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「養子」の検索結果

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最大の危機は、成長のための自由な議論ができないこと

激動する世界情勢と日本(10)成長戦略への10の提言

千葉商科大学学長・島田晴雄氏が、これまでの議論を踏まえ、日本の異次元的成長戦略のため、10の提言を行う。自然エネルギーや農業、雇用、医療など幅広い分野にわたり、日本はまだまだ可能性を持っているのに、そのための議...
収録日:2016/01/26
追加日:2016/05/23
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

ジョブズがパロアルト研究所で気づいた「パソコンの未来」

スティーブ・ジョブズの成功哲学(2)ジョブズの略歴〈上〉

20歳の若さでアップルを創業したスティーブ・ジョブズだったが、30歳のときに自分がつくった会社をクビになってしまう。養子であることがジョブズの思想に与えた影響や、スティーブ・ウォズニアックとの出会いなど、アップル追...
収録日:2022/03/15
追加日:2022/04/30
桑原晃弥
経済・経営ジャーナリスト

長州藩と薩摩藩、越前藩の間にあった決定的な違いとは?

幕末長州~松下村塾と革命の志士たち(04)幕府とラジカルな長州藩

なぜ長州藩は強大な力を蓄えることができたのか。その背景を考える上で大事な視点がある。それは、幕府との関係性である。本編では、薩摩藩、越前藩との決定的な違いから長州藩が幕末に雄藩となった背景を読み解く。(シリーズ...
収録日:2014/12/15
追加日:2015/01/25
山内昌之
東京大学名誉教授

日本は外国に比べ、施設で暮らす子どもが多すぎる!

ヒューマン・ライツ・ウォッチ(3)子どもの人権問題

日本の人権状況は世界約200カ国の中ではいい方だが、日本政府は人権問題に何も対応していないと考える国も多いと、「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」日本代表・土井香苗氏は指摘する。2014年の調査報告書『夢がもてない─...
収録日:2016/03/03
追加日:2016/06/26
土井香苗
国際 NGO ヒューマン・ライツ・ウォッチ 日本代表

日本の「ファミリービジネス」は世界的に見ても優秀?

ファミリービジネスとAI(2)ハイパフォーマンスの理由

世界の優良企業の3割以上を占め、高いパフォーマンスを示しているファミリー企業だが、日本の場合、ある点で他国のファミリー企業とは異なる性格を持つ。東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授の柳川範之氏が、知られざる...
収録日:2016/07/25
追加日:2016/09/30
柳川範之
東京大学大学院経済学研究科・経済学部 教授

スティーブ・ジョブズは何がすごい?その生涯、発想、経営

スティーブ・ジョブズの成功哲学(1)世界を変えたジョブズの革命

アップルの創始者として知られるスティーブ・ジョブズは、斬新な製品で人びとの価値観を大きく変え、GAFAの経営者たちにも多大なる影響を与えた。ではジョブズはいったい何をどう変えたのか。彼の生涯、その偉業を中心に解説を...
収録日:2022/03/15
追加日:2022/04/23
桑原晃弥
経済・経営ジャーナリスト

徳川秀忠によるライバルの排除が家光の地位を安泰にした

将軍家光のリーダーシップ(3)ライバルの排除

3代将軍家光によって、徳川幕府は盤石の存在となり、その後250年続く統治システムを整備する。しかし、その前に家光は彼の前に立ちはだかるライバルを排除する必要があった。ここでは家光のライバルたちの運命と、その後の...
収録日:2015/06/30
追加日:2015/07/30
山内昌之
東京大学名誉教授

本能寺の変はなぜ6月2日だったか…四国攻撃軍と明智光秀

織田信長と足利義昭~検証・本能寺の変(7)派閥解体

天正十(1582)年、織田信長にとって天下統一の最終段階が来ていた。三男の信孝を三好康長の養子として讃岐国主とし、康長は阿波国主とする方針を記した朱印状の中で、信長は自ら淡路に出向くと書いている。六月四日に予定され...
収録日:2018/10/29
追加日:2019/03/15
藤田達生
三重大学教育学部教授

本能寺の変直前の派閥の「三層構造」

織田信長と足利義昭~検証・本能寺の変(8)結び~中世と近世の相克~

「事件史」や「人物史」として語られることが多かった本能寺の変だが、それでは本質的な見方にならないことをこれまで7回に分けて伝えてきた。これは織田政権の持っていた矛盾が臨界点に達して爆発したものである。織田政権の本...
収録日:2018/10/29
追加日:2019/03/22
藤田達生
三重大学教育学部教授

