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地元の有力者の力を借りるために大伴家持が詠んだ歌とは?…今も奈良時代も変わらない中央官僚と地元有力者の関係

『万葉集』と律令社会~官僚の心得と歌宴(2)「出挙」と国司の仕事
1300年ほど前の律令社会には「出挙」と呼ばれる税制度があった。当時の主要な税制の一つで、稲を強制的に貸し付けて高利の利息を税として回収する制度のことだが、地方役人である国司は各郡へ出向いてその視察や業務調査を行わなければならなかった。実際に税を払うのは在地の郡司やその地域の人たちゆえ、彼らの協力は不可欠であった。そうなると、国司と彼らの関係はどうなるか。第2話では、地方における信頼関係を構築するために行う国司の仕事について、出挙の話や能登で詠んだ歌を取り上げながら解説する。(全4話中第2話)
上野誠
國學院大學文学部日本文学科 教授(特別専任) 奈良大学 名誉教授
収録日:2026/09/16
追加日:2026/10/20
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「甘え」は現代においてダメなものなのか…名著『「甘え」の構造』への2種類の誤解とは?

『「甘え」の構造』と現代日本(1)「甘え」のインパクト
1971年に出版されてベストセラーとなった土居健郎氏の『「甘え」の構造』。初版の刊行以来、続編や増補版が編まれ、長く読み継がれている名著だが、そのメッセージには「甘え」に対する2つの誤解があるのではないかと與那覇氏は言う。その誤解を解き明かすとともに、本書を読み直す契機となった新型コロナウイルス禍における日本人の振る舞いを解説し、日本人にとって「甘え」とは何か、そして現在の日本社会の捉え方について考えたい。(全7話中第1話)
與那覇潤
評論家
収録日:2023/03/13
追加日:2023/05/27
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教養とは…本質を捉える知、他者を感じる力、先頭に立つ勇気

現代人に必要な「教養」とは?(1)そもそも教養とは何か
「現代において教養が重要だ」とよくいわれるが、そもそも教養とは何なのか。小宮山宏氏は東京大学で学生たちにずっと言い続けてきたことが3つあるという。それは何か。長谷川眞理子氏との対談ウェビナーの中で飛び出した、痛快な教養論をお届けする。(全8話中第1話:2022年6月29日開催ウェビナー〈現代人に必要な「教養」とは?〉より)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
収録日:2022/06/29
追加日:2022/09/30
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『オデュッセイア』の面白さの秘密を神話の構造から読み解く…なぜ波乱万丈の神話が人間の創作の源泉になったか

『オデュッセイア』で読み解く神話の秘密(1)物語の構造を読み解くおもしろさ
古代ギリシアの英雄叙事詩『オデュッセイア』を軸に、神話の物語の「構造」からその秘密や世界共通の要素を解き明かす本講義。「『オデュッセイア』入門」の著者である松村一男氏と沖田瑞穂氏が、『オデュッセイア』の物語構造を解き明かし、さらにインド神話など多くの物語との比較を通じて、現代に通じる人間性を解説する。『オデュッセイア』の20年にわたる冒険と家族の再会を描いたドラマは、その後の多くの物語の原型になるほどの普遍性を備えている。さらに、インド神話との比較を通じ、インド・ヨーロッパ語族に共通する神話の深層構造や独自性にも迫る。(全9話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
収録日:2026/07/27
追加日:2026/09/03
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認知症予防にはどんな食事がいいのか?鍵はビタミンDの充足

高齢者のフレイル・認知症とその予防対策(5)サルコペニア・フレイル対策
サルコペニア・フレイルに対する介入として、運動・栄養・薬の3つを挙げて解説する小川氏。健康長寿に向けた具体的なアプローチとしては、薬に頼らず、運動とタンパク質を中心とした栄養補給を組み合わせる重要性を指摘する。また、日光浴によるビタミンDの補給やバランスの良い食事が、フレイルや認知症のリスク低減に役立つという。さらに、歯と認知症の関連性を探ると、口内の健康維持が全身の若々しさと健康を守る上で不可欠であることが分かる。第5話では、加齢に伴う筋肉量の減少(サルコペニア)や、心身の働きが衰えた状態(フレイル)の対策を中心に解説する。(全6話中第5話)
小川純人
東京大学大学院医学系研究科老年病学教授
収録日:2026/05/07
追加日:2026/10/15
6

「満洲史」はなぜ現代日本でタブー視されるのか?…王道楽土の夢とアヘンなどの裏面から見えてくる現代への教訓

「満洲」から考える日本とアジア(1)「満洲」を知る意義とは
かつて日本と深く関わった「満洲」は、現代では自虐史観や政治的意図からタブー視されがちである。しかし、モンゴル史研究で培った視点や周辺民族の立場から光を当てることで、従来の枠組みに囚われない立体的な歴史像を提示し、地政学として「満洲」を知ることの意味を説く宮脇氏。たとえば、「満洲」という言葉の語源は、「マンジュ」という部族長の名前だったという。そのような満洲の成り立ちから、古代の地域情勢、現代の安全保障環境への通底までを俯瞰し、戦後の固定観念を排して日本の近現代史を正直に見直す重要性を提唱する。(全10話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
宮脇淳子
公益財団法人東洋文庫研究員
収録日:2026/05/13
追加日:2026/09/14
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満洲で「五族協和」に命を懸けた小澤征爾の父・小澤開作

小澤開作と満洲事変・日中戦争(1)少年時代の苦労と五族協和の夢
小澤開作は、彫刻家の小澤克己氏、口承文芸学者の小澤俊夫氏、指揮者の小澤征爾氏、俳優でエッセイストの小澤幹雄氏の四兄弟の父だが、実は満洲事変当時、満洲在住の日本人として「五族協和」の実現のために奮闘し、さらに日中戦争期には「日中友好」実現のためにすべてを懸けて活動した人物であった。小澤開作の行動と考えを見ていくと、昭和の日本人が何を考えていたのか、また、昭和史の真実とは何かが見えてくる。第1話は、山梨に生まれた小澤開作の「原点」を探る。「五族協和」への夢の原点には、皆で助け合わねば何もできないという「結」の考え方があった(全10話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
小澤俊夫
小澤昔ばなし研究所所長 筑波大学名誉教授
収録日:2019/10/09
追加日:2020/09/14
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【10min解説】「満洲史」はタブー?…そこから見えてくる教訓とは?

