」が世界中で現実化する中、この問題は日本人にとっても重要なものになっている。上智大学神学部教授・竹内修一氏は、「キリスト教とは何か」という問いは、同時に「イエスとは...
収録日:2016/12/26
追加日:2017/02/28
竹内修一
上智大学神学部教授

古代ローマの歴史は2000年!人類史の経験の殆どがある

世界史の中のローマ史(1)人類の文明史とローマ史
古代ローマ帝国の歴史が2000年に及ぶことをご存じだろうか? 2000年といえば西暦の全期間にほぼ匹敵する。それだけの長期にわたったローマ史には「人類史の経験のほとんどがある」とさえ言われ、ローマを知るこ...
収録日:2016/07/21
追加日:2016/11/23
本村凌二
東京大学名誉教授

中国にはかつて「孔子教」をつくろうと考えた思想家がいた

現代中国の儒教復興(3)儒教は宗教なのか
「儒教は宗教なのか」という問いは、非常に難しい問いである。果たして儒教は宗教なのか。宗教にはどのような問題があるのか。中国と日本における儒教の宗教化の動きとともに、中島隆博氏がこの問いに迫る。(全...
収録日:2014/09/09
追加日:2014/11/26
中島隆博
東京大学東洋文化研究所 教授

「ユニエイト」というあり方がウクライナの民族文化を醸成

ウクライナの宗教と民族の歴史(2)ギリシア・カトリック信仰と民族文化
ウクライナ語を話す西ウクライナ地方の住人には、独特なギリシア・カトリック(ユニエイト教会)信仰が深い。対立と弾圧を余儀なくされた彼らの間には「教会に対する戦いは、文化に対する戦いだ」との言い回しが...
収録日:2014/05/22
追加日:2014/06/05
山内昌之
東京大学名誉教授

複雑なウクライナの宗教と民族との関係

ウクライナの宗教と民族の歴史(1)四大宗派併存の歴史と背景
国際的関心の集まるウクライナ情勢だが、ウクライナを理解するにはこの地方特有の複雑な宗教と民族の関係を知らなければならない。ロシアとウクライナ、西部と東部、ローマカトリックとギリシア正教、といった二...
収録日:2014/05/22
追加日:2014/06/05
山内昌之
東京大学名誉教授