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「理系」の検索結果

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文系と理系をごちゃ混ぜにしたことで共有できる「語り方」

世界の語り方、日本の語り方(7)「心と存在」の語り方

東大EMP(東京大学エグゼクティブ・マネジメント・プログラム)に集う多彩な若手学者たちが学際的・文理融合的な対話を積み重ねていった『世界の語り方』。ここでは第1巻「心と存在」から一部を振り返る。(2019年2月14日開催日...
収録日:2019/02/14
追加日:2019/08/14
中島隆博
東京大学東洋文化研究所長・教授

AIは「意味」を理解できるのか?

知能と進化(2)AIにとって意味とは何か

総合研究大学院大学長・長谷川眞理子氏と、東京大学大学院工学系研究科特任准教授・松尾豊氏の対談において、次に問題となったのは、人々が何かを認知する際に把捉される「意味」についてであった。人工知能(AI)は「意味」を...
収録日:2018/04/09
追加日:2018/07/14

大学にケイパビリティがあるか?―日米の大学経営の違い

ダイナミック・ケイパビリティ~組織の戦略変化(7)質疑応答

慶應義塾大学商学部教授・谷口和弘氏による質疑応答編。今の大学や大企業にケイパビリティはあるのか。日本は終戦以来、文理の壁を超えられていないのではないか。消極的な現代の若者にどう接すればよいのか。興味深い質問に対...
収録日:2016/06/23
追加日:2016/10/11
谷口和弘
慶應義塾大学商学部教授

新しい「宮大工システム」を構築すべき?

日本企業のグローバル戦略~外資系企業との比較(5)日本企業の課題と解決策

これまでに語ってきたソニー、富士通、ファナック、デュポンなどの具体例を踏まえて、「宮大工システム」「知足安分」などのキーワードを縦横に使い、大上二三雄氏が平均的な日本企業が現在抱える課題とその解決策を分析する。
収録日:2014/04/24
追加日:2014/06/19
大上二三雄
MICG代表取締役

失敗してもいいから難しいテーマを選んで挑戦せよ!

水と地球と人間と~日本と世界の水問題(7)勉強と研究の違い

大学時代、科学や数学の研究をすることは、社会に出て、ビジネスをする上でも役に立つという。それは一体なぜなのか。地球規模の水循環と世界の水資源に関する研究の第一人者である東京大学生産技術研究所教授・沖大幹氏の語る...
収録日:2015/03/19
追加日:2016/04/21
沖大幹
東京大学大学院工学系研究科 教授

2021年度入試からスタートする大学入学者選抜改革とは

教育改革で何が変わるのか~2020年改革の解説(4)大学入学者選抜の改革

大学入学者選抜改革では、新しく提示された「学力の3要素」をいかに評価するかがポイントとなっている。重要なのは、現時点で生徒・学生が受け身になっている学びの姿勢を、主体的・能動的なものに変えていくために、適切な選抜...
収録日:2019/10/28
追加日:2019/12/20
小林浩
リクルート進学総研所長・カレッジマネジメント編集長

吉本隆明の思想を凝縮した敗戦時20歳の回想「戦争と世代」

小林秀雄と吉本隆明―「断絶」を乗り越える(4)純粋戦中世代の葛藤―吉本隆明の「起点」

「戦後最大の思想家」ともいわれる吉本隆明について考える第4話。伝統を重視する小林秀雄を保守と捉えるならば、吉本隆明は新左翼を肯定する左派のイメージが強いが、実際は異なる。そこで、まずは純粋戦中世代である吉本隆明の...
収録日:2023/04/07
追加日:2023/09/05
浜崎洋介
文芸批評家

「サステナビリティ学」はお金やモノ以外の幸せを考える

サステイナビリティ学とは何か

2005年、東大初の分野横断的組織として創設されたのがサステイナビリティ学連携研究機構(IR3S)だ。3つのSは、System、Sustainability、Scienceの頭文字であり、地球・社会・人間という3つのシステムの統合による持続型社会の...
収録日:2015/11/27
追加日:2016/02/25
住明正
理学博士

人間の知性を超えた知性はあり得るのか?

