10MTVオピニオン|有識者による1話10分のオンライン講義
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ポピュリズム

ポピュリズム
 「ポピュリズム」(populism)は、1892年に結成されたアメリカの自民党(通称ポピュリスト党)を通じて広まった言葉。政治に関して理性的に判断する知的な市民よりも、情緒や感情によって態度を決める大衆を重視し、その支持を求める手法あるいはそうした大衆の基盤に立つ運動をポピュリズムと呼ぶ。  日本では2000年代初頭の小泉純一郎政権の誕生以降、ポピュリズムという言葉が多用されるようになった。ポピュリズムは諸刃の剣であり、エリートの腐敗や特権是正に向かう改革のエネルギーとなることもあれば、大衆の欲求不満や不安をあおる衆愚政治にもなっていく。また、ポピュリズムの動きは、既存政治システムへの不満や批判ばかりを繰り返すマスコミや知識層への不信の表れであるという指摘もある。  「10MTVオピニオン」では、政治学者で慶應義塾大学名誉教授の曽根泰教氏や国際政治学者で熊本県立大学理事長の白石隆氏らが、現代の国際政治にみるポピュリズムの例を多様に分析。とりわけトランプ政権の登場以降の国際政治に対しては、曽根氏とともに歴史学者で東京大学名誉教授の山内昌之氏の議論が、われわれに一考を促している。

保守とリベラル、政治的な左右の軸を考える

保守とリベラル~左右の政党位置とその研究~
政治学者で慶應義塾大学名誉教授の曽根泰教氏が、保守とリベラルについて、政治学の観点から解説する。政治学では、左右の政策の特徴を指標化し、それを尺度として各政党の政策の左右の位置関係を明らかにする研...
収録日:2018/03/14
追加日:2018/04/19
曽根泰教
慶應義塾大学 名誉教授

総選挙の論点の一つともなった北朝鮮の脅威への対応

北東アジアと中東の危機(1)三つの政体と核保有
2017年秋現在、日本の安全保障を揺るがしているのは、北朝鮮のミサイル問題だけではない。北東アジア情勢全体が日本の安全保障に重大な危機をもたらし、中東の危機がヨーロッパやロシアへの脅威となっていること...
収録日:2017/10/05
追加日:2017/10/18
山内昌之
東京大学名誉教授/歴史学者/武蔵野大学国際総合研究所特任教授

予想を大きく覆したドイツ連邦議会選挙の意味と今後の課題

2017年9月ドイツ連邦議会選挙の総括
政治学者で慶應義塾大学大学院教授の曽根泰教氏が、2017年9月に行われたドイツの連邦議会選挙の結果について解説する。選挙の結果、反EU・反難民の立場を掲げる右派ポピュリズム政党「ドイツのための選択肢(AfD...
収録日:2017/09/28
追加日:2017/10/11
曽根泰教
慶應義塾大学 名誉教授

イタリア国民投票のテーマ・憲法改正は日本も学ぶべき議論

イタリアの国民投票から何を学ぶか
2016年12月4日、イタリアの国民投票が行われた。レンツィ首相が進退を賭けた憲法改正案は大差で否決され、レンツィ氏は引責辞任を表明した。これはイタリア政治固有の問題にはとどまらない、各方面に影響のある政...
収録日:2016/12/15
追加日:2017/01/15
曽根泰教
慶應義塾大学 名誉教授

「post-truth」はトランプ現象で2016年最も注目された言葉

Post-Truth Politics―トランプの政治とメディアの敗北
政治学者で慶應義塾大学大学院教授の曽根泰教氏が、“Post-Truth Politics”に注目。裏付けのない言説(post-truth)がネットを通じて独り歩きしてしまう現代は、メディアそして民主主義の敗北の様相を呈している。...
収録日:2016/12/15
追加日:2017/01/11
曽根泰教
慶應義塾大学 名誉教授

トランプとプーチンの外交戦略をユーラシア地政学から考察

トランプ外交と世界への影響(2)ロシア外交と日本の知恵
ユーラシア地政学における優位性を確立するため、ロシアの外交戦略は着々と成功を重ねている。勢いの止まらないプーチン大統領に対して、トランプ外交はどう出るか。日本が板挟みになる危険はないのか。歴史学者...
収録日:2016/12/12
追加日:2016/12/25
山内昌之
東京大学名誉教授/歴史学者/武蔵野大学国際総合研究所特任教授

トランプの「ポピュリズム」と欧州への影響

トランプ外交と世界への影響(1)深まる中東欧州複合危機
トランプ氏は欧州から極右による扇動政治の台頭ではないかと警戒されているというが、歴史学者・山内昌之氏は少し違う見方をしている。また、トランプ氏勝利の衝撃は日本と欧州では意味合いが違う、という。いっ...
収録日:2016/12/12
追加日:2016/12/24
山内昌之
東京大学名誉教授/歴史学者/武蔵野大学国際総合研究所特任教授

そもそもどのような構想か、住民投票をどう考えるべきか

大阪都構想
大阪都構想は2015年5月に住民投票が行われ、僅差ながら否決となった。そもそも大阪都構想とはどういったものなのか、住民投票をどう考えるべきなのか、ここで整理しておく必要があると政治学者・曽根泰教氏...
収録日:2015/05/25
追加日:2015/05/28
曽根泰教
慶應義塾大学 名誉教授

「代表なくして課税なし」? 使い方に違和感

野田前総理が語る今回の選挙と安倍政権(1)大義なき解散とポピュリズム
民主党・野田前総理は、第二次安倍政権は「ポピュリズム」で、「卑怯で、残念だ」と言う。そして、今回の解散に大義はないと語る。一体何がどのようになぜ問題なのか。野田前総理が今回の選挙と安倍政権を語る・...
収録日:2014/11/20
追加日:2014/12/10
野田佳彦
衆議院議員/第95代内閣総理大臣