江戸史でいえば「文化・文政」時代のような現代日本

ローマ史と江戸史で読み解く国家の盛衰(8)現代日本の問題

 組織の発展を考えるため、ローマ史と江戸時代史を参照してきた本シリーズだが、最終回はそれらを踏まえて、現代日本について語っていただく場とした。江戸史でいえば「文化・文政」時代のようだというが、ローマ史ではどうか...
収録日:2019/08/06
追加日:2020/02/06

11代将軍・徳川家斉が50年もの長期政権を築けた理由

徳川将軍と江戸幕府~徳川家斉(1)家斉が長期政権を維持できた理由

江戸幕府11代将軍・徳川家斉は約50年にわたる安定した長期政権を築いた。その要因として、山内昌之氏は4つの点を挙げる。中でも注目したいのは、「自分の血(子ども)を全国に行きわたらせた」点である。このようなことを行った...
収録日:2020/12/14
追加日:2023/07/26
山内昌之
東京大学名誉教授

部下を育てるには、まず佐藤一斎に学べ!

重職心得箇条~管理職は何をなすべきか(1)時代に請われ、時代に応えた佐藤一斎

東洋思想研究者・田口佳史氏は、名臣のフォロワーシップがあってこそリーダーシップが発揮されるにもかかわらず、今の日本には臣下の人材育成が不足していると言う。そこで、田口氏が注目したのが佐藤一斎とその書『重職心得箇...
収録日:2015/12/22
追加日:2016/04/04
田口佳史
東洋思想研究家

明智光秀の家系図から読み解く人間関係

織田信長と足利義昭~検証・本能寺の変(4)信長の西国御出馬その2

系図は一族代々の系統を書き表すもので、封建社会では特に重んじられていた。では明智光秀の系図はどのようなものなのか。本能寺の変の真実に迫るべく、二つの図を参照しながら、光秀をめぐる人間関係、そして当時の織田家にお...
収録日:2018/10/29
追加日:2019/02/22
藤田達生
三重大学教育学部教授

兵の動員、鎧や具足、馬…戦国時代の合戦準備の実状とは

戦国大名の外交、その舞台裏(8)同盟の破棄と開戦:後編

大名同士の領地争いの際、国衆はしばしば両方の大名に服属した。こうした「両属」は争いを回避する有効な手段であった。しかし情勢が変わり、両属が困難になると、国衆の動きが本格的な戦争開始を決定づける要因にもなった。戦...
収録日:2019/06/13
追加日:2020/02/26
丸島和洋
東京都市大学共通教育部 人文・社会科学系 教授

アマゾンとグーグル創業者が疾走した世界最大・最強への道

続・シリコンバレー物語~創業者群像と課題(3)ベゾスとペイジ&ブリン

創業者群像の第3話では、アマゾンのジェフ・ベゾス氏、グーグルのラリー・ペイジ氏とセルゲイ・ブリン氏を紹介していく。「アマゾン・エフェクト」を及ぼして既存の小売業を消滅させるアマゾンの商法の原動力はどこにあるのか。...
収録日:2021/07/20
追加日:2022/05/24
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

なぜ将軍家慶は忌み嫌っていた斉昭の子をかわいがったのか

徳川将軍と江戸幕府~家慶と烈公斉昭(3)家慶と斉昭の歪な関係性

優秀な政治家だと思われた水戸の徳川斉昭を、徳川家慶は幕府から外す決断をする。厳しい倹約政策を行いすぎた斉昭に圧力がかかったわけだが、斉昭が引退を迫られたのはそれだけが理由ではなかった。家慶と斉昭の間にどのような...
収録日:2021/03/08
追加日:2023/10/17

努力した人間を認める社会にならなければ滅びるしかない

価値と人間(4)縁の下の力持ち

明治時代は、本などで取り上げられる対象となるのは優れた人物であり、その歴史的業績だった。しかし、今は褒められ、評価されるのは、本来陰で行うものでわざわざアピールするものではなかったボランティアが対象になっている...
収録日:2024/01/31
追加日:2024/04/19

ワインは芸術品、日本酒や和牛は?…銘柄とブランド戦略

あなたは「お米」を食べていますか?

