テンミニッツTV|有識者による1話10分のオンライン講義
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GX推進とサステナビリティ経営

GX推進とサステナビリティ経営
経済性と社会課題解決の両立が持続的な企業経営において不可欠な今、脱炭素や気候変動問題を中心に、GX(グリーントランスフォーメーション)推進やサステナビリティ経営の実例から企業と社会課題をつなげる視点の獲得を目指します。
カーボンニュートラル社会でのエネルギー&デジタル戦略推進の未来像を考える

日本のエネルギー&デジタル戦略の未来像(全9話)

日本のエネルギー&デジタル戦略の未来像(全9話)

再生時間: 1:47:08
収録日:2024/02/07
追加日:2024/04/13
岡本浩
岡本浩
東京電力パワーグリッド株式会社取締役副社長執行役員最高技術責任者

ロボットの「カンブリア爆発」時代へ電動化がもたらすもの

日本のエネルギー&デジタル戦略の未来像(1)電動化で起こる「カンブリア爆発」

「カーボンニュートラル」に代表されるように、持続可能なエネルギー活用を目指す動きは世界的に加速している。特に東日本大震災以降、日本でもエネルギー問題は課題となっている。では日本は、どのようなエネルギー戦略を構築してい...
再生時間:14:53
追加日:2024/04/13

カーボンニュートラル社会に必要な「発想の逆転」とは

日本のエネルギー&デジタル戦略の未来像(2)電力の需給バランス

これからの社会では、電力化の進展によるモビリティやロボットの「カンブリア爆発」によって、電力の消費量も増えていくことも予想される。そのような社会を支える電力をいかにサステナブルに供給するかが重要な課題となるが、現在の...
再生時間:12:52
追加日:2024/04/20

日本は再エネが難しい!?再エネ比率が高い国との相違点

日本のエネルギー&デジタル戦略の未来像(3)電力の部分最適と全体最適

サステナブルな電力の供給と消費が求められる現代社会。太陽光発電のように電力の生産拠点が多元化する中で、それぞれの電力需給と国全体の電力需給のバランス調整が喫緊の課題となっている。実はヨーロッパなどの「再エネ比率」が高...
再生時間:12:12
追加日:2024/04/27

生成AIの規模拡大で急増する世界的エネルギー事情

日本のエネルギー&デジタル戦略の未来像(4)エネルギーにおける「神経と血管」

AI技術の急速な発展と需要の拡大で、これからさらに世界的に電力消費が増えていくことが予想される。デジタルインフラを支える電力がますます必要とされる中で、カーボンニュートラルなエネルギー供給をいかにして安定的に行うかがこ...
再生時間:14:45
追加日:2024/05/04

時空間を自由に移動!分散化で期待される電力消費の冗長性

日本のエネルギー&デジタル戦略の未来像(5)デジタルインフラと電力のこれから

人体における神経と血管の相互補完関係のような、デジタルインフラと電力供給網の密接な関係はいかに構築できるのか。既存の電力設備を活用する最もシンプルな方法や、消費者の近くに点在するデータセンターを活用した、分散型の新し...
再生時間:11:37
追加日:2024/05/11

EVが電気を運ぶ…モビリティの変化と非常時のレジリエンス

日本のエネルギー&デジタル戦略の未来像(6)モビリティとエネルギーの融合

現在、電気自動車(EV)の開発、普及が急速に進んでいる。それはつまり、道路上で車が電気を運んでいるということを意味する。これからのサステナブルな電力供給を考える上で、この状況は重要な意味を持っている。リアル空間のモビリ...
再生時間:10:28
追加日:2024/05/18

地域間の不均衡解消、電力移動を可能にする「3つの階層」

日本のエネルギー&デジタル戦略の未来像(7)電力供給の「3つの階層」

カーボンニュートラルな再生可能エネルギーを生み出す技術は、すでに確立されつつある。問題は、それをいかにして社会に実装し、使用率を高めるかである。分散型の電力供給が前提となる中で、地域間や消費者間の電力移動を可能にする...
再生時間:09:54
追加日:2024/05/25

