実業家が「志」を実現するためにやっているのが商売
崇高と松下幸之助(7)自由度と幸福
執行先生は「商売を何のために始めるのか」について深く考え、その志を実現させるために商売を行うべきだと指摘する。松下幸之助も執行先生と同じように高い志があったが、松下幸之助の場合、商売が大きくなりすぎたため、「自...
収録日:2019/02/06
追加日:2019/04/23
真の自由と気高さを与えたから、部下たちの心に火がついた
真のやる気とは何か(8)必要なのは「自由」と「気高さ」
田村潤氏は、よく、「なぜ部下たちの心に火がついたのですか」と聞かれるという。2人の対談から見えてきたことは、「真の自由」そして「気高さ」を徹底的に部下に与えていたことである。それはいずれも、どこまでも「理念」を追...
収録日:2020/04/10
追加日:2020/08/21
技術革新がもたらす自由な働き方とは?
「働き方改革」の課題と展望(5)もっと自由な働き方へ
スキルの陳腐化を引き起こす技術革新は、働き方において必ずしもネガティブなだけのものではない。東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授の柳川範之氏が強調するのは、情報通信技術の発達で可能になった、より自由な働き方...
収録日:2017/02/21
追加日:2017/03/31
量子分野をはじめ最先端技術の研究へ、鍵は独自資金の確保
東京大学の新たな挑戦(5)産学協創と新しい財務運営
東京大学は量子コンピューティングの分野で、シカゴ大学とIBM、シカゴ大学とグーグルという2つのアライアンスにサインを行い、また日立製作所などと産学協創という組織間の連携を行っている。こうして最先端の技術分野の研究を...
収録日:2023/11/20
追加日:2024/03/27
日本はなぜかエリートが嫌い、育てようともしない
良質なリーダーをどう育てるか(1)日本の官僚と現実の問題点
国力の原点は人材であり、良質なリーダーをどう育てるかは、国家として重要なテーマである。かつて日本は優秀な人材を政府が抱える、世界でも有数の国だったが、現在はどうなっているのか。この問題について、齋藤健氏が日本...
収録日:2014/02/18
追加日:2014/05/29
消費税増税先送りは財政健全化に悪影響を及ぼすのか?
財政健全化~増税先送りの影響と社会保障改革
消費税増税先送りは、国の財政にどのような影響を与えたのか? また歳出の大半を占める社会保障費を今後どう負担していくのか。現在の日本の重要課題である財政健全化について、東京大学大学院経済学研究科教授・伊藤元重氏が...
収録日:2015/02/02
追加日:2015/02/16
訪日爆買いツアーの激増は日中の経済関係を象徴
日本企業の黄金時代到来(2)中国で勝てば世界で勝利
2010年代の中国は、日本企業にとって二度と来ない「黄金時代」だとキヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之氏は明言している。中間所得層が増え、「1人当たりGDP1万ドル超」になると、中国人の消費行動は、こ...
収録日:2015/01/05
追加日:2015/03/25
同一労働同一賃金における重要なポイント
「同一労働同一賃金」~日本の働き方がどう変わるのか
学習院大学国際社会科学部教授・伊藤元重氏が、安倍内閣の下で盛んに言われるようになった「同一労働同一賃金」の議論について解説する。長らく終身雇用、年功賃金方式をとってきた日本社会がなぜ今、同一労働同一賃金へシフト...
収録日:2016/04/20
追加日:2016/06/16
人生100年時代の生き方と日本の3つの課題
長寿社会の課題と可能性(1)個人・社会・産業の課題
東京大学高齢社会総合研究機構の秋山弘子特任教授が、人生100年時代を迎えた日本の課題について解説する。高齢化が急速に進み、健康で長生きできるようになった現在の日本では、それまでの人生50年時代の生き方やインフラ、産業...
収録日:2017/04/12
追加日:2017/05/01
小型無人航空機「ドローン」とは何か?
ドローンが拓く「空の産業革命」(1)無人航空機の歴史
近年、小型無人航空機ドローンの開発が進み、空撮や高い場所の点検作業、物流など、様々な分野での利用が期待されている。東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻教授の鈴木真二氏が、無人航空機の長い歴史をひもとき、現...
収録日:2017/07/10
追加日:2017/08/26
茶室建築「数寄屋」にある三つの意味
岡倉天心『茶の本』と日本文化(4)茶室と茶会
岡倉天心の『茶の本』第四章は、「茶室」と題されている。茶室の構造が持つ趣向は、西洋建築が持つ壮麗さとも日本の寺院建築の重厚さとも正反対の極致を示す。その真髄について、東京女子大学名誉教授の大久保喬樹氏にご案内い...
収録日:2018/05/22
追加日:2018/07/01
日本は技術革新に基づく働き方改革も行うべき
今後の技術革新と企業経営(5)技術革新を活用した働き方
働き方改革の本当のポイントは、技術革新を有効活用して働き方を変えることにある。東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授の柳川範之氏はそう説明する。過重労働を減らすよう長時間労働への規制は必要だが、技術を導入して...
