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ナショナリズム

ナショナリズム
 ナショナリズムとは、自身が所属する民族や国家に対して、統一、独立、発展などを求める形で世俗的忠誠心を示す感情や思想、それらに関連する運動などを指す。民族主義、国民主義、国家主義、国粋主義等の訳語が用いられるが、そもそも民族、国家というものが歴史上多様な変遷をたどって形成されてきたため、ナショナリズムという概念は非常に多義的なものである。歴史的には、アメリカ独立、フランス革命をきっかけに重要概念としてヨーロッパ全土に広まり、20世紀に入ってアジア、アフリカで多くのナショナリズム運動が展開された。民族の団結、国家独立等を促す解放的イデオロギーである一方、民族紛争や戦争を引き起こす危険もはらんだ両刃の側面を持つ。  「10MTVオピニオン」では、ジェトロ・アジア経済研究所長・白石隆氏がアジア政治経済の変遷という観点から、トランプ大統領下のアメリカのナショナリズム習近平率いる中国のナショナリズムを対比しつつ解説。また、中東情勢に精通する東京大学名誉教授・山内昌之氏が、アラブ・ナショナリズムに揺れる中東のパラダイムシフトについて論じている。さらに東京大学東洋文化研究所副所長の中島隆博氏は中国を題材にイデオロギーとしてのナショナリズムを徹底的に分析している。

ドビュッシーやチャイコフスキーがつくった「国のイメージ」

クラシックで学ぶ世界史(11)ドビュッシーと「フランス的」
ワーグナーに大きく影響を受けつつ、ドイツから覇権を奪うために新たな表現を目指したのがフランスのドビュッシーである。彼が提示したとりとめのない浮遊感は、印象派の曖昧な表現と合わせて近代の「フランス的...
収録日:2019/08/26
追加日:2019/12/21
片山杜秀
慶應義塾大学法学部教授

中国の経済的躍進のなか、日韓関係をどう考えていくべきか

国際秩序の変容~危機の予兆(5)ナショナリズムと日韓関係
世界の分断を克服する手立てとして、ナショナリズムは有効だろうか。韓国の場合、日本に強硬な立場を取ることで、国内の支持率上昇に成功してきた。しかし、中国の台頭を考えれば、日韓はナショナリズムでつぶし...
収録日:2019/09/03
追加日:2019/12/16

中国は2017年が転機!?ニューノーマルを唱える習政権に注目

アジア政治経済の過去と現在(3)中国の動向と注目ポイント
10年前と比べて、中国の生活水準は大きく向上した。しかし、政策研究大学院大学学長・白石隆氏は、こうした成長によって肥大化した国家意識こそ、今の中国にとっては問題になると述べる。このままの中国では、ア...
収録日:2016/09/20
追加日:2016/11/20
白石隆
公立大学法人熊本県立大学 第3代理事長

なぜトランプ現象は起きたか?反グローバリズム台頭の理由

アジア政治経済の過去と現在(1)アメリカ大統領選挙から読む
これからのアジア情勢を考える上で、今年(2016年)のアメリカ大統領選挙は重要なトピックだ。政策研究大学院大学学長・白石隆氏は、クリントン候補が優勢であるとした上で、なぜトランプ現象は起こったのか、ど...
収録日:2016/09/20
追加日:2016/11/01
白石隆
公立大学法人熊本県立大学 第3代理事長

習近平政権が語る世界構想は、西欧社会を超えられるか

東洋の普遍、西洋の普遍~中国の思想的課題(1)科学、民主主義、資本主義
今、中国思想で「普遍」が大きなトピックとなっている。有名なのは、習近平政権のスローガンである「中国の夢」だ。しかしそれは、中国ナショナリズムの言い換えではないかという疑念もある。「中国発の普遍」と...
収録日:2016/04/21
追加日:2016/08/07
中島隆博
東京大学東洋文化研究所長・教授

習近平政権が語る「中国の夢」の意味

中国の夢~中華から語る「普遍」(1)その思想的背景
習近平政権が掲げる「中国の夢」とは、どんな思想なのか。それは日本や韓国まで包摂する共同体への壮大な理想なのか。それとも中国のナショナリズムを覆い隠す隠れ蓑に過ぎないのか。東京大学東洋文化研究所教授...
収録日:2016/01/21
追加日:2016/03/31
中島隆博
東京大学東洋文化研究所長・教授

丸山眞男が吉田松陰に見出したナショナリズム

吉田松陰の思想(上)松陰像の変遷(4)宗教性とナショナリズム
さまざまな吉田松陰像に共通するのは、絶対的な者に対する没我、すなわち宗教性である。それが戦前では熱狂的な国家主義に「悪用」されたが、それを超えた「健全なナショナリズム」へと進む可能性もあったのでは...
収録日:2015/02/26
追加日:2015/07/23
中島隆博
東京大学東洋文化研究所長・教授

既存のアラブ国家解体と新勢力の台頭

中東のパラダイムシフト―アラブ国家解体と新勢力台頭
歴史学者・山内昌之氏は、中東は大きなパラダイムシフトを起こしつつ、未だその真空を埋めるに足る権力バランスに欠けており、これが、アラブに破綻国家現象を起こしていると語る。既存のアラブ国家の解体と衝突...
収録日:2015/03/11
追加日:2015/03/22
山内昌之
東京大学名誉教授

IS、クルド、そして人民が中東世界を大きく変容させる

「イスラム国」と中東の変動(1)旧体制に反旗を翻す三大勢力
歴史学者・山内昌之氏は中東の混迷状態を「大きなパラダイムシフト」と表現する。さまざまな勢力争いで中東が混戦しているというよりも、大局的にみて新旧イスラムイデオロギーの入れ代わりが、中東世界を根底か...
収録日:2015/02/25
追加日:2015/03/06
山内昌之
東京大学名誉教授

安倍首相を「右寄り」に見せているのは「歴史問題」

いまアメリカが日本に問う(1)靖国参拝と歴史・外交認識
安倍首相の靖国参拝は世界に衝撃を与えた。さらに側近が連発する問題発言、また「なぜ外国が口をはさむのか」と疑問を口にする若者たち。カーティス氏は、そこに日本ナショナリズムの象徴を見る。
収録日:2014/03/06
追加日:2014/03/17

ナポレオンもワーテルローで敗れてから25年で合祀

靖国問題の歴史的経過を振り返る(1)1世代で戦争の記憶は消える
靖国、南京虐殺、従軍慰安婦、教科書問題、これらはなぜ今になって問題化してきたのか。そして問題化の端緒はすべて日本にあった。外交評論家 岡崎久彦が解説する。
収録日:2014/01/16
追加日:2014/02/24
岡崎久彦
外交評論家