 皆さんは、「お米」や「日本酒」などの一般名詞で物を買ったり食べたりしていないのではないでしょうか――曽根泰教氏はこのように問う。それならば私たちは、一体何を買ったり食べたりしているのだろうか? 曽根氏がブランド...
収録日:2014/05/28
追加日:2014/07/17
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

保科正之…家光に心から信頼された生き方と力量

知足の政治家・保科正之に学ぶ(1)明暦の大火、臨機の政治

徳川2代将軍・秀忠の庶子として生まれた保科正之。兄で3代将軍・家光からの信を受け、4代将軍・家綱の後見人として手腕を発揮していく。保科正之の生き方には、政治家としてだけでなく、一己の人間として、私たちに教えてく...
収録日:2014/09/03
追加日:2014/11/14
山内昌之
東京大学名誉教授

吉田松陰の叔父・玉木文之進…松下村塾の創始者の実像とは

幕末長州~松下村塾と革命の志士たち(5)叔父・玉木文之進の教育

「松下村塾」は、吉田松陰の名で知られるが、実は松陰の叔父・玉木文之進が立ち上げた私塾であった。文之進はなぜ松下村塾を立ち上げたのか。そして、悲劇といわれるその最期にはどのようないきさつがあったのか。歴史学者・山...
収録日:2014/12/15
追加日:2015/02/01
山内昌之
東京大学名誉教授

黒船で密航を図った吉田松陰のエスプリは「認識、即実践」

幕末長州~松下村塾と革命の志士たち(06)松陰の思想「知行合一」

世間一般には「尊王攘夷論者」で知られる吉田松陰。しかし、単純な排外主義者ではなく、むしろ非常に柔軟な思考の持ち主であると語る歴史学者・山内昌之氏。果たして松陰の思想はいかなるものだったのか。松陰が目指した国の姿...
収録日:2014/12/24
追加日:2015/02/08
山内昌之
東京大学名誉教授

久坂玄瑞ら、禁門の変で散るー長州藩の殺気と狂気

幕末長州~松下村塾と革命の志士たち(12)禁門の変

長州藩は、八月十八日の政変以来の京都における失地回復のため、兵を率いて上京し、禁門の変を起こす。しかし、これにより、松門四天王の一人・久坂玄瑞が命を落とすなど、長州にとって非常に大きな犠牲を払う結果となった。果...
収録日:2015/01/14
追加日:2015/03/22
山内昌之
東京大学名誉教授

当時の大人の学識や教養レベルを計るには最適な逸話

『水雲問答』~林述斎の教養~

平戸藩の藩主であった松浦静山の著書に『甲子夜話』がある。その中に出てくる『水雲問答』が、当時の大人の学識、教養のレベルを計るには最適な話だろうと老荘思想研究者・田口佳史氏は評価する。果たして『水雲問答』とはどん...
収録日:2015/01/13
追加日:2015/08/20
田口佳史
東洋思想研究家

アウグストゥスが後継者問題でみせた血統へのこだわり

ローマ帝国皇帝物語~ローマ史講座Ⅴ(5)後継者選びの苦悩

「国家の父」として以後200年続く「パクス・ロマーナ(ローマの平和)」を実現したアウグストゥス。彼がカエサルによって後継者に指名されたのは17歳の時だったが、自身の後継者選びには大いに苦悩することとなる。初代皇帝の後...
収録日:2017/06/16
追加日:2017/08/17
本村凌二
東京大学名誉教授

黒田長政が毛利家・小早川秀秋を味方につけた外交術

関ケ原の戦い~勝者と敗者を分けたもの(2)黒田長政の知略

関ケ原の戦いは天下分け目の争いであるにもかかわらず、わずか1日で決着が付いた不思議な戦争である。この戦争で家康に勝利をもたらした最大の功労者は、武将・黒田長政だった。長政はどのようにして豊臣恩顧の武将を説得し、毛...
収録日:2017/12/04
追加日:2017/12/14
山内昌之
東京大学名誉教授

五賢帝時代は「人類史の中で最も至福の時代」

五賢帝時代~ローマ史講座Ⅷ(9)五賢帝時代の終焉

「人類史の中で最も至福の時代」と、エドワード・ギボンが『ローマ帝国衰亡史』で評した五賢帝時代も、マルクス・アウレリウスを最後にして、別の時代へと移っていく。東京大学名誉教授の本村凌二氏が五賢帝時代の終焉について...
収録日:2018/02/08
追加日:2018/07/05
本村凌二
東京大学名誉教授

哲人皇帝と呼ばれた父親に反発したコンモドゥス

五賢帝時代が去って~ローマ史講座Ⅸ(1)コンモドゥス

「人類史の中で最も至福の時代」と呼ばれた五賢帝時代が終わり、ローマ史は新しいフェーズへ突入していく。五賢帝最後のマルクス・アウレリウスが没した180年から軍人皇帝の時代と呼ばれる235年まで、55年間のローマに現れた皇...
収録日:2018/07/02
追加日:2018/08/29
本村凌二
東京大学名誉教授

ペリー艦隊の来航に幕府はいかに対応したのか

明治維新とは~幕末を見る新たな史観(3)ペリー艦隊来航

公立大学法人首都大学東京理事長の島田晴雄氏によれば、明治維新を考える上でスタート地点となるのは、ペリー艦隊の来航である。この来航以来、幕府は外交担当の人材登用や軍艦の購入など、開国に向けたさまざまな準備を行って...
収録日:2018/07/18
追加日:2018/10/24
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

本能寺の変「四国説」の重要人物、三好康長とは?