地熱、洋上、潮汐…地理的特性を生かした発電方法の可能性

日本のエネルギー&デジタル戦略の未来像(8)グローバル連携と洋上、地熱

世界的な課題であるエネルギー問題を解決するため、日本国内でサステナブルな電力を無駄なく運用するというローカル的な考え方とともに、グローバルに世界連携をつくるということを考える必要がある。そこで今回の講義では、光ファイ...
再生時間:13:04
追加日:2024/06/01

営農型太陽光発電…これからの電力と農業のあり方を考える

日本のエネルギー&デジタル戦略の未来像(9)農業と太陽光発電

カーボンニュートラルな発電法としてなじみ深いのが太陽光発電だが、山林や田畑を切り崩して太陽光パネルを設置することへの批判もある。しかし、農地の屋根として太陽光パネルを活用することで、環境にも農業にも有益な運用が可能に...
再生時間:07:23
追加日:2024/06/08
再生可能エネルギーにより日本が「資源自給国家」を目指すためのロードマップを押さえる

再生可能エネルギー大国・日本への道(全2話)

再生可能エネルギー大国・日本への道(全2話)

再生時間: 16:49
収録日:2022/12/08
追加日:2023/01/01
小宮山宏
小宮山宏
東京大学第28代総長

「農業・林業+ソーラー発電」で電力は十分にまかなえる

再生可能エネルギー大国・日本への道(1)資源自給国家への具体策

日本が「資源自給国家」になるのは、歴史の必然である。人類文明は、鉄や銅の鉱山から都市鉱山へ、化石資源から再生可能エネルギーへと転換する局面を迎えているからだ。忘れてならないのは、原子力発電は過渡期における存在に過ぎな...
再生時間:08:42
追加日:2023/01/01

今ある技術で日本は十分に「資源自給国家」になれる

再生可能エネルギー大国・日本への道(2)今の技術で実現可能

再生エネルギーで十分な量の電力が確保できることは分かった。安定性の担保という問題に対しても、新旧の電池で十分に対応可能である。今の技術で、日本は「資源自給大国」に十分なれるのである。残るは、規制緩和や投資による実行の...
再生時間:08:07
追加日:2023/01/01
近年注目を集める「カーボンニュートラル経営」の概要と実例に学ぶ

武器としての「カーボンニュートラル経営」(全4話)

武器としての「カーボンニュートラル経営」(全4話)

再生時間: 1:05:32
収録日:2022/07/12
追加日:2022/10/10
夫馬賢治
夫馬賢治
株式会社ニューラル代表取締役CEO

カーボンニュートラル競争のゴールはコストを下げ切ること

武器としての「カーボンニュートラル経営」(1)カーボンニュートラルと日本の実状

近年、環境問題への意識や気候変動への危機感が高まる中、注目を集めているのが「カーボンニュートラル」経営だ。CO2の排出量削減に関するこの取り組みの一つとして、モノを循環させる「サーキュラーエコノミー」という概念が浸透して...
再生時間:14:38
追加日:2022/10/10

“捨てる”に活路、ニッコーのサーキュラーエコノミー

武器としての「カーボンニュートラル経営」(2)ニッコーのサーキュラーエコノミー

世界的に脱炭素社会の実現に向けた取り組みが進む中、大きく出遅れている日本だが、画期的なアプローチをしている企業がある。その一つとして、まず石川県の会社「ニッコー」によるサーキュラーエコノミーの取り組みを紹介する。注目...
再生時間:17:28
追加日:2022/10/17

地産地消で再建、コープさっぽろのカーボンニュートラル

武器としての「カーボンニュートラル経営」(3)コープさっぽろの地産地消

カーボンニュートラルを実現するためには全ての企業、すなわち生産から小売まであらゆるプレイヤーが例外ではない。その中で今回取り上げるのは、経営危機から見事に再建を果たした「コープさっぽろ」だ。「日本の食糧庫」といわれる...
再生時間:14:59
追加日:2022/10/24

