本当のことがわかる昭和史《7》歴史を愛する日本人の崇高な使命
この講義シリーズは第2話まで
登録不要無料視聴できます!
▶ 第1話を無料視聴する
閉じる
この講義の続きはもちろん、
5,000本以上の動画を好きなだけ見られる。
スキマ時間に“一流の教養”が身につく
まずは72時間¥0で体験
日本が戦争を行ったのは大部分が安全保障の必要に迫られて
本当のことがわかる昭和史《7》歴史を愛する日本人の崇高な使命(8)マッカーサーは東條証言をそのまま認めた
渡部昇一(上智大学名誉教授)
東京裁判の法的根拠だったといってもよいマッカーサーは、朝鮮戦争開戦後、本国に呼び戻された時、「日本が戦争を行なったのは、大部分が安全保障の必要に迫られてのことだった」と、公の場で語っている。マッカーサーは、東條英機の基本主張が正しかったことを証明したのである。上智大学名誉教授・渡部昇一氏によるシリーズ「本当のことがわかる昭和史」第七章・第8回。
時間:7分21秒
収録日:2015年2月2日
追加日:2015年9月21日
≪全文≫
 だが現在、天皇陛下に靖国神社を御参拝いただけない状況が続いている。

 「A級戦犯合祀」の問題をマスコミが大騒ぎし、シナや韓国がヒステリックに抗議を繰り返してくるからだ。

 「A級戦犯」といわれると、いかにも極悪人のように思ってしまう人も多いだろう。だが、その戦犯を指定し、裁いた東京裁判とは一体何だったのか。

 第一章で見たように、東京裁判は連合国側に都合のいい史料だけを集め、籠絡した証人に検察側が筋書きに沿った証言をさせて「物語」をつくりあげるような裁判だった。そんなことが可能だったのはGHQ最高司令官のマッカーサー元帥が連合国から権限を委譲されて、国際法によらず、ニュルンベルク国際裁判所条例にならって制定した極東国際軍事裁判所条例を基準にして審理を行なったためである。この極東国際軍事裁判所条例は、「マッカーサー・チャーター(マッカーサー条例)」とも呼ばれた。その意味で、東京裁判はマッカーサーの意思そのものであったといっても過言ではないだろう。

 そのマッカーサーが後日、何を語ったのか。

 私が繰り返し引用しているマッカーサーの言葉を、再び引用したい。

 GHQ(連合国最高司令官総司令部)の最高司令官を務め、日本の占領政策を進めたマッカーサー元帥は、朝鮮戦争(昭和25年〈1950〉6月25日~28年〈1953〉7月27日休戦)の際、国連軍最高司令官に任命された。ところが彼はトルーマン大統領と方針が合わず、本国に呼び戻されて上院軍事・外交合同委員会で証言を行なうことになる(昭和26年〈1951〉5月3~5日)。その証言の中で、戦前の日本について言及した部分に、こんな言葉があるのである。

“There is practically nothing indigenous to Japan except the silkworm. They lack cotton, they lack wool, they lack petroleum products, they lack tin, they lack rubber, they lack a great many other things, all of which was in the Asiatic basin. They feared that if those supplies wer...

スキマ時間でも、ながら学びでも
第一人者による講義を1話10分でお届け
さっそく始めてみる
「歴史と社会」でまず見るべき講義シリーズ
「三国志」の世界とその魅力(1)二つの三国志
三国志の舞台、三国時代はいつの・どんな時代だったのか?
渡邉義浩
概説・縄文時代~その最新常識(1)縄文時代のイメージと新たな発見
高校日本史で学んだ縄文時代のイメージが最新の研究で変化
山田康弘
戦国武将の経済学(1)織田信長の経済政策
織田信長の経済政策…楽市楽座だけではない資金源とは?
小和田哲男
豊臣政権に学ぶ「リーダーと補佐役」の関係(1)話し上手な天下人
織田信長と豊臣秀吉の関係…信長が評価した二つの才覚とは
小和田哲男
明治維新から学ぶもの~改革への道(1)五つの歴史観を踏まえて
明治維新…官軍史観、占領軍史観、司馬史観、過誤論の超克
島田晴雄
弥生人の実態~研究結果が明かす生活と文化(1)弥生時代はいつ始まったのか
なぜ弥生時代の始まりが600年も改まった?定説改訂の背景
藤尾慎一郎

人気の講義ランキングTOP10
これから必要な人材と人材教育とは?(3)無謬性とジョブローテーション
もうゼネラリストを育てる人事制度では時代に対応できない
柳川範之
AI時代と人間の再定義(6)道徳の起源から考えるAIと感情の問題
道徳の起源は理性か感情か?…AI時代に必要な思考の身体性
中島隆博
聖徳太子「十七条憲法」を読む(1)十七条憲法を学ぶ現代的意義
聖徳太子の「和」は議論の重視…中華帝国への独立の気概
賴住光子
大統領に告ぐ…硫黄島からの手紙の真実(2)翻訳に込めた日米の架け橋への夢
アメリカ人の心を震わせた20歳の日系二世・三上弘文の翻訳
門田隆将
プロジェクトマネジメントの基本(9)リーダーシップとモチベーション
マズローの欲求階層説を発展させたアルダーファの理論とは
大塚有希子
ソニー流「人的資本経営と新規事業」成功論(3)「現場の熱」こそ多角化の要点
新規事業を成功させるリーダーとは…上意下達はなぜダメか
水野道訓
これからの社会・経済の構造変化(1)民主主義と意思決定スピード
フラット化…日本のヒエラルキーや無謬性の原則は遅すぎる
柳川範之
危機のデモクラシー…公共哲学から考える(6)政治と経済をつなぐ公共哲学
どのような経済レジームを選ぶか…倫理資本主義の可能性
齋藤純一
エネルギーと医学から考える空海が拓く未来(6)曼荼羅の世界と未来のネットワーク
命は光なのだ…曼荼羅を読み解いて見えてくる空海のすごさ
鎌田東二
クーデターの条件~台湾を事例に考える(1)クーデターとは何か
台湾でクーデターは起きるのか?想定シナリオとその可能性
上杉勇司