味噌で免疫力向上、がん抑制、放射能除去…発酵食品の効果
驚異の味噌パワー
「健康にいい」と言われる味噌だが、本当にいいのか? どういいのか? 「発酵仮面」の名でも親しまれる食文化評論家で東京農業大学名誉教授・小泉武夫氏が、和食に欠かせない発酵食品の一つである味噌の驚異のパワーを徹底解...
収録日:2016/02/04
追加日:2016/05/30
飛行場建設、満洲国協和会…しかし、協和の理想は壊されて
小澤開作と満洲事変・日中戦争(3)満州建国での活躍と挫折
遂に、満洲事変が勃発する。このとき小澤開作は、なんと自らの財産をなげうって、長春に飛行場を建設してみせるのだった。その後、鉄道を管轄する「東北交通委員会」で活動して若き中国人職員たちに満州建国の理想を熱く語りか...
収録日:2019/10/09
追加日:2020/09/28
「食乱れて、民族滅ぶ」今こそ和食に注目すべきわけ
和食の深い秘密~なぜ身体に良いのか(4)日本の遺産を守れ
発酵食による免疫増進という素晴らしい伝統を持ってきた日本人は、納豆汁のようなすぐれたスタミナ食を生み出し、日本酒を伝えてきた。しかし、ここ数十年で激増した肉食の脅威は、世界遺産たる和食の牙城を揺さぶっている。小...
収録日:2023/01/24
追加日:2023/04/29
男性のがんの中で先進国ではナンバーワン、日本でも急増中
前立腺がんの治療・予防の最前線
今、日本で最も増えているがんは、前立腺がんである。それはなぜなのか。予防するにはどうしたらよいのか。現在はどのように治療しているのか。前立腺がんの治療・予防の最前線を泌尿器科医・堀江重郎氏が解説する。
収録日:2014/05/02
追加日:2014/08/07
日本の食料供給の問題を考える
食料供給のジレンマと日本のINDUSTRIALIZATION
日本の産業化を支えたのは海外からの食料供給だが、その反面、生産者側に問題が起こっていたことも事実である。立命館大学食マネジメント学部教授の荒木一視氏が、日本の産業化と食料供給の歴史から、いかに食料供給のジレンマ...
収録日:2018/04/26
追加日:2018/09/29
戦国時代のリアルな戦支度…兵の動員、馬の扱い、禁欲
戦国合戦の真実(2)戦支度と馬の扱い方
戦には何人動員すればいいのか? 鎧はどうするのか? 馬は何頭連れていくのか? 後世まで語り継がれる合戦にも必ずあった「準備期間」に、武将たちは何を考え、どう行動していたのだろうか。合戦前夜までの手順を「動員」「...
収録日:2019/11/06
追加日:2019/12/29
戦国時代の「戦場での食事」の驚くべき工夫とは?
戦国合戦の真実(3)縁起担ぎと戦場での食事
日本には「縁起物」という言葉があるが、命をかける戦国の合戦においても重要視されていたという。栗、あわび、大豆、くるみ、松葉に込められた願いとは? また、合戦では食事や便通ですら戦況を左右するため、さまざまな工夫...
収録日:2019/11/06
追加日:2020/01/05
3800万円の培養肉バーガー…技術革新で大幅コストダウン
培養肉研究の現在地と未来図(3)培養肉開発の方法
これから需要が本格化することが見込まれる培養肉。その生産技術はどのように発展してきているのだろうか。莫大なコストがかかった初期の試みから、本物の肉と同じ筋線維を作る最先端の取り組みまで、その具体的な方法を解説す...
収録日:2022/10/11
追加日:2023/01/24
カルドーゾ、ルーラ政権と続いたブラジルの繁栄
ブラジルの繁栄と転落(2)民政移管後の大復活と債権国への道
繁栄と転落の歴史をたどりながら、ブラジルの復元力に迫るシリーズ後編。驚異的な高度成長を遂げた軍政時代の後、転落と復活のなか、今日に至った経緯を追いながら、ブラジルが将来、世界の牽引役を担う可能性に追う。
収録日:2014/04/10
追加日:2014/06/12
クビチェック大統領が築いた「ブラジリア」は人類史的偉業
ブラジルの繁栄と転落(1)ブラジリアと軍政時代
BRICsのトップと言われたブラジルが低迷段階に入ったと言われている。しかし、ブラジルには復元力があると語る島田晴雄氏。繁栄と転落の歴史の中で、ブラジル経済がいかに復活を遂げていったのか。シリーズ前編となる今回...
収録日:2014/04/10
追加日:2014/06/12
大航海時代の「コロンブスの交換」が食文化に与えた影響
「食」から世界史を考える
世界における現在の食文化は、「コロンブスの交換」の影響を大きく受けているという。「コロンブスの交換」は大航海時代に起こった事象を指すが、そこからどのようなことが世界中に広まっていったのか。立命館大学食マネジメン...