編集部ラジオ2026(36)宮脇淳子先生「満洲史」講義の要点
今回の編集部ラジオでは、宮脇淳子先生の《「満洲」から考える日本とアジア》講義について解説いたしました。

「満洲」というと様々なイメージが浮かぶかもしれません。「王道楽土」「五族協和」などといった言葉を思い浮かべる方もいらっしゃることでしょう。あるいは「タブーではないか?」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。「中国東北部と呼ぶべきだ」という主張もありますし、「偽満(偽満洲国)」という名称が使われることもあります。さらに「アヘン」など歴史の裏側が強調されることもあります。

さて、実際のところはどうなのか。なぜいま「満洲」の歴史を学ぶべきなのか。実は「満洲史」を学ぶことで、現代の日本について考えるうえでの「歴史の教訓」が山のように立ち現れるのです。その点を、今回の編集部ラジオではわかりやすく紹介しています。

とりわけ、近現代の満洲について考えるうえでは、日露戦争で日本がロシアから獲得した「満洲利権」なるものが、きわめて不安定だった事実を理解しておく必要があります。それを知ることで、日本が直面した困難さも浮き彫りになってくるのですが……。

全10話の講義概要を紹介しつつ、講義理解のポイントについてお話しさせていただきました。ぜひ、講義視聴の参考にご活用いただければ幸いです。
収録日:2026/10/07
追加日:2026/10/17
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ユダヤ人とは?なぜ差別?お金持ち?…『ユダヤ人の歴史』に学ぶ

教養としての「ユダヤ人の歴史とユダヤ教」(1)ユダヤ人とは誰のことか
ユダヤ人とはいったい誰のことなのか。ユダヤ教とはどのような宗教なのか。彼らはどんな歴史をたどってきたのか――「世界史の教養」として知っておくべき、これらの重要な問いに対して、私たち日本人にはうまく答えられないという現実があるのではないだろうか。そこで今回のシリーズ講義ではそれらに答える形で、サントリー学芸賞(2025年)、新書大賞(2026)第2位に輝いた『ユダヤ人の歴史』(中公新書)の著者・鶴見太郎氏に、著書を参照しながら分かりやすく丁寧に解説いただいた。まず第1話では、「ユダヤ人とは誰か」「ユダヤ人と世界の歴史とは」「ユダヤ教とは」という概論を解説いただく。(全9話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
鶴見太郎
東京大学大学院総合文化研究科 地域文化研究専攻 准教授
収録日:2025/12/05
追加日:2026/04/13
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ヒトの進化史を文明の発展の時間軸から考える

進化的人間考~ヒトの性質と異様な現代社会(1)進化のスパンと現在の人間生活
現代人が直面する諸問題には、個人が原因というより、社会や環境によるとみなすしかないことも多い。しかし、社会も文明も、われわれ自身がつくりあげてきたものだ。まずは、人類が育ってきた環境を振り返ってみよう。進化の長いスパンと文明の短さを比較すると、現在の人間生活への見方が変わるかもしれない。(全3話中第1話)
長谷川眞理子
総合研究大学院大学名誉教授
収録日:2024/06/12
追加日:2025/01/17
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高福祉国家フィンランドでも…世界的に進む人口減少の実態

教養としての「人口減少問題と社会保障」(3)なぜ少子化は止められないのか
なぜ人口減少は止まらないのか。日本の場合、合計特殊出生率の低下に加え、20~30代の女性の数自体が大幅に減っているという現状がある。さらにこの人口減少は日本だけの傾向にとどまらず、世界的にも問題となっている。それは高福祉国家フィンランドも例外ではない。いったいどういうことなのか。世界が注目するフィンランドの子育て支援制度「ネウボラ」の現状なども取り上げながら、この問題についてデータから読み解く。(2024年7月13日開催:早稲田大学Life Redesign College〈LRC〉講座より、全8話中第3話)
※司会者:川上達史(テンミニッツTV編集長)
森田朗
一般社団法人 次世代基盤政策研究所(NFI)所長・代表理事 東京大学名誉教授
収録日:2024/07/13
追加日:2024/11/12
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なぜ「やる気のある社員」が日本では6%しかいないのか?

営業の勝敗、キリンの教訓(1)やる気のない社員になる理由
ベストセラー『キリンビール高知支店の奇跡』の著者で元キリンビール副社長であった田村潤氏に、キリンでの経験と営業の勝敗を分けるポイントを聞く。田村氏がかつて高知支店に配属された1995年は、キリンビールがまさに窮地に陥っていた最中だった。当時、アサヒビールのスーパードライが市場を席捲したからだが、しかし田村氏いわく、危機の淵源は“キリンらしさ”が失われ、社員の自律性も失われてしまっていたからだという。なぜ“キリンらしさ”は失われてしまったのか。そもそも、現代の日本人はなぜ仕事への熱意を失っているのだろうか――。(全7話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
田村潤
元キリンビール株式会社代表取締役副社長 100年プランニング代表
収録日:2020/09/25
追加日:2021/01/25
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中国古代史の真実と『キングダム』…史実がわかれば物語はもっと面白い

中国春秋戦国時代と始皇帝(序)映画『キングダム』の中国史監修
映画『キングダム』の中国史監修を務める鶴間和幸氏が、中国の春秋戦国時代と始皇帝の真実をひも解くシリーズ講義。まずは中国史監修の秘話として、始皇帝が座る玉座の再現や、「版築」の土壁、「牛耕」の風景など、注意深く観ないと気づかない映画ならではのエピソードが語られる。後半では、2冊の著書『新説 始皇帝学』(カンゼン)、『始皇帝の戦争と将軍たち――秦の中華統一を支えた近臣軍団』(朝日新書)を紹介しながら、出土資料の最新成果や実際に現地を歩いた経験に基づき、歴史書『史記』の記述を読み解く醍醐味を解説する。(全9話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
鶴間和幸
学習院大学名誉教授
収録日:2026/06/16
追加日:2026/07/06
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日本の財政の「真実」をデータで徹底検証…国際機関の分析は?

日本の財政の真実を検証する(1)膨らむ借金の知られざる実態
日本の借金(債務残高)はGDPの2.4倍と先進7か国の中で突出しているが、国が持つ資産を考慮すると、見え方が大きく変わってくる。特に国際機関のデータの測り方には違いがある。債務から資産を引いたものを「純債務」というが、IMFの基準ではそれでも借金は依然として大きいものの、OECDの基準を用いると大きな問題ではなくなるという。いったいどういうことなのか。日本の財政問題について、身近な税金への問いを足掛かりに、膨らむ日本の借金の実態をデータを交えて検証する。(2026年4月24日開催:早稲田大学Life Redesign College〈LRC〉講座より、全7話中第1話)
※司会:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
宮本弘曉
一橋大学経済研究所教授
収録日:2026/04/25
追加日:2026/06/24
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ChatGPTは考えてない?…「AIの回答」の本質とは

ChatGPT~AIと人間の未来(1)ChatGPTは何ができて、何ができないか
オープンAI(マイクロソフト)の「ChatGPT」やグーグルの「Bard」は、“対話型の生成AI”と呼ばれ、私たちの質問に対して分かりやすい文章で答えてくれる。一見すると、ChatGPTも「考えて」答えを返してきているように見える。しかし、西垣通氏は、「ChatGPTは考えているとはいえない」と指摘する。普通、人間が考えるときには「意味に基づいて考える」が、ChatGPTの技術を支えるのは「パターン認識」なのである。大量のパターンを統計的に処理して、いかにも自然な文章を出力する。そのため、よくある一般的な質問にはうまく答えられるが、データが不足している個人的な質問にはなかなか答えが出てこない。それはなぜなのか。鍵となるのは「身体的経験」である。(全8話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
西垣通
東京大学名誉教授
収録日:2023/03/15
追加日:2023/05/18
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アテナイから下って…プラトンは冒頭部に何を仕掛けたか?

