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AI時代にリベラルアーツがなぜ必要か(5)ユークリッドとアルキメデス
ユークリッドは多数の定理をより根源的な5つの公理へと集約し、体系化した。紀元前のことである。この思考のプロセスが共有されたことで、彼の頭の中身は2千年以上、人類共通の知の基盤となった。また、「アルキメデスの原理」という世紀の大発見がある。なぜ発見できたのか。そこに問題があったから、彼は知識を使い考え抜いた。だからこそ、外にある情報と結びついて生まれた新しい発見なのだ。情報はそのままでは何も生み出さないが、頭の中にある知識と結びつくと新しい体験や創造の源泉となる。(全7話中第5話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
知られざる「脳」の仕組み~脳研究の最前線(1)脳科学と「ミクロのマクロの隔たり」
脳科学は医学のみならず、教育や経済にもその知見が応用される注目の分野である。その最前線ではいったいどのような研究成果が生み出されているのだろうか。まずは四つの次元に分けられる脳科学という学問を概説。続いて、無数の細胞による回路が詰まっている脳の解説を進めながら、最近の脳科学のニュースから死の定義を揺るがす脳の蘇生の事例を取り上げて、脳の電気活動の研究だけでは乗り越えられない「ミクロとマクロの隔たり」について伝えていく。第37回講談社科学出版賞受賞作『脳を司る脳』の著者が解説する脳科学研究の最前線。(全8話中第1話)
AI大格差~最新研究による仕事と給料の未来(1)最新研究から見えてくる未来像
生成AIの台頭により、急速にかつての常識が非常識になろうとしている。この変化の波は、個人の働き方だけでなく、人生そのものを変えうる力を持っている。さらに社会をも大きく変えていくだろう。本講義シリーズでは、2024年にイタリアで開催されたG7におけるAI専門家会合に日本代表として出席した宮本弘曉氏が、その折の話も交えつつ、世界の最先端の専門家たちの研究から、AIが社会に与えるインパクトについてどのような未来が見えてくるのかを詳細に解説する。第1話では、AIが雇用を奪う懸念と新しく生まれる仕事の可能性に加え、労働市場が硬直的な日本が直面する課題について言及する。(全8話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
ウェルビーイングを高めるDE&I(9)アンコンシャスバイアス:後編
日常の何気ない言動に潜む否定的・屈辱的な言動は「マイクロアグレッション」と呼ばれ、発言者に悪意がなくとも受け手に深刻な精神的ダメージを与える。人間にはバイアスがあることを前提とし、無意識の言動が疎外感を生む可能性を自覚しなければならない。その解決のためには、心理的安全性を土台として互いにフィードバックし合える組織文化が不可欠である。そして、DE&Iを実現するためには、そうした意識改革だけ不十分だという。ではどうすればいいか。最後にその方策について解説し、講義を締めくくる。(全9話中第9話)
編集部ラジオ2026(17)「過剰な良かれ」の落とし穴
令和8年5月25日に巨人の阿部慎之助監督が長女への暴行の疑いで現行犯逮捕され、翌26日に辞任となりました。しかし、その辞任会見の場で「長女の手紙」が朗読され、世間では様々な声が上がりました。その手紙には、「ChatGPTに相談して、匿名で相談できるという児童相談所に電話をさせていただきました」「どうしたらいいかといった私の意向が聞かれることなく警察に通報されてしまいました」「警察が来て一番驚いているのは自分自身ですし、父が警察に連行される姿をみて、私は目前で泣き崩れてしまいました」などの言葉が書かれていたからです。
この手紙の内容が事実とするならば、なぜ辞任にまで至らねばならなかったのか? 今回の編集部ラジオでは、この問題をテンミニッツ・アカデミーの講義から考えてみました。
上記の事例のほかに、とある先生からうかがった「大学のシラバスでの予習・復習の時間表記」の話、さらに先日の編集部ラジオでも取りあげた「自転車の青切符」の話も交えつつ、問題点を探ります。
今回、考えてみたのは「良かれ」という思いや行動が過剰になると、かえって悲劇を招来してしまうのではないかということ。では、講義からどのようなメッセージをくみ取れるのか?
