10MTVオピニオン|有識者による1話10分のオンライン講義
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中東情勢

中東情勢
中東とは、地域的にはイスラム教信仰国の多いインド以西のアフガニスタンを除く西アジアとアフリカ北東部をさし、アラブ首長国連邦、イラン、イラク、クウェート、サウジアラビア、シリア、トルコ、パレスチナ自治政府の管轄地域などを含む。原油産出国も多く、アジアとヨーロッパの交差点となる地政学上重要な地域であり、かつ歴史的に長い宗教対立を抱えている等、常に種々の国際的軋轢の火種となってきた。中東情勢の複雑さは、国家、民族、宗教間の争いのみならず、米露の政治的介入による代理戦争状態にも深く根差している。イラン・イラク戦争、パレスチナ自治問題、シリア内戦、ISのイスラム国と飛び火するテロリズム等、常に中東で派生する数々の難問は国際的な波紋を投げかけてきた。2017年12月にはトランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認定すると発表し、情勢は一層の混迷を極めている。物理的に遠く離れた中東だが、日本にとって対岸の火事であるわけはなく、「10MTVオピニオン」でも中東情勢に精通する歴史家山内昌之氏らが多数の講義を提供。山内氏は歴史的背景や地政学上の観点から、中東の過去・現在・未来を読み解き、日本への影響や欧州複合危機から第三次世界大戦に発展しかねない状況を鋭く分析している。

イラクが直面するモスル解放後の三つの政治課題

ポスト・モスルの中東情勢(2)イラクは再生できるのか
ポスト・モスルの中東を考えるには、その深く重い歴史と直面する必要がある。宗教・宗派・民族によって引き裂かれた人々は、さらにその内部でも対立を繰り返しているからだ。イラクは再び平和を取り戻すことがで...
収録日:2017/07/21
追加日:2017/08/19
山内昌之
東京大学名誉教授/歴史学者/武蔵野大学国際総合研究所特任教授

モスル陥落で終焉が近づくイスラム国の今後

ポスト・モスルの中東情勢(1)ISはこのまま消えるのか
2017年7月10日、イラクのアバディ首相は、モスルがIS(イスラム国)の支配から解放されたことを宣言した。未曾有のテロ組織ISは明らかに弱体化しつつあり、中東情勢に新たな局面が開かれたことは間違いない。ISの...
収録日:2017/07/21
追加日:2017/08/16
山内昌之
東京大学名誉教授/歴史学者/武蔵野大学国際総合研究所特任教授

中東複合危機―中東情勢はなぜこれほど複雑なのか?

2017年世界と日本(5)中東複合危機がもたらす世界不安
中東情勢はなぜこれほど複雑なのか? それは多くの民族、宗派、地域勢力がひしめきあっていること、サイクス=ピコ協定に始まる複数の条約がからんでいることなどが関係している。さらに、米露という大国の介入...
収録日:2017/01/24
追加日:2017/05/10
島田晴雄
公立大学法人首都大学東京 理事長

トランプの「ポピュリズム」と欧州への影響

トランプ外交と世界への影響(1)深まる中東欧州複合危機
トランプ氏は欧州から極右による扇動政治の台頭ではないかと警戒されているというが、歴史学者・山内昌之氏は少し違う見方をしている。また、トランプ氏勝利の衝撃は日本と欧州では意味合いが違う、という。いっ...
収録日:2016/12/12
追加日:2016/12/24
山内昌之
東京大学名誉教授/歴史学者/武蔵野大学国際総合研究所特任教授

WASP神話の中で忘れられてきたイスラム教徒

「イスラムとアメリカ」再考(1)アメリカのイスラムとは
混迷を極める中東情勢に直面して、日本とアメリカの国内では一つ明らかに変化したことがある。それは「イスラムへの関心の深まり」である。中東史研究の第一人者である歴史学者・山内昌之氏は現在、旧著『イスラ...
収録日:2016/06/01
追加日:2016/07/11
山内昌之
東京大学名誉教授/歴史学者/武蔵野大学国際総合研究所特任教授

イランのしたたかな外交力こそ中東危機の最重要ファクター

中東最新事情を読む(6)伝統と革命が併存するイラン
歴史学者・山内昌之氏が、中東最大の危険因子イラン国内の相反する二大潮流を分析、解説する。これは、イランの歴史と伝統を敬う歴史家の目と、分裂症イランの現実を冷静に分析する社会科学者の目の双方を持つ山...
収録日:2016/02/02
追加日:2016/03/07
山内昌之
東京大学名誉教授/歴史学者/武蔵野大学国際総合研究所特任教授

