新着一覧

日本でも中国でもない…ラストベルトをつくった張本人は?

内側から見たアメリカと日本(1)ラストベルトをつくったのは誰か

アメリカは一体どうなってしまったのか。今後どうなるのか。重要な同盟国として緊密な関係を結んできた日本にとって、避けては通れない問題である。このシリーズ講義では、ほぼ1世紀にわたるアメリカ近現代史の中で大きな結節点...
収録日:2025/09/02
追加日:2025/11/10

『100万回死んだねこ』って…!?記憶の限界とバイアスの役割

何回説明しても伝わらない問題と認知科学(2)バイアスの正体と情報の抑制

「バイアスがかかる」と聞くと、つい「ないほうが望ましい」という印象を抱いてしまうが、実は人間が生きていく上でバイアスは必要不可欠な存在である。それを今井氏は「マイワールドバイアス」と呼んでいるが、いったいどうい...
収録日:2025/05/12
追加日:2025/11/09
今井むつみ
一般社団法人今井むつみ教育研究所代表理事

「境地は裏切らない」とは?禅の体験から見えてきたもの

徳と仏教の人生論(6)物事の本質を見極めるために

10年の修行で自我を手放し宇宙と一体化する境地に達すると、自分中心からホリスティックな視点に変わり、物事の表と裏の共通点が見えてきて、その本質がつかめるという田口氏。人生は常に新たな命題を解き明かし続ける旅である...
収録日:2025/05/21
追加日:2025/11/08

『孟子』に学ぶ、リーダーが過酷な境遇に追い込まれる意味

徳と仏教の人生論(5)陰陽と東洋思想を知ることの意味

宇宙や人生の本質について考察を深めていく今回の講義。前回に続く、宇宙がもう1つの宇宙のような存在をつくりたくて人間を創造したという話は非常に興味深い。陰陽(陰と陽)の両面を理解し、自然の摂理に根差した東洋思想を深...
収録日:2025/05/21
追加日:2025/11/07

「喜んでもらいたい」が自由を生み、自由が勇気を生む

人生と仕事観(9)売上と自由と勇気

人間は忙しいときほど、エネルギーが出る。忙しいときほど新しいことを始めるのは、人間の生命エネルギーである。また、そのとき、「自分たちで決められる」という自由があれば、勇気も湧いてくる。ただし、企業の場合、そこに...
収録日:2025/07/04
追加日:2025/11/07
対談 | 執行草舟田村潤

「白人vsユダヤ人」という未解決問題とトランプ政権の行方

戦争と暗殺~米国内戦の予兆と構造転換(3)未解決のユダヤ問題

保守的な軍国化によって、内戦への機運が高まっているアメリカだが、MAGAと極左という対立図式は表面的なものにすぎない。その根本に横たわっているのは白人とユダヤ人という人種の対立であり、それはカーク暗殺事件によって露...
収録日:2025/09/24
追加日:2025/11/06
東秀敏
米国大統領制兼議会制研究所(CSPC)上級フェロー

ソニー流「人材の活かし方」「多角化経営の秘密」を学ぶ

編集部ラジオ2025(26)ソニー流!多角化経営と人材論

「人的資本経営」という言葉が、よく聞かれるようになりました。端的にいえば、「人材=コスト」ではなく「人材=資本」として捉え、人を大切にしていこうという考え方です。 「人を大切にする」というのは別に新しいものでは...
収録日:2025/09/29
追加日:2025/11/06

チャーリー・カーク暗殺事件とは?その真相と政権への影響

戦争と暗殺~米国内戦の予兆と構造転換(2)戦争省とチャーリー・カーク暗殺事件

トランプ政権は、国防総省を戦争省に名称変更した。そのことは、国益を最優先として、指揮系統を軍隊的にすることを意味している。そして、その変更直後に起きたチャーリー・カーク暗殺事件。これも今後の政権の動向に大きな影...
収録日:2025/09/24
追加日:2025/11/05
東秀敏
米国大統領制兼議会制研究所(CSPC)上級フェロー

カーク暗殺事件、戦争省、ユダヤ問題…米国内戦構造が逆転

戦争と暗殺~米国内戦の予兆と構造転換(1)内戦と組織動乱の構造

2025年9月、アメリカのトランプ政権は、国防総省を「戦争省」へ名称を変更した。それは内戦の構造を根本的に反転させる、大きな変化を象徴する出来事だった。政府から国民に対して行われるトップダウンの内戦とはなにか。ゲリラ...
収録日:2025/09/24
追加日:2025/11/05
東秀敏
米国大統領制兼議会制研究所(CSPC)上級フェロー

なぜ二本立ての評価制度が必要か…多種多様な人材の評価法

エンタテインメントビジネスと人的資本経営(6)評価制度設計と「夢」の重要性

人的資本経営で非常に大事なのが人事評価制度である。しかし、正解はなく、会社や環境に応じて、形を変える必要がある。ポイントは、短期評価と長期的人材育成を踏まえた二本立ての評価制度設計をすること。たとえばクリエイテ...
収録日:2025/05/08
追加日:2025/11/04
水野道訓
元ソニー・ミュージックエンタテインメント代表取締役CEO

