漢字と理性と想像力…いま日本人が考えるべきこととは?
仏教とキリスト教が照らし出す日本の宗教(6)漢字と理性と想像力
かつて外来の思想や西洋の概念を漢字の熟語へ変換・吸収したことで、日本人の抽象的思考力や情報処理能力は大きく高められた。その歴史的な意義はどのようなことだったのだろうか。また、世界で価値観を共有するために、なぜ「...
収録日:2026/05/16
追加日:2026/09/08
世界は「原則」でできているが、日本は「原則はなし」にする
仏教とキリスト教が照らし出す日本の宗教(5)「原則なし」の日本
西洋文明は、神に基づく明確な「原則」で社会秩序を築いてきた。それに対して、日本は対立を防ぐため「原則を立てないこと」を独自のルールとして維持してきた。「原則」がなかったわけではないが、あまり「原則」を主張すると...
収録日:2026/05/16
追加日:2026/09/07
実は日本人は「仏教」も「先祖崇拝」も真面目に考えなかった?
仏教とキリスト教が照らし出す日本の宗教(4)日本人の仏教と先祖崇拝
日本人は歴史の中で仏教をいかに受容してきたのだろうか。橋爪氏は、基本的には「あまり本気にしなかった」のではないかと説く。平安時代の貴族は、自分の一門の繁栄を願ったり、政敵を調伏したりするために仏教のオカルティッ...
収録日:2026/05/16
追加日:2026/09/01
「覚り」「因果」「空」とはどういうものか…仏教の本質と変遷
仏教とキリスト教が照らし出す日本の宗教(3)「覚り」とは?「空」とは?
仏教の本質である「覚り」とは、お経をいくら読んでも、それだけでは決してわからず、お釈迦様と同じようにこの世界を自ら考えていくことである。ある意味では、お経はダイエットのマニュアル本のような参考書にすぎず、本来の...
収録日:2026/05/16
追加日:2026/08/31
キリスト教は教義の宗教、仏教は覚りの宗教…仏教はなぜ普遍宗教か
仏教とキリスト教が照らし出す日本の宗教(2)教義の宗教と覚りの宗教
インドの宗教では「世界に根本法則がある」と信じられており、それを知ることが素晴らしいことなのだとされていた。バラモン教やヒンドゥー教は、その根本法則を探求するのは特権階級のバラモンだと限定した。それに対し、仏教...
収録日:2026/05/16
追加日:2026/08/25
日本と世界の「神と信仰」の違いは?…そして天皇の大切な役割
仏教とキリスト教が照らし出す日本の宗教(1)神とは何か、そして天皇とは?
仏教とキリスト教を補助線に、西洋やアジアの宗教と比較しながら「日本とは何か」という根本的な問いを深く考えていくシリーズ講義。第1話では、神道を切り口にして本居宣長の『古事記伝』を引きながら「カミ」と天皇の関係につ...
収録日:2026/05/16
追加日:2026/08/24
ユダヤ人迫害を生んだ「権力者・ユダヤ人・民衆」の三者関係
教養としての「ユダヤ人の歴史とユダヤ教」(5)キリスト教と反ユダヤ思想
スペインの「スファラディーム」、ドイツの「アシュケナジーム」を中心に世界の各地へと分かれて移り住んでいったユダヤ人。しかし、キリスト教圏でユダヤ人が生きていくのは容易ではなく、さまざまな形での迫害や差別があった...
収録日:2025/12/05
追加日:2026/04/21
信じる神は同じだが…ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の異同点
教養としての「ユダヤ人の歴史とユダヤ教」(3)3つの一神教、それぞれの物語
ユダヤ教、そこから派生したキリスト教、イスラム教、いずれも共通の絶対神を信仰する一神教だが、信仰を維持するための実践に違いがある。そこにはそれぞれの「物語」が存在するのだが、これら3つの宗教の「物語」の違いとはな...