今治タオルのIKEUCHI ORGANICに学ぶ深い経営哲学

武器としての「カーボンニュートラル経営」(4)IKEUCHI ORGANICの経営哲学

近年その重要性が叫ばれるようになったカーボンニュートラル。その潮流の中、これまでの活動が再評価されてきているのが、今治タオルメーカーのIKEUCHI ORGANIC(イケウチオーガニック)である。オーガニックを活用して自社ブランド化...
再生時間:18:27
追加日:2022/10/31
気候変動問題における社会や企業の対応を学ぶ

気候変動問題から考えるSDGs(全2話)

気候変動問題から考えるSDGs(全2話)

再生時間: 16:45
収録日:2022/04/07
追加日:2022/06/06
伊藤元重
伊藤元重
東京大学名誉教授

「グリーンディール」にみる気候変動対策の経済的価値

気候変動問題から考えるSDGs(1)COP26と認識の変化

地球規模の問題といえば、エネルギー消費による気候変動が筆頭に上がる。従来、気候変動問題は供給サイドの脱炭素化が主な対策だったが、現在では需要サイドや社会全体の行動変容が求められるようになった。グリーン・ファイナンスや...
再生時間:09:05
追加日:2022/06/06

「スコープ3」に注目、大手企業が取り組む気候変動対策

気候変動問題から考えるSDGs(2)「スコープ3」への取り組み

気候変動対策ではグリーン・ファイナンスやコーポレートガバナンスが主流だったが、企業の対応として注目されているのが「スコープ3」である。サプライチェーン全体の排出量を抑えていく姿勢は、企業や投資家などからの社会的信頼性を...
再生時間:07:40
追加日:2022/06/13
資本主義の原理を活用した社会課題解決策・ESG投資の考え方を理解する

ESG投資の現状と課題(全3話)

ESG投資の現状と課題(全3話)

再生時間: 37:30
収録日:2022/07/12
追加日:2022/11/07
夫馬賢治
夫馬賢治
株式会社ニューラル代表取締役CEO

なぜ「脱成長」は解決策にならないか…ESG投資の可能性

ESG投資の現状と課題(1)資本主義とサステナブルファイナンス

地球環境の保護、気候変動への対処は、いまや世界共通の課題である。産業革命以降、温室効果ガスの排出量は顕著に増えたが、その要因に資本主義が挙げられている。では私たちは、産業革命以前の社会に戻るべきなのだろうか。それとも…...
再生時間:09:44
追加日:2022/11/07

注目の「デカップリング」、経済成長と脱炭素は両立可能か

ESG投資の現状と課題(2)デカップリングと機関投資家

今、「デカップリング」の議論が世界中で起こっている。経済成長を実際に起こしながら、温室効果ガスの排出量を減らす、すなわちカーボンニュートラル型に持っていくということだが、果たしてそれは可能なのか。どうすれば、経済成長...
再生時間:11:45
追加日:2022/11/14

「気候変動を止める」、長期投資家が果たす大事な役割

ESG投資の現状と課題(3)長期投資家の役割と資本主義の今後

機関投資家の最も強力なプレーヤーは誰かというと、「年金」と「保険」である。長期投資家として、ESG投資の重要性を認知することで投資手法も変わってくる。将来を見据えた気候変動対策が世界的課題となった今、その長期的な視座はま...
再生時間:16:01
追加日:2022/11/21
世界が抱える危機と気候変動問題との深刻な関係を捉える

「危機の時代」の気候変動(全6話)

「危機の時代」の気候変動(全6話)

再生時間: 1:05:33
収録日:2022/02/16
追加日:2022/04/07
小原雅博
小原雅博
東京大学名誉教授

世界が抱える「3つの危機」と気候変動の深刻な関係

「危機の時代」の気候変動(1)3つの危機とCOP26の成果

世界は今、3つの危機の中にある。その一つが「グローバルな危機」で、中でもCO2などの温室効果ガスによる「気候変動」が世界共通の問題となって久しい。2021年に開かれたCOP26でも、「今後、気温上昇幅を1.5度以内に抑える必要がある...
再生時間:13:37
追加日:2022/04/07