知能と進化(5)人間の知性と限界

総合研究大学院大学長・長谷川眞理子氏と東京大学大学院工学系研究科特任准教授・松尾豊氏が次に議題に挙げたのは、人間の知性の限界についてである。両者の専門的見地からすると、その限界の外にはどのような知性があり得るの...
収録日:2018/04/09
追加日:2018/07/21

時代の先端を行く経営論、ダイナミック・ケイパビリティ

ダイナミック・ケイパビリティ~組織の戦略変化(1)不確実な時代の経営論

国や企業、文系/理系といったさまざまな「境界」がはっきりしていた20世紀に比べ、現在は不確実性が高まっている。その中で企業経営のあり方も、大きな変化が求められる。21世紀に必要なのは、境界を飛び越える越境力=ダ...
収録日:2016/06/23
追加日:2016/08/30
谷口和弘
慶應義塾大学商学部教授

キャリア以外にロールモデルを求める、いまの学生の就職観

若者の就職観とロールモデルの変遷

学生の就職観は、この数十年間でどのように変わってきたか。東京大学で1982年から34年間教鞭を執り、2016年以降は学習院大学国際社会科学部教授を務める伊藤元重氏が、実体験を交えて振り返る。
収録日:2017/11/27
追加日:2018/01/18
伊藤元重
東京大学名誉教授

塾先輩の痛烈な後押しに一睡もせず将来について考えた夜

なぜ政治家を志したのか~松下政経塾と三つの出会い~

前原誠司氏はなぜ政治家を志したのか。そこには、大きな契機となった松下政経塾、そして政治の世界へと繋がる、大事な三つの出会いがあった。前原氏にとってまさに必然ともいえる、その出会いとは。
収録日:2014/03/20
追加日:2014/05/01
前原誠司
衆議院議員

文系少年にとって神田古本街は夢のような世界だった

東京はワンダーランドだ

 東京一極集中を是正に向ける議論が活発だが、それが諸悪の根源だとするのは問題設定の誤りだろう、と政治学者で慶応義塾大学大学院教授・曽根泰教氏は言う。例えば大学の世界で、東大の地位を引きずり降ろしたところで、他大...
収録日:2016/04/27
追加日:2016/07/08
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

ポジショニングアプローチと資源アプローチの考え方とは

ダイナミック・ケイパビリティ~組織の戦略変化(3)ビジョンと戦略経営

戦略的な経営に必要なのは、自己と他者について知り、目指すべきビジョンを示すことだ。かつてマイケル・ポーターは競争の場の選択が重要(ポジショニングアプローチ)だとし、ジェイ・バーニーは良質な資源を育てることが競争...
収録日:2016/06/23
追加日:2016/09/13
谷口和弘
慶應義塾大学商学部教授

骨・軟骨を強くするために増やしたい栄養素、運動法

老いない骨のつくり方(5)骨を強くするためにできること

骨と軟骨の仕組みと健康常識の誤りが分かっても、日常に生かせなければ意味がない。そこで、「骨を強くするためにできること」には何があるか。東京大学工学系研究科・医学系研究科教授の鄭雄一氏の連続講義「老いない骨のつく...
収録日:2016/09/14
追加日:2016/11/14
鄭雄一
東京大学大学院工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻教授

「リベラル・アーツ」と「自由」の関係を歴史的に振り返る

「教養とは何か」を考えてみよう(9)リベラル・アーツと脱我

「本来のわたし」とは、どこまでを指すのだろうか。対外的に意味をなすための名前も地位も「わたし」を守るための鎧だとすると、わたしは鎧に奪われてはいないだろうか。その鎧を捨てたり抜け出したりして自由になるためには「...
収録日:2020/10/26
追加日:2021/06/22

妻を怒らせる夫の行動…理由は男性脳の特性にあった

黒川伊保子先生に学ぶ「子育てのトリセツ」(6)男性脳の特性と脳の進化

男性は1つのことに集中すると、周りが見えなくなる傾向にある。それゆえ妻を怒らせることも多いのだが、それは男性脳の特性からどうしても起こり得る事象だ、と黒川伊保子氏は言う。女性には理解しがたい男性の行動の真相とは。...
収録日:2021/06/28
追加日:2021/09/27
黒川伊保子
株式会社感性リサーチ 代表取締役社長

日本的経営でイノベーションを起こすファナックの秘密

日本企業のグローバル戦略~外資系企業との比較(3)ファナックに学ぶ

企業価値が4兆円を超える世界的優良企業・ファナックは、なぜこれほどの成功を収めているのか。なぜイノベーションを起こし続けているのか。創業社長・稲葉氏の姿勢や言葉に触れながら、大上氏がその理由に迫る。
収録日:2014/04/11
追加日:2014/06/12
大上二三雄
MICG代表取締役

今の教育の仕組みが動物園に近いから若者はペット化する!

