独ソ不可侵条約はヒトラーに戦争をけしかけるためだった
第二次世界大戦とソ連の真実(4)独ソ不可侵条約とスターリンの誤算
宥和政策を取るイギリスなどの帝国主義諸国に対する不信感を強めていたソ連は、ドイツを利用して両陣営の戦いを煽っていく。その決定的なきっかけとなったのは、1939年にナチス=ドイツとの間で結ばれた独ソ不可...
収録日:2021/12/06
追加日:2022/04/15
「平等」を基調にした社会主義・共産主義の失敗に学ぶ
独裁の世界史~ファシズム編(7)独裁の意味を問い直す
現代社会が直面する難問の多くは国境を越えたグローバルなものである。一国では対処できない問題にどう立ち向かうかということは、これまで考えてきた「独裁」とも密接に関わってくる。未来に向かうには、やはり...
収録日:2020/01/30
追加日:2021/04/21
なぜマルクスの予言は失敗だったか…『資本論』の問題点
マルクス入門と資本主義の未来(5)『資本論』の弱点
マルクスの描いた未来予想図は当時の人々に衝撃を与えたが、その後、彼の予言通りにはなっていない。その現象的な理由としては、マルクスが言及しなかった「中産階級の出現」が挙げられる。こうした問題が生じた...
収録日:2020/09/09
追加日:2021/01/21
マルクス主義の非常に重要な概念「階級」とは何か
マルクス入門と資本主義の未来(4)階級闘争と共産党
マルクス主義にとって重要な概念「階級」は、近代に特有のものではなく、形態を変えて古代から連綿と続いてきたものである。近代において「階級闘争」を妨げているのは、国家によるイデオロギーの操作であるため...
収録日:2020/09/09
追加日:2021/01/14
いまの米中関係は長期化するほどアメリカが不利になる
米中対立の行方をどう読むか(5)政策を操る中国の工作
中国は敵対する観念的思想の持ち主こそ操作の対象と見なす傾向があり、かつてはニクソン大統領がそうだった。今日のアメリカ共和党も危険である。アメリカは不利な条件を三つ持っており、それゆえ長期化させるべ...
収録日:2018/12/25
追加日:2019/06/07
ロシアの経済と国際戦略、日本との関係を整理する
知られざるロシアの情と理(1)日本との歴史的関係
ロシアは歴史的には日本と深い関係にありながら、知られていないことがたくさんある。そう述べるのは、今年(2018年)ロシアを訪れた公立大学法人首都大学東京理事長の島田晴雄氏。ロシアとはいったいどんな国な...
収録日:2018/08/22
追加日:2018/10/18
マルクス:下部構造が上部構造を規定する…唯物史観とは?
西洋哲学史の10人~哲学入門(9)マルクス 下部構造が上部構造を規定
マルクスは「下部構造が上部構造を規定する」という表現により、これまでの西洋哲学を根本から転倒させた。全世界の社会主義や共産主義にも影響を与えた彼の考えの中核はどのようなものなのか。専修大学文学部の...
収録日:2018/02/09
追加日:2018/06/22
占領、同盟関係、平和憲法―日本の戦後復興の要因を探る
敗戦から日本再生へ~大戦と復興の現代史(11)占領後の日本の戦後復興(上)
占領後の日本の戦後復興の中で、考えなければならないポイントはいくつかある。まず最初に、占領は復興を助けたのか。仇敵だったアメリカと日本が同盟関係を結んだのはなぜか。また、平和憲法をつくったのは誰か...
収録日:2016/07/08
追加日:2017/08/05
ラオスエリートの贅沢の裏に「地下経済」あり
メコン川の恵みとラオス経済(2)エリートたちの実態
ラオスを訪問した千葉商科大学学長・島田晴雄氏が、現地で出会った若手官僚や実業家とのエピソードを披瀝する。年間所得40万円でも高級車を乗り回す官僚、見かけほどラオスが低賃金ではないことを暴露し、事業...
収録日:2016/01/18
追加日:2016/04/04
ラオスの経済成長はメコン川にあり
メコン川の恵みとラオス経済(1)ラオスの地理と歴史
東南アジアの小国ラオスには、まだまだ知られざる発展の可能性がある。メコン川の豊かな水をたたえるラオスは、1人当たりの年間所得が1700ドルほどでありながら、年率8パーセントの成長を続けている。そこ...
収録日:2016/01/18
追加日:2016/03/28
自民党結党60年を経済成長の観点から総括する
戦後レジームとは何か~IMF、自民党、リベラル(2)結党60年・自民党の経済政策
2015年で結党60年を迎えた自民党は、戦後日本の経済成長の推進者だったのか? いや、むしろ便乗者だったのか? 焼け跡からの復興から、所得倍増計画、ホンダやヤマト運輸の躍進、オイルショックから法人...
収録日:2015/12/03
追加日:2016/01/11