拡大する世界炭素市場、日本が抱える難題とは

「危機の時代」の気候変動(2)CO2排出削減かオフセットか

現在CO2排出削減に向けて、各国がさまざまな取り組みを行っている。主なものは、排出枠の取引といった制度、電気自動車への移行、さらに再生可能エネルギーへの転換などだが、世界炭素市場が拡大する中、日本はいくつかの難題を抱えて...
再生時間:09:52
追加日:2022/04/14

CO2排出削減へ技術革新の二本柱は「EVと水素」

「危機の時代」の気候変動(3)技術革新とEVの普及

CO2排出削減の重要なカギを握るのが技術革新である。その大きな柱として挙げられるのが「電気自動車(EV)への転換」と「燃料としての水素の活用」の2つだ。日本はこれまで“カイゼン”を得意とし、技術改良を進めてきたが、今ドラステ...
再生時間:09:05
追加日:2022/04/21

最大100億ドル追加、途上国への支援で注意すべきこと

「危機の時代」の気候変動(4)投資と途上国支援

CO2排出削減への努力として柱となるのは、投資と途上国支援である。現段階でCO2排出量の大きいのは途上国であり、これらの国々にCO2排出削減を促すためにはさまざまな支援が必要となる。さらに、もう一つ大きなテーマとして「排出権取...
再生時間:06:27
追加日:2022/04/28

ロシアの天然ガスが鍵?地政学と絡むエネルギーの安定供給

「危機の時代」の気候変動(5)ネットゼロと地政学的駆け引き

COP26でも各国が「ネットゼロ」を表明し、動き出している。だが、これは実に遠い目標であり、各国がネットゼロにどの程度インセンティブをもって取り組むのかについては疑念が残る状態である。さらに大国間における地政学の駆け引きも...
再生時間:10:36
追加日:2022/05/05

「エネルギー危機」問題につきまとう理想と現実のジレンマ

「危機の時代」の気候変動(6)エネルギーの安定供給のために

各国が化石燃料から再生可能エネルギーに移行する中で立ちはだかるのは、電力の安定供給をどのように担保するかという問題である。特にエネルギー価格の高騰など世界が危機に瀕した時に、その問題は顕わになる。再生可能エネルギーへ...
再生時間:15:56
追加日:2022/05/12
自然エネルギー活用の世界的潮流とその可能性を理解する

エネルギー問題と世界の潮流を読む(全2話)

エネルギー問題と世界の潮流を読む(全2話)

再生時間: 20:48
収録日:2021/07/30
追加日:2021/09/21
小宮山宏
小宮山宏
東京大学第28代総長

エネルギー問題の解決策…再生可能エネルギーの「大変化」

エネルギー問題と世界の潮流を読む(1)加速する再生可能エネルギー化

エネルギー問題は20世紀後半以降の世界を騒がせてきたが、いつまでもオイルショック時代の認識は通用しない。環境への意識が世界的に高まる中、再生可能エネルギー技術は長足の進歩を遂げ、すでにコストでは化石資源を逆転している。...
再生時間:09:23
追加日:2021/09/21

2050年、ネットゼロ&再生可能エネルギー自給国家へ

エネルギー問題と世界の潮流を読む(2)日本はエネルギー自給国を目指せ

自然エネルギーの特徴は、ほとんどが太陽光に由来することだ。幸いにも地球上に降り注ぐ太陽光は、人類が必要とするエネルギー総量の1万倍に達する。上手にエネルギーに変換し、輸送する技術が確立していけば、2050年のネットゼロはも...
再生時間:11:25
追加日:2021/09/21
EV分野における新技術を活用した今後の産業のあり方をイメージする

カーボンニュートラル革命と日本の未来(全3話)

カーボンニュートラル革命と日本の未来(全3話)

再生時間: 29:08
収録日:2021/07/30
追加日:2021/08/27
猪瀬直樹
猪瀬直樹
作家

カーボンニュートラル革命が今、ビジネス世界で起きている

カーボンニュートラル革命と日本の未来(1)EVの普及と日本の現実

今や環境問題は国際的に取り組むべき課題となっており、カーボンニュートラルの実現に向けた各国の動きが注目されている。その取り組みの一つとして、従来のガソリン車よりCO2排出量を大幅に削減できるEV(電気自動車)への移行がある...
再生時間:09:46
追加日:2021/08/27