収録日:2025/12/05
追加日:2026/04/14
なぜ民主主義が「最善」か…法の支配とキリスト教的背景
民主主義の本質(1)近代民主主義とキリスト教
ロシアや中華人民共和国など、自由と民主主義を否定する権威主義国の脅威の増大。一方、日本、アメリカ、西欧など自由主義諸国における政治の劣化とポピュリズム……。いま、自由と民主主義は大きな試練の時を迎えている。このよ...
収録日:2024/02/05
追加日:2024/03/26
キリスト教以前はおおらかだった…古代ローマの遊女文化
江戸とローマ~娼婦と遊女(3)娼婦のインテリジェンスとキリスト教の影響
ローマ遺跡に娼家の痕跡はないが、後代のルネッサンス期イタリアではインテリジェンスが高く知的な高級売春婦が、貴族を顧客としていたことが分かっている。ローマ時代にはおおらかだった活動が、キリスト教支配を経て変化して...
収録日:2021/08/20
追加日:2023/05/01
宮沢賢治の浄土教的世界観の根底にあった「隠し念仏」とは
宮沢賢治『銀河鉄道の夜』を読む(6)キリスト教と隠し念仏
『銀河鉄道の夜』にはキリスト教的モチーフが多く登場する。この物語へのキリスト教の影響、そして宮沢賢治とキリスト教の関係はどうなのか。ファンならずとも気になるところである。
本講義収録後の質疑応答コーナーに、宮沢...
収録日:2022/07/28
追加日:2023/04/10
『ベラスケスのキリスト』に感応した絵画とイコンの文明
逆遠近法の美術論(1)八反田友則の絵とビザンティン文明
芸術家・八反田友則氏は『ベラスケスのキリスト』(ミゲール・デ・ウナムーノ著)を読んで感応し、それをもとに描いた13点の絵を執行草舟コレクション・戸嶋靖昌記念館に寄贈した。その寄贈された絵を見て執行草舟は、自身が集...
収録日:2022/08/30
追加日:2023/03/10
知っておくべきアメリカの5つのキリスト教宗派の特徴は?
「アメリカの教会」でわかる米国の本質(4)「5つの宗派」紹介
アメリカの教会には主だった宗派が30、諸派を合わせると約1000ものキリスト教信仰が存在する。今回ではその宗派の中から、イングランド国教会、会衆派、クエーカー、メソディスト、バプティストの5つについて紹介していく。アメ...
収録日:2022/11/04
追加日:2023/01/27
「キリスト教は知らない」ではアメリカ市民はつとまらない
「アメリカの教会」でわかる米国の本質(1)アメリカはそもそも分断社会
アメリカが日本の運命を左右する国であることは、安全保障を考えても、経済を考えても、否定する人は少ないだろう。だが、そのような国であるにもかかわらず、日本人は、本当に「アメリカ」のことを理解できているだろうか。日...
収録日:2022/11/04
追加日:2023/01/06
なぜ日本人は「霊性文明」を引っ張ることができるのか
『ベラスケスのキリスト』を読み解く(13)日本と霊性文明
「霊性文明を引っ張れるのは日本だけ」とマルローは述べている。かつて霊性文明に限り無く近づいた歴史を日本が持っていたからである。かつての日本では、師弟関係においても、ほとんどしゃべらなかったといわれる。なるほど、...
収録日:2022/08/02
追加日:2022/12/02
「死に死を与える」…死を乗り越える価値観
『ベラスケスのキリスト』を読み解く(12)キーワードを読み解く〈下〉
『ベラスケスのキリスト』第4部第1節に「死に死を与える」という言葉が出てくる。これは「肉体のある人生が人生」と思っている限り、理解できない。戦後の日本人は貧しかったが、写真を見るとみんな明るい。当時の日本人は「...