LINE流イノベーティブ思考術(1)空気読みと緊張感

日本企業が次々にイノベーションを起こすには、日本全体がもっとイノベーションを起こせるようになるには、一体どうしたらよいのか。今や世界規模で新たな価値を提供し続けるLINE株式会社代表取締役社長CEO森川亮氏に聞...
収録日:2014/05/14
追加日:2014/06/19
森川亮
C Channel株式会社 代表取締役(元LINE株式会社代表取締役社長)

かつてのユーゴのように異民族、言語等での経験がない日本

日本人の不得意科目~ユーゴスラヴィアの数え唄から読む~

サラエボ事件から100年。節目の年にかつてユーゴスラヴィアという国で流行った数え唄を思い出した曽根泰教氏。果たしてそのことが日本の不得意科目とどうつながってくるのか。具体的事例を交えながら、曽根氏が解説する。
収録日:2014/07/14
追加日:2014/10/23
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

「これからは化学が面白い」ー卒論実験で叔父の言葉を実感

人生はアクシデンタルに決まる(1)化学工学の道に進んだ偶然

「人生はアクシデンタルに決まる」と言う小宮山宏氏。化学工学の研究者という仕事は、子どもの頃から決めていた道ではなかったという。そこにはいくつかの偶然が重なっていた。果たしてその偶然とは? 小宮山氏がアクシデンタ...
収録日:2014/09/19
追加日:2014/11/06
小宮山宏
東京大学第28代総長

40歳頃、ゼネラリストとなり「L字キャリア」を積む

TOTOの北九州発グローバル戦略(1)工学博士が総務部長?

TOTO株式会社取締役常務執行役員・成清雄一氏は、現在コーポレートグループ長だが、一方で工学博士でもある。なぜ理系の成清氏が管理部門のトップを務めているのか。そこには、実に興味深い「L字キャリア」があった。(全...
収録日:2014/09/18
追加日:2015/01/19
成清雄一
西日本工業大学常務理事・副学長

「成長の限界」を認めることで、その先も見えてくる

飽和の時代を迎えた日本に欠けているものとは?

先進国はすでに飽和の時代を迎えている。それは、1972年にローマクラブが報告書『成長の限界』で示していたことだが、「それを認識することでその先も見えてくる」と株式会社三菱総合研究所理事長・小宮山宏氏は語る。しか...
収録日:2015/02/05
追加日:2015/04/23
小宮山宏
東京大学第28代総長

私が「レアメタル」の専門家になった理由

レアな研究者はいかに「精錬」されたか

産官学が集う「レアメタル研究会」やMITを中心とした「リアクティブメタルワークショップ(RMW)」等の会合を主宰する東京大学生産技術研究所教授・岡部徹氏。そこは、世界中から多彩な人々が集まり、多様な談義が交わさ...
収録日:2014/12/11
追加日:2015/05/07
岡部徹
東京大学生産技術研究所教授

屋根瓦に滑走路…身近にレアメタルは存在する

アニメで入門「身近なレアメタル」

レアメタルの重要性や将来性は、これまで一部の専門家しか認識していなかった。しかし十年来のブームを受け、「元素記号も周期表も知らない」化学オンチにレアメタルを説明する困難を東京大学生産技術研究所教授・岡部徹氏は振...
収録日:2014/12/25
追加日:2015/06/25
岡部徹
東京大学生産技術研究所教授

アラン「悲観は気分に属するが、楽観は意志である」

全寮制国際高校ISAKの挑戦(5)楽観は意志である

インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(ISAK)代表理事・小林りん氏が、学生たちからの質問に答える。大学生になってからでもできることはあるか。満遍なく勉強することは必要なのか。チームをまとめるためにはどう...
収録日:2015/08/28
追加日:2015/12/10
小林りん
ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン 代表理事

ディープラーニングを使った事例を技術面から分析して解説

ディープラーニング最前線(2)最新の画像認識技術

東京大学大学院工学系研究科准教授・松尾豊氏によるディープラーニング技術の最前線。今回は、ディープラーニングの画像認識技術の向上とは具体的にどういう意味を持つのかという点を、実際の商品事例も交えながら解説する。(...
収録日:2016/04/20
追加日:2016/08/09
松尾豊
東京大学大学院工学系研究科 人工物工学研究センター