プラトン『ポリテイア(国家)』を読む(2)『ポリテイア』という対話篇〈上〉
『ポリテイア(国家)』は「ソクラテス対話篇」という形式で書かれている。プラトンの師ソクラテスが主人公として、他の人物と会話を行っていく中で、さまざまな問いが立てられ、読者は自ら考えを答えることが求められる。今回は対話篇の「読み方」をあらかじめ頭に入れた上で、冒頭部分を丁寧に読み解いていく。(全16話中第2話)
納富信留
東京大学大学院人文社会系研究科教授
収録日:2022/07/08
追加日:2022/11/24
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「哲学カフェ」再現講義第二弾「教養とは何か」語り尽くす

「教養とは何か」を考えてみよう(1)「あの人って教養あるよね」とは
「教養」について話すのは面はゆい。話す当人が「自分の教養を疑ってもみない」人間であるように見えてしまうからだ。そうした厚顔さは教養と相容れないものだが、その理由はどこにあるのだろう。わたしたちはどのような人に「教養」を感じるのか。前回の「『幸福とは何か』を考えてみよう」シリーズに続き、哲学講師二人が筑波大学で行われている「哲学カフェ(※)」の雰囲気のもと、教養について対話を重ねていく。(全15話中第1話) ※「哲学カフェ」:筑波大学では身近なテーマについて哲学講師を交えて話し合う「ソクラテス・サンバ・カフェ」(通称「哲学カフェ」)が毎月開かれている。中学生以上の一般市民ならだれでも参加でき、高校や中学での「出張」も行われてきた。
収録日:2020/10/26
追加日:2021/04/27
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なぜ人類は進化できたか?…5つの環境要因と脳の発達

知性の進化と科学技術文明の未来(1)ヒトは本当に賢いか
人類の進化史は約600万年。それに引き換え、産業革命以来のおよそ100年間は、あまりの超高速で環境変化が起きていると、総合研究大学院大学長の長谷川眞理子氏は言う。変化の果てに待っているのは何なのか? 多忙な日々の中、時には立ち止まって、悠久の時の流れと人類の行く末について考えてみるのはどうだろうか。(全3話中第1話)
長谷川眞理子
総合研究大学院大学名誉教授
収録日:2017/10/18
追加日:2018/01/19
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日本と世界の「神と信仰」の違いは?…そして天皇の大切な役割

仏教とキリスト教が照らし出す日本の宗教(1)神とは何か、そして天皇とは?
仏教とキリスト教を補助線に、西洋やアジアの宗教と比較しながら「日本とは何か」という根本的な問いを深く考えていくシリーズ講義。第1話では、神道を切り口にして本居宣長の『古事記伝』を引きながら「カミ」と天皇の関係について解説する。神(カミ)とは何か――人間を超越して実在性が高い一神教の「神」、同様に実在性の高い世界の古代文明の多神教の神に対し、日本の「カミ」は自然や現象に対する人間の主観的体験に根ざす曖昧模糊なものだと指摘する橋爪大三郎氏。こうした日本特有のあり方を象徴するのが、「天皇」の存在である。ではなぜ、天皇は大切なのだろうか。(2026年5月16日開催:早稲田大学Life Redesign College〈LRC〉講座より、全6話中第1話)
※司会者:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
橋爪大三郎
社会学者 東京工業大学名誉教授 大学院大学至善館教授
収録日:2026/05/16
追加日:2026/08/24
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AI大格差…なぜ日本の雇用環境では「ショックが大きい」のか?

AI大格差~最新研究による仕事と給料の未来(1)最新研究から見えてくる未来像
生成AIの台頭により、急速にかつての常識が非常識になろうとしている。この変化の波は、個人の働き方だけでなく、人生そのものを変えうる力を持っている。さらに社会をも大きく変えていくだろう。本講義シリーズでは、2024年にイタリアで開催されたG7におけるAI専門家会合に日本代表として出席した宮本弘曉氏が、その折の話も交えつつ、世界の最先端の専門家たちの研究から、AIが社会に与えるインパクトについてどのような未来が見えてくるのかを詳細に解説する。第1話では、AIが雇用を奪う懸念と新しく生まれる仕事の可能性に加え、労働市場が硬直的な日本が直面する課題について言及する。(全8話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
宮本弘曉
一橋大学経済研究所教授
収録日:2026/03/11
追加日:2026/05/18

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【10min解説】「満洲史」はタブー?…そこから見えてくる教訓とは?

編集部ラジオ2026(36)宮脇淳子先生「満洲史」講義の要点
今回の編集部ラジオでは、宮脇淳子先生の《「満洲」から考える日本とアジア》講義について解説いたしました。

「満洲」というと様々なイメージが浮かぶかもしれません。「王道楽土」「五族協和」などといった言葉を思い浮かべる方もいらっしゃることでしょう。あるいは「タブーではないか?」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。「中国東北部と呼ぶべきだ」という主張もありますし、「偽満(偽満洲国)」という名称が使われることもあります。さらに「アヘン」など歴史の裏側が強調されることもあります。

さて、実際のところはどうなのか。なぜいま「満洲」の歴史を学ぶべきなのか。実は「満洲史」を学ぶことで、現代の日本について考えるうえでの「歴史の教訓」が山のように立ち現れるのです。その点を、今回の編集部ラジオではわかりやすく紹介しています。

とりわけ、近現代の満洲について考えるうえでは、日露戦争で日本がロシアから獲得した「満洲利権」なるものが、きわめて不安定だった事実を理解しておく必要があります。それを知ることで、日本が直面した困難さも浮き彫りになってくるのですが……。

全10話の講義概要を紹介しつつ、講義理解のポイントについてお話しさせていただきました。ぜひ、講義視聴の参考にご活用いただければ幸いです。
収録日:2026/10/07
追加日:2026/10/17
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「五族協和」の真実と満洲国崩壊後の五族の悲劇…満洲人、朝鮮人、露人、蒙古人、漢人らの戦後悲史を直視せよ

