平安文学の危機と藤原定家による「漢字仮名交じり」の試み
文明語としての日本語の登場(6)鎌倉ルネサンス
公家から武家の世へと政権や人心が移る頃、乱れる日本語を通して公家文化の再復興につとめたのが、藤原定家である。釘貫氏が「鎌倉ルネサンス」と呼ぶ彼の活動は「定家仮名遣い」を産み、さらに写本のかたちで定着させていった...
収録日:2023/12/01
追加日:2024/04/12
ペストがキリスト教を揺るがしルネサンスとルターの時代に
コロナパンデミックと闘う世界と今後の課題(7)ペストと世界の大変化
歴史を紐解いてみると、現在の新型コロナウイルスと似た感染症として14世紀のペストと100年前のスペイン風邪が挙げられる。ペストは都市化の進展とともに現れ、主にヨーロッパで猛威を振るった。その結果、農奴制の解体やカトリ...
収録日:2020/07/16
追加日:2020/08/30
カンヴァスと油彩画の組み合わせを定着させたティツィアーノ
ルネサンス美術の見方(8)ヴェネツィア派の巨匠ティツィアーノ
フィレンツェと北方に次いで、ヴェネツィアはルネサンス第3極として位置付けられる。特に最大の巨匠であるティツィアーノは、共和国の筆頭画家として活躍した。海運国家の特性が対象や技法に現れており、特にカンヴァスと油彩画...
収録日:2019/09/06
追加日:2019/12/04
ルネサンスを終わらせたマニエリスム様式…ミケランジェロ
ルネサンス美術の見方(7)ミケランジェロとルネサンスの終焉
ミケランジェロの作風は、明らかにアンチ・ルネサンスの様相を呈していた。そこから「マニエリスム」という新しい様式を創り出し、それがルネサンスを終わらせるに至った。その特徴は、螺旋状に構築された彫刻に見て取れる。(...
収録日:2019/09/06
追加日:2019/11/27
ラファエッロが「ルネサンスの完成者」と呼ばれる理由
ルネサンス美術の見方(6)ルネサンスの完成者ラファエッロ
ラファエッロは、「ルネサンスの完成者」であるとされる。彼はそう見なされるにふさわしく、同時代のさまざまな技法を取り入れながら自身の作品に生かし、古代ギリシャ・ローマを忠実に再現することを試みた。これにより、神に...
収録日:2019/09/06
追加日:2019/11/20
19世紀のドイツで起こった“バッハのルネサンス”
バッハで学ぶクラシックの本質(5)バッハのルネサンス
自分という小さな存在のためではなく、普遍的な宇宙を表現するために作曲をするというバッハの精神は、彼の死後100年たった19世紀に、幾人もの偉大な作曲家たちに受け継がれていった。こうしたクラシック音楽は、何かとわずらわ...
収録日:2019/09/19
追加日:2019/11/14
解剖学でタブーに挑戦したレオナルド・ダ・ヴィンチ
ルネサンス美術の見方(5)レオナルド・ダ・ヴィンチ~後編~
レオナルド・ダ・ヴィンチは、さまざまな実験を行ったことでも知られる。それにより、事実を突き止めるとともに、新たな発明につなげていった。また、解剖学にも関心を抱き、立体的な身体の理解に努めたり、教会のタブーに抵触...
収録日:2019/09/06
追加日:2019/11/13
「最初の近代人」レオナルド・ダ・ヴィンチの『受胎告知』
ルネサンス美術の見方(4)レオナルド・ダ・ヴィンチ~前編~
2019年は、レオナルド・ダ・ヴィンチの没後500年に当たるが、彼の功績はいまだに解読し尽くされていない。しかし、彼の重要性は、彼が「最初の近代人」であるという点にある。美を追求するだけでなく、観察に従った描写を目指す...
収録日:2019/09/06
追加日:2019/11/13
油絵を完成させたヤン・ファン・エイクの驚くべき技法
ルネサンス美術の見方(3)ヤン・ファン・エイクの油彩技法
北方を拠点としたヤン・ファン・エイクは、油彩技法を完成させたルネサンス期の人物として名高い。外交官としての顔をも持ちつつ、作品の細部にさまざまな卓越した技巧をこらし、美術史上で最重要とも評される作品『ヘントの祭...
収録日:2019/09/06
追加日:2019/11/07
マザッチョ…遠近法を生み出したルネサンス絵画の創始者
ルネサンス美術の見方(2)マザッチョと遠近法の世界
ルネサンスが始まったのは、経済的に豊かな町を作っていったフィレンツェであった。そこに登場したのが、「ルネサンス絵画の創始者」といわれるマザッチョだった。彼は古代ギリシャ・ローマに範を取りながら、それまでになかっ...
収録日:2019/09/06
追加日:2019/10/31
ルネサンスはどうやって始まった?…美術の時代背景
ルネサンス美術の見方(1)ルネサンス美術とは何か
ルネサンス美術とはいったい何なのか。これを考えるためには、なぜその時代に古代ギリシャ、ローマの文化が復活しなければならなかったのかを考える必要がある。その鍵は、ルネサンス以前のイタリアの分裂した都市国家の状態や...
収録日:2019/09/06
追加日:2019/10/31
ルネサンス音楽とバロック音楽の違い…バッハの特徴とは?
クラシックで学ぶ世界史(2)宗教改革と音楽様式の変化
単純だったグレゴリオ聖歌がポリフォニーに変化したのは、社会の複雑化を反映したものだった。神の教えは教会が占有するものではなく、人が信仰の中に見いだすものだという動きを受け、音楽も民衆的になっていく。宗教改革が起...
収録日:2019/08/26
追加日:2019/10/26