今回の編集部ラジオも、ぜひ講義視聴のご参考にご活用ください。
この手紙の内容が事実とするならば、なぜ辞任にまで至らねばならなかったのか? 今回の編集部ラジオでは、この問題をテンミニッツ・アカデミーの講義から考えてみました。
上記の事例のほかに、とある先生からうかがった「大学のシラバスでの予習・復習の時間表記」の話、さらに先日の編集部ラジオでも取りあげた「自転車の青切符」の話も交えつつ、問題点を探ります。
今回、考えてみたのは「良かれ」という思いや行動が過剰になると、かえって悲劇を招来してしまうのではないかということ。では、講義からどのようなメッセージをくみ取れるのか?
今回の編集部ラジオも、ぜひ講義視聴のご参考にご活用ください。
何回説明しても伝わらない問題と認知科学(1)「スキーマ」問題と認知の仕組み
なぜ「何回説明しても伝わらない」という現象は起こるのか。対人コミュニケーションにおいて誰もが経験する理解や認識の行き違いだが、私たちは同じ言語を使っているのになぜすれ違うのか。この謎について、ベストセラー『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策』の著者・今井むつみ氏が認知科学の観点から解き明かす今シリーズ。まずは人間の認知がいかに有限であるかを「スキーマ」をキーワードに解説する。(全3話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV・アカデミー編集長)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV・アカデミー編集長)
Microsoft Copilot~AIで仕事はどう変わるか(1)「生成AI」の画期性
ChatGPTに代表される「生成AI(Generative AI)」が社会を、そして仕事を、大きく変えようとしている。日本マイクロソフト株式会社の渡辺宣彦氏によれば、生成AIは「人間の英知をすべて装備している」という。では、いったい、生成AIとはいかなる技術なのか。まずは、生成AIの誕生に至るまでのAI開発の歴史を振り返り、いかに生成AIが画期的な技術であるのかを解説する。(全7話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
AI時代と人間の再定義(1)AIは思考するのか
AIは考えているのか、考えていないのか――この問いについて議論する前に、そもそも「考える」とは何なのかという大問題がある。この問題について、マルクス・ガブリエル氏は身体と結びつけて「考覚」という表現で考えている。ではAIにとって「考える」こと、思考をどう捉えればいいのか。そこで今回から「AI時代と人間の再定義」というテーマで、7回にわたって講義を進めていく。第1話では、AIと人間の思考の違いについて議論を深めていく。(2025年7月12日開催:早稲田大学Life Redesign College〈LRC〉講座より、全7話中第1話)
※司会者:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
※司会者:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
弥生人の実態~研究結果が明かす生活と文化(1)弥生時代はいつ始まったのか
弥生時代の始まりが600年ほどさかのぼった――私たちがかつて教科書で習ってきた知識は日々の研究によって更新され、紀元前3世紀だった弥生時代の開始年代の定説が近年、測定法の洗練によって大幅に改められたのだ。その背景にはどのような論争があったのだろうか。今回は土器に付着した炭化物から見えてきた弥生時代の端緒をひも解く。(全11話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
「重要思考」で考え、伝え、聴き、議論する(1)「重要思考」のエッセンス
「重要思考」で考え、伝え、聴き、そして会話・議論する――三谷宏治氏が著書『一瞬で大切なことを伝える技術』の中で提唱した「重要思考」は、大事な論理思考の一つである。近年、「ロジカルシンキング」の重要性が叫ばれるようになったが、その技法を体系的に学ぶ機会は少なく、またハードルも高い。今回のテーマである「重要思考」は、そのロジカルシンキングを誰でも実践できるようにもっともシンプルな形にしたものだ。それは「重みと差」、そしてDMU という3つのコンセプトで考えるやり方だが、それぞれどのような意味があるのか。「重要思考」の要点とともに解説する。(全4話中第1話)