「満洲」から考える日本とアジア(10)戦後の「五族」の運命
満洲国が掲げた「五族協和」は、元々、清朝で掲げられていた「五族」が元になったものだった。その後、清朝を辛亥革命で倒した中華民国が、清朝の領土はすべて継承すると「五族共和」を打ち出した。満洲国は、清朝の継承や中華民国への対抗の意味もあって「五族協和」を打ち出したのである。さらに実際には、満洲国の「五族協和」は白系ロシア人を含めた「六族協和」ともいえる状態であり、多様な民族が混在していた。しかし、終戦と満洲国の崩壊に伴い、現地に残された満洲人や漢人、ロシア人、朝鮮人らはソ連の侵攻や各国の政治的動乱に巻き込まれ、過酷な運命を辿ることとなった。最終話では、戦後を日本人だけの視点ではなく「五族」の視点で見たときに立ち現れる悲劇を直視していく。そして、未来のための歴史の学びへとつなげる重要な問題提起を行なって講義を締めくくる。(全10話中第10話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
宮脇淳子
公益財団法人東洋文庫研究員
収録日:2026/05/13
追加日:2026/10/13
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なぜ「てふてふ」が蝶々?日本語の変遷を追う…まずは万葉仮名から

文明語としての日本語の登場(1)古代日本語の復元
日本語の発音は、漢字到来以来一千年の歴史を通してどう変わってきたのか。また、なぜ日本語は「文明語」として世界に名だたる存在といえるのか。二つの疑問を解き明かす日本語学者として釘貫亨氏をお招きした。1回目は古代日本語を研究し、復元する資料として有用な万葉仮名の誕生と変遷を追っていく(全6話中第1話)。
釘貫亨
名古屋大学名誉教授
収録日:2023/12/01
追加日:2024/03/08
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トップアスリートが実践する「自分の高め方」とは…まず集中のスイッチを入れる方法は?

本番に向けた「心と身体の整え方」(1)ディテールにこだわる
世界と戦う一流アスリートは、ここまでの準備をし、このように発想し、このようなメンタルトレーニングをし、スランプや失敗とこのように向きあっている。情景が目に浮かぶような数々の逸話から、「本番での成功」「自分の向上」のための方法論を語る講義シリーズ。第1話では、アスリートたちが本番で力を発揮するために、「準備」と「本番」の2つのフェーズに分けて物事を考えていることを解説。「準備」段階ですべきは、本番の状況を細部にわたってシミュレーションしておくこと。そして、本番で「意識が散漫にならない」ように対策し、期待値をコントールできるなら、失敗の可能性を下げられるというわけだ。(全8話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
為末大
Deportare Partners代表/一般社団法人アスリートソサエティ代表理事 元陸上選手
収録日:2020/09/16
追加日:2021/01/19
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『オデュッセイア』の面白さの秘密を神話の構造から読み解く…なぜ波乱万丈の神話が人間の創作の源泉になったか

『オデュッセイア』で読み解く神話の秘密(1)物語の構造を読み解くおもしろさ
古代ギリシアの英雄叙事詩『オデュッセイア』を軸に、神話の物語の「構造」からその秘密や世界共通の要素を解き明かす本講義。「『オデュッセイア』入門」の著者である松村一男氏と沖田瑞穂氏が、『オデュッセイア』の物語構造を解き明かし、さらにインド神話など多くの物語との比較を通じて、現代に通じる人間性を解説する。『オデュッセイア』の20年にわたる冒険と家族の再会を描いたドラマは、その後の多くの物語の原型になるほどの普遍性を備えている。さらに、インド神話との比較を通じ、インド・ヨーロッパ語族に共通する神話の深層構造や独自性にも迫る。(全9話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
収録日:2026/07/27
追加日:2026/09/03
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認知症予防にはどんな食事がいいのか?鍵はビタミンDの充足

高齢者のフレイル・認知症とその予防対策(5)サルコペニア・フレイル対策
サルコペニア・フレイルに対する介入として、運動・栄養・薬の3つを挙げて解説する小川氏。健康長寿に向けた具体的なアプローチとしては、薬に頼らず、運動とタンパク質を中心とした栄養補給を組み合わせる重要性を指摘する。また、日光浴によるビタミンDの補給やバランスの良い食事が、フレイルや認知症のリスク低減に役立つという。さらに、歯と認知症の関連性を探ると、口内の健康維持が全身の若々しさと健康を守る上で不可欠であることが分かる。第5話では、加齢に伴う筋肉量の減少(サルコペニア)や、心身の働きが衰えた状態(フレイル)の対策を中心に解説する。(全6話中第5話)
小川純人
東京大学大学院医学系研究科老年病学教授
収録日:2026/05/07
追加日:2026/10/15
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満洲で「五族協和」に命を懸けた小澤征爾の父・小澤開作

小澤開作と満洲事変・日中戦争(1)少年時代の苦労と五族協和の夢
小澤開作は、彫刻家の小澤克己氏、口承文芸学者の小澤俊夫氏、指揮者の小澤征爾氏、俳優でエッセイストの小澤幹雄氏の四兄弟の父だが、実は満洲事変当時、満洲在住の日本人として「五族協和」の実現のために奮闘し、さらに日中戦争期には「日中友好」実現のためにすべてを懸けて活動した人物であった。小澤開作の行動と考えを見ていくと、昭和の日本人が何を考えていたのか、また、昭和史の真実とは何かが見えてくる。第1話は、山梨に生まれた小澤開作の「原点」を探る。「五族協和」への夢の原点には、皆で助け合わねば何もできないという「結」の考え方があった(全10話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
小澤俊夫
小澤昔ばなし研究所所長 筑波大学名誉教授
収録日:2019/10/09
追加日:2020/09/14
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教養とは…本質を捉える知、他者を感じる力、先頭に立つ勇気

現代人に必要な「教養」とは?(1)そもそも教養とは何か
「現代において教養が重要だ」とよくいわれるが、そもそも教養とは何なのか。小宮山宏氏は東京大学で学生たちにずっと言い続けてきたことが3つあるという。それは何か。長谷川眞理子氏との対談ウェビナーの中で飛び出した、痛快な教養論をお届けする。(全8話中第1話:2022年6月29日開催ウェビナー〈現代人に必要な「教養」とは?〉より)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
収録日:2022/06/29
追加日:2022/09/30
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『人間にとって教養とはなにか』に学ぶ教養と本の関係

今こそ問うべき「人間にとっての教養」(1)なぜ本を読むことが教養なのか
人は皆、他者との関わりの中で生きているが、その関わりは特定の範囲内で成立している。しかし、グローバル化が進んだ現代において、自分の日常生活の外にある「世界」はこれまで以上に広く、深くなっている。そのような広い世界では、他者と生きていくために教養が必要である。現代社会において、なぜ教養を身につけることが重要なのか。その理由を全7回の講義で解説していく。(全7話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
橋爪大三郎
社会学者 東京工業大学名誉教授 大学院大学至善館教授
収録日:2021/03/25
追加日:2021/04/29
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資本主義を哲学する…まずアダム・スミスの見えざる手と道徳感情論