収録日:2018/04/26
追加日:2018/10/07
食肉3.0時代に突入、「培養肉」研究の今に迫る
培養肉研究の現在地と未来図(1)フェイクミート市場とリアルミート研究
食糧難、環境保護などの観点から、そのあり方に見直しを迫られている畜産業界。その状況にあって、近年、技術開発が進んでいるのが「培養肉」だ。味や食感を似せる「フェイクミート」から、本物の肉と同じ筋肉を再現する「リア...
収録日:2022/10/11
追加日:2023/01/10
食糧不足だけではない、「第3の肉」登場への4つの背景
培養肉研究の現在地と未来図(2)培養肉需要の背景
培養肉や代替肉、大豆ミートといった「第3の肉」の需要が高まっているその背景にはどのような問題意識があるのだろうか。そこには、将来的な食糧難や環境保護を見据えた社会の危機感がある。畜産業界を取り巻く市場的、倫理的な...
収録日:2022/10/11
追加日:2023/01/17
日本人は地球上最もベジタリアンだった?和食の7つの基本
和食の深い秘密~なぜ身体に良いのか(1)和食の特徴と日本人
ユネスコ無形文化遺産に「和食」が登録されたのは、大きな話題になった。国の「日本食文化の世界遺産登録に向けた検討会」委員として尽力された小泉武夫氏に、和食の魅力の真髄を伺う。「良い水での調理」「心と体のための食事...
収録日:2023/01/24
追加日:2023/04/08
膠着状態が続くTPPの行方は?
難航するTPP交渉~膠着状態の経緯と原因、今後の展望を考える~
安倍内閣が成長戦略の要とみるTPP。昨年の交渉参加表明以来、大揺れに揺れている原因はどこにあるのか。そして、主導するアメリカの要求に日本やアジア諸国はどう歩み寄るのか。TPPの成り立ち、日本の参加や交渉プロセス...
収録日:2014/01/14
追加日:2014/03/13
ブラジル的楽観性をもって将来を展望せよ!
日本とブラジルの将来に向けて~何を学び合えるか?
歴史的に深い関係を築いてきた日本とブラジル。日本がブラジルに提供できるものが多々あるのはもちろんだが、ブラジルから日本が学べるものもまた、決して少なくない。双方何を学び合い、教え合い、そして手を取り合って何を世...
収録日:2014/04/10
追加日:2014/06/19
「食の冒険家」の目に映った日本の食文化の実態
ニッポンの食文化が危ない(1)和食の崩壊は民族の崩壊
和食の世界遺産登録に日本中が沸いたのは、もう一昨年の暮れ。三度の食事が「文化遺産」に値すると認められるのは日本人のプライドをくすぐる一方、「カレーやラーメンは和食か?」の疑問も飛び交ったことは記憶に新しい。和食...
収録日:2015/08/31
追加日:2015/10/01
病気を予防するためにするべきこと
クスリのいらない健康法(13)病は「冷え」から
現代社会で病気が増えているのは、運動不足と水分の取り過ぎで、体が冷えたからだ。医師・石原結實氏は、この「冷え」こそが、代謝と免疫機能を低下させ、様々な病気を引き起こすことを強調する。病気になったときの諸症状は、...
収録日:2015/06/14
追加日:2015/12/14
色を消し、脂を溶かし、水を分解―スゴすぎる発酵の力!
発酵はマジックだ!
瞬時に色を消す「脱色微生物」。動物性の脂を植物性に変えて溶かしてしまう驚異のカビ。水を分解して酸素と水素に分けてしまう水素細菌。SF小説のような話だが、どれも実在する微生物の「発酵の力」だ。発酵学の第一人者、食...
収録日:2016/02/04
追加日:2016/03/31
注目は納豆!腸内細菌が生成する若返り物質「ポリアミン」
腸内細菌の可能性とマイクロバイオームのダイバーシティ
近年、腸内細菌のさまざまな働きが明らかとなり、病気の治療や予防に加え、アンチエイジングにも効果のあることが分かってきた。人間と古いつき合いでありながら、新しい可能性に満ちた腸内細菌のパワーについて、順天堂大学医...
収録日:2016/06/27
追加日:2016/08/27
骨・軟骨を強くするために増やしたい栄養素、運動法
老いない骨のつくり方(5)骨を強くするためにできること
骨と軟骨の仕組みと健康常識の誤りが分かっても、日常に生かせなければ意味がない。そこで、「骨を強くするためにできること」には何があるか。東京大学工学系研究科・医学系研究科教授の鄭雄一氏の連続講義「老いない骨のつく...
収録日:2016/09/14
追加日:2016/11/14
トランプ政権の通商政策が日本に及ぼす影響は?
トランプ政権の通商政策を読む
「貿易戦争はいいことで、勝つのも簡単」。これはトランプ大統領が2018年3月に発信して、話題になったツイートである。同盟国である日本は狙い撃ちにされているのか、1990年代の貿易摩擦が再来するのか。市場は戦々恐々とするが...