織田信長と足利義昭~検証・本能寺の変(5)四国説

本能寺の変の原因として、俄然浮上しているのが「四国説」である。織田信長の四国討伐を阻むために明智光秀が謀反を起こしたというのが「四国説」の骨子であるが、「石谷家文書」の新発見によりさらに脚光を浴びることになった...
収録日:2018/10/29
追加日:2019/03/01
藤田達生
三重大学教育学部教授

幕末・明治維新から何を学べばいいのか?

明治維新から学ぶもの~改革への道(22)明治維新の評価をどう生かすか

明治維新から学ぶ具体的な方策とは、既得権益から新しい「草莽の志士」が活躍する時代への移行である。では、日本がそうした民衆の人材力を発奮させ、丸腰でも世界に尊敬される国になるためには何が必須なのか。(2018年11月13...
収録日:2018/11/13
追加日:2019/05/04
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

なぜ自動織機会社だったトヨタが自動車企業へ転身したのか

戦後復興~“奇跡”の真実(12)豊田喜一郎とトヨタ自動車1

世界的にも名高い日本の自動車産業のトップランナーは、言わずと知れたトヨタ自動車である。自動織機の会社として栄えながら、時流を敏感に読み取った豊田喜一郎の機転によって、1930年代から自動車製造企業へと舵を切った。さ...
収録日:2019/07/23
追加日:2019/09/17
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

「起請文」とは高度な外交交渉の成果である

戦国大名の外交、その舞台裏(4)同盟の条件

実際に大名間で同盟を成立させるためには「起請文」と呼ばれる誓約書を交換する必要がある。この文書は外交文書と同様、相手方と文案を調整しながら、合意を成立させていくものである。その際に最も困難な交渉が領土協定であっ...
収録日:2019/06/13
追加日:2020/01/28
丸島和洋
東京都市大学共通教育部 人文・社会科学系 教授

伊能忠敬に学ぶ、セカンドキャリアのための「工夫と覚悟」

伊能忠敬に学ぶ「第二の人生」の生き方(1)少年時代

伊能忠敬の生涯を通して第二の人生の生き方、セカンドキャリアについて考えるシリーズ講話。九十九里の大きな漁師宿に生まれ育った忠敬だが、船稼業に向かない父親と親方である祖父との板ばさみに悩む少年時代だった。複雑な家...
収録日:2020/01/09
追加日:2020/03/01

織田信長の辞官の背景にある嫡男・織田信忠の存在

天下人・織田信長の実像に迫る(8)織田信長の政治構想

織田信長には新たな国家構想を描いていたとする説がある。その根拠は、彼が朝廷から戴いた官職を降りたことにあるようだ。では、信長は朝廷との関係を絶ち切り、独自の国家を築こうとしたのだろうか。官位への考え方、嫡男・織...
収録日:2020/03/17
追加日:2020/08/17
柴裕之
東洋大学文学部史学科非常勤講師

危機の時代に見習うべきリーダーは徳川家康である

危機下のリーダーシップ、その要諦とは(1)徳川家康のリーダーシップ

コロナ禍のような危機下のリーダーシップについて考察するシリーズ講義。今回は歴史上抜きんでたリーダーシップを発揮した徳川家康に焦点を当てる。家康は乱世に終止符を打ち、徳川幕府による政治システムを整えた国家戦略と、...
収録日:2020/07/17
追加日:2020/08/23
山内昌之
東京大学名誉教授

外国人も商人も積極的に登用した徳川家康の人材活用術

徳川将軍と江戸幕府の軌跡~家康編(4)人材登用のうまさ

太原雪斎や安国寺恵瓊といった禅僧が当時、最大の知識人として外交政策を仕切っていた戦国時代。徳川家康は、そういった政治的ブレーンとして天海や崇伝などの僧侶、儒学者の林羅山を登用する一方、ウィリアム・アダムスやヤン...
収録日:2019/12/26
追加日:2021/01/30

名補佐役・豊臣秀長が生きていたら…石田三成との違いは?