収録日:2022/08/02
追加日:2022/11/25
「剣を磨す火花」そして「沈黙」…生命の本質を表わす言葉
『ベラスケスのキリスト』を読み解く(11)キーワードを読み解く〈中〉
「剣を磨(ま)す火花」という言葉は、われわれの生命を表わす根源的な言葉である。また生命の本質は「沈黙」で、これは宇宙の本質が沈黙だからである。現実のわれわれは火花なしで生きているし、言葉もしゃべる。だがわれわれ...
収録日:2022/08/02
追加日:2022/11/18
『ベラスケスのキリスト』の「白」「薔薇」「月」の意味
『ベラスケスのキリスト』を読み解く(10)キーワードを読み解く〈上〉
この長編詩には繰り返し使われるキーワードがいくつかある。その意味を理解することは大事で、例えば「白」は宇宙における生命あるものの姿である。白の逆は暗黒や混沌で、沈黙や永遠の生命でもある。「薔薇」は創造の回転エネ...
収録日:2022/08/02
追加日:2022/11/11
苦悩しつつキリストと対話したウナムーノを「追体験」する
『ベラスケスのキリスト』を読み解く(9)自分の命と永遠の命
『ベラスケスのキリスト』を座右の書として読み込んでいくと、ウナムーノがキリストと同一化していく行程を追体験できる。すると「生の革命」が起こり、「自分の命」が「永遠の命」につながっていくようになる。「義の心」を引...
収録日:2022/08/02
追加日:2022/11/04
人類の未来を見るうえで一番いけないのは希望である
『ベラスケスのキリスト』を読み解く(8)永遠の命を描いた磔刑図
ウナムーノが対話の対象としてベラスケスのキリストを選んだのは、「永遠の命」を描いた唯一のものだったからである。ベラスケスのキリスト磔刑図は、どれだけ見ていても飽きない。これは「永遠」とつながることを意味する。ウ...
収録日:2022/08/02
追加日:2022/10/28
不幸の底から「新しい生」が湧き出てくるのだ
『ベラスケスのキリスト』を読み解く(7)不滅の生とは何か
執行草舟とウナムーノの出会いは、20歳のときに『生の悲劇的感情』を読んだことに始まる。執行草舟は『葉隠』のヨーロッパ版のように感じ、本書によりヨーロッパの騎士道と日本の武士道との相関関係もわかった。ウナムーノと武...
収録日:2022/08/02
追加日:2022/10/21
なぜ「無垢だった人たち」と一生涯対決するしかないのか
『ベラスケスのキリスト』を読み解く(6)偉大な宗教家のエキス
昔の仏教者の生き方は武士道そのままであった。日本への渡海に失敗して失明しても挫けず、ついに日本にやってきた鑑真も、その一人である。大事なのは「脱ヒューマニズム」だが、今の西洋文明はキリスト教のいいとこ取りにしか...
収録日:2022/08/02
追加日:2022/10/14
近世の精髄、中世の精髄、近代の精髄とは何か?
『ベラスケスのキリスト』を読み解く(5)ダンテ『神曲』とミルトン『失楽園』
『ベラスケスのキリスト』には「騒音と沈黙」「永遠と欲望」「霊と肉」などの対決が書かれている。その対決からウナムーノは、ヨーロッパの本質を紡ぎだした。本書を読めば錬金術やキリスト教、さらには現代科学までわかる。あ...
収録日:2022/08/02
追加日:2022/10/07
霊性文明とは「一生をかけた、宗教の本質との対決」である
『ベラスケスのキリスト』を読み解く(4)慈善は宗教の本質ではない
昔の宗教家は、信仰のために自らの命を投げ出すことができた。だが、現代人にそれは、とうてい無理である。だから新しい人間の魂を生み出すには、昔の宗教家の魂と対話して、命の価値を考えつづけ、葛藤しつづけるしかない。こ...
収録日:2022/08/02
追加日:2022/09/30
日本人の家庭では、妻が夫の声を知らないことも普通だった
『ベラスケスのキリスト』を読み解く(3)幕末明治と霊性文明
マルローは「霊性文明は日本しかできないだろう」と述べたという。たしかに、ヨーロッパやアメリカは「言語の文明」であるのに対し、日本は明治初期まで夫婦も親子もほとんど会話をしないほどだった。執行草舟は、祖母に祖父の...