日本のEV普及はなぜ遅れた?トヨタが踏み切れなかった理由

カーボンニュートラル革命と日本の未来(2)取り残される日本の自動車産業

巨大な自動車産業を抱える日本において、EVの普及が遅れている。なぜトヨタはEVに踏み切るのが遅れてしまったのか。そこには、トヨタだけではなく、われわれ消費者側の環境意識にも原因がある。企業においても、環境へ配慮した取り組...
再生時間:08:18
追加日:2021/09/03

産業革命以来の新しい産業革命が到来、必要なのは意識革命

カーボンニュートラル革命と日本の未来(3)クルマの概念と環境意識を変える

電気自動車の優れた点は、CO2排出量の削減にとどまらない。実際にテスラのEVに乗ってみると、クルマの概念を変えるさまざまな違いに気づかされる。避けられないEV化の流れの中で日本の課題は、自動車産業が抱える雇用の問題と、遅れた...
再生時間:11:04
追加日:2021/09/10
低炭素社会の実現に向けた省エネの推進や再生可能エネルギーの活用について理解する

持続可能で明るい低炭素社会(全4話)

持続可能で明るい低炭素社会(全4話)

再生時間: 38:53
収録日:2015/06/23
追加日:2015/07/27
小宮山宏
小宮山宏
東京大学第28代総長

溶ける氷河、沈む島―温暖化対策の鍵の一つは「飽和」

持続可能で明るい低炭素社会(1)転換期の「飽和」

「低炭素化」社会が、いよいよ経済的にも視野に入ってきたと、株式会社三菱総合研究所理事長で科学技術振興機構低炭素社会戦略センター長・小宮山宏氏は語る。その際のキーワードは「飽和」だ。一体何が飽和したのか。なぜ飽和の時代...
再生時間:11:40
追加日:2015/07/27

「日々の暮らし」の省エネ世界一を実現しよう!

持続可能で明るい低炭素社会(2)目指せ省エネ世界一

「私たちが実現すべきは、日々の暮らしの省エネ世界一だ」と、株式会社三菱総合研究所理事長で科学技術振興機構低炭素社会戦略センター長・小宮山宏氏は主張する。それはなぜか。どのように省エネを進めていけばよいのか。(2015...
再生時間:10:08
追加日:2015/07/27

量も十分、もっと安くなる再生可能エネルギー

持続可能で明るい低炭素社会(3)再生可能エネルギーの時代

太陽光発電、風力発電、地熱発電。再生可能エネルギーがいいことは分かっている。「でも価格が高いし、供給量が不安定」。そう思っている人は多いだろう。だが、実はそれは全く誤った先入観だと、株式会社三菱総合研究所理事長で科学...
再生時間:08:56
追加日:2015/07/30

トランジション・マネジメントのために「知の見える化」を

持続可能で明るい低炭素社会(4)知の構造化と見える化

産業革命以降、急速に拡大した工業化は世界の9割に浸透し、人工物飽和の時代がやってくる。しかし、「人工物の飽和は、希望」だというのが、株式会社三菱総合研究所理事長で科学技術振興機構低炭素社会戦略センター長・小宮山宏氏の...
再生時間:08:09
追加日:2015/07/30
世界中で急速に普及しつつある自然エネルギーの実態とその背景について学ぶ

加速する自然エネルギーの拡大(全2話)

加速する自然エネルギーの拡大(全2話)

再生時間: 29:23
収録日:2015/12/25
追加日:2016/03/21
飯田哲也
飯田哲也
特定非営利活動法人 環境エネルギー政策研究所 所長

世界の発電トレンドは「自然エネルギー100%」

加速する自然エネルギーの拡大(1)世界的構造変化の背景

エネルギー分野において世界的な構造変化が起こっている今、私たち日本の消費者は、新エネルギー時代にどう向かっていくべきなのか? 認定NPO法人 環境エネルギー政策研究所所長・飯田哲也氏が、世界中で急速に普及しつつある自然...
再生時間:13:22
追加日:2016/03/21