「土地勘のあるところ、自分たちの武器を持っていく」

エンタテインメントビジネスと人的資本経営(5)「チーム戦と新規ビジネス」の要点

経営は個人戦でなくチーム戦であり、経営メンバーは「人材の組み合わせ」が大事である。かつて本田宗一郎には藤沢武夫、井深大には盛田昭夫がいたからホンダもソニーも大きくなれた。また、新規ビジネスを始めるときは大事なの...
収録日:2025/05/08
追加日:2025/11/03
水野道訓
元ソニー・ミュージックエンタテインメント代表取締役CEO

なぜ「何回説明しても伝わらない」のか?鍵は認知の仕組み

何回説明しても伝わらない問題と認知科学(1)「スキーマ」問題と認知の仕組み

なぜ「何回説明しても伝わらない」という現象は起こるのか。対人コミュニケーションにおいて誰もが経験する理解や認識の行き違いだが、私たちは同じ言語を使っているのになぜすれ違うのか。この謎について、ベストセラー『「何...
収録日:2025/05/12
追加日:2025/11/02
今井むつみ
一般社団法人今井むつみ教育研究所代表理事

横井小楠が説く「世界の幸せのお世話係」こそ日本の使命

徳と仏教の人生論(4)克己と天壌無窮

西郷隆盛が悟った「克己」、『日本書紀』に出てくる「天壌無窮」、これらの重要性をはじめ、東洋思想における欲望と肉体の関係については、まさに宇宙との対話につながる論理である。また、儒・仏・道・禅・神道の5つの東洋思想...
収録日:2025/05/21
追加日:2025/11/01

般若とは何か――秋月龍珉からの命題を探求し到達した境地

徳と仏教の人生論(3)無分別知と全人格的思惟

「般若とは何か」――20歳の時、仏教学者・秋月龍珉から「仏法とは般若だ」という命題を受け、長年般若について探求してきた田口氏。般若とは「無分別知」、すなわち知識ではなく直感的理解であると説く。そして、東大名誉教授で...
収録日:2025/05/21
追加日:2025/10/31

制約を乗り越えていくことでこそ「真の自由」が得られる

人生と仕事観(8)いかに「規範を作り直す」か

今は会社でも規範がいろいろと崩れてきているが、キリンビールでは規範を作り直すことができた。それは、絶対的なものに向かうことで真の自由を得て、自分が何者かに気づいたからである。会社には予算や人材などさまざまな制約...
収録日:2025/07/04
追加日:2025/10/31
対談 | 執行草舟田村潤

「日本に来れば未来が見える」…希望があるうちにやろう!

産業イニシアティブでつくるプラチナ社会(5)社会的共通資本によるプラチナ社会へ

オーバーツーリズムの問題が指摘される観光産業だが、社会のプラチナ化が実現すれば、先進的な未来観光の地として観光産業を再生できる。また、そうしたプラチナ社会のインフラは、個人の投資による社会的共通資本の共有で支え...
収録日:2025/04/21
追加日:2025/10/30
小宮山宏
東京大学第28代総長

メダカの学校・総合的な学習(探究)の時間・逆参勤交代

産業イニシアティブでつくるプラチナ社会(4)社会課題の解決に取り組む人財産業

未来のプラチナ社会の実現に向けて、教育の見直しも欠かせない課題である。旧来的な知識伝達型の教育方法ではなく、教える側のダイバーシティを考慮した「メダカの学校」的なあり方や探究型学習の活用が重要なポイントとなる。...
収録日:2025/04/21
追加日:2025/10/30
小宮山宏
東京大学第28代総長

使えるデータで「健康のプラットフォーム」を実現しよう

産業イニシアティブでつくるプラチナ社会(3)健康産業イニシアティブ実装に向けて

「プラチナ社会」の実現には、人々の健康もその重要な指標になる。それを支える「健康産業イニシアティブ」とは、いったいどのような構想なのか。日本の弘前大学をはじめ、アジアの周辺諸国で集められるビッグデータを資源に、...
収録日:2025/04/21
追加日:2025/10/29
小宮山宏
東京大学第28代総長

変人募集中…0から1を生める人、発掘する人、育てる人

エンタテインメントビジネスと人的資本経営(4)エンタメで一番重要なのは「人」

エンタメビジネスにおいて一番大切なのは「人」である。さらに、「0から1を生める」クリエイターが必須であることはいうまでもないが、そのような人材だけではエンタテインメントビジネスは成立しない。時として異能で多様なク...
収録日:2025/05/08
追加日:2025/10/28
水野道訓
元ソニー・ミュージックエンタテインメント代表取締役CEO

VR、ゲーム実況、ブロックチェーン…一方でリアルライブも

エンタテインメントビジネスと人的資本経営(3)テクノロジーの進化とエンタメのいま

テクノロジーの進化は、エンタメにも革新をもたらしている。ネットフリックスやアマゾンプライムなど配信プラットフォームの急拡大、VR(仮想現実)、Vチューバー、ゲーム実況などの登場も、デジタルテクノロジーの急速な発展に...
収録日:2025/05/08
追加日:2025/10/27
水野道訓
元ソニー・ミュージックエンタテインメント代表取締役CEO