資本主義の再定義…哲学で考える(1)アダム・スミスの「市場と感情」
これからの資本主義はどうなるのかを、哲学的に考えていく講義シリーズ。まず、私たちは社会全体が資本主義に覆われていると錯覚しがちだが、実際には医療や教育など資本主義に還元できないシステムが多数存在しており、資本主義はその構成要素の一つにすぎない。また、資本主義は市場経済のことで、アダム・スミスの「見えざる手」のように市場には自己調整機能が効いていると誰もが考えがちだが、それは幻想で、放っておけば機能するものではない。そこで注目すべきは、アダム・スミスが『道徳感情論』で提起した感情の問題である。いったいどういうことなのか。哲学者マルクス・ガブリエル氏の著書『倫理資本主義の時代』(ハヤカワ新書)を切り口に考えていく。(全6話中第1話)
中島隆博
東京大学東洋文化研究所教授
収録日:2026/01/21
追加日:2026/08/03
11

中国古代史の真実と『キングダム』…史実がわかれば物語はもっと面白い

中国春秋戦国時代と始皇帝(序)映画『キングダム』の中国史監修
映画『キングダム』の中国史監修を務める鶴間和幸氏が、中国の春秋戦国時代と始皇帝の真実をひも解くシリーズ講義。まずは中国史監修の秘話として、始皇帝が座る玉座の再現や、「版築」の土壁、「牛耕」の風景など、注意深く観ないと気づかない映画ならではのエピソードが語られる。後半では、2冊の著書『新説 始皇帝学』(カンゼン)、『始皇帝の戦争と将軍たち――秦の中華統一を支えた近臣軍団』(朝日新書)を紹介しながら、出土資料の最新成果や実際に現地を歩いた経験に基づき、歴史書『史記』の記述を読み解く醍醐味を解説する。(全9話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
鶴間和幸
学習院大学名誉教授
収録日:2026/06/16
追加日:2026/07/06
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日本と世界の「神と信仰」の違いは?…そして天皇の大切な役割

仏教とキリスト教が照らし出す日本の宗教(1)神とは何か、そして天皇とは?
仏教とキリスト教を補助線に、西洋やアジアの宗教と比較しながら「日本とは何か」という根本的な問いを深く考えていくシリーズ講義。第1話では、神道を切り口にして本居宣長の『古事記伝』を引きながら「カミ」と天皇の関係について解説する。神(カミ)とは何か――人間を超越して実在性が高い一神教の「神」、同様に実在性の高い世界の古代文明の多神教の神に対し、日本の「カミ」は自然や現象に対する人間の主観的体験に根ざす曖昧模糊なものだと指摘する橋爪大三郎氏。こうした日本特有のあり方を象徴するのが、「天皇」の存在である。ではなぜ、天皇は大切なのだろうか。(2026年5月16日開催:早稲田大学Life Redesign College〈LRC〉講座より、全6話中第1話)
※司会者:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
橋爪大三郎
社会学者 東京工業大学名誉教授 大学院大学至善館教授
収録日:2026/05/16
追加日:2026/08/24
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AIでは「思考の三位一体」が成立しない…考えるとは?

AI時代と人間の再定義(1)AIは思考するのか
AIは考えているのか、考えていないのか――この問いについて議論する前に、そもそも「考える」とは何なのかという大問題がある。この問題について、マルクス・ガブリエル氏は身体と結びつけて「考覚」という表現で考えている。ではAIにとって「考える」こと、思考をどう捉えればいいのか。そこで今回から「AI時代と人間の再定義」というテーマで、7回にわたって講義を進めていく。第1話では、AIと人間の思考の違いについて議論を深めていく。(2025年7月12日開催:早稲田大学Life Redesign College〈LRC〉講座より、全7話中第1話)
※司会者:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
中島隆博
東京大学東洋文化研究所教授
収録日:2025/07/12
追加日:2026/01/23
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東横インは97%が女性支配人!女性活躍のきっかけとは

東横インに学ぶ「女性活躍」の秘策(1)女性支配人が支えるホテル
日本は世界的に見ても人気のある国だが、こと「女性活躍」となると評価がぐんと下がる傾向にあり、「上場企業の6割には女性役員がいない」など不名誉なニュースも多い。そんななかにあって、支配人の97パーセントが女性というホテルチェーンがある。女性活躍のきっかけとなるエピソードを東横イン社長の黒田麻衣子氏に伺った。(全7話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
黒田麻衣子
株式会社東横イン 代表執行役社長
収録日:2020/01/17
追加日:2020/03/26
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なぜ日本の「世界史」はいびつなのか…東洋史と西洋史の違い

モンゴル帝国の世界史(1)日本の世界史教育の大問題
「世界史はモンゴル帝国から始まった」――この言葉の背景には、日本の「世界史」教育の問題点がある。そもそも日本では明治以後、戦前まで、「(ドイツから見た)西洋史」と「(漢籍ベースの)東洋史」および「国史」(日本史)の3つに分かれていた。戦後日本の世界史教育は、その文壇の影響を色濃く受けて、同時代的に世界を俯瞰することができていない。しかも、それぞれの分野で扱う歴史にも偏重がある。なぜそのようないびつな構造になってしまったのか。世界史を見る重要な視点として、13世紀に地中海文明とシナ文明をつなげたモンゴル帝国の歴史に迫る。(全7話中1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
宮脇淳子
公益財団法人東洋文庫研究員
収録日:2022/10/05
追加日:2022/12/31
16

ユダヤ人とは?なぜ差別?お金持ち?…『ユダヤ人の歴史』に学ぶ

教養としての「ユダヤ人の歴史とユダヤ教」(1)ユダヤ人とは誰のことか
ユダヤ人とはいったい誰のことなのか。ユダヤ教とはどのような宗教なのか。彼らはどんな歴史をたどってきたのか――「世界史の教養」として知っておくべき、これらの重要な問いに対して、私たち日本人にはうまく答えられないという現実があるのではないだろうか。そこで今回のシリーズ講義ではそれらに答える形で、サントリー学芸賞(2025年)、新書大賞(2026)第2位に輝いた『ユダヤ人の歴史』(中公新書)の著者・鶴見太郎氏に、著書を参照しながら分かりやすく丁寧に解説いただいた。まず第1話では、「ユダヤ人とは誰か」「ユダヤ人と世界の歴史とは」「ユダヤ教とは」という概論を解説いただく。(全9話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
鶴見太郎
東京大学大学院総合文化研究科 地域文化研究専攻 准教授
収録日:2025/12/05
追加日:2026/04/13
17

美しい形容詞の使い分け…『源氏物語』の表現を味わう

『源氏物語』を味わう(3)形容詞からの楽しみ方
『源氏物語』はストーリーだけでなく、文章にも微細な表現の妙がある。その一つが形容詞の使い方で、人物によって形容詞を使い分けている。さらに同じ光源氏でも、批判的な意味を込めたいときには使う形容詞を変えているのだ。そこで今回は「きよら」と「きよげ」という形容詞に注目し、その違いを謹訳と原文で読み解く。(全8話中第3話)
林望
作家・国文学者
収録日:2022/02/22
追加日:2022/07/04
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「使命観=パーパス」に立脚できないのは自分のエゴのせい

