本当のことがわかる昭和史《7》歴史を愛する日本人の崇高な使命
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日本が戦争を行ったのは大部分が安全保障の必要に迫られて
本当のことがわかる昭和史《7》歴史を愛する日本人の崇高な使命(8)マッカーサーは東條証言をそのまま認めた
渡部昇一(上智大学名誉教授)
東京裁判の法的根拠だったといってもよいマッカーサーは、朝鮮戦争開戦後、本国に呼び戻された時、「日本が戦争を行なったのは、大部分が安全保障の必要に迫られてのことだった」と、公の場で語っている。マッカーサーは、東條英機の基本主張が正しかったことを証明したのである。上智大学名誉教授・渡部昇一氏によるシリーズ「本当のことがわかる昭和史」第七章・第8回。
時間:7分21秒
収録日:2015年2月2日
追加日:2015年9月21日
≪全文≫
 だが現在、天皇陛下に靖国神社を御参拝いただけない状況が続いている。

 「A級戦犯合祀」の問題をマスコミが大騒ぎし、シナや韓国がヒステリックに抗議を繰り返してくるからだ。

 「A級戦犯」といわれると、いかにも極悪人のように思ってしまう人も多いだろう。だが、その戦犯を指定し、裁いた東京裁判とは一体何だったのか。

 第一章で見たように、東京裁判は連合国側に都合のいい史料だけを集め、籠絡した証人に検察側が筋書きに沿った証言をさせて「物語」をつくりあげるような裁判だった。そんなことが可能だったのはGHQ最高司令官のマッカーサー元帥が連合国から権限を委譲されて、国際法によらず、ニュルンベルク国際裁判所条例にならって制定した極東国際軍事裁判所条例を基準にして審理を行なったためである。この極東国際軍事裁判所条例は、「マッカーサー・チャーター(マッカーサー条例)」とも呼ばれた。その意味で、東京裁判はマッカーサーの意思そのものであったといっても過言ではないだろう。

 そのマッカーサーが後日、何を語ったのか。

 私が繰り返し引用しているマッカーサーの言葉を、再び引用したい。

 GHQ(連合国最高司令官総司令部)の最高司令官を務め、日本の占領政策を進めたマッカーサー元帥は、朝鮮戦争(昭和25年〈1950〉6月25日~28年〈1953〉7月27日休戦)の際、国連軍最高司令官に任命された。ところが彼はトルーマン大統領と方針が合わず、本国に呼び戻されて上院軍事・外交合同委員会で証言を行なうことになる(昭和26年〈1951〉5月3~5日)。その証言の中で、戦前の日本について言及した部分に、こんな言葉があるのである。

“There is practically nothing indigenous to Japan except the silkworm. They lack cotton, they lack wool, they lack petroleum products, they lack tin, they lack rubber, they lack a great many other things, all of which was in the Asiatic basin. They feared that if those supplies wer...

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