豊臣政権に学ぶ「リーダーと補佐役」の関係(3)組織のバランスが崩れる日

豊臣政権を一台の自動車に例えると、運転席でハンドルを握り、アクセルを踏み込むのは豊臣秀吉だが、隣の助手席にはいつもブレーキ役兼ナビゲーターとして弟・豊臣秀長がいた。そのチェック役がいなくなった政権はコントロール...
収録日:2020/11/10
追加日:2021/04/18
小和田哲男
静岡大学名誉教授

母親の胎内環境の状態が及ぼす胎児の性分化への影響

性はなぜあるのか~進化生物学から見たLGBT(3)性分化の複雑性と性の不一致

雌と雄への性分化には、遺伝子のさまざまな働きによって起こる複雑な過程がある。さらにこれは胎児のときに起こることから、母体からの影響を受けることになる。そうした中、からだの性と脳の性が不一致となり、典型的ではない...
収録日:2021/06/21
追加日:2021/08/24
長谷川眞理子
日本芸術文化振興会理事長

スティーブ・ジョブズ…Apple解雇から人生逆転の軌跡

続・シリコンバレー物語~創業者群像と課題(2)スティーブ・ジョブズとApple

起業家を超えたスーパースターとして、世界中のビジネスマンにカリスマ的人気を誇ったスティーブ・ジョブズの人生を追う「創業家群像」の第2回目。ユニークなエピソード、ファッション、プレゼンのスタイルで多くの伝説を残した...
収録日:2021/07/20
追加日:2022/05/17
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

『源氏物語』の名脇役・明石の入道の紅涙を絞る名場面とは

『源氏物語』を味わう(5)脇役の存在と「もののあはれ」

いい映画には名脇役の存在が欠かせないように、『源氏物語』にも味のある脇役がいろいろと出てくる。その一人が明石の入道だ。地方官だが、いずれ都で大きな権力を得たいと思っている彼は、そのために妻も娘も孫も都にいる光源...
収録日:2022/02/22
追加日:2022/07/18
林望
作家・国文学者

松平、得川、徳川…その違いにみる家康の権威のつくり方

徳川家康の果断と深謀~指導者論・組織論(3)徳川と松平、御三家と御三卿

徳川家康がデザインしたシステムの中で、とても巧みだったことに「名前」がある。松平家から一部の限られた者だけが徳川姓になることができた。しかも、その背景として仏教でも儒教でも重要な「徳」の字を選んだところにも、家...
収録日:2022/09/14
追加日:2022/12/13
片山杜秀
慶應義塾大学法学部教授

『竜馬がゆく』『坂の上の雲』明治百年を画期した名著秘話

司馬遼太郎のビジョン~日本の姿とは? (2)明治百年と司馬文学の歴史的意義

国民作家として書く作品のことごとくがブームを巻き起こしてきた司馬遼太郎。「明治百年」である1968(昭和43)年、『龍馬がゆく』が大河ドラマとして放映開始となったが、同年から『坂の上の雲』という小説も連載が開始されて...
収録日:2023/03/16
追加日:2023/05/28
片山杜秀
慶應義塾大学法学部教授

アウグストゥスが強調した「権威」、象徴としての街道

江戸とローマ~アッピア街道と東海道(2)権威に通じる道

アウグストゥスが『業績録』の最後に強調したのは「権威」だった。大規模な道路建設に、多大な動員力を要するのはいうまでもないが、それは単なる権力だけでなく、「権威」を意味している。ローマの権威とは、それまでに培われ...
収録日:2021/08/20
追加日:2023/07/12
本村凌二
東京大学名誉教授

殿席でのインフレ…“子だくさん”徳川家斉が招いた混乱

徳川将軍と江戸幕府~徳川家斉(2)家斉への反感と家格の変動

11代将軍・徳川家斉の行った「自分の血を各家に入れていく」という方針は、各所にひずみをもたらすことになる。“子だくさん”ゆえに、もしかしたら次期将軍になるかもしれないという資格を持つ人間が増えてしまい、殿席において...
収録日:2020/12/14
追加日:2023/08/02
山内昌之
東京大学名誉教授

『老年について』の著者キケロとはどんな人物なのか

キケロ『老年について』を読む(1)キケロの評価と「老年の心構え」

『老年について』の著者キケロは、カエサルやポンペイウスと同時代にあたり、古代ローマ史上随一の弁論家で、哲学者、また政治家でもあった人物である。多くの著作を残したが、政治的発言がしにくくなり、引退生活を送る中で著...
収録日:2023/06/12
追加日:2024/01/06
本村凌二
東京大学名誉教授