『2001年宇宙の旅』が現実になる!?カギは宇宙医学

未来を知るための宇宙開発の歴史(14)宇宙開発は未来をどう変えるか

宇宙開発はわれわれ人間の生活のあらゆる分野に密接に関わっている。具体的に何が、どのように、われわれの暮らしを支えてくれているのだろうか。また、そう遠くない未来に多様な目的地に向けて往復する宇宙飛行も実現するかも...
収録日:2024/11/14
追加日:2025/10/26
川口淳一郎
宇宙工学者

正直とは何か――絶対的存在との信頼関係の根幹にあるもの

徳と仏教の人生論(2)和合の至りと正直

『書経』を研究する中で発見した真理について理解を深めていく今回。徳は天をも感動させる力を持ち、真の和合は神を動かす。そして、宇宙は人間のように、また人間も宇宙のように構成されており、その根底には「正直」がある。...
収録日:2025/05/21
追加日:2025/10/25

宇宙の理法――松下幸之助からの命題が50年後に解けた理由

徳と仏教の人生論(1)経営者の条件と50年間悩み続けた命題

半世紀ほど前、松下幸之助に経営者の条件について尋ねた田口氏は、「運と徳」、そして「人間の把握」と「宇宙の理法」という命題を受けた。その後50年間、その本質を東洋思想の観点から探究し続けてきた。その中で後藤新平の思...
収録日:2025/05/21
追加日:2025/10/24

「貧」をバカにしない社会を取り戻すには歴史と伝統を学べ

人生と仕事観(7)貧富の格差の問題

いま、「会社は投資家のもの」という時代になり、貧富の格差の問題が大きくなっている。だが、考えてみればかつては金持ちが貧者をバカにするような社会ではなかったし、貧者も必要以上に金持ちを妬(ねた)んだり嫉(そね)ん...
収録日:2025/07/04
追加日:2025/10/24
対談 | 執行草舟田村潤

台湾クーデター・シミュレーション…「世直し」への条件

編集部ラジオ2025(25)クーデターで考える「政治の要点」

冷戦終結後に減少していた「クーデター」。しかし、2019年以降、再び増えだしているといいます。その背景には、中国やロシアなど「権威主義」の国々とアメリカとの対立、さらに「ワグネル」など民間軍事会社の暗躍などがありま...
収録日:2025/09/29
追加日:2025/10/23

やればできる!再生可能エネルギーのポテンシャル高い日本

産業イニシアティブでつくるプラチナ社会(2)再生可能エネルギーの可能性と経済性

持続可能な日本社会をめざす「プラチナ社会」の構想。その実現に向け2024年12月に設立されたのが再生可能エネルギー産業イニシアティブで、これは再生可能エネルギーで国内の電力を賄おうというものだ。AI技術の普及などで今後...
収録日:2025/04/21
追加日:2025/10/23
小宮山宏
東京大学第28代総長

5つの産業で「資源自給・人財成長・住民出資」国家を実現

産業イニシアティブでつくるプラチナ社会(1)「プラチナ社会」構想と2050年問題

温暖化やエネルギー問題など、地球環境の持続可能性をめぐる議論はその緊急性が増している。そのような状況で日本はどのような社会を目指すべきなのか。モノの所有ではなく幸せを求める、持続可能な「プラチナ社会」の構想につ...
収録日:2025/04/21
追加日:2025/10/22
小宮山宏
東京大学第28代総長

実は「コンテンツ世界収益ベストテン」に日本勢が5つも!

エンタテインメントビジネスと人的資本経営(2)日本人が知らない世界エンタメ市場

「エンタテインメントビジネス」とは何か。例えば日本では、株式欄での業種区分に「エンタテインメント」はない。そもそも日本は、経済産業としてエンタテインメントを理解していない。あえて定義するなら「コンテンツによって...
収録日:2025/05/08
追加日:2025/10/21
水野道訓
元ソニー・ミュージックエンタテインメント代表取締役CEO

ソニー流「多角化経営」と「人的資本経営」の成功法とは?

エンタテインメントビジネスと人的資本経営(1)ソニー流の多角化経営の真髄

ソニー・ミュージックエンタテインメント(ジャパン)は、アメリカのコロムビアレコードと1968年に創業した、日本初の外資とのジョイントベンチャーである。ソニーはもともとエレクトロニクスの会社だったが、今のソニーグルー...
収録日:2025/05/08
追加日:2025/10/20
水野道訓
元ソニー・ミュージックエンタテインメント代表取締役CEO

最近の話題は宇宙生命学…生命の起源に迫る可能性

未来を知るための宇宙開発の歴史(13)発展する宇宙空間利用と進化する技術

技術の発達・発展により、宇宙空間を利用したさまざまなサービスが考え出されている。人間の環境を便利にするものであり、また攻撃技術にもつながるものであるが、さまざまな可能性を秘めている。さらに宇宙空間の利用は、天文...
収録日:2024/11/14
追加日:2025/10/19
川口淳一郎
宇宙工学者