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「給付金」の検索結果

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マイナンバーが生かせない…「三層分離」という大変な問題

会計検査から見えてくる日本政治の実態(4)「給付金」の教訓

コロナ禍で行われた一人あたり一律10万円の給付は記憶に新しいが、それ以降もさまざまな世帯を対象に、さまざまな給付金が支給された。しかし、給付金の実態を見ていくと、自治体の事務負担やその背景にあるワークフローの煩雑...
収録日:2025/04/14
追加日:2025/08/01
田中弥生
東京大学客員教授

莫大な給付金の半分弱を税と国債に依存することが問題

「税と社会保障と保険料の一体改革」の必要性

日本の社会保障制度はもうとうに破綻している。消費増税による補填は焼け石に水で、根本的な問題は何ら解決も改善もしていない。日本の財政が社会保障負担によってどれほど深刻な危機に陥っているか、何割の国民が直視している...
収録日:2014/05/28
追加日:2014/07/24
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

「安倍首相の側近主導の急ごしらえ対策?」に問題山積

徹底検証・日本のコロナ対策(5)緊急経済対策の内幕と陥穽

安倍首相が緊急経済対策の策定を指示したのは3月17日。だが、公式にその経済対策が発表されたのは4月7日であった。しかもその対策は、複雑で実施が困難な現金給付策、総額100兆円超ではあるものの政府の財政支出は39兆円という...
収録日:2020/05/19
追加日:2020/05/23
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

ミルトン・フリードマン…金融政策の復権と自由市場の重要性

本当によくわかる経済学史(13)20世紀最大の経済学者フリードマン

大恐慌の後、ケインズ的な「大きな政府」が主流だったところに登場したのが、ミルトン・フリードマンである。彼は過去のデータや歴史的実例に基づいて理論を検証し、改善していくという「実証主義」を唱えた。そして、ケインズ...
収録日:2022/06/08
追加日:2023/03/01
柿埜真吾
経済学者

スペシャリストにならないとジェネラリストにはなれない

財政再建のために何が必要か(2)ジェネラリストの育成

財政再建に向けての課題として、マクロとミクロ、金融経済と実体経済のつながりや経済全体を見ることのできるエコノミストの不在がある。企業がこの数十年、さまざまな改革に取り組んできたのに対して、省庁は縦割り構造から脱...
収録日:2020/08/19
追加日:2020/11/08

介護離職は最後の手段、介護休業制度を上手に活用すべし

50代からの親の介護~その課題と準備(3)仕事と介護の両立のために

介護や看護を理由に離職する人の数は、総務省の調査(2017年度のデータ)によると10万人近くに上っている。そうなると、その後の生活設計を崩してしまうため、離職は最後の手段と考えたほうがいい。そこで今回は、離職をせずに...
収録日:2021/08/26
追加日:2021/10/20
太田差惠子
介護・暮らしジャーナリスト

叩き潰せ、正しいのは自分だけ…ロイ・コーンの教えとは

[深掘り]世界を壊すトランプ関税(1)トランプ大統領の動機と思考

トランプ政権が発表した関税政策は、世界を大きな混乱に落とし込んでいる。はたして、トランプ大統領の「動機」や「思考」の淵源とはいかなるものなのか。そして世界はどうなってしまうのか。 島田晴雄先生には、テンミニ...
収録日:2025/04/15
追加日:2025/04/25

単なる不況に非ず…破壊規模は「台風か気候変動か?」

[深掘り]世界を壊すトランプ関税(2)米国の自爆と中国の思惑

トランプ政権が発表した関税政策は、世界を大きな混乱に落とし込んでいる。はたして、トランプ大統領の「動機」や「思考」の淵源とはいかなるものなのか。そして世界はどうなってしまうのか。 島田晴雄先生には、テンミニ...
収録日:2025/04/15
追加日:2025/04/26

アベノミクス第三の矢―日本再興戦略と新成長戦略とは?