キリンでつかんだ「幸せになる」仕事術(1)悩みの99%は他者との関係性
いのちの電話にかかってきた内容を2万件調査したところ、その99%以上が「自分と他者との関係性」での悩みだったという。一方、あるコーヒーチェーンの話では、仕事に喜びを感じるのは、「お客さんから喜ばれる」「ほかのメンバーからリスペクトされたい」ということであった。たしかに、そもそも会社が存在できているのは、その商品を買ってもらって喜んでもらったりするなど、社会の役に立っているからである。だから、お客様のためを思って仕事をすればお客様に喜ばれ、そこに幸せを感じるはずなのだが、なぜそうならないのだろうか。なぜお客様のためを思って仕事ができないのだろうか。そこには「自分は自分、人は人」というエゴがある。会社の本来のあり方が機能しないメカニズムが、そこから生み出されてしまうのだ。(全8話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
田村潤
元キリンビール株式会社代表取締役副社長 100年プランニング代表
収録日:2022/03/30
追加日:2022/08/15
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2700年前のホメロスの叙事詩が感動を与え続ける理由

「ホメロス叙事詩」を読むために(1)ホメロスを読む
「ホメロス叙事詩」といえば、西洋古典中の古典。あまりの名高さに本棚にあっても「積ん読」してしまっている方も多いのではないだろうか。このシリーズ講義では、さまざまな勘どころ・読みどころを押さえ、日本語で読む『イリアス』『オデュッセイア』の世界を案内する。(全9話中第1話)
納富信留
東京大学大学院人文社会系研究科教授
収録日:2020/07/03
追加日:2020/08/30
20

MAGA連合に亀裂!?イラン戦争が及ぼす大統領選への影響

イラン戦争とトランプ大統領の戦争指導(3)戦争終結シナリオと大統領選挙の行方
イラン戦争の泥沼化は世界に何をもたらすのか。戦争終結には3つのシナリオが想定されているが、はたしてどうなるのか。トランプ政権の支持率低下で懸念される2026年中間選挙の行方と、MAGA連合の亀裂が露呈した2028年の大統領選挙への構造的変化、そして米中地政学的競争など、多角的な視点から今後のアメリカ、そして世界の未来を読み解く。(全3話中第3話)
東秀敏
米国大統領制兼議会制研究所(CSPC)上級フェロー
収録日:2026/03/16
追加日:2026/04/17

ランキング

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『オデュッセイア』の面白さの秘密を神話の構造から読み解く…なぜ波乱万丈の神話が人間の創作の源泉になったか

『オデュッセイア』で読み解く神話の秘密(1)物語の構造を読み解くおもしろさ
古代ギリシアの英雄叙事詩『オデュッセイア』を軸に、神話の物語の「構造」からその秘密や世界共通の要素を解き明かす本講義。「『オデュッセイア』入門」の著者である松村一男氏と沖田瑞穂氏が、『オデュッセイア』の物語構造を解き明かし、さらにインド神話など多くの物語との比較を通じて、現代に通じる人間性を解説する。『オデュッセイア』の20年にわたる冒険と家族の再会を描いたドラマは、その後の多くの物語の原型になるほどの普遍性を備えている。さらに、インド神話との比較を通じ、インド・ヨーロッパ語族に共通する神話の深層構造や独自性にも迫る。(全9話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
収録日:2026/07/27
追加日:2026/09/03
2

「満洲史」はなぜ現代日本でタブー視されるのか?…王道楽土の夢とアヘンなどの裏面から見えてくる現代への教訓

「満洲」から考える日本とアジア(1)「満洲」を知る意義とは
かつて日本と深く関わった「満洲」は、現代では自虐史観や政治的意図からタブー視されがちである。しかし、モンゴル史研究で培った視点や周辺民族の立場から光を当てることで、従来の枠組みに囚われない立体的な歴史像を提示し、地政学として「満洲」を知ることの意味を説く宮脇氏。たとえば、「満洲」という言葉の語源は、「マンジュ」という部族長の名前だったという。そのような満洲の成り立ちから、古代の地域情勢、現代の安全保障環境への通底までを俯瞰し、戦後の固定観念を排して日本の近現代史を正直に見直す重要性を提唱する。(全10話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
宮脇淳子
公益財団法人東洋文庫研究員
収録日:2026/05/13
追加日:2026/09/14
3

日本と世界の「神と信仰」の違いは?…そして天皇の大切な役割

仏教とキリスト教が照らし出す日本の宗教(1)神とは何か、そして天皇とは?
仏教とキリスト教を補助線に、西洋やアジアの宗教と比較しながら「日本とは何か」という根本的な問いを深く考えていくシリーズ講義。第1話では、神道を切り口にして本居宣長の『古事記伝』を引きながら「カミ」と天皇の関係について解説する。神(カミ)とは何か――人間を超越して実在性が高い一神教の「神」、同様に実在性の高い世界の古代文明の多神教の神に対し、日本の「カミ」は自然や現象に対する人間の主観的体験に根ざす曖昧模糊なものだと指摘する橋爪大三郎氏。こうした日本特有のあり方を象徴するのが、「天皇」の存在である。ではなぜ、天皇は大切なのだろうか。(2026年5月16日開催:早稲田大学Life Redesign College〈LRC〉講座より、全6話中第1話)
※司会者:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
橋爪大三郎
社会学者 東京工業大学名誉教授 大学院大学至善館教授
収録日:2026/05/16
追加日:2026/08/24
4

80歳まで現役でいるために大切なこと…人生100年時代の発想法

人生100年時代の「ライフシフト概論」(1)人生100年時代のインパクト
人生100年時代は「VUCAの時代」といわれる。世の中が変化し、不透明で今までどおりにはいかない大変な時代ということだが、そのような中、長くなった人生を豊かに生き抜くためには、どのような準備とマインドが必要なのだろうか。そこで必要となるのは、長くなる現役時代をどのように過ごすかの戦略だ。そのときキーワードとなるのは「アップデート」である。(全9話中第1話)
徳岡晃一郎
株式会社ライフシフト 代表取締役会長CEO 多摩大学大学院名誉教授・特任教授
収録日:2022/06/15
追加日:2022/09/10
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ユダヤ人とは?なぜ差別?お金持ち?…『ユダヤ人の歴史』に学ぶ

教養としての「ユダヤ人の歴史とユダヤ教」(1)ユダヤ人とは誰のことか
ユダヤ人とはいったい誰のことなのか。ユダヤ教とはどのような宗教なのか。彼らはどんな歴史をたどってきたのか――「世界史の教養」として知っておくべき、これらの重要な問いに対して、私たち日本人にはうまく答えられないという現実があるのではないだろうか。そこで今回のシリーズ講義ではそれらに答える形で、サントリー学芸賞(2025年)、新書大賞(2026)第2位に輝いた『ユダヤ人の歴史』(中公新書)の著者・鶴見太郎氏に、著書を参照しながら分かりやすく丁寧に解説いただいた。まず第1話では、「ユダヤ人とは誰か」「ユダヤ人と世界の歴史とは」「ユダヤ教とは」という概論を解説いただく。(全9話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
鶴見太郎
東京大学大学院総合文化研究科 地域文化研究専攻 准教授
収録日:2025/12/05
追加日:2026/04/13
6