収録日:2022/08/02
追加日:2022/09/23
沈黙と瞑想が本当の価値として定着した世界が「霊性文明」
『ベラスケスのキリスト』を読み解く(2)騒音と沈黙
フランスの作家で政治家でもあったアンドレ・マルローは「霊性文明の時代に入れなければ人類は滅びる」と50年以上前に予言したという。文明に毒されている現代人は、真の意味でキリスト教を信仰することはできないからである。...
収録日:2022/08/02
追加日:2022/09/16
「宗教の時代」が終わってしまったからこそ重要な長篇詩
『ベラスケスのキリスト』を読み解く(1)霊性文明の時代に
執行草舟は、スペインの哲学者ウナムーノが著した『ベラスケスのキリスト』の本邦初訳を監訳した。本シリーズでは、この『ベラスケスのキリスト』について、その要点を解説していく。本書は20世紀初頭の哲学者であるウナムーノ...
収録日:2022/08/02
追加日:2022/09/09
キリスト教の死生観…カトリックとプロテスタントの違い
死と宗教~教養としての「死の講義」(2)キリスト教の「死」
一神教の考え方は、神が万物を創造したところから始まる。世界も生き物もみな、神の被造物だから、生き死にも神の意思のまま。では、この世界の終わり(終末)には何が待っているのか。キリスト教の死生観をのぞいてみよう。(...
収録日:2022/03/03
追加日:2022/04/18
ウナムーノが霊的体験を記した『ベラスケスのキリスト』
憂国の芸術(7)ウナムーノの『ベラスケスのキリスト』
芸術作品にほれ込んで、素晴らしい体験をした一人にスペインの哲学者ミゲール・デ・ウナムーノがいる。彼はベラスケスの描いた「十字架上のキリスト」の絵が好きで、プラド美術館でいつもキリスト像と対面しているうちに、キリ...
収録日:2021/12/02
追加日:2022/02/25
キリスト教が分からなければ、西洋の真実は分からない
渡部昇一の「わが体験的キリスト教論」(6)グローバリズムの弊害と宗教心の尊さ
渡部昇一氏のドイツ留学体験を通して学ぶべきものは多い。特にキリスト教と西洋の歴史を追体験することにより、西洋社会に対する理解は厚みを増していく。まさに「西洋の本当のことは、キリスト教が分からなければ分からない」...
収録日:2021/08/06
追加日:2021/11/27
三十年戦争から半世紀でバッハの典雅な音楽が生まれた意味
渡部昇一の「わが体験的キリスト教論」(5)バッハと「受難の典礼」
ルター派の音楽家として最大の名前はバッハである。ルター派は、人間の五官の歓びに厳しい目を向けたが、なぜか耳=音楽だけは重視した。その伝統に則り、バッハは「自分の音楽が優れれば優れるほど、神様の栄光を表すものだ」...
収録日:2021/08/06
追加日:2021/11/20
三十年戦争…宗教戦争の地獄図とドイツ宗教社会への影響
渡部昇一の「わが体験的キリスト教論」(4)三十年戦争の悲惨
ウェストファリア体制は「近代ヨーロッパの始まり」といわれる。しかし、それに先立つ「三十年戦争」は災厄と呼べるレベルの宗教戦争であった。それがあまりに悲惨な戦争だったために、その後、ドイツでは、根強い宗教対立感情...
収録日:2021/08/06
追加日:2021/11/13
終戦後ドイツの復興を支えたキリスト教と「教会の力」
渡部昇一の「わが体験的キリスト教論」(3)大いなる「教会の力」
日本とドイツはともに第二次世界大戦の敗戦国として奇跡的な経済復興を遂げた。ドイツの場合、日本人の想像以上に、実はキリスト教の力によるところが大きかった。しかも、教会が果たした役割はとても大きいものだった。キリス...