ハイパーコンペティション時代に必要なのは「越境」

ダイナミック・ケイパビリティ~組織の戦略変化(2)超競争時代への突入

時代は、超競争に突入した。もはや国内市場だけ見ても将来性は薄く、新興国や新たなライバルと対峙しなければならない。慶應義塾大学商学部教授・谷口和弘氏は、激動の時代に対応するにはイノベーションが必要であり、そのため...
収録日:2016/06/23
追加日:2016/09/06
谷口和弘
慶應義塾大学商学部教授

人工知能に代替されない能力を!「AI時代」の教育法

ファミリービジネスとAI(7)これからの教育に向けて

これからの教育に求められるのは、人工知能に代替されない能力の育成だ。しかし従来の教育はむしろ代替されやすい能力ばかり重視してきた。東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授の柳川範之氏は、産業構造が大きく、そして...
収録日:2016/07/25
追加日:2016/11/04
柳川範之
東京大学大学院経済学研究科・経済学部 教授

多様性の時代に必要な道徳とは…科学的アプローチで考える

道徳と多様性~道徳のメカニズム(1)既存の道徳の問題点

東京大学大学院工学系研究科バイオエンジニアリング専攻教授・鄭雄一氏が、自著『道徳のメカニズム』をもとに、科学者の目で道徳と多様性について考える連続講義。鄭氏はまず、「殺人」をテーマに疑問を提示した。なぜ、人を殺...
収録日:2016/10/07
追加日:2017/01/05
鄭雄一
東京大学大学院工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻教授

個人に重点を置くモデルはデカルト以前と以後に分けられる

道徳と多様性~道徳のメカニズム(2)過去の道徳思想はどうなっている?

東京大学大学院工学系研究科バイオエンジニアリング専攻教授・鄭雄一氏が「道徳と多様性」について論じる連続講義。今回は、過去の道徳モデルを一気通貫、分析する。見えてきたのは、代表的な思想は2つのモデルに分類できるとい...
収録日:2016/10/07
追加日:2017/01/12
鄭雄一
東京大学大学院工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻教授

社会派でありながら娯楽映画に仕立てた裕次郎映画

歴史家が語る『裕次郎』(4)『太陽への脱出』と「骨」

古代ローマ史を専門とする早稲田大学国際教養学部特任教授の本村凌二氏が著書『裕次郎』について解説するシリーズレクチャー。最終回の今回取り上げる『太陽への脱出』は、単行本では「必死に耐えながらも傷ついてゆく男の宿命...
収録日:2017/08/23
追加日:2017/09/29
本村凌二
東京大学名誉教授

深センと天安門事件…鄧小平の粘り、能力、怖さ

逆境の克服とリーダーの胆力(6)鄧小平の執念

現在、日本は中国に経済分野で大きく水を空けられている。中国の経済発展の基礎をつくったのは鄧小平である。鄧小平とはどのような政治家だったのか、公益財団法人松下政経塾副理事長・イマジニア株式会社代表取締役会長兼CEOの...
収録日:2018/01/19
追加日:2018/07/03
神藏孝之
公益財団法人松下幸之助記念志財団 理事

スローフード運動とは?…イタリア発の歴史と新たな展開

スローフード思想と新しいガストロノミー

スローフード思想は、ファストフードに代表されるモダニズム的価値観への対抗として誕生した。その活動は、地域の伝統的な食や持続可能な食の在り方の保存として展開され、近年「新しいガストロノミー」という考え方に行き着い...
収録日:2018/04/26
追加日:2018/09/27
石田雅芳
立命館大学食マネジメント学部長 教授

教育分野でVRが果たす役割とその応用例

VRがつくりだす未来(4)教育分野でのVRの活用

2018年2月、東京大学に設置された「バーチャルリアリティ教育研究センター」では、VRの教育分野での応用が研究されている。VRは、これまでの座学による知識やスキルの注入といった教育モデルに代わり、体験によって身体的に学ぶ...
収録日:2018/10/19
追加日:2018/12/22
廣瀬通孝
東京大学名誉教授

AI人材育成に向けて高専生に注目した「高専DCON」とは

日本のAI人材育成に向けた取り組み

日本のAI人材育成の課題とその解決のための取り組みについて語る松尾豊氏。ディープラーニングという新しい技術を伝達、活用するための仕組みづくりが重要だと説く。そこで注目しているのが高専生だ。2019年、ビジネスでの価値...
収録日:2019/08/28
追加日:2019/11/24
松尾豊
東京大学大学院工学系研究科 人工物工学研究センター

ファーウェイとはどんな会社?なぜ短期間で世界トップに?