アベノミクス第三の矢・日本再興戦略と新成長戦略

アベノミクスを評価するにせよ、批判するにせよ、その内容の正しい理解が大前提である、と島田晴雄氏は語る。「経済成長なくして財政再建なし」と語る安倍首相が打ち出す成長戦略とは? 第一、第二の矢に続くアベノミクス・第...
収録日:2015/01/27
追加日:2015/02/13
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

ワシントンD.C.で実際に見聞きしたトランプ政権の現状

トランプ政権の現状(1)アメリカ政治の基本構図の変化

元海上自衛隊佐世保地方総監で、一般社団法人日本戦略研究フォーラム政策提言委員を務める吉田正紀氏が、ワシントンD.C.から見たトランプ政権の現状について解説する。現在のアメリカ政治は、従来の対立構図である共和党対民主...
収録日:2017/06/09
追加日:2017/08/28
吉田正紀
元海上自衛隊佐世保地方総監

ドイツ躍進の基盤…シュレーダー改革とアジェンダ2010

現代ドイツの知恵と経験に学ぶ(4)シュレーダー改革

公立大学法人首都大学東京理事長・島田晴雄氏がドイツ訪問を踏まえ、実際に見聞した「今のドイツ」をレポートする。東西統一を遂げたドイツは再び強い国力、経済力を獲得していくが、強力な労働組合による労働者の既得権保護が...
収録日:2017/09/12
追加日:2017/11/11
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

ドイツのシュレーダー改革は構造改革が経済成長を促した

高齢化と財政危機~その解決策とは(11)財政削減と経済成長戦略の有効性

債務累積問題の解消に向けて日本が取るべき、財政削減・経済成長戦略について、公立大学法人首都大学東京理事長の島田晴雄氏が解説する。財政削減の効果は限定的だが、成長戦略は人口減少と高齢化社会においてもやはり有効であ...
収録日:2017/10/05
追加日:2017/11/25
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

年金制度における最大の欠陥は賦課方式にある

高齢化と財政危機~その解決策とは(13)年金支給開始年齢と賦課方式

公立大学法人首都大学東京理事長の島田晴雄氏によれば、年金の支給開始年齢の引き上げと積立方式への移行は、年金改革にとって非常に有効な政策である。しかし、そこには大きな問題があるという。はたしてそれは何か。島田氏が...
収録日:2017/10/05
追加日:2017/12/02
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

日本が取り組むべき最大の政策は消費税の引き上げだ

高齢化と財政危機~その解決策とは(18)長期的で小刻みな消費増税

公立大学法人首都大学東京理事長の島田晴雄氏によれば、今取り組むべき最大の政策は消費税の引き上げである。確かに増税による消費の冷え込みは懸念事項だが、長期的に小刻みに増税をしていけば、増税ショックを緩和できる。少...
収録日:2017/10/05
追加日:2017/12/14
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

「寄り添う」ことができない世界で政治家がいかに発信するか

対コロナ、危機の意思決定を考える(3)危機のコミュニケーション

新型コロナ問題のような危機の局面において、日本が構築するべきシステムとはどのようなものなのか。重要なのは、意思決定者と分析者が的確に情報を共有するとともに、中央政府と地方自治体の認識が一致することである。これに...
収録日:2020/04/28
追加日:2020/05/13
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

このままの対策を続けると経済基盤を失い、大停滞の恐れも

徹底検証・日本のコロナ対策(7)「現状維持シナリオ」の危険性

第7話と第8話で、実際に対策を進めていくとどうなるか、島田晴雄先生が経済シミュレーションを行っていく。まず検証するのは「シナリオA」。すなわち、現状の対策を続けた場合に、感染の抑制がどうなり、中期的にどれほどの経済...
収録日:2020/05/19
追加日:2020/05/23
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

コロナ禍でクリアになった加速すべきことと引き返すべきこと

ポストコロナ、日本の指針(1)コロナ禍で明らかになったこと

2020年1月に中国・武漢から始まった新型コロナウイルスの感染爆発は、3月にはヨーロッパ、北米、アジア、アフリカ、オセアニアと160以上の国に拡散した。日本は2か月近く「緊急事態宣言」が続き、社会の大半が大きな影響を受け...
収録日:2020/05/29
追加日:2020/06/30