収録日:2021/08/06
追加日:2021/11/06
ルターの宗教改革…「免罪符」は実は誤訳?真の意味は?
渡部昇一の「わが体験的キリスト教論」(2)カトリックとプロテスタント
渡部昇一氏は『わが体験的キリスト教論』(原題『ドイツ留学記(下)』)で、「猿の神学、猫の神学」という興味深い話を紹介している。これはカトリックとプロテスタントの違いを、動物の習性になぞらえて説明したものだが、こ...
収録日:2021/08/06
追加日:2021/10/30
古き良きヨーロッパのキリスト教社会が克明にわかる名著
渡部昇一の「わが体験的キリスト教論」(1)古き良きキリスト教社会
渡部昇一氏には、若き頃に留学したドイツでの体験を記した『ドイツ留学記(上・下)』(講談社現代新書)という名著がある。1955年(昭和30年)から3年間、ドイツに留学した渡部昇一氏が、その留学で身近に接したヨーロッパ文明...
収録日:2021/08/06
追加日:2021/10/23
キリストは神の言葉の厳しさを前提に「赦し」を説いた
脱人間論(5)愛のために、自分の体をなげうつのが人類
肉体よりも魂を重んじる人は、現代では落ちこぼれになってしまう。だが、魂のために肉体をいかに犠牲にするかを考えてきたのが、人間である。その代表が武士道や騎士道だといえよう。武士道や騎士道のみならず、魂のために肉体...
収録日:2021/03/18
追加日:2021/05/21
清教徒的なキリスト教原理主義がわからないと理解できない
Qanonとは何か?(3)Qanonとアメリカ史のディープな関係
実は、Qanonのような「陰謀論」は、アメリカ史においては特別なものではないという。そもそも、独立戦争への機運が高まったのも、「英国王ジョージ3世がアメリカ植民地の入植者全員を奴隷にしようとしている」というフェイク...
収録日:2020/10/07
追加日:2020/10/18
ペストがキリスト教を揺るがしルネサンスとルターの時代に
コロナパンデミックと闘う世界と今後の課題(7)ペストと世界の大変化
歴史を紐解いてみると、現在の新型コロナウイルスと似た感染症として14世紀のペストと100年前のスペイン風邪が挙げられる。ペストは都市化の進展とともに現れ、主にヨーロッパで猛威を振るった。その結果、農奴制の解体やカトリ...
収録日:2020/07/16
追加日:2020/08/30
ずる賢いフーシェの心にキリスト教の「まこと」があった
伝染病と死生観(4)政治家は自国の伝統的哲学に立脚せよ
政治家は、新型コロナ対策と称して、全国民に1人10万円お金をばら撒いた。だがこれは、悪い仲間を募るときに皆にお金を渡すのと同じ。要は、国民全員を共犯者にしたいのである。「お前たちももらっただろう」といって、最終的に...
収録日:2020/04/24
追加日:2020/06/05
ナショナリズムというやり方で出来上がったキリスト教文明
宗教で読み解く「世界の文明」(4)キリスト教
キリスト教は、聖書およびGodとJesusの関係によって説明される。聖書は法律ではないため、人々が世俗の法に従うことを許した。その結果、主権国家やナショナリズムの成立を促し、ヨーロッパ・キリスト教文明が確立した。(2019...
収録日:2019/11/12
追加日:2020/05/17
クラシック音楽の源流はキリスト教の聖歌である
バッハで学ぶクラシックの本質(6)聖歌からの音楽の発展
キリスト教の聖歌は、非常に長い歴史を持っている。はじめは小さな修道院で単純な歌を歌っていたが、徐々に都市が成立するとともに、生活が複雑かつ巨大なものとなると、それに伴いポリフォニーや対位法といった複雑な作曲技法...