中国、驚異の情報革命(3)ファーウェイ発展の歴史

強力な国家戦略があるなか、実質的に中国の情報革命を推進してきたのは、意欲的な企業の数々である。その最も顕著な例として、今回から2話に分けて「ファーウェイ」(華為技術社)を取り上げる。任正非氏がほとんど「裸一貫」と...
収録日:2019/11/11
追加日:2019/12/08
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

「hidden Value」をどのように考えるかが重要

経済社会と「隠れた価値」の行方(1)経済の中の価値

われわれは経済社会の中で生活しているにもかかわらず、その中でどのような価値が隠れているのか、よく知らない。吉川洋氏によれば、価値は主観的なものであり、それ自体は決して人間の幸福を直接的に測る基準ではないという。...
収録日:2020/03/02
追加日:2020/05/01
対談 | 吉川洋小宮山宏

「隠れた価値」にはお金の世界と相性が悪いものもある

経済社会と「隠れた価値」の行方(5)貨幣に代わるもの

急速に変化し続ける現代の経済システムの中で、かつて良いものとされてきたさまざまな価値は姿を消しつつある。そうした「hidden value(隠れた価値)」の問題をなんとか解決したいが、その中には市場経済になじまないものもあ...
収録日:2020/03/02
追加日:2020/05/29
対談 | 吉川洋小宮山宏

量子力学の歴史…始まりはアインシュタインの光量子仮説

「宇宙の創生」の仕組みと宇宙物理学の歴史(8)特異点定理と量子力学

宇宙はどうやってつくられたのか。この問題を回避しようとしたのが「振動宇宙論」である。しかし、この理論はエントロピーの問題によって挫折する。これに対して、ホーキンズとペンローズによって「特異点定理」が提唱されるの...
収録日:2020/08/25
追加日:2021/01/30
岡朋治
慶應義塾大学理工学部物理学科教授

レジリエンスとライプニッツから考える教養と他者の問題

「教養とは何か」を考えてみよう(7)レジリエンスと「死者」

教養のもう一つのキーワードとして「レジリエンス」という言葉を挙げたい。「回復力」とか「忍耐力」という意味の言葉だが、他者との出会いによってつまずいたわたしたちは、立ち直っていく過程で教養を磨いていると考えること...
収録日:2020/10/26
追加日:2021/06/08

男の子にとって母親とは「座標原点」…揺るがぬことが大事

黒川伊保子先生に学ぶ「子育てのトリセツ」(2)男の子の原点はお母さん

とっさに遠くで動くものを見る特性のある男性脳。男の子が、動くものを好む傾向があるのはそのためである。加えて、男の子が自分の世界観を広げていく原点はお母さんであるという。そんな男の子を育てるコツとは――。(全7話中第...
収録日:2021/06/28
追加日:2021/08/30
黒川伊保子
株式会社感性リサーチ 代表取締役社長

同調圧力で何も言わない若者、議論を阻むタテ社会の壁

現代人に必要な「教養」とは?(3)ダイバーシティの場とタテ社会の問題

知識が圧倒的に不足していた時代には、いわゆる「知識人」とよばれる人が尊敬された。しかし、情報があふれ、それに誰でもたやすくアクセスできる現代では、知識の多寡は教養の有無にとって決定的な条件ではない。むしろ違う分...
収録日:2022/06/29
追加日:2022/10/14

なぜわれわれは生涯をかけて学ぶ必要があるのか

現代人に必要な「教養」とは?(5)生涯をかけて学ぶことの意味

世界に比べても変化のスピードが圧倒的に遅いと言われて久しい日本。スタートはアメリカだとしても、そこから出た新しい技術やモノを導入するスピードが遅すぎるのだ。ではどうすればいいか。それは、われわれが「生涯をかけて...
収録日:2022/06/29
追加日:2022/10/28