なぜ和歌山県は「休業補償はしない」と表明したのか

新型コロナウイルス対策~和歌山モデルの教訓(8)「休業補償」はおかしい

「休業補償を出すのが当たり前」という風潮があるが、和歌山県は出さなかった。それは、休業要請をした業種にはお金を出し、自発的に休業した業種や店にはお金を出さないというのは理屈に合わないからだ。県として救済するなら...
収録日:2020/07/30
追加日:2020/09/04
仁坂吉伸
元和歌山県知事

いつから日本は慢性的な借金依存の財政体質になったのか

財政問題の本質を考える(1)「国の借金」の歴史と内訳

国際的に見ても大変厳しい状態にある日本の財政状況。年々膨れ上がる国の借金が長らく問題となっている中、新型コロナウイルスの世界的な蔓延に直面し、日本の経済状況はさらに深刻な事態に陥っている。そもそも、現在のような...
収録日:2021/04/27
追加日:2021/06/30
岡本薫明
元財務事務次官

1000兆円規模の可能性?台湾有事の日本への影響は甚大

台湾有事を考える(8)日本への影響と国際社会の支援

台湾有事による日本への影響はどれくらいになるのだろうか。サイバー攻撃による社会経済システムの機能不全、原発へのミサイル攻撃など想定される可能性を踏まえて考えると、損害はGDPの数年分になるのではないかという予測もあ...
収録日:2022/12/19
追加日:2023/02/27
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

総選挙・米大統領選の課題を「自分ごと」として考える

【緊急講義】混迷する日米政治と日本の国益

2024年9月27日の自民党総裁選で石破茂氏が勝利を収め、第102代・石破茂内閣が組閣されるも、すぐに解散・総選挙(10月27日投開票)となりました。また、アメリカの大統領選挙も、バイデン大統領が2024年7月21日に大統領選挙から...
収録日:2024/10/16
追加日:2024/10/19
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

「政治は情、役人は理」…後藤田正晴が示したバランス感覚

日本の財政と金融問題の現状(2)「政と官」のあるべき姿とは

第二次安倍政権時代、長らく5パーセントだった消費税が8パーセント、そして10パーセントへと上がっていった。その政策の背景には、閣僚と官僚による経済政策をめぐる苦闘と調整があった。その内幕を明らかにしながら、理想的な...
収録日:2025/04/13
追加日:2025/06/17
木下康司
元財務事務次官

日本の所得は世界よりこんなに低い!その中身の特徴は?

日本人の「所得の謎」徹底分析(1)所得の国際比較とその中身

いま、税や社会保障など「分配」の議論が盛んに行われている。しかし、そのような議論の前提として、われわれは現在の日本の「所得」の中身がどうなっているのか、世界と比較してどうなのかを、詳しく知っておく必要があるので...
収録日:2025/05/29
追加日:2025/06/12
養田功一郎
元三井住友DSアセットマネジメント執行役員

アベノマスク、ワクチン調達の決算は?驚きの会計検査結果

会計検査から見えてくる日本政治の実態(1)コロナ禍の会計検査

日本の財政をくまなく検査し、その収入と支出を把握する会計検査院。日本のメディア報道などでは、予算の決定や補助金などの政策決定については詳しく報じられるが、それがどのように実際に使われたかは、ほとんど言及がない。...
収録日:2025/04/14
追加日:2025/07/11
田中弥生
東京大学客員教授

繰越金が4割も…戦後初「補正予算の会計検査」の実態

会計検査から見えてくる日本政治の実態(3)戦後初となる補正予算の検査

これまで、「補正予算を、いくら、どのように使ったのか」については、非常に見えづらかった。政府答弁でも「溶け込んで、分からない」という説明がよくなされていた。だが、2024年に、戦後初めて「補正予算の会計検査」を行っ...
収録日:2025/04/14
追加日:2025/07/25
田中弥生
東京大学客員教授