【公開収録のご案内】鶴見太郎先生:ユダヤ人と世界史…その歴史の教訓とは

編集部ラジオ2026(31)鶴見太郎先生の「公開収録」のご案内
いつもありがとうございます。テンミニッツ・アカデミー編集長の川上達史です。

今回の編集部ラジオでは、2026年9月24日(木)19時から開催される「公開収録」=鶴見太郎先生による《ユダヤ人と世界史…その歴史の教訓とは》がもっとわかりやすくなるポイントを解説しました。

この公開収録は、ウェビナー形式でリアルタイムで講義の収録風景をそのまま配信するものです。ですから、もちろん無編集のものではありますが、逆に講義の生々しい状況をお伝えできるかと思います。

また、リアルタイムの良さは、皆様からの質問を直接、先生にお伝えして、その場でお答えいただけること。現在、事前に質問も募集しておりますので、ぜひ奮ってご参加いただければ幸いです。(事前質問は、申し込みページの下部に募集欄があります)。

さて、なぜ「ユダヤ人と世界史の関わり」をお話しいただくのか。

ユダヤ人は、ユダヤ教の特性もあって、伝統的に強固な「ユダヤ共同体」を形づくってきました。ユダヤ人が、長い歴史のなかで差別や迫害に直面してきた一つの大きな理由も、そこにありました。

そのようなユダヤ人の歴史を深く見ていくことで、「世界史の大きな流れが個人にいかなる影響を与えるのか」がとても理解しやすくなるのです。

また、個々人の幸福にとって、善かれ悪しかれ「共同体」はとても大きな役割を果たすものです。では、「国と共同体」「共同体と個人」の葛藤は、いかなる問題を引き起こすのでしょうか。そのこともユダヤ人と世界史の関係を見ていくことで、多くの気づきを得ることができます。

鶴見太郎先生のご著書『ユダヤ人の歴史』(中公新書)は大きな話題を呼びました。この公開収録講義でも、ユダヤ人と世界史の関わりのなかから、これからの歴史、社会、個人のあり方を考えるうえで貴重なヒントとなるお話をいただきます。

今回の編集部ラジオでは、そのような趣旨をお報せしつつ、前回の鶴見太郎先生の講義《教養としての「ユダヤ人の歴史とユダヤ教」》の内容から、公開収録が理解しやすくなるポイントを復習的にふりかえってみました。ぜひ、講義視聴の参考にご活用いただければ幸いです。
収録日:2026/09/02
追加日:2026/09/12
7

「講義ページ」の便利な使い方…講義テキストの出し方、各話への飛び方、再生速度

「講義ページ」と「便利機能」の使い方(1)講義ページの便利な使い方
ここでは、テンミニッツ・アカデミーの「講義ページ」や「便利機能」について、実際に画面を操作しながら説明していきます。

第1話では「講義ページ」の便利な使い方を解説します。講義ページも、「講義紹介と講義テキストを見る」ボタンと、「シリーズ」ボタン、さらに「再生速度」ボタンを使うと、より効率的に講義を楽しむことができるようになります。

◆「講義テキスト」を読みながら動画を見るには? あるいは「講義テキスト」だけを読むにはどうするか?

◆「講義シリーズ」のある話を見ていて、同シリーズ内の別の講義に飛びたくなった場合はどうするか?

◆講義動画の再生スピードを、自分の好みに変えるためにはどうするか?

などにつきまして、それぞれスマートフォン版と、PC版の画面で説明していきます。ぜひご活用の参考にご覧いただければ幸いです。
収録日:2026/08/27
追加日:2026/09/05
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なぜ「何回説明しても伝わらない」のか?鍵は認知の仕組み

何回説明しても伝わらない問題と認知科学(1)「スキーマ」問題と認知の仕組み
なぜ「何回説明しても伝わらない」という現象は起こるのか。対人コミュニケーションにおいて誰もが経験する理解や認識の行き違いだが、私たちは同じ言語を使っているのになぜすれ違うのか。この謎について、ベストセラー『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策』の著者・今井むつみ氏が認知科学の観点から解き明かす今シリーズ。まずは人間の認知がいかに有限であるかを「スキーマ」をキーワードに解説する。(全3話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV・アカデミー編集長)
今井むつみ
一般社団法人今井むつみ教育研究所代表理事 慶應義塾大学名誉教授
収録日:2025/05/12
追加日:2025/11/02
9

核DNAデータで日本人のルーツを探る…アフリカから日本まで来た行程と時期は?

核DNAからさぐる日本のルーツ(1)人類の起源と広がり
日本に現在住んでいる私たちは、いったいどこからやってきたのか。国立遺伝学研究所教授の斎藤成也氏は、DNAの研究を通して、この問いに挑んでいる。まずは、人類の起源と、彼らがどのようにして日本に来て、他の地域にも広がったのかを聞いてみよう。(全11話中第1話)
斎藤成也
国立遺伝学研究所 ゲノム・進化研究系 特任教授
収録日:2018/09/26
追加日:2019/03/23
10

テロメアの長さが「がんリスク」と「老化」のカギを握る

テロメアから考える「アンチエイジング」(1)老化とテロメアの関係
近年、老化を遅らせたり、老化した細胞を若返らせたりする「アンチエイジング」に関する科学的な研究が盛んに行われている。そのカギとなるのが「テロメア」と呼ばれる染色体の末端にある構造である。テロメアの長さと老化や疾患にはどのような関係があるのか。(全2話中第1話)
堀江重郎
順天堂大学大学院医学研究科 特任教授
収録日:2022/01/27
追加日:2022/03/24
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2700年前のホメロスの叙事詩が感動を与え続ける理由

「ホメロス叙事詩」を読むために(1)ホメロスを読む
「ホメロス叙事詩」といえば、西洋古典中の古典。あまりの名高さに本棚にあっても「積ん読」してしまっている方も多いのではないだろうか。このシリーズ講義では、さまざまな勘どころ・読みどころを押さえ、日本語で読む『イリアス』『オデュッセイア』の世界を案内する。(全9話中第1話)
納富信留
東京大学大学院人文社会系研究科教授
収録日:2020/07/03
追加日:2020/08/30
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満洲で「五族協和」に命を懸けた小澤征爾の父・小澤開作

小澤開作と満洲事変・日中戦争(1)少年時代の苦労と五族協和の夢
小澤開作は、彫刻家の小澤克己氏、口承文芸学者の小澤俊夫氏、指揮者の小澤征爾氏、俳優でエッセイストの小澤幹雄氏の四兄弟の父だが、実は満洲事変当時、満洲在住の日本人として「五族協和」の実現のために奮闘し、さらに日中戦争期には「日中友好」実現のためにすべてを懸けて活動した人物であった。小澤開作の行動と考えを見ていくと、昭和の日本人が何を考えていたのか、また、昭和史の真実とは何かが見えてくる。第1話は、山梨に生まれた小澤開作の「原点」を探る。「五族協和」への夢の原点には、皆で助け合わねば何もできないという「結」の考え方があった(全10話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
小澤俊夫
小澤昔ばなし研究所所長 筑波大学名誉教授
収録日:2019/10/09
追加日:2020/09/14
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金利が上昇した未来を10年スパンで見てみると…何が起きるか?