デンマークは30年かけて日本型の発電から分散型発電へ

加速する自然エネルギーの拡大(2)地産地所有と地域創生

エネルギー分野でのグローバルな構造変化を先導しているのは、デンマークをはじめとする北欧諸国だという。デンマークが行ってきた取り組みを「地産地所有」と呼んで、自然エネルギーの普及とともに重要なことだと語る特定非営利活動...
再生時間:16:01
追加日:2016/03/28
気候変動のメカニズムを検証し、その対応について理解する

異常気象と気候変動・地球温暖化(全7話)

異常気象と気候変動・地球温暖化(全7話)

再生時間: 1:00:31
収録日:2019/03/26
追加日:2019/05/25
中村尚
中村尚
東京大学 先端科学技術研究センター 教授

近年、なぜ異常気象の連鎖が起こっているのか

異常気象と気候変動・地球温暖化(1)異常気象の背景

異常気象の原因を理解するには、地球温暖化という長期的な気候変化の傾向と、年ごとの激しい気候変動との、両方を理解する必要がある。それは、この2つの影響が重なったときに異常気象が発生するからである。(全7話中第1話)
再生時間:09:34
追加日:2019/05/25

地球温暖化は温室効果が強まることで起こっている

異常気象と気候変動・地球温暖化(2)温室効果とは

地球温暖化を論じるには、まず温室効果について理解をしなければいけない。地球温暖化は温室効果の急速な強化によって引き起こされているからだ。では温室効果とはどのようなもので、温室効果ガスの人為的排出はどのくらい地球温暖化...
再生時間:09:52
追加日:2019/05/25

エアロゾルが気候にもたらす多様な影響

異常気象と気候変動・地球温暖化(3)エアロゾルの影響

過去の気候を再現する、あるいは将来の気候を予測する際、「エアロゾル」と呼ばれる大気中の微粒子の効果が、再現・予測のばらつきを意味する不確実性をもたらすという。エアロゾルはどのようなメカニズムで、どのような影響を気候に...
再生時間:06:30
追加日:2019/05/25

21世紀末の地球の気温と降水量を予測する

異常気象と気候変動・地球温暖化(4)将来の気候シナリオ

地球温暖化がどのように進展するかは、人間社会がどの程度温室効果ガスの排出を抑制できるかに大きく依存する。そうした中での気候科学者の役割とは、いくつかの場合に分けた気候の将来シナリオを提示して、社会が選択を行うための材...
再生時間:06:36
追加日:2019/05/25

地球温暖化を加速・増幅させる2つのフィードバック過程

異常気象と気候変動・地球温暖化(5)温暖化増幅の過程

一度温暖化が進んでしまうと、温暖化を加速・増幅させるフィードバック過程が、気候システム内で次々と起こってしまう。このような悪循環は、氷雪の溶解による温暖化の加速と温暖化による温室効果ガスのさらなる増加という、2つのメカ...
再生時間:06:30
追加日:2019/05/25

豪雨や強力な台風を増加させる日本近海の海水の温暖化

異常気象と気候変動・地球温暖化(6)極端な気候現象

地球温暖化は今後も進展していくが、それに伴って極端な気候現象が世界各地で起こると予測できる。近年の九州北部豪雨や日本に上陸する台風の強力化は、その一例として説明することができる。(全7話中第6話)
再生時間:10:29
追加日:2019/05/25

地球温暖化の加速・減速をもたらす長期気候変動

異常気象と気候変動・地球温暖化(7)長期的な気候変動

地球温暖化には加速期と減速期があり、これを生み出すような長期的な気候変動も、天候のベースを決めているといえる。そのような長期的な気候変動にはどのようなものがあるのか。また、日本にどのような影響を及ぼすのか。(全7話中第...
再生時間:11:00
追加日:2019/05/25
森と都市の循環型社会を実現するための基本的な考え方とアプローチを知る

森と都市の共生~木材活用の豊かな社会(全8話)

森と都市の共生~木材活用の豊かな社会(全8話)

再生時間: 1:20:02
収録日:2015/11/19
追加日:2016/04/07
腰原幹雄
腰原幹雄
東京大学生産技術研究所 教授

木を伐ってもいいの? 森林保護の基本を知ろう!