収録日:2018/04/25
追加日:2018/08/18
飲食店のサービス品質・生産性向上のカギは「従業員満足」
「食・食サービス」から考える従業員満足と生産性
飲食のサービス産業における生産性を向上させるためには、従業員満足を高める職場や仕事のしくみが大事であると、立命館大学食マネジメント学部准教授の野中朋美氏は論じる。従業員に満足感をもたらす動機づけ要因には達成感や...
収録日:2018/04/27
追加日:2018/10/08
蝦夷地を占領した「榎本政権」の二つの誤算
明治維新から学ぶもの~改革への道(6)榎本海軍と北海道の戦い
榎本武揚率いる旧幕府海軍は、戊辰戦争の最後を飾る一幕となった。勝海舟から東北戦争に関わらぬよう忠告された榎本は仙台に立ち寄り、多数の将兵を収容し、蝦夷地へ向かう。瞬く間に函館を占領した彼らは、事実上の政権を成立...
収録日:2018/11/13
追加日:2019/04/27
高齢者の健康のために仕事をつくりだす
プラチナ社会へのビジネス創造(5)高齢社会の問題と対策
高齢者の健康支援のために仕事をつくり出し、高齢社会問題に対処することができる。また、脳科学に基づく技術の発達により、高齢者が自立することも可能になるだろう。そこで重要になってくるのは、高齢者の経験と若い力を結び...
収録日:2018/12/12
追加日:2019/05/09
「ただ1つの哲学を持ち、その哲学に命を懸ける人間」を育てよ
読書と人生(3)「笑顔のファシズム」を越えてゆけ!
日本では、たとえば「戦争肯定」の話をすると、それだけで吊し上げられてしまう。だが、これは「ファシズム」であり、スターリンの所業と、その本質において変わらないのではないか。実はイギリスのジェントルマン教育の目的は...
収録日:2019/05/14
追加日:2019/08/30
フロントの25時間勤務は子育て中の男性にも人気
東横インに学ぶ「女性活躍」の秘策(5)独特な勤務形態
25時間勤務と聞くと、驚かれる方も多いかもしれない。たしかに、8時間勤務に慣れていると、にわかには想像できない働き方だが、意外にも東横インの現場には人気のある勤務形態だという。女性だけでなく、男性も活用するという25...
収録日:2020/01/17
追加日:2020/04/23
「自分が幸福になろう」と思うと、一気に不安が押し寄せる
真のやる気とは何か(13)自由と勇気の源、不安と臆病の源
企業で働く人も、経営者も、官僚や政治家も、みな幸せになりたいと願うことで幸福病になっている。結果、人は臆病になり、少しのリスクも許容できなくなるという。そうなれば当然、勇気は湧いてこないばかりか、幸せにもなれな...
収録日:2020/04/10
追加日:2020/09/25
なぜコーチと選手のミスマッチは解消されないのか
キャリア転換で人生を成功させる方法(3)ミスマッチをどう乗り越えていくか
海外のスポーツ界では、選手が自由にコーチを選べる環境が整っている。つまり、コーチは選手から選ばれるために自分の得意分野を熟知し、磨きをかける必要がある。翻って、日本の管理職は自らの強みを理解できているだろうか。...
収録日:2020/09/14
追加日:2020/12/01
影の構成Ⅱ…優れた作品は断片でも優れている
勢いと余白(10)作品を味わう…影の構成Ⅱ
コシノジュンコ氏の作品「影の構成Ⅱ」を鑑賞する。この作品は、「重さ」の中にある「自由さ」を感じる作品である。黒と白のバランスが絶妙だが、コシノ氏は陰と陽の「太極」のあり方を意識しているという。常に二つで、一つで埋...
収録日:2022/10/06
追加日:2023/02/17
日銀の金融政策はどうなるか?日本株の動きをどう読むか?
2023年前半の金融市場と日本の行方(1)全体観と日本株の動向
2023年春の時点で、世界経済ならびに金融市場でどのようなことが起こっているかについて解説する。実は現在、米国2年国債と10年国債の利回りの逆転現象が起きている(逆イールド現象)。これは通常、大きな景気後退前に現れる現...
収録日:2023/06/05
追加日:2023/07/09
企画立案、膨大な社内情報の整理、顧客対応…AI活用事例
Microsoft Copilot~AIで仕事はどう変わるか(5)AI活用のメリット
私たちの日常生活や仕事に深く入り込みつつある生成AI。その汎用性やポテンシャルは歴史的にも画期的で、これからますます不可欠な存在になることは間違いない。私たちはどのようにそのAIを活用し、メリットを享受するのがいい...
収録日:2023/08/01
追加日:2023/10/25
コンプライアンスよりも重いレピュテーショナルリスク問題
経済と社会の本質を見抜く(4)コンプライアンスとリスクの境界線
経済を動かす企業の活動に大きく関わるのが「コンプライアンス」の問題だ。事業の透明性を担保し健全に事業を運用する上では欠かせないコンプライアンスだが、そこには活動を萎縮させる負の側面もあるようだ。それが「レピュテ...
収録日:2023/08/09
追加日:2023/11/19