日本の財政の真実を検証する(3)金利上昇の深刻な影響
内閣府の分析によると、向こう10年間は債務残高が減少するものの、2035年以降は借金が急増する見込みだ。消費税を段階的に引き上げて財政を安定させる代替案もあるが、これは金利の動向に大きく左右される。現在、日本は巨額の債務を抱えているため、金利が1パーセント上昇するだけで利払い費が一気に膨れ上がる。その結果、債務残高の比率は急激に悪化してしまう。第3話では、金利上昇が財政の持続可能性に与える深刻な影響について、シミュレーションデータを用いて解説する。(2026年4月24日開催:早稲田大学Life Redesign College〈LRC〉講座より、全7話中第3話)
※司会:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
宮本弘曉
一橋大学経済研究所教授
収録日:2026/04/25
追加日:2026/07/08
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成長を促す「3つの経験」とは?経験学習の基本を学ぶ

経験学習を促すリーダーシップ(1)経験学習の基本
組織のまとめ役として、どのように接すれば部下やメンバーの成長をサポートできるか。多くの人が直面するその課題に対して、「経験学習」に着目したアプローチが有効だと松尾氏はいう。では経験学習とは何か。個人、そして集団に成長を促すための経験学習サイクルと合わせて解説する。(全4話中第1話)
松尾睦
青山学院大学 経営学部経営学科 教授
収録日:2025/06/27
追加日:2025/09/10
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AI時代にリベラルアーツがなぜ必要か…人間がやるべきこととは?

AI時代にリベラルアーツがなぜ必要か(1)AIに置き換わる仕事と人間がやる仕事
生成AIは、膨大なデータをもとに人間と同等かそれ以上の能力を持ち、業務の効率化のため私たちの予想を超える速度で進化を続けている。こうしたAI時代だからこそ、人間が自ら考え、判断する土台となるリベラルアーツ(教養)が重要となる。「人間がやるからこそ価値がある」という創造的活動は、機械には代替できないだろう。AIを使いながら、人間特有の仕事を継続していくためにはどうすればいいか。その問に答えながら、AIに置き換わる仕事と人間がやるべき仕事について解説する。(全7話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
橋爪大三郎
社会学者 東京工業大学名誉教授 大学院大学至善館教授
収録日:2026/01/16
追加日:2026/06/04
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クラシック音楽の歴史をピアノ演奏で辿る~ヴィヴァルディ四季

ピアノでたどる西洋音楽史(1)ヴィヴァルディとバッハ
西洋音楽史を、ピアノ演奏を交えながら解説いただく画期的な試み。しかし実際にピアノが楽器として確立したのは案外新しい。第1回では、なじみ深いヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲「四季」について、ピアノの音で再現しながらの解説を進めていただく。(全11話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(10MTVオピニオン編集長)
野本由紀夫
音楽学者/元玉川大学教授
収録日:2019/09/04
追加日:2019/11/01
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法華経はSFだ!…心を元気にしてくれる法華経入門

おもしろき『法華経』の世界(1)法華経はSFだ!
『法華経』といえば紀元1世紀から3世紀に成立したといわれる大乗仏教の代表的経典である。厳しい修行や哲学的思索を行う出家が中心だった当時のインド仏教に対し、誰もが平等に成仏できると説く『法華経』は画期的なものだった。鎌田東二氏は、自身のがん闘病の経験も踏まえつつ、「法華経はSFだ!」と説く。どういうことなのだろうか。(全10話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
鎌田東二
京都大学名誉教授
収録日:2025/01/27
追加日:2025/05/04
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中国古代史の真実と『キングダム』…史実がわかれば物語はもっと面白い

中国春秋戦国時代と始皇帝(序)映画『キングダム』の中国史監修
映画『キングダム』の中国史監修を務める鶴間和幸氏が、中国の春秋戦国時代と始皇帝の真実をひも解くシリーズ講義。まずは中国史監修の秘話として、始皇帝が座る玉座の再現や、「版築」の土壁、「牛耕」の風景など、注意深く観ないと気づかない映画ならではのエピソードが語られる。後半では、2冊の著書『新説 始皇帝学』(カンゼン)、『始皇帝の戦争と将軍たち――秦の中華統一を支えた近臣軍団』(朝日新書)を紹介しながら、出土資料の最新成果や実際に現地を歩いた経験に基づき、歴史書『史記』の記述を読み解く醍醐味を解説する。(全9話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
鶴間和幸
学習院大学名誉教授
収録日:2026/06/16
追加日:2026/07/06
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なぜ日本の「世界史」はいびつなのか…東洋史と西洋史の違い

モンゴル帝国の世界史(1)日本の世界史教育の大問題
「世界史はモンゴル帝国から始まった」――この言葉の背景には、日本の「世界史」教育の問題点がある。そもそも日本では明治以後、戦前まで、「(ドイツから見た)西洋史」と「(漢籍ベースの)東洋史」および「国史」(日本史)の3つに分かれていた。戦後日本の世界史教育は、その文壇の影響を色濃く受けて、同時代的に世界を俯瞰することができていない。しかも、それぞれの分野で扱う歴史にも偏重がある。なぜそのようないびつな構造になってしまったのか。世界史を見る重要な視点として、13世紀に地中海文明とシナ文明をつなげたモンゴル帝国の歴史に迫る。(全7話中1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
宮脇淳子
公益財団法人東洋文庫研究員
収録日:2022/10/05
追加日:2022/12/31
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AIでは「思考の三位一体」が成立しない…考えるとは?

AI時代と人間の再定義(1)AIは思考するのか
AIは考えているのか、考えていないのか――この問いについて議論する前に、そもそも「考える」とは何なのかという大問題がある。この問題について、マルクス・ガブリエル氏は身体と結びつけて「考覚」という表現で考えている。ではAIにとって「考える」こと、思考をどう捉えればいいのか。そこで今回から「AI時代と人間の再定義」というテーマで、7回にわたって講義を進めていく。第1話では、AIと人間の思考の違いについて議論を深めていく。(2025年7月12日開催:早稲田大学Life Redesign College〈LRC〉講座より、全7話中第1話)
※司会者:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
中島隆博
東京大学東洋文化研究所教授
収録日:2025/07/12
追加日:2026/01/23