収録日:2018/05/07
追加日:2018/06/28
認知症予防に重要なのは、運動・食事・会話
認知症とは何か(7)認知症の予防とその秘訣(下)
国立研究開発法人国立長寿医療研究センター長寿医療研修センター長の遠藤英俊氏は、最新の研究成果から、認知症予防のためのエクササイズや食品の開発を行っている。中でも注目したいのは「コグニサイズ」というエクササイズ。...
収録日:2018/05/26
追加日:2018/09/28
マクロでみる世界経済の需要と供給のバランス
需要は安泰なのか~マクロ経済の観点から考えるリスク要因
今、日本もアメリカも需要は強いが、供給が追いつかない状態にある。このように需要が景気を引っ張っている場合、一度それが減退すると経済失速に陥りかねない。マクロ経済の観点から、世界経済の需要と供給のバランスを分析し...
収録日:2018/11/14
追加日:2019/01/05
今の米中覇権争いとかつての英米覇権シフトとの共通点
2019米中貿易協議(1)米中覇権争いの行方
高島修氏による米中貿易戦争およびその金融、為替市場への影響に関するシリーズレクチャー。今、米中は盛んに高関税、追加関税で対抗措置を繰り返しているが、事態は貿易戦争から覇権争いへと進みつつある。高島氏はこの米中関...
収録日:2019/02/06
追加日:2019/02/26
「100年戦争」と考えて戦争に突入した日本の現実
戦前日本の「未完のファシズム」と現代(8)満州事変と世界大恐慌
日本の陸軍は第二次世界大戦を「100年戦争」であると見なした。勝てる見込みは少なかったにもかかわらず、天皇と国民の一体性という精神主義によって、総力戦になだれこんでいった。石原莞爾が満州事変を起こした時に描いたスト...
収録日:2020/02/26
追加日:2020/08/04
『サピエンス全史』で提起した「虚構を信ずる能力」の問題
ソフトな歴史学のすすめ(2)ドメスティケイションの重要性
歴史を大きく見る際はその捉え方が非常に重要になるのだが、近年は「ドメスティケイション(野生の動植物を人間の管理下で栽培化・家畜化すること)」が注目されている。中でも、「農業」の果たした歴史的意味について考える。...
収録日:2021/06/04
追加日:2021/10/18
培養肉が社会で受け入れられるための「3つの課題」
培養肉研究の現在地と未来図(4)「本物の肉」再現への課題
日進月歩の培養肉研究において、本物と遜色ない肉をいかに培養するかについてはまだまだ課題も少なくない。特に、本物同様の肉の厚みを再現するには技術的な困難がある。肉の構造や味を分析し、その再現を試みる研究の現在と課...
収録日:2022/10/11
追加日:2023/01/31
肉と野菜を一緒に食べるわけ―免疫メカニズムと和食の関係性
和食の深い秘密~なぜ身体に良いのか(2)和食は免疫食事
世界に「免疫食事としての和食」を提唱している小泉武夫氏。免疫を高めるのに必要なのは、繊維、発酵食品、菌体の摂取だということで、米・スタンフォード大学の研究者も同様の研究を進めている。今回は免疫のメカニズム、およ...
収録日:2023/01/24
追加日:2023/04/15
「発酵はマジックだ」心も体も豊かにする発酵食品のアレンジレシピ
和食の深い秘密~なぜ身体に良いのか(5)納豆から蕪村、鮒寿司からアイスまで
ウェビナー終了後、視聴者から多くの質問が寄せられた。ここでは「発酵食嫌いの人にも、発酵食は摂らせるようにしたほうがいいのか」「鮒寿司の<飯>の部分には、どんな栄養が含まれているのか」の質問から、納豆汁をうたった...
収録日:2023/01/24
追加日:2023/05/06
20億人以上が肥満…飽食の時代に大事な「選食力」3カ条
飽食時代の「選食」のススメ(1)選食の提唱と「食の多様性」
世界の肥満者数が増加の一途をたどり、偏食や低栄養などの問題も叫ばれている昨今。そんな飽食の時代に対応するための食への態度として堀江氏が提唱するのが、食事の質と量を見極める「選食」である。では選食とはいったいどの...
収録日:2023/05/23
追加日:2023/08/24
果糖(フルクトース)に要注意!なぜ砂糖より害があるのか
飽食時代の「選食」のススメ(3)日本人が摂るべき栄養
食事の栄養バランスを自分自身で管理することは「選食」の重要な実践だ。では、私たちはどんな栄養素を意識して摂取すればいいのだろうか。亜鉛やタンパク質など、現代の日本人に不足しがちな栄養素とその摂取方法を解説すると...
収録日:2023/05/23
追加日:2023/09/07
アイヌの即興的な歌や踊りのなかに見つけた「音楽の命」
伊福部昭で語る日本・西洋・近代(3)アイヌコタンでの経験
日本の戦時中に多く演奏されたのが伊福部昭の「交響譚詩」である。日本の民謡をそのまま曲にしているというわけではなく、オリジナリティが高く、それこそ日本的ともいえる曲であるが、なぜそのような独創的な曲を作ることがで...
収録日:2023/09/28
追加日:2023/11/25