収録日:2019/09/19
追加日:2019/11/21
クラシック音楽で世界史がわかる…宗教音楽からクラシックへ
クラシックで学ぶ世界史(1)時代を映す音楽とキリスト教
「歌は世につれ」というように、音楽は常に時代性を色濃く表していく。「音楽ほど、当時の社会状況や人々の欲望、時代のニーズの影響をダイレクトに受ける文化ジャンルも少ない」と片山杜秀氏は著書の中で書いているが、それは...
収録日:2019/08/26
追加日:2019/10/26
キリスト教公認とコンスタンティノープルへの遷都の理由
四分治制時代のローマ史~ローマ史講座XI(6)「コンスタンティヌス大帝」
コンスタンティヌスは、コンスタンティノープルへの遷都によって旧来の勢力との軋轢を回避しようとした。それはディオクレティアヌスによる改革を継承するものだったのだ、と本村氏は指摘する。また、キリスト教を公認したとい...
収録日:2019/02/26
追加日:2019/10/26
一神教のキリスト教が広まった理由…迫害から公認への歴史
教養としての世界史とローマ史~ローマ史講座・講演編(4)一神教としてのキリスト教
一神教であるキリスト教の登場と普及は、世界史における重要な転換点である。キリスト教はなぜ普及したのか、そしてなぜローマにおいてキリスト教は迫害されたのであろうか。その理由が、一神教の特徴とローマの文化という観点...
収録日:2018/11/28
追加日:2019/07/27
全人種をホモ・サピエンスと分類したリンネは画期的だが…
人類学と「人種差別」(1)キリスト教世界観と人類学
人類学が「人種」というものをどう定義し、扱ってきたかという経緯を解説するシリーズレクチャー。人類学の背景にはキリスト教世界観があるため、生物は神の下、「自然の梯子」の序列の中に置かれ、さまざまな人種についても多...
収録日:2019/03/04
追加日:2019/06/25
イスラム教とアッラーの意味…キリスト教との関係と違い
宗教で読み解く世界(2)イスラム教の世界
イスラム教は唯一神アッラーを信仰し、預言者ムハンマドに下された神の啓示を記したコーランを第一の法律とする。そして、イスラムそのものが全ての一神教の中で一番格上と位置づけている。今回は日本人にとってなじみの薄いイ...
収録日:2019/01/21
追加日:2019/05/25
キリスト教とは?…他の一神教との違いは神様と法律の関係
宗教で読み解く世界(1)キリスト教の世界
キリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教、儒教、そして日本宗教の、それぞれの特徴を「ひと言」で分析すると? 橋爪大三郎先生が一刀両断に分析。宗教の特徴を知れば、世界の各地域のあり方や文化もよくわかるようになる。「教...
収録日:2019/01/21
追加日:2019/05/18
命よりも大切な掟のために自分の命を捧げることが文明
崇高と松下幸之助(2)文明と原始キリスト教
人類は今の文明の崩壊を迎えようとしている。松下幸之助はこのことをPHP理念の中で予言していた。では、なぜ崩壊してしまうのか。また、そもそも文明を創った正体とは何であったのか。ギリシャの哲学者であるソロンの言葉や原始...
収録日:2019/02/06
追加日:2019/04/08
アウグスティヌス:神は自分の外でなく内にあるという思想
西洋哲学史の10人~哲学入門(4)アウグスティヌス キリスト教の基礎
無味乾燥になりがちな宗教や哲学を、中世の哲学者であるアウグスティヌスは人間味のある文体と赤裸々な心情から論じた。現代キリスト教における教義を確立する中で彼が見いだしたのは、「人間はいかに救われるか」に関するそれ...
収録日:2018/02/09
追加日:2018/05/18
ローマ皇帝ネロを「暴君」にした元老院貴族とキリスト教徒
ユリウス・クラウディウス朝~ローマ史講座Ⅵ(4)ネロ(中)
ネロが暴君になっていく道筋は、元老院から始まったと早稲田大学国際教養学部特任教授の本村凌二氏は言う。派手な振る舞いによる財政のマイナスを貴族の追放や処刑による財産没収で補ったからである。しかし、もちろんそれだけ...