サウジアラビアが抱くイランへのコンプレックス

中東最新事情を読む(5)イラン国内の二つの流れ
歴史学者・山内昌之氏によるイランとサウジアラビアをめぐるシリーズレクチャー。今回は、対サウジアラビアにみるイラン国内の大きな二つの流れについて、山内氏が解説を加える。イランはサウジアラビアの一連の...
収録日:2016/02/02
追加日:2016/03/03
山内昌之
東京大学名誉教授/歴史学者/武蔵野大学国際総合研究所特任教授

レンティア国家としてのサウジアラビアの危機

中東最新事情を読む(4)レンティア国家サウジの変容
歴史学者で中東情勢に詳しい山内昌之氏が、サウジアラビアが抱える多くの問題点について解説する。石油の収入で潤ってきたサウジアラビアだが、現状は財政赤字をどう立て直すかが急務となっている。「世界一裕福...
収録日:2016/01/27
追加日:2016/02/29
山内昌之
東京大学名誉教授/歴史学者/武蔵野大学国際総合研究所特任教授

真っ正直なサウジより一枚上手の老獪なイラン

中東最新事情を読む(3)イランとサウジ、どちらが上手?
歴史学者・山内昌之氏が引き続き、イランとサウジアラビアの対立について解説する。イランが原油増産を公言すればサウジアラビアも増産に出る。イランが経済制裁解除を手にすればサウジアラビアは核開発の意志を...
収録日:2016/01/27
追加日:2016/02/25
山内昌之
東京大学名誉教授/歴史学者/武蔵野大学国際総合研究所特任教授

スンナ派とシーア派の宗教戦争に発展する危険性は?

中東最新事情を読む(2)イランの国際社会復帰
サウジアラビアとイランの対立は、スンナ派とシーア派の対立を代表するものといわれてきた。一朝一夕に始まったものではない宗派間の対立は長く冷戦状態を続けてきたが、ここへ来て、なぜ断交という一触即発の危...
収録日:2016/01/27
追加日:2016/02/22
山内昌之
東京大学名誉教授/歴史学者/武蔵野大学国際総合研究所特任教授

サウジアラビアとイランの国交断絶は戦争につながるのか

中東最新事情を読む(1)サウジ・イラン断交
中東の二大国家間に軋みが起こっている。2016年の年明け早々、サウジアラビア政府によるシーア派指導者ニムル氏の死刑執行を皮切りに、イランの首都テヘランでデモ隊がサウジアラビア大使館を襲撃、放火。こ...
収録日:2016/01/27
追加日:2016/02/18
山内昌之
東京大学名誉教授/歴史学者/武蔵野大学国際総合研究所特任教授

ISとのポストモダン型戦争で最前面に立つロシアのリスク

ポストモダン型戦争と第二次冷戦(3)プーチンの意図
「ロシアが、いまやシリア情勢の最大プレーヤーで間違いない」と、歴史学者の山内昌之氏は喝破する。では、ロシアはいま、シリアやトルコにどのような影響を及ぼしているのか。山内氏がプーチン大統領の意図と中...
収録日:2015/12/14
追加日:2016/01/18
山内昌之
東京大学名誉教授/歴史学者/武蔵野大学国際総合研究所特任教授

対ロシア情勢認識はこの5年間でガラリと変化

ワシントン発、安全保障の未来像(4)米国の安全保障戦略
オバマ政権が出した安全保障戦略を分析すると、ここ5年でアメリカにとっての安全保障上の脅威は大きく変化したことが分かる。ロシアは明確な抑止対象になり、中東では包括的なテロ対策が必要となった。中国の軍...
収録日:2015/11/11
追加日:2015/12/28
吉田正紀
元海上自衛隊佐世保地方総監/一般社団法人日本戦略研究フォーラム政策提言委員

ウクライナの政情不安が及ぼすパラジウムの供給不安

不安な白金族金属~パラジウムが世界に及ぼす影響
ウクライナの政情不安によって心配されるのは、パラジウムの供給不安だと話す東京大学生産技術研究所教授・岡部徹氏。パラジウムは白金族金属と呼ばれるレアメタルであるが、なぜ中東情勢と関係があるのか。その...
収録日:2014/12/25
追加日:2015/06/18
岡部徹
東京大学生産技術研究所 副所長 教授