森と都市の共生~木材活用の豊かな社会(1)山の森林と都市の森林

木質構造学を専門とする東京大学生産技術研究所教授・腰原幹雄氏が「森と都市の共生」をテーマに、木という素材、木造建築について語る。木の本質や木を取り巻く環境、社会の実態を知ると、「森林保護のために木は伐ってはいけない」...
再生時間:11:51
追加日:2016/04/07

木の問題は採算性より「おまけ」の精神が解決の鍵!

森と都市の共生~木材活用の豊かな社会(2)「地産都消」で木を生かす

木質構造学が専門の東京大学生産技術研究所教授・腰原幹雄氏が「森と都市の共生」をテーマに木と木造建築を語る。「木はもうからない」というのが定説だが、見方を一つ変えれば、木の新しい価値観が浮かび上がってくる。木造建築の新...
再生時間:09:04
追加日:2016/04/14

正倉院もツーバイフォーも同じ?「伝統工法」とは

森と都市の共生~木材活用の豊かな社会(3)伝統木造と現代の工法の共通点

東京大学生産技術研究所教授・腰原幹雄氏が解説する「伝統木造ってなんだ?」。多様すぎてまとまりのない「木造」のイメージを、腰原氏が分かりやすく整理。見えてきたのは、伝統木造と現代の工法の意外な共通点だった。(2015年...
再生時間:09:33
追加日:2016/04/21

木はレンガと一緒――このやわらか発想が鍵!

森と都市の共生~木材活用の豊かな社会(4)西欧で木造建築が進化する理由

東京大学生産技術研究所教授・腰原幹雄氏による、木造建築を知り・考えるシリーズ講話第4話目。今回は、多くの足かせゆえに、なかなか木造の可能性を広げられない日本と、どんどん高層の木造建築を建てている西欧の違いについて考え...
再生時間:11:05
追加日:2016/04/28

都市の景観にマッチした木造ビルへのチャレンジ

森と都市の共生~木材活用の豊かな社会(5)都市木造の実際

木造建築の歴史は古いが、都市木造は始まったばかりの試みだ。木という素材と向き合い、現代の価値観から見つめ直すことで、木を使った魅力的な建築が生まれるのではないだろうか。都市木造を推進する東京大学生産技術研究所教授・腰...
再生時間:11:29
追加日:2016/05/05

建築はみんなのお祭り、素人も手を出せるのが木造の魅力

森と都市の共生~木材活用の豊かな社会(6)都市木造の街並に向けて

2000年から始まった都市木造の取り組みだが、現実にはまだ一部の人にしか知られていない。木の香りと手触りを身近に取り戻せば、私たちの暮らしはどんなに変わるだろう。東京大学生産技術研究所教授・腰原幹雄氏に、都市木造を啓...
再生時間:08:10
追加日:2016/05/12

木の香りが癒してくれる「やわらかスギ」はいかが?

森と都市の共生~木材活用の豊かな社会(7)いろいろな木をいろいろに使う

これまでの木造建築では、山から木を選ぶことが重要とされてきた。しかし、東京大学生産技術研究所教授・腰原幹雄氏が理事長を務めるNPO法人「team Timberize」では、「いろいろな木をいろいろに使う」ことを活動の...
再生時間:12:53
追加日:2016/05/19

自分たちの手でメンテナンスできる木造ビルの魅力

森と都市の共生~木材活用の豊かな社会(8)山の価値観、都市の価値観

かつて「割り箸」論争があった。「割り箸は森林破壊だ」という主張と「割り箸は森林資源の有効活用だ。」という主張の対立である。論争は決着を見ないまま、中国産輸入割り箸に取って代わられている。経済性がものを言ったわけである...
再生時間:05:57
追加日:2016/05/26