収録日:2017/08/07
追加日:2017/09/21
司教アンブロシウスの気概がキリスト教の追い風になった
ローマ史に学ぶ戦略思考~ローマ史講座Ⅳ(7)キリスト教確立への影響
早稲田大学国際教養学部特任教授・本村凌二氏は、ローマ史のあり方が、その後のキリスト教の拡大にも大きく影響したという。本村氏が重要人物として挙げるのが、生粋のローマ人である司教アンブロシウスだ。彼は時の皇帝テオド...
収録日:2016/09/30
追加日:2017/06/11
キリスト教の愛の種類「エロス・フィリア・アガペー」とは
キリスト教とは何か~愛と赦しといのち(6)聖書とはどんな書物なのか
エロス、フィリア、アガペー。これはどれも、キリスト教で「愛」を示す言葉だ。上智大学神学部教授・竹内修一氏によれば、この意味の違う愛をめぐっては、イエスと弟子の間ですらもすれ違いがあった。しかし師イエスは、弟子を...
収録日:2016/12/26
追加日:2017/04/04
聖書から読み解く…キリスト教の「愛」とは赦すこと
キリスト教とは何か~愛と赦しといのち(5)「赦す」とはどういうことか
愛とは何か。それは「赦し」である。しかし上智大学神学部教授・竹内修一氏は、この「赦し」は「水に流す」ことではないと強調する。さらに愛とは、「平和」であり「沈黙」であるとも言われる。キリスト教の愛は、さまざまな言...
収録日:2016/12/26
追加日:2017/03/28
キリスト教では、神への愛と隣人愛は等しいものである
キリスト教とは何か~愛と赦しといのち(4)「隣人愛」とはどういうことか
「隣人愛」は、キリスト教を知る上での重要なキーワードだ。これについて、イエスは何と言っているか。上智大学神学部教授・竹内修一氏はここで、イエスとファリサイ派律法学者の問答を紹介する。エリート学者の挑発的な問いか...
収録日:2016/12/26
追加日:2017/03/21
キリスト教が教える「愛」とは
キリスト教とは何か~愛と赦しといのち(3)キリスト教の愛とはどんなものか
上智大学神学部教授・竹内修一氏は、キリスト教でいう「愛」とは決して抽象的なものではなく、具体的な行為で示されるものだという。その典型は、「最後の晩餐」でイエスが弟子たちの「足を洗う」ことだ。それは当時の文脈で何...
収録日:2016/12/26
追加日:2017/03/14
「神の国は近づいた」…では、それはどこにあるのか?
キリスト教とは何か~愛と赦しといのち(2)「神の国」はどこにあるのか
イエスが伝道を始めた最初の言葉は、「神の国は近づいた」だった。では神の国とはどこにあるのか。この問いは重要だ。上智大学神学部教授・竹内修一氏によれば、神の国とは私たちが想定するような「あの世」ではない。神の国は...
収録日:2016/12/26
追加日:2017/03/07
「イエス・キリスト」という名前の本当の意味は?
キリスト教とは何か~愛と赦しといのち(1)「イエス」とは一体誰なのか
キリスト教とは何か。「文明の衝突」が世界中で現実化する中、この問題は日本人にとっても重要なものになっている。上智大学神学部教授・竹内修一氏は、「キリスト教とは何か」という問いは、同時に「イエスとは誰なのか」も意...
収録日:2016/12/26
追加日:2017/02/28
人生を変えたマザーテレサの言葉…あの人たちはキリストだ
マザーテレサとの出会い
松下政経塾で14年間、青年塾で18年間、人材育成に携わってきた志ネットワーク代表・上甲晃氏。苦労を重ねる中で救いになったのは、マザーテレサの言葉だという。人生が変わったというマザーテレサとの出会いのエピソードを...
収録日:2015/03/20
追加日:2015/04/09