ハウシーやイラン革命防衛隊はレッドラインを越えた

サウジアラビアがイエメンを空爆した背景
イランは、ローザンヌ合意で巧みな外交力を発揮し、中東の地政学を大きく変動させつつある。しかし、中東には歴史的な「怨恨ゲーム」が根付いているため、問題は複雑だ。中東・イスラーム地域研究、国際関係史を...
収録日:2015/04/07
追加日:2015/04/17
山内昌之
東京大学名誉教授/歴史学者/武蔵野大学国際総合研究所特任教授

友にして敵なのか、敵にして友なのか―中東の複雑性

中東のパラダイムシフト―「敵の敵は友」か?
中東情勢に詳しい歴史学者・山内昌之氏は、「敵の敵は友」といった単純な構図では到底中東の複雑性は語れないと言う。このような混迷の中、中東ではパワーシフト、イデオロギーシフトが起きている。ソ連解体の構...
収録日:2015/03/11
追加日:2015/03/21
山内昌之
東京大学名誉教授/歴史学者/武蔵野大学国際総合研究所特任教授

中東諸国の国益が交錯し、より有利な影響力を諸外国は模索

「イスラム国」と中東の変動(2)「冷戦」復活という見立て
中東情勢に詳しい歴史学者・山内昌之氏によれば、中東の大変動は、かつての同盟・協力関係も劇的に変化させた。今までの同盟関係の崩壊に代わり生じているのが対ISのつながりだ。しかし、これも単一に語ること...
収録日:2015/02/25
追加日:2015/03/07
山内昌之
東京大学名誉教授/歴史学者/武蔵野大学国際総合研究所特任教授

IS、クルド、そして人民が中東世界を大きく変容させる

「イスラム国」と中東の変動(1)旧体制に反旗を翻す三大勢力
歴史学者・山内昌之氏は中東の混迷状態を「大きなパラダイムシフト」と表現する。さまざまな勢力争いで中東が混戦しているというよりも、大局的にみて新旧イスラムイデオロギーの入れ代わりが、中東世界を根底か...
収録日:2015/02/25
追加日:2015/03/06
山内昌之
東京大学名誉教授/歴史学者/武蔵野大学国際総合研究所特任教授

国家と国民のあり方を根本から問う「イスラム国」

三つの戦争と「イスラム国」―中東情勢における悲劇の本質
混迷を極める中東の戦い。その台風の目は「イスラム国(IS)」なる新興の過激派組織だ。過日、この組織により邦人男性が拘束された。今、中東を揺るがすISの動向と主張、国際情勢への影響を歴史家の山内昌之...
収録日:2014/08/20
追加日:2014/09/18
山内昌之
東京大学名誉教授/歴史学者/武蔵野大学国際総合研究所特任教授

GCC(湾岸協力会議)にとって前例のない政治的亀裂

中東・湾岸情勢(1)GCC3カ国のカタール大使召還事件を読み解く
イスラム主義組織の反政府運動。米オバマ政権の中東戦略の見直し。ペルシャ湾岸の石油大国サウジアラビアを揺るがす真の脅威とは。カタール大使召還事件というあまり注目されていない重要事件から中東情勢を読み...
収録日:2014/04/23
追加日:2014/05/22
山内昌之
東京大学名誉教授/歴史学者/武蔵野大学国際総合研究所特任教授

「中東」とは何か?

中東を理解するために
2011年の「アラブの春」以後、いまだに厳しい内戦やテロが続く中東情勢だが、そもそも「中東とは何か」「イスラムとは何か」など複雑で分からないという声も多い。中東秩序の変化と歴史的背景、そして西洋大...
収録日:2014/02/05
追加日:2014/02/24
山内昌之
東京大学名誉教授/歴史学者/武蔵野大学国際総合研究所特任教授

2013年3月に交渉開始なら、進めているのはハメネイ?

米国とイランの秘密交渉が与える影響力
米国とイランの秘密交渉の結果次第で、中東情勢は大きく変わる。この動きに反発を示すのはどの国か?石油価格に与える影響は?本交渉が日本に与える影響も考えていく。
収録日:2014/01/16
追加日:2014/02/24
岡崎久彦
外交評論家